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    *Hello Nico Another World

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2016.02.06

■ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス

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ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス』(2014)アメリカ

第75回ハンガー・ゲーム記念大会で競技場の天井を矢で射り、システムを破壊してしまったカットニスは、反乱軍の協力者によって連れ去られ、壊滅したと伝えられていた第13地区の地下に家族と共に身を寄せていた。 一方競技場に取り残されたピータはスノー大統領に捕らえられ、独裁国家パネムのプロパガンダを行っていた。 第13地区のコイン首相はカットニスを反乱軍のシンボルとして海賊放送を流し、圧制に耐えかねた民衆の心を奮い立たせ、各地区で暴動を起こさせた…SF/アクション

飛行機でボンヤリと観て、意味が分からなかった映画『ハンガー・ゲーム』。
ロード(Lorde)
の曲が気に入ったのをきっかけに、小説『ハンガー・ゲーム』シリーズを読み、内容がやっと把握できた。

再度、DVDで映画『ハンガー・ゲーム』シリーズを見直し、小説によって補填されたおかげで、内容がスムーズに理解でき、「やっとファイナルだ!」と楽しみに見始めた本作。
タイトルが“Mockingjoy Part1”だって…
パート1という事は、パート2もあるの? 迂闊だった、これで終わりかと思ったら続きがあるようだ。

気を取り直して、映画に集中したが、取り敢えず小説を読んでいるのでストーリーの先読み状態、この先どうなるの? というハラハラドキドキ感が無い為、何度も中断→巻き戻し→再生→中断の繰り返し、つまり寝てしまったのだ。雰囲気が暗くて緊張感が無い映画は困るね(^^ゞ

SF映画で宣伝ビデオ(プロポ)を作って扇動させるっていうのは、新鮮な感じがする(人から集めたお金で自分のアクションビデオを作った犯罪者はいたが)。
やはり、テレビ業界人の原作者らしい設定だと思った。そして、アイドル等に憧れるティーンネイジャーの気持ちも掴めたのではないだろうか。

それにしても、カットニスは正義感が強く、生存本能に長けた少女で好感を持てるのだが、映画の中ではトンチンカンな事を言っていて、頭が悪いのかな? と思ってしまう。
例えば“妹プリムにこのマネシカケスのブローチはお守りで、これを持っていれば選ばれる事は無い”って、バッチリ選ばれてるじゃない!
“ピータは生き残るべきだった、人々のリーダーだ”と主張する。いや~、彼が居ようが居まいがどうでも良く、たくさんいる一般ピーポーの一人にすぎないから!
と、カットニスにイライラさせられる。そして、ゲイルの方が共通する部分が多く、家族をも救ってくれる優しく頼もしい良い男なのにカットニスの目は節穴だ。
まぁ、まだ17歳の少女なんだから、人生の苦労も知らず目先だけで判断する子供なんだからと、ひたすら自分自身を納得させるしかない。
ま、所詮この映画は10代の欧米少女にウケるように作れらた映画なんだろうね。

知識が無くて、「レジスタンス」と「レボリューション」があるとは知らなかった(と言うより、はっきり区別できるプロモーションを行わない配給会社もどうかと…)。
ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション』のDVDはまだ発売されていないし、映画は上映されていないし、今は続きが見たくても見れない状態だ。

2016.02.01

■ハンガー・ゲーム2 [映画]

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ハンガー・ゲーム2(2013)アメリカ
 監督:フランシス・ローレンス 原作:スーザン・コリンズ
 出演:ジェニファー・ローレンス ジョシュ・ハッチャーソン リアム・ヘムズワース

「ハンガー・ゲーム」で生き残った二人は各地区へ凱旋ツアーへ赴くが、圧政に耐えかねていた民衆はカットニスを希望とし、各地で暴動が起き始める。 スノー大統領は策略を巡らせ、翌年の第75回記念大会で前年の優勝者であるカットニスとピータを出場させ、再び死のサバイバル・ゲームへと狩り立てる…SF/アクション

これもまた飛行機の中で事前の予備知識も無く、ウツラウツラと観てしまったので、何が何やら混乱した映画。
相変わらず、薄暗いオープニングで、せっかく優勝して故郷へ帰り、新しい家も与えられたというのに、気がつかないレベルの陰鬱さ。
しかし、目を見張る成長を遂げたのは妹プリム。
泣いてばかりいた13歳の少女は、母を手伝い、患者の治療を行う。
ダラダラ飲んでばかりいるヘイミッチも的確なアドバイスとギフトを授ける有能な教師。
けばけばしいエフィーも一生懸命なところが好感を持て、物事がうまく運ぶように尽くしてくれる良き世話役だ。

で、前回観た時に分からなかったのが、ポッドに乗り込んだ後、襲われるシナ(レニー・クラヴィッツ)。
今回見直してよく理解できましたよ、ドレスに問題があった訳だなヾ(- -;)

そして、ラスト近くの矢を放った後もよく分からなかったけど、今回は小説を読んでストーリーを知っているから、何をしているのかが分かる…つまり、映画だけで理解できない内容って問題があると思うんだけど(;´Д`A ```
例え映画館で観たとしても、あらすじを知った上で観ないとストーリーがスムーズに流れないのでは?

キャピトルのシーンで、口に白い布を巻いていた女の子は何を意味している?
それは『ハンガー・ゲーム』でゲイルと逃げようとしていた時に口にしている言葉にヒントがある。
もしかして、『ハンガー・ゲーム FINAL』で説明するのかな…あまり期待していないけど。
何にせよ、この映画の魅力は原作とジェニファー・ローレンス。普通の女の子が、正義感に突き動かされ、健気に闘う姿を応援したくなる、そんなエンターテイメント。

The Hunger Games : Catching Fire

2016.01.31

■ハンガー・ゲーム [映画]

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ハンガー・ゲーム(2012)アメリカ
監督:ゲイリー・ロス 原作:スーザン・コリンズ
出演:ジェニファー・ローレンス ジョシュ・ハッチャーソン リアム・ヘムズワース

スノー大統領によって支配されている国パネムはキャピトルを中心とした12の地区。独裁への反乱を戒める為、1年に一度「刈入れの日」と称して、各地区から少年少女を選出して殺し合いをさせ、たった一人の生き残りを勝者とするサバイバル・ゲーム。
日頃、立ち入り禁止地区へ忍び込み、弓で獲物を獲り、家族を養っていたカットニスは妹のプリムの身代わりになり、ハンガー・ゲームに挑む。
同地区から選出されたのは、かつてカットニスの苦境を助けてくれたパン屋の息子ピータであった…SF/アクション

以前、飛行機の中でうつらうつらと観ていて、さっぱり話がつながらくて困った暗いティーンズ・ムービー『ハンガー・ゲーム』。
小説を読んだので、きちんとストーリーが理解できたうえで、再度鑑賞したので、バッチリ理解できてやっと感想が書けた。
映画は情報量の多い小説をはしょって表現しているので、ちょっと見逃しただけでも、意味が分からなくなる。私は一度だけアナウンスされる“ルール変更”を聞き逃していたのだ。だから、ラストに???

それと三本指の意味が分からなかったんだけど、映画では説明が無かった。まぁ何となくノリで見ていれば、そのうち意味を成してくるのだろう。

司会者シーザー・フリッカーマンのインタビューにより、ピータの本心を知り、動揺するカットニス。
そして物語が大きく変わる、「ロミオとジュリエット」に代表されるみんなの大好きな“悲劇の恋人達”。
おまけに、苦楽を共にしたゲイルの存在は、「トワイライト」シリーズのような三角関係を彷彿させる。
観客の女の子達が身もだえるのが目に見えるようだ…

恐らく、ピータは欧米系少女の好みのタイプなのではないだろうか、ジャスティン・ビーバーみたいにね。自分達も恋している気持ちになってしまう。カットニスの気が強いところも憧れる部分なのではないだろうか。
本当にこの映画の原作者はうまいと思う。いいとこ取り、さすがテレビ業界で培って来た経験、 世間一般の人々はどういう傾向が好きかよく把握しているのだと思う。私もハラハラドキドキの『ハンガー・ゲーム』シリーズが好きよヾ(´ε`*)ゝ

The Hunger Games

2013.09.22

■トゥモロー・ワールド [映画]

Children of Men

トゥモロー・ワールド』(2006)アメリカ/イギリス
 監督:アルフォンソ・キュアロン 原作:P. D. ジェイムズ
 出演:クライヴ・オーウェン、ジュリアン・ムーア

西暦2027年、18年前から突然子供が生まれなくなる現象が世界中に起きた。 人類滅亡の危機を前に未来への希望を失い、世界は混沌としていた。 イギリス政府は国境を閉鎖し、徹底的に不法入国者を取り締まり、反政府組織によるテロが頻繁に起きていた。 政府の役人セオは、秘密裡に移民の少女を組織に引き渡す事を元妻に頼まれる…SF/サスペンス

映画公開当時、気になっていた映画をやっと観る事ができた。
しかし、何か嘘っぽく臨場感も感じられない、薄っぺらい内容でがっかり。『ブラインドネス』と同じレベル。
あー! どっちもジュリアン・ムーアじゃないの…

彼女は嫌いじゃないけど、いつもシリアスなイメージで、笑ってる映画ってあったかなぁ~
結構彼女が出演している映画は見ているけど、意識し出したのは、『ハンニバル』。つまりジョディ・フォスターの代わりから。
フォーガットン』も暗いイメージだったけど、はて?『フリーダムランド』はどんなだったか忘れてしまった…

近未来映画は大好きでよく見ているけれど、この映画は広がりが感じられずスタジオの中で撮影したように見受けられ、個性的な人物達も不自然な雰囲気。
セオにもジュリアンにも少女にも同情できず、唯一、セオの友人だけに好感。
あれやこれや詰め込んでいるが、あまり凝った内容にしなくても良かったんじゃないかな。

薄っぺらく感じる要因に、発想は面白いんだけど原因が不明なままで、”子供が生まれない”事に興味を持って見た客は未消化な後味の悪さがつきまとう。アイディア勝負の思い付きだけが空回りしているような感が拭えない。
人間ドラマに仕上げたいのなら、魅力的な登場人物を深く掘り下げてくれないと、思い入れはわかないんですよ、残念ながら…

2012.08.16

■トータル・リコール [映画]

TOTAL RECALL
トータル・リコール』(2012)アメリカ
 監督:レン・ワイズマン 出演:コリン・ファレル
 ケイト・ベッキンセイル ジェシカ・ビール

戦争終了後、地球は“ノーゾーン”と呼ばれる人が住めない地域が発生した。
富裕層(ブリテン連邦=UDF)に支配された貧困層(コロニー)は地球を貫く“フォール”に乗って移動し、彼らの為に働かされる毎日。
ロボット警察“シンセティック”製造のレーン作業者ダグラス・クエイドは、生活に不満を持ち、気晴らしにリコール社で“スパイになる夢”を選んだが、突然警官隊に襲われ、妻ローリーに命を狙われる。
実はダグラスは元捜査官ハウザーであり、潜入した反体制派に共感しレジスタンス活動をしていた過去があった…SF/アクション

フィリップ・K・ディック/著『追憶売ります』の映画化、アーノルド・ シュワルツェネッガー主演の1作目『トータル・リコール』(1990)が大好きなので、リメイクである本作を楽しみにしていた。

期待にたがわずの大作SFアクションに圧倒された。
コロニーの街は、『ブレイド・ランナー』にも通ずる混沌とした雰囲気。
それに反してUDFは、車が空を疾走する子供の頃に夢見た未来の世界。
そして『CUBE』や『銀河ヒッチハイク・ガイド』のように縦横無人に走るエレベーター、何よりも“フォール”のコア(核)のシチュエーションは私の大好きな“びっくりハウス”のよう。
UDFとコロニーを合わせたようなイメージなのが『フィフス・エレメント』かな。
でも、そんな古いSF技術を現代のCGが洗練された近未来を作り上げる。驚きの携帯電話なんかねw(゚o゚)w

1作目よりもストーリーが分かりやすく、描写もリアルで、前作の比ではないほどの迫力であった。
しかし、マシンガンで撃たれても全然当たらないなどの不自然さが目立つ。
その点、シュワルツェネッガーは常人離れしていたから特別な存在として許せたんだけど(ロボットだし)、コリン・ファレルじゃなぁ…不満が残る。ケイト・ベッキンセイルの方が魅力的だった。

2作目も好きだが、1作目の方がもっと好きなので、別な映画タイトルにして欲しかった。
クワトーは居ないし、目玉が飛び出すシーンも無いなんて『トータル・リコール』じゃない(男性は3つの胸で満足したかもしれないが…)。
これはこれで面白いのだから二番煎じを狙わず、別な作品のSF映画にして欲しかったなぁ~

ホラー界の超名作『シャイニング』の前日譚であるリメイクも作られるらしいが、あまり期待しない方が良さそうだ。
でも、ソニー・ピクチャーズの『トータル・リコール』観てね、日本の企業ががんばって欲しい\(^o^)/

それにしても夢だったのであろうか…

2012.08.15

■遊星からの物体X ファーストコンタクト [映画]

THE THING
遊星からの物体X ファーストコンタクト』(2011)アメリカ
監督:マシーズ・ヴァン・ヘイニンゲン・Jr 脚本:エリック・ハイセラー
出演:メアリー・エリザベス・ウィンステッド ジョエル・エドガートン

南極の分厚い氷の下から発せられた信号をたどるとそこには、10万年前に不時着したとみられる巨大な宇宙船と宇宙人。
コロンビア大学の古生物学者・ケイトは調査の為に赴く。
氷を切り出し、ノルウェー基地へと運ぶが恐るべき事が起きた、宇宙人は生きていたのだ。
細胞をコピーして人間に成りすます宇宙人。基地内は、疑心暗鬼に陥った人々の阿鼻叫喚と共に地獄絵図と化す…SF/ホラー

ジョン・W・キャンベル・Jr/著『影が行く』の映画化1作目『遊星よりの物体X』(1951)、2作目『遊星からの物体X』(1982)、そして2作目の前日譚として今回リメイクされた3作目『遊星からの物体X ファーストコンタクト』。

ジョン・カーペンター監督が大好きな私は公開を楽しみに待っていたのである、ウキウキ♥
そして、結論から申せば「何故、カーペンターが作らなかったのだーーーー!!!!」である。

古生物学者としてわざわざ南極のノルウェー基地に連れて来られるのが“若いアメリカ人女性”ケイト
もっと知識と経験に富んだ人物がいるでしょう(;´д`)トホホ…

謎を解き明かし、基地内でリーダーシップをとるのは“若いアメリカ人女性”
観客の大半は男性という映画なのに、寒さを感じさせない屈強さで、雪焼けをしていない“その他大勢扱いの男達”を尻目に堂々とクリーチャーと対峙させるなんて誰が共感するんだよΣ(゚д゚;)

要は『エイリアン』を意識して、第2のリプリーを誕生させたかったのかな?
または、カーターとの絡み合いを意識して女性にしたのかな?

まぁ、この映画の見所はクレジットが出てからですよ。
「待ってました!」という高揚感に包まれる、ここから2作目が始まったのですからぁヽ(´▽`)/
(↑あくまで個人の感想です)

2012.07.19

■HELL [映画]

HELL
HELL(ヘル)』(2011)ドイツ/スイス
 監督:ティム・フェールバウム 製作総指揮:ローランド・エメリッヒ
 出演:ハンナ・ヘルツシュプルング、リサ・ヴィカ

2016年、太陽嵐の発生により1年で10度気温が上昇した。
雨は降らず、植物は枯れ果て、生き物は死を待つばかりの灼熱地獄と化した地球。
マリーとレオニーの姉妹は両親を失い、フィリップ、トムと共に山を目指す。しかし、レオニーが何者かに連れ去られ、彼女を探すうちにたどり着いた先は…SF/サスペンス

“世界の終焉”を描くドイツ映画、台詞は少なく淡々としているが、雰囲気は暗く重い。
前向きな事柄は、山には何かあるかもしれない、鳥が飛んでいるとささやかな希望ばかりで救いの無い世界。と言うより、“マリー姉妹のハラハラドキドキ生き残れるかな?”というタイトルがお似合いかもしれないサバイバル映画である。
それこそ「二人はこの先どうなるんだろう、あんな事やこんな事、あ~お願いだからやめてー!」そんな思わせぶりな正統派スリラー映画。
そして、ドイツの世界的ヒット曲と言ったらNENA「ロックバルーンは99

途中、フィリップの苦境シーンはフランス映画ならホラーと化すのにドイツ映画は冷静だ。そして、役者もスタッフも真剣そのもの一生懸命作ったと意気込みが感じられる映画である。
フェーズ6』以上、『28日後...』以下って感じ、普通の人にはよく分からない例えで申し訳無い。まっ、普通の人は<シアターN>へは行かないもんよ。

エメリッヒ監督の映画なのに、こんなマイナー単館で良いのかしら? と思っていたけれど、監督は長編デビューの新人であった。
最近の近未来SF映画は“太陽の影響”という設定が多いなぁ、以前は核戦争だった。冷戦が終結してから仮想敵や天変地異の設定が様変わりした。

低予算映画のようで、出演者は少なく、地球の異変だというのにかなり局地的。言葉が英語だったら、アメリカの砂漠で撮影したのかと勘違いしそう。
10度上がるだけで、日本より緯度が高いドイツが荒れ果てるとは…北極、南極に逃げるしかないのか、それとも北極は消滅してしまうのだろうか。
次の氷河期は6万年後だそうです!(b^ー°)

ネタバレ

2012.06.29

■ディヴァイド [映画]

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ディヴァイド』(2011)アメリカ
 監督:ザヴィエ・ジャン 脚本:カール・ミューラー エロン・シーアン
 出演:マイロ・ヴィンティミリア マイケル・エクランド

突然ニューヨークを襲った爆弾攻撃、エヴァ達住人はアパートの地下シェルターへと逃げ込んだ。そこは管理人ミッキーの住居であった。
建物が崩れ、閉じ込められた9人はミッキーの備蓄を分け合いながら救助を待つ。
鋼鉄のドアが外から開けられ現れたのは、防護服に身を包み銃を構える者達。11歳の少女ウェンディーだけが連れ去られる…SF/ホラー

閉ざされた空間における息苦しい人間関係の密室スリラーと言ったら『遊星からの物体X』『es[エス]』『CUBE』『ソウ』…と、私が大好きなシチュエーションじゃあ~りませんかヽ(´▽`)/
ウキウキ、ワクワクheart01

トレーラーでは宇宙服のような人物が登場して、正統派のSFかと勘違いするかもしれない。
いやいや、これはちょっとしたスパイスと言うか、伏線であり、本筋とは異質な部分で、このシーンが浮いていると感じた。
全体としては、生き残った9人の閉塞的な状況下での心模様を描いている。

バウンティ号の生き残りやウルグアイ空軍機571便遭難事故やチリ鉱山落盤事故のように人格者が指揮しないと混乱するのであろう。
連合赤軍の山岳ベース事件とか人民寺院とかオウム真理教とか…これらも閉塞的な空間における暴走と言えるのでは!?

ディヴァイド』は後者である。
暗く物悲しい音楽が全編に流れている。もちろんそのイメージを裏切らない期待通りの映画。
外に出られず鬱積し、疑心暗鬼に陥いる。そして食べ物の奪い合いが始まる…
最初はダラダラしていて、見ているこちら側も眠くなってしまったが、後半はだんだんおかしくなっていく人々に気が抜けず、座席に身体を押し付けられるような緊張を強いられた。

映画としては単館系の低予算映画でストーリーも今いちだけれど、キャスティングとアイディアが良かった。
どう考えても一般の人々には受け入れてもらえないけれど、私は好きですhappy02
特にボビーがかっこいい!

ネタバレ

2010.04.25

■第9地区 [映画]

DISTRICT 9
第9地区』(2009)アメリカ/ニュージーランド
監督・脚本:ニール・ブロンカンプ 
出演:シャールト・コプリー ジェイソン・コープ

巨大な宇宙船が漂着し、南アフリカ・ヨハネスブルグの上空にとどまった。
船内からは、エイリアン(通称・エビ)が救出され、地上に塀で囲った難民キャンプを設置して20年以上が経過、爆発的に増加したエイリアンと人間との諍いが絶えなかった。
そこで、都市から離れた『第10地区』へ移送する事となり、MNUのエイリアン課で働くヴィカスは、スラムと化した居住地区をまわるうちに謎の黒い液体を顔に浴びてしまう…SF/ホラー/アクション/ドラマ

予告を観て面白そうだなーと思って何気に観に行ったら、大当たり! 私の中では今年一番の素晴らしい映画だった。
アバター』も楽しめたが、ストーリー展開は予想できたので、美しく迫力ある映像が記憶に刻まれた。しかし、こちらの『第9地区』は内容が心に残る…イヤ、心に傷を残すような映画だった。未だにラストを思い出すと切なくなってしまう(T_T)

てっきり、感染の恐怖におののく『28日後...』を『マーズ・アタック』のようなコメディに仕立てたSFかと思っていたが、ところがドッコイ(*_*)人間の傲慢さを浮き彫りにしたドキュメンタリータッチのスリル溢れるジェットコースターのような映画、ストーリーの意外さにビックリよ(☆_☆)
キャー、危ないと思うと…ハラハラドキドキの連続、予想外の展開に(゚Д゚)アワワ~
特に良いのは良き父親、知性溢れる宇宙人クリストファー。
そして、『ダイ・ハード』のジョン・マクレーンのようにごくありふれた人の良い男、愛妻家のヴィカス。

『エイリアン』や『マトリックス』のようなロボットを操る『蠅男の恐怖』『ザ・フライ』と色んなテイストを含むが、奇想天外なオリジナル・ストーリーでSFの名を借りた社会派ドラマ。
良い意味で大きく期待を裏切ってくれ、メカとグロの融合も良かった♡

あれほど高度な文明を持っていながら、食欲だけにとらわれ無力なエイリアン達、難民キャンプに漂う閉塞感。長い年月を地球で過ごすには“あきらめる”しか無いのかな? クリストファー!!

2010.04.23

■アバター [映画]

AVATAR
アバター』(2009)アメリカ
監督・製作・脚本:ジェームズ・キャメロン
出演:サム・ワーシントン ゾーイ・サルダナ

地球人は衛星パンドラの地下にある鉱物資源を採掘する為、住民ナヴィ族を移住させる計画を立てていた。
元海兵隊員のジェイクはナヴィを説得する任務を受け、アバターを操作して彼らと接触するが…SF

最初はCGアニメだと思い込んでいて、観るつもりは全く無かった。
しかし、予告を見たらシガニー・ウィーバーが出ているではないか?! 興味をそそられ、2Dで観る予定が、3Dの評判があまりに良いので、2,000円のメガネ付きチケットを購入。

戦慄迷宮』でも思ったが、映画の3Dはディズニーランドのアトラクションのように目の前に飛び出すわけではなく、立体的な奥行きが感じられる映像である。
アバター』を観始めてすぐ、字幕文字の方が立体的に見え(印刷物等のドロップシャドウのように)、気になって仕方が無く、吹き替えにすれば良かったと後悔…でも、すぐに目が慣れてしまい、映像の美しさとリアリティが際立つ。
80年代のCGはどう見ても、地に足が着いてなくて、フワフワ浮かんでいるように見えたが、現在のCG技術の進化はめざましく、本当にこんな星があり、青い巨人がいるのかもしれないと思うくらい圧倒された。

あまり予備知識を入れてなかったので、ジェイクの姿を見て「あれっ?」、アバターによって自由を得た彼の気持ちが伝わり、観ているこちら側もワクワクしてしまった。
独創的なパンドラの生物にも驚き、スリルあり、スペクタクルあり、愛と友情ありのてんこ盛り映画。
ストーリーはよくあるハリウッド映画だけれども、見応え充分、美しい映像で、ちょっとお高い料金でも観て良かったと満足。

私は“アフリカは人類発祥の地であり、もっとも歴史が長いにも関わらず、進歩が無い”と思っていた。
しかしこの映画を見て思った、その地に住む人々にとっては適したライフスタイルだと言う事、文明の進化が全てでは無く、『裸足の1500マイル』のように他地域に住む人々の価値観を押し付けてはいけないのだ。
以前テレビで、ジャングル奥地に住む若者がTシャツとジーンズに着替えて、遠く離れた町へ働きに行ったけれど、やはり腰巻一つで狩りをする村の生活の方が良いと舞い戻ったドキュメンタリー番組を見た事がある。
それぞれの環境が違うのだからこそ、思考や習慣も違って当たり前、そこにはそこの長い歴史に基づいて社会が成り立っているのだと…そんな事も考えさせてくれた映画だった。

アカデミー賞を逃したのは残念だったけれど、ヒットするにはそれなりの理由がある。映画館へ人々を呼び戻す魅力を持つ映画『アバター』、愛と勇気とワクワクが詰まってる。キャメロン監督は好きだけど、未だに『タイタニック』観てないんだなぁ~

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