■ゼイリブ [映画 JC編]

『ゼイリブ』(1988)アメリカ
監督・脚本・音楽:ジョン・カーペンター
出演:ロディ・パイパー キース・デヴィッド メグ・フォスター
不況の風が吹くアメリカ、失業中のナダはデンバーからはるばる仕事を探しにやって来た。
工事現場でフランクに声を掛けられ、教会側のホームレス・キャンプに寝泊りするようになるが、突然武装警察達に襲われ、全てを破壊される。
教会に残されたサングラスをかけ所在無く街をうろつくと、そこには「服従せよ」「考えるな」「消費しろ」のメッセージが。そして、周囲の人々を見ると…SFサスペンス
ジョン・カーペンター監督の単純明快なアクション映画、文句無く楽しい。
“チャンスを待つ”ナダと“白線の上を歩く”フランクが「サングラスをかけろ、かけない」で喧嘩をするシーンが無駄に長い。終わったかな~と思ってもまだ続けるのかよ。顔はボコボコだが、身体はサッパリきれいなのが不思議。でもいいんです、そんなに深刻に考えなくて良い映画なのだから。
不満を持つ人々が<誰かに支配されている世の中>を告発した映画、あり得ないけど、あるかもしれない。そう考えると楽しいかも。いや、不安になるかも…みんな疑心暗鬼な世界になってしまう。
自分の現状を誰かのせいにしてはいけないね、自分で道を切り開かなくては。
で、覚醒して自分の道を開くナダは、どう見ても大量殺人者。でも、痛快なんだよ~
テレビ局に潜入してからは目的を達する為に突進する姿はハラハラドキドキ、どんでん返し。ナダはどうなっちゃうの~
主人公役はプロレスラーのロディ・パイパー、それほどセリフもなく、正直言って役名・ナダと呼ばれていたかどうか分からない。でも、ブルースをバックに列車の陰から姿を現し、バッグパックを背負って歩く姿は哀愁漂う。
そして、誰も言わないけど『メン・イン・ブラック』って『ゼイリブ』みたいだと当時思った。
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