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    *Hello Nico Another World

2005.09.07

■ツイン・ピークス ローラの日記 [小説 DL編]

The Secret Diary of Laura Palmer
ジェニファー・リンチ/著『ツイン・ピークス ローラの日記』(1991)
扶桑社ミステリー

1984年7月4日の誕生日にもらった日記に22日から記しはじめる、父と母とネコのジュピターと暮らす12歳の少女ローラ。彼女は優等生として町の人々にも知られる人気者。
しかし、この日記には彼女の真実の姿が書かれている。物心ついた時から“ボブ”が窓辺に現われ、彼から逃れる為に堕落してゆくローラ…17歳で死体で発見されるまで秘められた彼女自身を赤裸々に綴った日記。

14年前、この小説を買ったが最初の数ページで挫折。元々日記形式やシナリオ形式の本は苦手なうえに、思春期の少女のベタベタした心の内が受け付けなかったからだ。

そして最近、デイヴィッド・リンチ監督の映画をまた観たおかげでやっと読む気になれた。
ツイン・ピークス ローラ・パーマー最期の七日間 』にはこの日記と同じ彼女の真実の姿が描かれている。

12歳はいいとしても、13歳の少女がこんな文章を書くかな? それは内容ではなくて考え方、表現の仕方。15歳以上だったら小難しい事を考えてもおかしくは無いけど…まぁ、翻訳物だからしかた無いね。
よくもこんな薬漬け、バイト漬け、不規則な生活をしていながらもボロが出なかったのか不思議なくらい。
“破りとられたページ”が想像をかきたてる、果たして犯人は?
ネタバレ

2005.09.06

■デューン/砂の惑星 TVM [映画 DL編]

Frank Herbert's Dune 上巻 Frank Herbert's Dune 中巻 Frank Herbert's Dune 下巻
『デューン/砂の惑星 上巻:大いなる砂漠の星
『デューン/砂の惑星 中巻:呪われし砂漠の民
『デューン/砂の惑星 下巻:神獣・砂漠の守り神
(2000)アメリカ/カナダ/ドイツ

砂の惑星(デューン)アラキス、宇宙で唯一の“スパイス(香料)”産出地。スパイス無くしては、宇宙ギルドによる惑星間の移動や教母達の不思議な力も帝国の通商も文明もあり得ない、最も貴重な物。
銀河系を支配する帝王シャダム4世は、圧政を強いていたハルコネン男爵からアラキスの統治をレト・アトレイデス公爵へと委ねた。
しかし、それは皇帝たちの仕組んだ陰謀で、男爵はレトを殺害し、妻ジェシカと息子ポールをウォーム(虫)の住む過酷な砂漠へ追いやった。
砂漠の民フレメンに助けられた2人は名前を変え、スパイスによって元々あった特殊能力が更に高められ、やがてフレメン達を導く者となる、SF大叙事詩。

ジョン・ハリソン監督、ウィリアム・ハート出演のTVミニ・シリーズ。
内容が理解しやすく、異様さも無いので一般的に観やすいと思うが、4時間30分という長さに耐えられるかどうか。
でも、フランク・ハーバート原作『砂の惑星』を途中挫折してしまった私は、たった270分でストーリーが分かってとても助かった。そして、このTV版は、もう一度原作に挑戦しようかという気にさせた。
おまけに『デューン/砂の惑星2(Children of Dune)』もあるのね、WOWOWで放映してくれないかな、観たい!

デイヴィッド・リンチ監督の映画版と比べてキャストも衣裳もウォームもかなり見劣りするけれど、それはTVの大河ドラマだから仕方が無い。ストーリーに入り込んだ後は、あまり気にならなかった。
とは言え、ハルコネン軍の服装は日本の武将の鎧でとても気になった。それ以外にも、古代の中東、インディアン、日本、アフリカ等々を感じさせるエキゾチックな雰囲気となっている。
映画版では何の為にいるのか分からなかったフェイドはTV版ではワリと重要な役柄で、皇帝の知的な娘イルラン・コリノ姫もいる。
スパイスはシナモンの香り、近くて別物はニッキ。

それと映画版では、単なるポールの復讐劇としか感じられなかったが、こちらでは迫害されているフレメンの反乱と、ポールの成長物語ともなっていて、かなり好感を持てた。
雰囲気はリンチ版、ストーリーはハリソン版が良いと私は思う。

2005.08.14

■デイヴィッド・リンチ まとめ [映画 DL編]

David LynchDavid Lynch
1946年1月20日 アメリカ・モンタナ州ミズーラ生まれ

父が米国農務省所属の研究者の為、引越しが多い子供時代だった。牧歌的な暮らしをしていたが、時折訪れる祖父母が住むニューヨーク州ブルックリンが怖ろしく“皮を一枚めくれば別の世界”(『デイヴィッド・リンチ』フィルムアート社刊より)。写真と絵画の作品も多数。

監督作品:
イレイザーヘッド』Eraserhead(1976)
エレファント・マン』The Elephant Man(1980)
砂の惑星』Dune(1984)
ブルーベルベット』Blue Velvet(1986)
ツイン・ピークス』Twin Peaks(1989)<TVM>
ワイルド・アット・ハート』Wild at Heart(1990)
『ツイン・ピークス』Twin Peaks(1990~1991)<TV>
 再度鑑賞後、感想を書く予定。
ツイン・ピークス ローラ・パーマー最期の7日間
 Twin Peaks: Fire Walk with Me(1992)
デューン スーパープレミアム[砂の惑星・特別篇]』Dune(1994)
ロスト・ハイウェイ』Lost Highway(1997)
ストレイト・ストーリー』The Straight Story(1999)
『マルホランド・ドライブ』Mulholland Dr.(2001)
 事故に遭い、記憶を無くした女性と叔母を頼ってハリウッドに出て来た女優志願の終わらぬ話。TVシリーズとしてパイロット版を製作したが没になり、2年後に劇場用映画の話が持ち上がる。しかし、結末は考えて無かったらしい。とってつけたような雰囲気が無きにしもあらずで、ワケが分からない。

詳細は他のサイトを参照。IMDballcinema
他の作品はレンタル屋に無く、購入する余裕も無いので、主に劇場公開された映画を中心に鑑賞。

さて、mixiのリンチ・コミュに参加しようかぁ?


明日からお盆休みの為、しばらく更新が滞ります。
まだ海にもプールにも行ってないのよ、行ったのはディズニーランドとお台場フジテレビ。

2005.08.13

■エレファント・マン [映画 DL編]

David Lynch/The Elephant Man
エレファント・マン』(1980)イギリス/アメリカ

19世紀末のイギリス、その見た目ゆえ“エレファント・マン”と呼ばれ、見世物にされていた青年ジョン・メリック。トリーブス医師はベイツより彼を預かり、最初は研究対象としての興味だったが、彼が聡明な事を知り、だんだん友情を深めてゆく。周囲の人々の優しさにより、幸福感を感じていたメリックだが、ある日、ベイツにより病院から連れ去られてしまう…

20年以上前に観た。正直言って興味本位だったが、彼の姿にすぐに慣れ、ヒューマン・ドラマとして感銘を受けた。
とにかく可哀そうジョン・メリック、特に駅で子供に追いかけられるシーン。苦労した人間として感情移入してしまっていたので「あれはひどい」と若かりし私は憤慨したものだ。
母親が像に踏まれて彼があんな姿になったとは、到底信じられないと考えたのを思い出した。

さて、20数年後の私もやはり涙がホロリ。
そして気付いた事は、テーマ曲がもの悲しく、内容を思い出して最初からしんみりしてしまった。
『イレイザーヘッド』を観た後なので、工場の機械音が不穏なムードをかもしだしている。
1980年に製作されたのに昔を舞台にしたモノクロで古風なせいか、当時から1950年代の映画という雰囲気で、25年経っても古さを感じさせない。
この映画も勧善懲悪。イヤな奴は徹底的に残酷、心優しき人々は顔に光が当てられ、美しく描かれている。デクスター・フレッチャー(バイツの少年)がけなげで良かったな。
現在はレクター博士としてのイメージが定着しているアンソニー・パーキンス(フレデリック・トリーブス)、残酷さなど微塵も感じさせない好人物。
『スターウォーズ』のR2D2役、ケニー・ベイカーが出演している。
一番印象的だったのは、見世物小屋の人々がメリックを連れ出すシーンが絵画のように幻想的。

当時はデイヴィッド・リンチ監督を全く意識しなかったが、今観ると彼らしさが感じられる。かなり分かりやすい内容だが、テーマゆえ暗い雰囲気は否めない。
ネットで調べたら、かなり実話に忠実だったのね。普通の人と同じように寝るのが彼の願いだった…

2005.08.12

■デューン 砂の惑星 [映画 DL編]

David Lynch/Dune David Lynch/DUNE Super Premium David Lynch/DUNE Super Premium
砂の惑星』(1984)アメリカ
デューン スーパープレミアム[砂の惑星・特別編] 上巻 超人間誕生』
 (1994)アメリカ
『デューン スーパープレミアム[砂の惑星・特別編] 下巻 砂漠の大聖戦』
 (1994)アメリカ

遥か未来、恒星間帝国を支配する皇帝シャダム4世は、レト・アトレイデス公爵の影響力に危機感を覚え、ハルコネン男爵と手を組み、公爵を失脚させようと目論む。
貴重な香料メランジの唯一の産出地、砂の惑星アラキスに居を移したアトレイデス家は内部の裏切り者により、ハルコネン男爵の大規模な襲撃に遭い、崩壊してしまう。
レトの息子ポールと母ジェシカは砂漠へと逃れ、砂漠の民フレーメンに助けられ密かに生き延びた。父の仇をとる為に、ポールはフレーメン達にヴォイスによる攻撃を伝授し、サンドウォームを乗りこなし、シャダム4世らに戦いを挑む、大スペクタクル・スペース・オペラ。

120億円もかけて製作されたが、コケてしまったデイヴィッド・リンチ監督のSF映画。私は好きなんだけどなぁ~

中学の頃、フランク・ハーバート原作『砂の惑星』全4巻のうち、3巻の初めで挫折してしまったので、この映画を観るのがすごく楽しみだった。そして期待通りで面白かったんだけど、何故人気が無かったのか、当時理解出来なかった。今なら何となく分かる。
だいたい、最初からギルドが不気味。ハルコネンがグロい。暗く、話がダラダラしていてスピード感が無い。説明口調でカットされた部分も多く、内容が分かりにくい…
でも、徹底的に悪役が不快な印象で、ポール達はミステリアスで美しく同情できる存在。勧善懲悪な感じで私は良いと思う。
特に最後のポール(カイル・マクラクラン)がフェイド(スティング)をモジュール無しのヴォイスで倒すシーンがお気に入り。

アラン・スミシーはリンチ監督の別名、カイルはこの作品がデビュー作。
スティングが出演、ブライアン・イーノ、TOTOが音楽を担当。洋楽好きなら一度観ても良いと思うが、リンチ・ワールドが苦手ならお薦めできないかも…それから、20年以上前の作品だから今観ると古臭い。

劇場公開版『砂の惑星』はダイジェストといった感じで話がとんでいるが、スーパープレミアム版(TV放映長尺版)はカットされていた話が追加されている。
例えば、オープニングがイラストによる解説、ギルドによる恒星間移動(『イレイザーヘッド』を彷彿)、フレーメンとの決闘、生命の水の作り方(ゲロゲロ)等々。
WOWOWでTVドラマ版放映

追記:
リンチ監督がメランジ採掘作業員として出演しているそうだ(未確認)。
アニメ『風の谷のナウシカ』は、映画『デューン 砂の惑星』によく似ていて居心地の悪さを感じた。後で調べたら何の事はない、小説『砂の惑星』をベースにしたアニメなんだそうだ、納得。

2005.08.11

■ブルー・ベルベット [映画 DL編]

David Lynch/Blue Velvet
ブルー・ベルベット』(1986)アメリカ

倒れた父を見舞った帰りに野原で人間の片耳を拾ったジェフリー(カイル・マクラクラン)、警察官の娘サンディ(ローラ・ダーン)から歌手のドロシー(イザベラ・ロッセリーニ)が関わっている事を伝えられる。
独自に真相を探ろうと、忍び込んだ部屋で見つかってしまい、事件の渦中に巻き込まれてゆくサスペンス。

オープニングのボビー・ヴィントンの歌をバックにゆったりとした映像が映し出され、赤い薔薇、白い柵、青い空…のどかな風景。庭に水を撒くジェフリーの父、首を押さえ倒れる父、そして地上の虫達が蠢く所からこの映画の異様さを予感させる。オープニングの美しさに騙されてはいけない、リンチ・ワールドだよ。
暴力、倒錯、脅迫、殺人…フランク(デニス・ホッパー)のいかれ具合がたまんない。悲しげなドロシー、おかまのベン、立ったままの死体、スローモーションの警察の突撃…どこもかしこも好きだったりして。

これ以前にもデイヴィッド・リンチ監督の映画は観ていたけれど、コマドリを象徴とする昼の日常と対照的な毒々しい異常な夜の世界、この映画で私は彼にはまった。
ジュリー・クルーズの「Mysteries Of Love」も好きだ。本当は音楽をジス・モータル・コイルに頼みたかったけれど、お金がかかるからあきらめたのだそうだ。

片耳を拾うと言えば、デヴィッド・リンジーの『殺しのVTR』もそうだった。この小説も暴力に憑りつかれた異常な男の話だったな。

2005.08.10

■ワイルド・アット・ハート [映画 DL編]

David Lynch/Wild at Heart
ワイルド・アット・ハート』(1990)アメリカ

狂おしいほどに愛し合うセイラーとルーラの仲を引き裂こうと、ルーラの母親マリエッタが策略を凝らす。
二人は彼女から逃れる為にカリフォルニアへ向けて旅立つが、行く手をはばむかのような出来事が次々起こる、バイオレンス・ラブ・ロマンス。

ニコラス・ケイジ(セイラー)とローラ・ダーン(ルーラ)、二人とも美しいとは言いかねるが、個性的で印象的な役者だ。この毒々しいほどの純愛映画にはよく似合う二人である。
おまけにウィレム・デフォー(ボビー・ペルー)はラテン系ヤサ男風情がピッタリだし、ダイアン・ラッド(マリエッタ)もトホホなほど濃い。
二人の恋を応援する気持ちも湧かないし、感情移入もできないが、『レポマン』『パリ・テキサス』などに出演しているハリー・ディーン・スタントン(ジョニー)だけはかわいそうで、同情してしまった。

デイヴィッド・リンチ監督が作った、奇妙さ炸裂のおかしな恋の逃避行、ロード・ムービーでもある。決してコメディではない、笑えないもん。
すっかり内容を勘違いしていたので、また見て良かったな~

2005.08.09

■ツイン・ピークス/ツイン・ピークス ローラ・パーマー最期の七日間 [映画 DL編]

David Lynch/Twin Peaksツイン・ピークス』(1989)アメリカ
アメリカ北西部・山間の小さな町、ツイン・ピークスでビニールに包まれた17歳の少女ローラ・パーマーの死体が発見された。爪の間には「R」の紙片、そして新たに不明少女が発見された。
彼女が抱えていた秘密は何か、彼女を死へと導いた者は誰か…

当時、TVシリーズを全て見たが、何が何やらすっきりせず、とにかく独特なリンチ・ワールドに惹き込まれた(但し、リンチ監督以外も製作している)。
今回はダイジェスト版という趣きで(パイロット版というのか、色々なパターンがあるらしい)、個性的な町の人々が登場してストーリーは細切れだが、謎は解けた。見て良かった~

David Lynch/Twin Peaks: Fire Walk with Meツイン・ピークス ローラ・パーマー最期の七日間』(1992)
 アメリカ
ビニールに包まれたテレサ・バンクスの死体が発見された。爪の間には「T」の紙片。捜査を担当していたFBIのデズモンド捜査官が行方不明となってしまった。
そして1年後殺害されるローラの1週間前の足取りを追う…

『ツイン・ピークス』の方は犯人探しのミステリーだが、こちらはどぎついオカルト仕立てとなっている。そして、ドナが別な女優でとても残念、ゴードン捜査主任はリンチ監督。
以前、見た時は何が何やらどうしてこうなるのか混乱したが、今回は上記『ツイン・ピークス』を見た後だったので、内容も理解しやすかった。
人によって解釈は異なるだろうが、つまりこうね!
ネタバレ

大好き、デイヴィッド・リンチ監督。どこがって、不必要なしぐさや話や登場人物よ。ストーリーには余計なような、やたらと個性的な人や象徴的なシーンが登場する、そこが異様で魅力的なところ。そして、想像をかきたてられてしまう。
また『ツイン・ピークス』TVシリーズ全巻見たくなってきた。

ネットに『ツイン・ピークス』関係のサイトが色々あって懐かしく面白い。
ツイン・ピークス・ワールド CHARACTORSのムービーが良い。
ツイン・ピークス FAQが奥深い。
David Lynch Commercials ジョージア・コーヒーのCMがある。
A Batbad Web Site 遊べるツイン・ピークスのサイト。

2005.08.08

■ストレイト・ストーリー [映画 DL編]

David Lynch/The Straight Story
ストレイト・ストーリー』(1999)

目と腰が悪く2本の杖をたよりに歩行する73歳のアルヴィン・ストレイトは、長年仲たがいしていた3つ違いの兄ライルが倒れたとの報を受け、アイオワ州ローレンスから車なら1日で行ける道のりをトラクターで6週間かけてウィスコンシン州マウント・ザイオンの兄の家まで訪ねるロード・ムービー。

愛すべき頑固爺さんの心温まるお話、実話だと言うから驚きだ。
淡々とした雰囲気だが、兄に会えるかどうか最後まで緊張しながら見た。
デイヴィッド・リンチ監督がこんなに素敵な映画を作っている。手書きタイトルからして映画の素敵さが感じられる。他の映画は人に薦められないが(実際『デューン/砂の惑星』はおもしろくないと言われた)、これなら多分大丈夫。

彼の映画はしゃべらなくてもしぐさで異様さが感じられる。この映画はしゃべらなくてもおかしさやほほえましさが感じられる。
例えば最初の芝刈り機を処分するところ、家出娘の残した物、鹿の肉を焼くところ、庭を貸してくれた元農機具メーカーの男が窓から見送るところ、そして最後のシーン…

いつも彼の映画は美しい人々が出てくるがこの映画には、ごく普通の田舎者しか出てこない。しかし、印象的な人々なのだ。
彼らしく、普通の感動モノ映画と違うと思えるところは、まずは隣人ドロシー。
そして彼女が席をはずした後に聞こえる物音。
アルヴィンが発見されるシーンの三人三様のやりとり…
娘ローズ(シシー・スペイセク)不器用だが家族を愛する女性として描かれていて好感。
そして、何よりも自分自身の力でやり遂げる経験豊富な老人アルヴィン(リチャード・ファーンズワース)の姿が魅力的に描かれている映画だった。

2005.05.02

■ゾンビ/レポマン/イレイザーヘッド/ロスト・チルドレン/ロスト・ハイウェイ

George A. Romero/Zombie: Dawn of the Deadゾンビ』(1977)アメリカ
20年以上前にTVで観て、すっかり忘れてしまったので借りた。解説のように「惑星の大爆発」なんてシーンは無く、唐突にはじまるのね。作り物と分かるけど、結構グロい。やっぱりゾンビはフラフラしているだけで、スティーヴンのゾンビが一番良かった。ラストを観て、以前もホッとした事を思い出した。

Alex Cox/Repomanレポマン』(1984)アメリカ
これもまたところどころしか覚えてなかったので、また観てみた。そうそう、ピカッと光るとホネイラストが出てくるんだよね。くだらない事をシリアスに演じているのがおかしくて、結構好きな映画だ。オープニングが印象的、オットーの友達がマヌケで、最後のミラーがかっこいいのよ。

David Lynch/Eraserheadイレイザーヘッド』(1977)アメリカ
本などで見ていたから、内容はだいたい知っていて、手に何度も取るけど、影響されるのが怖くて観ていなかった映画。シュールだね、思わず眠ってしまった。ストーリーを追うのでは無く、奇妙な雰囲気を感じる映画。ヘンリーの頭の中を覗くような感じ、デイヴィッド・リンチ監督が見た夢を映像化したのかもしれないと思った。
白黒だけどリンチの世界、間接照明、肘掛け椅子、襞のあるカーテン、ステージ・ショー…

Jean-Pierre Jeunet/La Cite Des Enfants Perdusロスト・チルドレン』(1996)フランス/スペイン
めけ。さんに教えてもらった映画。過去なのか未来なのか、はたまた異次元なのか、分からない不思議な港町の奇妙なファンタジー。濃いキャラクターがゾロゾロ出て来る、怪しさ、色彩、雰囲気、結構面白かった。


David Lynch/Lost Highwayロスト・ハイウェイ』(1996)アメリカ
やっぱりデイヴィッド・リンチ。『マルホランド・ドライブ』の男版(ただし、○モではない)という感じでワケ分からん。雰囲気を感じる映画だと思う、観客が勝手に想像をたくましくて、話を解釈しても構わないよねって思った。多分、罪悪感。劇中、ラムシュタインやコクトー・ツインズの曲が流れる。

好きな監督はデイヴィッド・リンチジョン・カーペンターデイヴィッド・クローネンバーグ、理由は他の映画と違うから。でも、あまりに抽象的だと疲れるわー。

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