2009.12.16

■月蝕歌劇団 [演劇]

チラシ チケット
2009年12月 月蝕歌劇団 実験室公演『白夜月蝕の少女航海紀
 2009年12月13日(日) 午後7時30分~ 風紋

隠れ家風な喫茶店に集う者達はそれぞれ、人には明かせぬ秘密を抱えていた。
そんな中で、少女じゅんだけはフランスへ旅立ってしまった愛しい恋人を一途に思い続け、彼に逢いに行く為に歌手を目指し、芸能プロダクションのスカウトマンがやって来るのを待ち焦がれる日々。
そんなじゅんを付け狙う高校教師・上杉、落第を繰り返す女子高生・ますみ、心臓が弱く学校へ行っていないまち子、じゅんを温かく見守る喫茶店のマスター、献身的なウェイトレス、経験豊富で妖艶なリル達との他愛の無い毎日。 そんな日常に変化は突然訪れた。
「かくまって欲しい」と逃げ込んで来た女性・野狐お銀の出現により、夢の世界を現実が襲う…ドラマ

新宿は花園神社の近く、表通りの喧騒から離れた薄暗い小道の地下にあるカウンターだけのバー“風紋”。
その小さな店の中のソファに座った20人ほどの老若男女(子供は皆無)は静かに待っていた。
店内が暗転し、音楽が始まる…
突然の光(懐中電灯)に照らされた黒尽くめの若者ジョー…

彼らのように中性的な若者達が陽の当たらない屈折した世界を表現する、そういうところが“暗黒の宝塚”と言われる所以、そして魅力なのであろう。観客にゴスロリな女性が居るのが分かる。
ストーリーはあるのだが、雰囲気としては前衛的/実験的。単純なTVドラマや分かりやすい芝居を期待して行くと裏切られる。
意外性や突飛さや時系列の散漫さなどが感じられ、好きな人にはたまらないだろうが、ストレートでありふれたお話しか理解できない方には不向きなアングラでデカダンなイメージが漂う群像劇。

1960年代後半のグループサウンズや学生運動の時代が舞台になっているのだが、戦時中の話や新御三家が出てきたりして、時代考証が混乱気味。
追い詰められた人々によるシリアスな内容なのだが、“回転木馬共和国”などという、どう考えてもたどり着けないおとぎの国へ逃げたがる夢見がちさ。
丸尾末広が描く漫画のような奇妙奇天烈ファンタジーを生身の人間が演じているのだと考えれば分かりやすいのではないだろうか。そうまるで、江戸川乱歩の創作を実物で表現しようとした『恐怖奇形人間』のように。

まっ簡単に言えば“変わったお芝居”という事で、人には勧めないけど、私は好きです。

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2009.12.12

■手ぬぐいTOKYO [展覧会]

ギャラリー チラシ表 チラシ裏
CREATION project 2009『手ぬぐいTOKYO
             200人のクリエイターによる200の提案
 2009年11月24日(火)~ 12月25日(金)クリエイションギャラリーG8

銀座から新橋に向かって歩いていたら、リクルートビル1階で手ぬぐいの展覧会が行われていて、ついフラフラッと中へ。
こじんまりとしているが、小部屋が3つつながっている落ち着いたギャラリーの壁に、アーティストデザインによる様々な模様の手ぬぐいが並んでいた。

何故か手ぬぐいや千代紙って心そそる物があり、特に手ぬぐい独特の落ち着いた色合いにはグッと来る。
待ち合わせしていたのでじっくりと観る暇は無かったが、100枚の中で目を惹いたのは、宇野亜喜良山本タカト
その場で手ぬぐいが購入できるのだが、“1枚1,800円”という値段に躊躇、使いようも無いからあきらめて外に出た。

その後、いとこが「子供の頃バッグを作ったよ」と言っていて、剣道をしている人は頭に巻くが、よく考えれば私はお風呂の中でしか使った事が無い。しかし、デザインが好きなのだから額に入れて飾ればいいんだね。
製作を担当した“手ぬぐい工房 ポスター堂”HPにも素敵な作品が掲載されている。

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2009.11.09

■大乱歩展 [イベント]

Dai-RAMPO 県立神奈川近代文学館
大乱歩展
 2009年10月3日(土)~ 11月15日(日) 神奈川近代文学館

偉大なる日本の探偵・推理小説家である江戸川乱歩(本名:平井太郎)の展覧会に行って来た♪

乱歩は几帳面な性格であった為、「貼雑年譜」という自分自身の半生と作品の記録をまとめたスクラップブックを作っていた。
そして戦争の頃、検閲を受けて『悪夢(芋虫)』が削除されてから、誕生から47才までの「鳥瞰図」という年譜を作り、末尾には<探偵小説全滅ス>と記している。
立教大学の敷地内に建つ土蔵の中には、作品等が収められた「自著箱」なる物があり、それらの膨大な資料を展示しているので、なかなか見応えがあった。

父母(祖母)の写真も展示してあり、当時としてはかなり裕福な家庭出身だったのではないかと感じた。
彼の直筆原稿もさる事ながら、乱歩自身が撮影したフィルムの上映や、1689年に作られた手妻(手品)本、井原西鶴『好色一代男』など貴重な資料もあった。
横溝正史との寸劇写真や残虐性ゆえ発禁となった付録『犯罪図鑑』(1932)、著名な作家からの手紙もたくさん展示され、本には掲載されなかった中尾進/画『幻影城』も素敵。
先日観て来た乱歩歌舞伎『京乱噂鉤爪』の市川染五郎の直筆メモや台本などもあった。

小学校高学年の時から『中央少年』という自画自刷雑誌を作っていた乱歩、やはり非凡なる才能の持ち主は普通の人とは違っていて当たり前だなと思うようなマニアックさを感じさせる収集/整理ぶりであった。

そんな事を感じる展覧会で、以前の催事と比べるとずいぶん感想が違うが、最近彼の小説を再読してるからであろう。それと説明が事細かだったので分かりやすかった。

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2009.10.26

■快遊展 [展覧会]

快遊展はがき1. G*cafe看板2. G*cafe外観3.
Image20004. Image20015. Image20026.
快遊展
 2009年10月14日(水)~11月9日(月) 中野G*cafe

日本物怪観光天野行雄氏と造形作家・山下昇平氏の合同展覧会が行われていると“WEB幽”で告知されていたので、行って来た。

中央線中野駅・南口を出て右側にむかい、横断歩道を渡って線路沿いをずっと歩いてゆく。コンビニを過ぎてから、“四谷大塚”の建物が見えたら左に曲がると看板がたてかけてある(2
“四谷大塚”の正面にまわると向かい側にギャラリー・カフェ“G*cafe”がある(3
こぎれいな店内は、喫煙室が別に設けられて犬も一緒に憩う事ができる。

ちょうどランチタイムだったので、カレーにサラダとスープとコーヒーが付いたセット(850円)をオーダー、料理が来るまでの間、店内に展示されている作品を鑑賞、奇妙な物達が並んでいた(4,5,6
ガチャガチャは「まわすと嫌な物」が出てくるそうなので50円を入れてみた、出てきたのは「板状の上に浮き出た手」の小物。
トイレにもジョージア・オキーフの動物の骨のようなオブジェが掲げられ、谷中Iriasお化け物産展』にもあった妖怪の絵葉書やバッジ、ペンなどの小物が販売されていた。
私は山下氏の人形が見れるのかと思って行ったので、いささか肩透かし気味。

これは何だろう?と考え込む奇妙な物を見たい方どうぞ、喫茶店でゆったりしたい方もどうぞ。

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2009.09.14

■怪談ノ宴2009 [イベント]

パンフレット kwaidan festival 2009
「幽」5周年記念怪談イベント『怪談ノ宴2009
 2009年9月12日(土)午後4時~ きゅりあん 大ホール

大井町きゅりあんの場所は知っていたが、中にはいるのは初めて。
舞台を中心にして末広がりになっており、ベルベット地の座席は各列交互に配列され前席とは段差があり、座り心地が良い。
しかし、何故かステージ上が見辛い。それほど後の座席でも無いのに、出演者の顔はハッキリしないし(奥行きのせいだろうか)、前方左右にある扉上の非常灯が眩しくて、映像も観づらかった。
あいにくの雨模様と時期のせいか、観客の入りは後上方が寂しく、前方もいくつか空席。会場入り口には様々なオブジェが展示され、サイン本やグッズが豊富に販売されていた。

*   *   *

<第一部>16:00~
会場アナウンスの後、数分してから舞台の幕が上がり、薄暗い照明の中、左側の机前で和服姿の男性がおもむろに朗読をし始めた…京極夏彦が読者投稿怪談3編を語る。
背景は竹のようなオブジェと創作物の顔群が左右に配置、中央と右に縁台が置かれていた。

照明が明るくなり、『幽』編集長・東雅夫が挨拶し、改めて京極氏を紹介。
出演者ごとに10秒ほどの紹介ビデオがスクリーンに投影される(新日のようなイメージ)。

安曇潤平が登場、自分の体験談を話した。彼は“山の怪談”という特異なジャンル(ニッチ?)を持っている。自分では隠しページにしていたつもりだが、ネット検索をすると一番上に表示されると言っていた。

続いて加門七海立原透耶伊藤三巳華の三女性が登場し、対談という形で霊的体験を披露。
水戸黄門の歌は笑えた、使える! 
そして、全く霊感が無いという京極氏が鋭く問いかけ、話に共感できるし知性が感じられ、とても好感が持てた。

- 休憩 -

DVD予告上映
平山 夢明「大日本ノックアウトガール
山田 誠二「妖奇怪談全集

<第二部>17:50~
カーテンが下りて、平山夢明京極夏彦がマイクを手に登場、そこへ黒史郎がMCカードとお面を持ってガチガチ緊張。怪談文学賞大賞受賞者達、真藤順丈ともう一人(あだ名は覚えているが名前失念)を紹介するのだが、「告知とかありますか」
もう既にアルコールが入っている平山氏、黒氏にツッコミを入れ、場内爆笑…すっかり<第一部>とは雰囲気が変わってしまった。

東氏再登場、左右に配置された青い行灯。
木原浩勝の最新収集怪談と、福澤徹三の九州の親族が語る伝承、平山氏が笑いながら語る奇談。
この3人が並んで座っていると、存在感もさる事ながら海千山千の匂いが漂い怪しい雰囲気をかもし出す。

*   *   *

本当かな? 嘘かな? 胡散臭いとも言える怪奇現象談、例え騙されているとしても受け入れた方が面白い、だからホラー好きが止められない。実際に怖ろしい思いを体験した時にでも拒絶できるようになるのであろう。
普段、パソコンに向かって黙々と創作に励む作家達による個性的なトーク炸裂、とても楽しい怪談イベントだった。また観たい! 入場料が安かったらあと二人誘ったのに…

追記:安曇氏が言っていたのはこのSOS事件の事では?

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2009.09.06

■立体怪談 [演芸]

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一龍斎貞水の立体怪談』2009 貞水夏舞台
 2009年9月5日(土)午後2時~ 文京シビックホール小ホール
 人間国宝:一龍斎貞水
 ゲスト出演:桂小文治 一龍斎貞友

初めて訪れた文京シビック小ホールは階段状の座席で全ての人が舞台を見渡せるこじんまりとして、ちょっと揺れる会場だった。
落語と同じく観客は老若男女がまんべんなく、子供が居ないので落ち着いて楽しむ事ができた。

一龍斎貞友
講談「男の花道」、医者・半井源太郎を助ける為に駆けつける歌舞伎役者・歌右衛門の人情話。
『クレヨンしんちゃん』マサオくんや『忍たま乱太郎』のしんべヱが時折頭の中に浮かぶ講釈師だった。

桂 小文治
落語「七段目」(しちだんめ)、芝居好きの若旦那に手を焼く父親と番頭、そこへ小僧・定吉も加わってドタバタ大騒ぎ、それを一人で演ずる。
歌舞伎を一度しか観た事が無いのだけれど、小文治の芝居噺が理解できたのは、今考えてみるとドリフの影響かもしれない。

- 15分間休憩 -

一龍斎貞水
講談「村井長庵 おとせ殺し」、藪医者・長庵は妹・おとせの夫を殺して金を奪い、さらにめいを吉原に売り飛ばし、おとせをも亡き者にしようと企む極悪人。

幕が開けると、先の二人の明るい舞台とはガラッと様変わりし、青や赤に怪しく光る障子や提灯、そして釈台は人間のしがらみを表すかのような物に覆われていた。
最初は軽いお話から始まり、貞水は「講談師=好男子なのでモテモテ」と観客の気持ちを解きほぐす、怪談噺の前のウォーミングアップ。
本題に入ると場内は暗転し、闇の中に浮かぶ貞水の顔、障子に流れる血、そして…場面々々で照明や音響がタイミング良く変化する演出が素晴らしく、人を惹き付けて止まない魅力がそこにはあった。
『大岡政談』を怪談風に語ったそうだが、生で観て本当に良かった! 怖い物が苦手でも、虐げられた女の無念さを共感できるはず、皆さんにお勧め !!

※【演目】が掲示されていなかったので、ネットで調べた(間違っていたらご指摘を)

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2009.09.05

■幽霊画 [美術展]

パンフレット パンフレット 全生寺
円朝コレクション幽霊画展
 2009年8月1日(土)~8月31日(月)午前10時~午後5時 全生庵

ずっと見たいと思っていた『幽霊画展』、毎年8月しか公開していないので、今回見逃すとまた来年まで見る事ができない。ギリギリになってようやく見に行く事ができた。

地下鉄千代田線千駄木駅を出ると、お寺が立ち並ぶ歴史を感じさせる谷中の町並みにあるお寺「全生庵」。
拝観料500円を払って本堂の隣の薄暗い小部屋に入ると、淡い光に照らされた掛け軸の数々、それらは異様な雰囲気を漂わせていた。
怖くは無い…だって幽霊なんて存在しないから。幽霊は心の中に棲む物、その醜い心の中を覗いてしまったような気持ちに陥れるかのような、恐ろしい形相が不気味。
三遊亭円朝の個人コレクションだった物を寄贈されたそうだが、このような絵が家に飾ってあったとしたらとても居心地が悪い(国立能楽堂の能面よりはマシ)。

そんな中でも私の好みは、
月岡芳年「宿場女郎図」
 幽霊ではなく病気でやせ衰えたの遊女が振り向いている姿で、着物のひだが細やかで優美に描かれている。
渡辺省亭「幽女図」
 火鉢の煙にかすむはかなげな女、想像力をかきたてる。
鰭崎英明蚊帳の前の幽霊
 蚊帳の奥に佇む行燈の灯りに照らされた美しい女。

円山応挙幽霊図」のふっくら丸顔の女性に代表される幽霊画は、ほとんどが女性で、虐げられこの世に無念を残しているからこそ、化けて出るのかなと思った(それとも描く側の趣味? または集める側?)。
説明によると、足が無いのは幽霊で、足があるのは幽霊では無いがそのような雰囲気を持つ美人画との事。そして、日本画はのっぺりした画風だが、陰影を描いているのは洋画の影響を受けているそうだ。

印象的だったのは、
鈴木誠一「雪女図」 赤い南天が目をひく。
伊藤晴雨怪談乳房榎図」迫力がある。
川端玉章「幽霊図」劇画のようだ。

残念だったのは、2,000円で売られていた画集に掲載されていた「柳の下の幽霊」が見たかったな、と…でも、画集も買って家に置いておく気にはなれない、日本人のウィークポイントど真ん中のような絵画の数々だった。来年も行くぞ~(←こりない^^;)

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2009.04.27

■立川談春独演会 [イベント]

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立川談春独演会 落語で江戸の風情を味わう
 2009年4月25日(土) 18:00~ 藤原洋記念ホール

朝日カルチャーセンター・横浜「開講30周年記念講座」の講師として招かれた立川談春の落語を観賞した。
実は落語は初めてで、TVでたまに見かけるが、小難しい江戸時代の話をしているイメージしか持っていなかった。しかし、NHKで放映していたアメリカで落語を広めているドキュメンタリーを観てから興味を持ち、たまたま姉に誘われたので久しぶりの東横線・日吉駅まで雨の中出かけた。

慶應義塾協生館内のホールは新しく、約500名収容できる会場が満席で、来場者はそれこそ老若男女、子供はいないが結構多くの若者が見受けられた。

カーペンターズの曲が流れた後、登場した談春は、座った時の膝がお客さんの目の高さに合うようにと、ステージ上の座布団の高さをビールケースでかさ上げした為“ギシギシ”鳴る、とのっけから笑いを誘い、落語ってこんなに面白いんだ! と初めて知った。

講義なので“江戸”の話をしてくださいと主催者側から言われ、“江戸”について話せる人物は二人いるが、二人のうち一人は正確、もう一人は八割方いい加減。でもいい加減な方が面白い、そして師匠が話すと歴史が捻じ曲がる等、お腹を抱えて笑ってしまった。

最近の奥様方は習い事が盛んで、バレエの発表会ともなると、ホテルで化粧とチュチュに着替えて観光バスに乗せられ、会場に連れて行かれる道すがら、ガラス越しに見える姿に対向車のドライバーがギョッとする、等。
掴みはOK! さすが話のプロ、すっかり心を奪われてしまった。

子ほめ」タダの酒飲ませろ! 灘の酒だ!
中入り
大工調べ」八百足りな~い
早口でまくし立てる“啖呵(たんか)を切る”場面で常連の方が一斉に拍手。宝塚でもそうだが、その世界での独特な決まりごとがあるようだ。
それにしても凄い! 記憶力もさることながら、その迫力に圧倒されてしまった。落語の良さとはこういう魅力もあるのかと思った。
小猿七之助」身投げした男を助けた船頭と芸者の二人船

古典落語というと、言葉が分からないからと構えてしまっていたが、目前で披露される話芸に徐々にひきこまれ、噺家が一人何役もこなしながら何も無い空間にその場面を表現していく。
お笑いはもともと好きだが、落語は単なるおもしろおかしいお喋りではなく、ラジオ小説を聴いていると頭の中に場面が浮かんでくるように、噺家の周囲にあたかも江戸の庶民の生活が再現されるかのような臨場感が素晴らしい。
楽しい初体験の一夜だった。

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2009.03.21

■東京国際アニメフェア2009 [イベント]

TAF2009 ビッグサイト内 ←会場の様子
東京国際アニメフェア2009
 2009年3月20日(金・祝) AM10:00~ 東京ビッグサイト

ビッグサイトで毎年開催され、海外の業者も参加するアニメ業界のイベント『東京国際アニメフェア』に行って来た。
去年は早い時間に行ったので、入場するまでかなり並んだけど、今年はお昼頃にゆっくり行ったのと朝強い雨が降ったせいか、並ばずにすんなり入れ、中も混雑していなかったのでゆったり観賞できた。
会場はかなり広いのだが、気のせいかもしれないけれどブースが少ないような気がして、2時間ほどでまわり終わった。私があまりアニメに興味が無いせいかも(笑)

その中でも『ウサビッチ』と『チェブラーシカ』とアニマの『Cat Shit One』は熱心に見て、同社の『お千代ちゃん地獄編』が気になった。
『ワンピース』のウソップ役の声優を見たり、フジテレビのTVを積み上げたブースがかっこいいと思ったり、全国のマンガ・アニメミュージアムで意外な博物館を発見して驚いたりしながらブラブラ、チェコアニメも見たかったのだがタイミングを逃してしまった。

目当ては“アカデミー賞短編アニメ賞”を受賞した『つみきのいえ』。
せりふは無くピアノ音楽だけが鳴り響き、文字はフランス語のタイトルとエンドロールのみ。
つみきのように積み上げた建物に一人暮らす老人、水中に沈んだパイプを拾いに潜ると過去の思い出がよみがえる切ないお話。
明るい会場でボロボロ涙がこぼれて困ってしまったが、隣の女性も泣いていて、帰り際に「こんなに泣くとは思わなかった」という声を耳にし、うんうんと心の中で相槌を打った。
言葉が無くても、「人の心を動かす表現力」が世界で認められたという事ね、人々の評価が公正で共通だと認識させられた。

そして、当選したはがきを手にして『東京アニソンライヴ2009』に参加。
水木一郎が熱唱する「マジンガーZ」や「バビル2世」などを堪能。その他、プリキュア/ひみつのアッコちゃん/ドラえもん/キャンディ・キャンディ/ハム太郎…堀江美都子などが懐かしいアニメソングを聞かせてくれた1時間(BS11で放映予定)。

Image1882告知
床に落ちているパネルを拾ったらまんまと外国人の勧誘にひっかかってしまった「ホラーは好きですか?」「大好きです!」

明日、秋葉原ヨドバシカメラ・有隣堂で『DVD「独白するユニバーサル横メルカトルEggMan」発売記念★平山夢明先生 サイン会』があるよ! と、このような宣伝を頼まれました。はい、もちろん私も行きます。

ガッチャマン1. Usavich2. ケロロ軍曹であります。3. ?4.
1. ガッチャマン 何となくかっこよかったので…
2. ウサビッチ かわいー!
3. ケロロ 漫画よりもかわい~
4. よく分からないキャラ
※コスプレよりかぶり物が好き。二次元を生身で表現するのに違和感があり、酷似したキャラって今まで存在しただろうか? と言うか、思い入れのあるキャラほどコスプレしている人物とのギャップが激しいと目をそむけたくなる。ゆるキャラコスプレのように笑えるといいけどね。



コネタマ参加中: アニメフェアへの熱い想いを大募集!

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2009.03.16

■クリエイターズナイト vol.1 [イベント]

ちらし 司会
クリエイターズナイト vol.1 ~お台場発、世界へ!~』
 2009年3月15日(日)PM6:00~ 東京カルチャーカルチャー

様々な作品を創造するクリエイターが自らプレゼンするイベント『クリエイターズナイト』の第1回目に行って来た。

店内の照明が落ち、ちょうど入り口に面したステージに司会・テリー植田氏とアシスタント・稲益彩香さん(チケットをいただいた、ありがとう)登場! 自己紹介とイベント内容を説明し、出演者名をスクリーンに投影、プレゼン・スタート。

一瀬 皓コ(映像作家)
「ハピー」というまだ子宝に恵まれていない夫婦のアニメを上映、シンプルな絵柄で会話も“どうぶつの森”っぽい音のみで表現、抽象的なイメージの作風。
上記作品だけではよく把握できなかったので、もっと見せて欲しかった。仕方が無いので帰宅後ネットで視聴、代表作は「かなしい朝ごはん」との事。

谷口 崇(アニメーション映像作家)
アニメ作品のダイジェストを投影しただけだったので消化不良気味、帰宅後ネットで鑑賞。不気味なイラストにシュールなストーリーだった。

鈴山 キナコ(スイーツデコリーナ)
パステルカラーの粘土で可愛いスイーツを作るクリエイター、頭にカラフルな菓子を満載した帽子をかぶって登場。
スクリーンに色々な作品を投影、リンク先にあるスイーツ山盛りは“ティッシュケース”だそうだ。実際に持って来たのはデコレーションされた携帯電話だけだったので、本物の作品を間近で見たかった。アイスクリームの作り方を実演、コーンがあったらリアルに感じれたかも。

藤勝 友侑也(クレイアニメーター)
3作品を上映、オタマジャクシ可愛い~ 吉祥寺のキングおさる(笑)造形の雰囲気や背景・小物のセンスが好み。細部にこだわった作風で、動きもスムーズ。シュールな世界だけど、好印象的なアニメだった。今後の動向が気になるクリエイター。

澤田 裕太郎(クレイ/パペットアニメ職人)
50年以上も闘い続けるペットボトルに毛糸を貼り付けた人形とロボットの気長な生活を描いた微笑ましいアニメを上映。

ニセDS酒徳 ごうわく(自主映画監督)
自作のビデオを上映後、登場。服を脱ぎ捨てボーカロイド(笑)と化し、うなり続ける楽しいステージ。Nintendo DSのおみやげつき→

稲益 彩香(デジタルハリウッド大学学生)
Adobe Photoshopで加工したセンスの良い写真を紹介。

バカ映像』の時にチラシを貰い、NHK『デジスタ』をよく見ているので興味が湧き、自転車で30分位だから行ってみようと思い立った。
でも、うちのプロバイダはNiftyだし、Zepp Tokyoやヴィレッジヴァンガードへたまに行くけど、東京カルチャーカルチャーなるライブハウスがあったとは全く知らなかった。以前、Zeppの上はビアレストランではなかったかな、そしてパレットタウンの公式HPに記載されていない…宣伝不足では?
それと『デジタルアートフェスティバル』では間合いに出演者の名前が表示されていた。手元に当日のプログラムが無いので、せめてスクリーン又は張り紙でも良いから名前を掲示していて欲しかった。
全体の感想としては楽しかったので、もっと濃く充実した第2回目を心待ちにしている、よろしく~

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