2009.06.15

■天使と悪魔 [映画館]

ANGELS & DEMONS チラシ チケット 砂時計 ←前売り特典 砂時計
天使と悪魔』(2009)アメリカ
 監督:ロン・ハワード 原作:ダン・ブラウン
 出演:トム・ハンクス ユアン・マクレガー

世界中のカトリックの頂点に立つ教皇の逝去に伴い、次期ローマ教皇を選出するコンクラーベが始まる。その矢先、最有力候補と目されていた枢機卿4人が誘拐され、ローマ市内を壊滅してしまうほどの破壊力を持つ“反物質”が盗まれた。犯人は復活した400年前の秘密結社“イルミナティ”か…ミステリー/サスペンス

ダヴィンチ・コード』の続編、『天使と悪魔』。
公開直後に観たのだが、感想を書き損ねていた。『ダヴィンチ・コード』も映画館で観ているんだけど、もう既に忘れかけている。TVでもう一度観てから感想を書いた方が良さそうだ、何年後になるかな…

最近、注目される映画にタイアップした解説番組があるので助かる。『天使と悪魔』は事前に日本テレビで「超歴史ミステリー『天使と悪魔』に秘められた天才ガリレオの真実」(2009年5月9日 土曜 10:30~)を見て、ヴァチカンはスイス兵によって守られている事を知った。そして“地動説”を唱えたガリレオや“イルミナティー”の事も。

結論としては、面白い映画だった。
しかし展開が早くて、あっという間に解決してしまったという印象。原作が上・中・下と読み応えのある本なので、約2時間に詰め込むのは大変だったとは思うし、その2時間が短く感じるほど夢中になれる映画だったという事だ。
しかし、観ている間は楽しいのだが、残る物が無い。そう、『ナショナル・トレジャー』のような謎解きアクション映画のようなイメージを持ってしまった。
でも、あまりにも意外な展開だったヘリコプターのシーンは好きよ。だけど、図書館の本は破いちゃイカン!

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2009.06.12

■未公開映画を観るTV #2 [TV]

未公開映画 松嶋 町山 スーパー・ハイ・ミー
松嶋×町山 未公開映画を観るTV』TOKYO MX 毎週日曜日 23:00~

先日書いた『SUPER HIGH ME(スーパー・ハイ・ミー)』の後編。
アメリカの法律(禁止)と州法(医療用として許可)の矛盾に疑問を持ち、果たして“大麻(マリファナ、ハシシ、ガンジャ)”は身体に悪いのか? 
コメディアン、ダグ・ベンソンによる自らの身体を張ったドキュメンタリー映画。前編は30日間大麻断ち、後編はいよいよ30日間大麻漬け。身体的、精神的にどのような影響を及ぼすのか!
結局、彼にとっては職業である“話が面白くなるのか?”という実験だったみたいだ。

You Tubeにアップされているから興味のある方は観るといい。
私の感想としては、眠いし、ダグの漫談にはちっとも笑えないし(大麻の経験も無いしね)、結果だけ知れば満足なだけで、前編は面白く観れたけれど、後編は結構辛かった。面白く編集しない映画監督の責任なのだろうか…

私が興味があったのは“果たして超能力が使えるようになるのか?!”
結局は“勘が鋭くなるか?”という事で、最初のうちは成績が良かったが、やっぱダメダメな人間へと変化して行ってた。太るし、グータラだし、すこぶる健康で精子の量が飛躍的に増えてはいたけれど、それはストレスが無くなったせいだそうだ。とは言え、病気による痛みで苦しんでいる人にとっては必要な物だろう。しかし、ダグには不要だと思うし、不要な人間の手に簡単に入る事自体疑問を感じる。
でも、国が禁止している理由は“大麻を吸うと働かなくなるから”(←これは非常に理解しやすい。)

結論。映画としては観たくは無いが、こうしてTVで編集して見せてくれるのは助かるなぁ~
来週は偏ったTV局「フォックスニュースチャンネル」

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2009.06.06

■イケない足し算 A+B [ドラマ]

イケない足し算A+B
イケない足し算「A」+「B」』(2009)日本 テレビ東京

昨日、好みでは無い映画『イカとクジラ』の感想を何故書いたかと言うと、実はこのオムニバス・ショート・ドラマ『イケない足し算A+B』の事を書きたかっただけなのだ( ̄▽ ̄)

BSジャパンの映画番組「シネマクラッシュ」で録画した『イカとクジラ』を観た後、何気に早送りしていたらWAHAHA本舗村松利史を見かけ、巻き戻し。
映画本編終了後、さりげなくドラマが始まり…というか、唐突に『イケない足し算 A+B』という表題が映し出され、細野晴臣が登場して解説をする。「A+BはCでは無い、A+BはA+Bなのだ。すなわち、リサイクル+亭主は…」。

リサイクル亭主
不要となった亭主をゴミとして出す事が禁止され、リサイクルされる事になった。身長や体重、経歴や年収などから引き取り金額が算出され、トラックで回収されたのち再生してから亭主を希望するお宅に届けられる。
そして、その家でも不要になるとまたリサイクルへとまわされる。

勃起+バー=「勃起バー
勃起と言えば人前で起きるととても恥ずかしい自然現象であるが、それが堂々とプライドを持って披露できる場所、特権とでも言える場所があるという事は、男にとっては夢でもあるのだろうか。

マゾ+英会話=「マゾ英会話
とても役に立つとは思えない英会話を教えられる体験授業。

言わば、『世にも奇妙な物語』のブラックコメディ版で、ゲラゲラ笑うような代物ではなくニヤニヤ笑いする程度のシュールなドラマ。もっと見たくて調べたら番組表にも無くて、「シネマクラッシュ」の枠内で映画終了後に時々放映されているだけなようだ。
元々は2008年に『えいせい魂 シーズン2』で放映されていて、今年の4月にDVD化された。これはレンタル屋で借りた方が手っ取り早そうだな~

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2009.06.05

■イカとクジラ [映画]

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イカとクジラ』(2005)アメリカ
監督・脚本:ノア・バームバック 出演:ジェシー・アイゼンバーグ

N.Y.ブルックリン、売れない有名作家の父と売れっ子女流作家の母が離婚し、“共同監護”という名目で二人の家を行ったり来たりする事になった16歳と12歳の兄弟。両親に振り回され、揺れ動く思春期…ドラマ

タイトルが気になり、チラシのデザインも良かったので、いつか観ようと思っていたファミリー映画。公開からかなり時間が経ち、WOWOWの録画もしていたが、先日BS Japanで放映されていたので、いい機会だと思ってやっと観た。

最初からドヨ~ン( ̄Д ̄;;
親父が嫌な奴なんだよ、偉そうにしてサ。作家という凡人とは違った才能の持ち主なのだから、ちょっと変わっていて当たり前だと思っているけれど、売れっ子奥さんの小説に売れない作家の夫が口出すなんて(゚Д゚)ハァ?
離婚して当然。
子供達だって、こんな両親と一緒にいたら薄々感づいていたはず。なのに、いざ離婚すると宣言されてから問題行動起こすわ、子供の変化(ビール缶がゴロゴロ)に気づかない母親に呆れる。
結局は家族全員が下半身に支配されている、彼らの股間が彼ら自身を振り回しているように見える。

ご近所のゴタゴタをかい間見た罪悪感(通りかかった家から夫婦喧嘩が聞こえて来たような…)を持ってしまい、どうにも耐えられなくなってしまって、つい早送り。
最後だけは良かったね。疾走する姿からは鬱積し苦悩する少年時代を感じ、イカとクジラを見るシーンでは困難を克服し、青年へと成長する姿が感じられた。

アメリカの家族映画にはどうしても理解できない物があって、『ガープの世界』(1982)『バックマン家の人々』(1989)『リバー・ランズ・スルー・イット』(1992)などは全く共感できず、苦手である。
かたや、『ギルバート・グレイプ』(1993)『シッピング・ニュース』(2001)『リトル・ミス・サンシャイン』(2006)などは好きなのだが、幾分ファンタジーがかっている。

家族映画で大好きなのは、『父の祈りを』(1993)『ダンサー・イン・ザ・ダーク』(2000)『ライフ・イズ・ビューティフル』(1998)など。これらは人の心を動かす名作であり、本タイトル映画とは全くの別格である。

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2009.06.04

■未公開映画を観るTV [TV]

未公開映画を観るTV Super High Me
松嶋×町山 未公開映画を観るTV』TOKYO MX 毎週日曜日 23:00~

映画評論家・町山智浩が視聴者代表としてのオセロ・松嶋尚美に日本未公開の海外ドキュメンタリー映画を紹介する番組。

ずっと裏番組のドキュメンタリーを録画しているので、この番組の存在を知ってはいたけれど今まで観た事が無かった。今回はたまたまTVをつけたら放映していたので、リアルタイム視聴。
部屋の中で二人で映画を観る設定なのだが、確か町山はアメリカに住んでいるはず…松嶋が渡米してまとめて収録しているのか、それとも町山が一時帰国していたのか…と、どうでもいい事で頭を悩ます。
解説が数回あるだけで、思っていたたよりも長い時間本編を観せてくれ、短い映画なら全編放映可能なのではないかと思うほど充実していた。

今週は、マクドナルドを食べ続ける身体を張ったドキュメンタリー『スーパーサイズ・ミー』に影響を受けて作ったドキュメンタリー『スーパーハイ・ミー』、コメディアンであるダグ・ベンソンがマリファナを30日間吸い続けるというあきれた実験映画の前編だった。
アメリカで禁止の大麻は州によっては医療用としてなら使用を認められている。ダグは公平を期する為、まずは30日間麻薬を断つ、ここまでが前編。来週はいよいよマリファナで毎日ハイになる後編が放映される。

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2009.05.24

■THE昭和 [TV]

ザ昭和
THE昭和』BS-TBS 毎週木曜日 23:30~

TBSのBS放送で毎週放映している、近くて遠い昭和の時代に記憶の中へ無意識のうちに刷り込まれた音楽、その背景に当時の世相や事件映像を流す、レトロでノスタルジックな番組『THE昭和』(←ストレートなタイトル)
例えれば5枚組CDの通販番組のようなイメージ、ただし雰囲気を壊すフリーダイヤルの連呼は無い。

先日は、“流行り物 Vol.1”というサブタイトルで『寺内貫太郎一家』とか『時間ですよ』などのテーマ曲と共にダッコちゃん人形、フラフープ等の映像が流れた。

今回は、“ロック伝説 Vol.1”。
何が流れるのかと楽しみにしていたら、内田裕也とフラワーズ、ザ・モップス、外道、フラワー・トラベリン・バンド、四人囃子等々。
やはりクリエイションの「スピニング・トーホールド」はかっこいい!
そして、コンディション・グリーン、紫が懐かしい。今は違うが当時は沖縄と言ったらこのバンドでしょーというイメージだった。ワイルドな長髪で英語歌詞、バーで米軍を目の前にし本場のロックに負けないくらいに腕を磨いたパワフルかつサイケな演奏って感じ?!
日本の70年代ロックが好きなのだが、エイプリル・フールだけが分からなかった。
来週は“アイドルの時代①”、興味無いな~

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1. F.T.B.「SATORI Part I」/昭和34年、サーカス火災
2. 四人囃子「空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ」/昭和47年、UFO?!
3. コンディション・グリーン「Condition Train」/音と映像がシンクロ
4. 紫「Double Dealing Woman」/昭和47年、540億円の列

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2009.05.17

■モーテル [映画]

VACANCY
モーテル』(2007)アメリカ
 監督:ニムロッド・アーントル 脚本:マーク・L・スミス
 出演:ケイト・ベッキンセイル ルーク・ウィルソン

子供を亡くし、仲が冷え切ったデビッド・フォックスとエイミー夫妻は、車の故障で見知らぬ土地で立ち往生してしまう。 二人は仕方無く寂れたモーテルに宿泊するが、部屋にあったビデオテープを再生すると乱暴される人々が映し出され、まさに自分達が泊まっている部屋で行われた惨劇の映像であった…ホラー/サスペンス

ホステル』のようなホラー映画だと思ってすごく楽しみにしていた。だけど、PG-12って…このレベルでは期待できないなぁと思いつつ、見始めた。

人のいいガソリンスタンドの店員、ひと癖ありそうなモーテルの受付、人けの無い薄汚いモーテル…ホラーのシチュエーションは揃った。そして、嫌がらせ、不気味なビデオ、停電、おぉー面白い!
殺人ビデオには血が出てないけど、これから先起こるであろう不愉快な出来事を予想させ、ドキドキ。
こいつは敵か?味方か? 主人公の浅はかな行動にハラハラ。そして爽快感も味わえる、やっぱお前か!

1408号室』でもそうなんだけど、ちゃんと相手の「嫌だ」と言っている意見を受け入れないから、こういうハメになる。でも、素直に聞いてたら事件は起こらないし、映画にはならない。
緊張感があって良いのだが、これでおしまい? 『アイデンティティー』のようにもう一ひねり欲しかったなぁ。
でも、この先に期待し過ぎると『サイコ』になってしまう。PG-12だからこそ、このレベルで、ジャンルはスリラーと言えるかも。
ホラーとしては、分かりやすく気軽に観れ、最初の印象ほど怖くは無いから大丈夫。怖いぞ怖いぞと脅かす、低予算のおばけ屋敷タイプ。

ホラー好きとしては、スリルがあって楽しいのだが、物足りないから“残酷バージョン”があっても良い。結末の変更もお願いしたいのぉ~
せっかくのお子様OK映画なのだから“ギャグバージョン”ってのがあっても良いかも、『ショーン・オブ・ザ・デッド』みたいにね。

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2009.05.16

■サスペリア [映画 DA編]

Suspiria
サスペリア』(1977)イタリア
 監督:ダリオ・アルジェント 音楽:ゴブリン
 出演:ジェシカ・ハーパー ウド・キア

ドイツ・フライブルグのバレエ学校に転校して来たスージー、学校の玄関で出会ったパットが殺されたと知る。
寄宿舎では不快な出来事が次々と起き、不安を感じる。友達となったサラまで姿を消し、彼女が夜中に自分に伝えたがっていた事を思い出す…ホラー/ミステリー

イタリアン・ホラーの巨匠ダリオ・アルジェントの<魔女3部作>第1作目『サスペリア』、オカルト界の名作である。
こうなったらシリーズはきちんと観ようと思い、何十年ぶりかで観賞。とても満足、TVで観た当時はまだ10代だったので、気持ち悪いわ、怖いわだが、『サスペリア2』ほどでは無かったので印象は薄かったけど、また見直して単なるホラーでは無く、秀逸なミステリーだという事が分かった。
そして、赤や青や緑のライトに素敵なデザインの建物や衣装も印象的な映画だ。

まずはオープニングから不穏な雰囲気が漂う。そう、私にとっては聴き慣れたGoblinSuspiria」。
ホラー好きとしてはワクワク期待が高まり、スージーが空港のドアを出た時から、不快感が漂う。
インフェルノ』とは違って“思わせぶり”がホラーとしての効果を発揮し、タクシーの運転手、パットの謎の行動…次の日の学校で副校長に挨拶を交わすバックの動きも「何かあるのでは?」と心の中でモヤモヤとした不安を抱える事となる。

そして、先を知っているからこそ、アレが来るぞ来るぞと恐怖におののく私と、はかなげで健気な少女スージーを応援する私、でも「サラよ、好奇心は身を滅ぼすわ」と警告する私、盲人と盲導犬をあんな目に合わせた魔女を憎む私…すっかり、感情移入。

同じ監督だというのに、この感想の違いは何だろう?
単調な毎日の現実世界から一時的な脳内脱出であるホラー映画。『アザーズ』もそうだが、時代や背景が違えば違うほど、遠い別世界へ私を連れて行ってくれる。だから、血がリアルな赤じゃなくても良い、あれも空想の一部。
私にとってホラー/オカルトはファンタジー、私に悪夢を見させてくれて、現実に戻った時の爽快感がたまらない。ノイズ/インダストリアル・ミュージックも同様だわ、忍耐の後の持続する清涼効果。

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2009.05.07

■テラートレイン [映画館]

Train
テラートレイン』(2008)アメリカ
 監督・脚本:ギデオン・ラフ
 出演:ゾーラ・バーチ ギデオン・エメリー

レスリング大会の東欧遠征にやって来たアメリカの学生達は、リトアニアでの試合後、ホテルを抜け出してパーティへ行った為、ウクライナ・オデッサ行きの列車を乗り過ごしてしまう。
言葉も通じぬ異国の地で困り果てた6人、親切に声をかけて来た女医のおかげで運良く後続の列車に乗り込んだが、仲間が一人また一人と姿を消して行く…ホラー/スリラー

アガサ・クリスティの小説をごちゃ混ぜにしたミステリーでは無いし、観た事は無いけどレビューを読む限り『テラー・トレイン』(1980)のリメイクでも無さそう(着想のヒントにはなったかもしれないけど)。

これは『ホステル』を更にゴアにしたホラー、オープニングから既に気持ちが悪い。
『ホステル』の鬼畜シーンは意外と短かったけど、こちらの『テラートレイン』は断続的に出現する。
正直言って、「その取り扱いで良いのか! そのサイズで良いのか!」とツッコミたくなったけど、これでいいんです。何しろ、観客を怖がらせる為に作られた映画ですから。
もちろん『ホステル』と比較されるだけあって、爽快な気分にもさせてくれる。

しかし、これで終わりかと思っていたら、まだまだ続くよ。何しろホラーだもん、ただでは終わりませ~ん♪
これでもか、これでもかと痛ぶられるヒロイン・アレックス、もっと可愛ければ話題性があっただろうに…

それにしても、地続きの大陸は広いもんだ。何時間経ったら国境を越えられるんだろ? 東ヨーロッパという、以前は内側をかい間見る事もできなかった地域を舞台にするのは、ミステリアスな雰囲気が漂って良い。
宣伝文句も気が利いてる、“地獄の車窓から―。”音楽が聞こえてきそう(笑)

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2009.05.06

■SONG TO SOUL #32 Deep Purple [TV]

火事1.    火事2. Machine Head3.
Deep Purple4. Jon Lord5. Ian Paice6.
SONG TO SOUL ~永遠の一曲~
 #32 スモーク・オン・ザ・ウォーター/ディープ・パープル
 BS-TBS 毎週木曜日 22:00~

TBSのBS放送で毎週放映している、心に残るロック・ポップスの1曲に焦点を合わせ、その曲が誕生した背景や時代風景、アーティストや関係者のインタビューを交えて紹介する音楽番組『ソング・トゥ・ソウル』。

以前この番組を観た時は、世界的にヒットしたR&B曲の紹介で、その曲への思い入れを日本のミュージシャンがとくとくと語っていた。1時間近くもたった1曲のソウル・ミュージックを何度も聴かされ、その曲が録音されたスタジオに居たというだけの関係者が登場して、見た見たと自慢するだけのつまらないイメージで捉えていた。

しかし、たまたまTVをつけたらDeep PurpleSmoke on the Water」(1972)が流れ、この曲は実際にあった火事の事を歌ったと知り、つい見入ってしまった。

スイス・モントルー、ディープ・パープルのメンバー(リッチー・ブラックモア、イアン・ギラン、ロジャー・グローヴァー、ジョン・ロード 、イアン・ペイス) は湖のほとりのカジノをスタジオとして使用予定で、ローリング・ストーンズから移動式録音機材モバイル・ユニットを借りて訪れていた。
カジノでは、フランク・ザッパのライブが行われていた為、機材を搬入せず裏庭に駐車して待っていた。
すると、どっかのバカモノが天井に向かって照明弾を発射した為、たちまち火の手があがり、カジノは焼け落ちた。
ザッパは機材を全て失い、パープルは録音する場所を失い途方にくれる。
やっと見つけた場所(パビリオン)はガラス張り、演奏するとガラスが震える。リッチーがあたためていたギターフレーズを元に録音を始めたが、あまりの騒音に警察がやって来た。マネージャーが必死にドアを抑えて進入を食い止め、出来上がったマスターのタイトルは「ダンダンソング」と、ギランがテープ・ケースに書き留めた。
冬の間閉鎖されているグランド・ホテルに場所を移し、録音したバッキング・トラックにボーカルとギター・ソロを加えた。
歌詞は今回の火事の顛末。炎が赤く雲を染め、湖の上に煙が広がる「スモーク・オン・ザ・ウォーター」。

今回は曲に関係無い日本のミュージシャンの話が短く、バンドメンバー当事者ジョン・ロードとイアン・ペイスのインタビューがあったので興味深く、とても楽しく観賞できた。
特にロードの「楽しかった時代」という言葉にジーン。メンバー交代の多いバンドだったが、名曲を数多く残し後世に影響を与えた偉大なグループは、仲たがいばかりしていたわけではないのね…

1. 当時の火事の写真
2. 当時の火事の映像
3. 『Machine Head
4. モバイル・ユニット前のメンバー
5. Jon Lord
6. Ian Paice

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2009.05.05

■BS世界のドキュメンタリー「内偵員」 [TV]

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BS世界のドキュメンタリー
 「内偵員~インド・人身売買との闘い~」 』NHK BS1

インド最大の都市・ムンバイ。
騙されて連れて来られ売春を強要される少女達を救う為、客を装って潜入し秘密裏に調査を行う“内偵員(investigator)”、危険と隣合わせの仕事に身体を張って取り組むNGO(非政府組織)“レスキュー・ファウンデーション”の活動を追う…ドキュメンタリー

ドラマや映画とは全く違う、本物の“ハードボイルド”。
“正義”の存在を感じさせてくれる、見応えのある番組だった。

自分に金が手に入ればよく、他人を勝手に売ってしまう…つくづく人間って利己的で嫌なモノだと思う反面、スーパーマンはいないけど、救われた少女達にとってはスーパーマンであるレスキュー・ファウンデーションの人々の行動を見ると、“救い”を感じる。人間ってやはり捨てたモンじゃないと…

平和ボケしている日本において考えさせられる内容で、日本も確か人身売買(トラフィッキング)の監視対象国。とは言え、そういう風俗関係とは縁の無い生活ゆえ、やはりよく分からない。
だいたい宗教に熱心な国なのに、こういう行為を肯定する無神経さ、宗教って人々を救うモノではないのかね? つくづく“神”っていない…と、思ってしまう。まぁ、宗教が戦争の原因なのは今も昔も変わりなく、どうしようも無い。
結局、人間って“欲”の為には手段を選ばない。

要は戦争を待っている国の人々と同じく、“貧しさ”ゆえ。
でも、一番の原因は“買う”人間がいるから。

彼女達を救えるのは肉親の“愛”かな? ある日突然、姿を消した姉や娘を思う強い気持ちが少女を探しあて、“洗脳”を解く。誰も探しに来てくれない元少女達はあきらめ、自分の運命を受け入れる。
そして、ネパールが救われる日は来るのだろうか?

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2009.05.01

■チェイサー [映画館]

THE CHASER
チェイサー』(2008)韓国
 監督・脚本:ナ・ホンジン 出演:キム・ユンソク ハ・ジョンウ

元刑事のジュンホが元締めをしているデリヘル店の女性達が相次いで失踪した。姿を消す直前にかかって来た携帯の番号が同じ事に気づいたジュンホはミジンに住所を調べるよう伝えたが、彼女とも連絡がとれなくなってしまう。
偶然、携帯電話の持ち主であるヨンミンを突き止めるが、彼は女性達を「殺した」と言う…サスペンス/アクション

バイオレンス!!
流れるのは血と涙と雨、そして物悲しいメロディー。

洗練された英米映画よりも泥臭いヨーロッパ映画に魅力を感じる。それと同様に、一般向きに無難に制作された日本映画よりもエグくてグロい韓国映画に心惹かれる。
母姉妹同様“韓流ブーム”に私も乗り、ストレートに暴力を表現し毒々しい血を描く韓国映画を観ている…ちょっと違う? 全く違うね(笑)

スクリーンから伝わってくるのは焦燥感。
必死にミジンを探すジュンホ、ヨンミンの魔の手から逃れようとするミジン。
無能な者達に振り回される二人の運命。

ハードなサスペンス(つまり猟奇な鬼畜系)が好みなら、期待を裏切らない面白さ。前方に投影される映像とタイミングの良い音響の影響によって、観客である自分自身の心も振り回され、緊張と弛緩に交互に襲われるであろう。

風采の上がらないジュンホ、好青年にしか見えないヨンミン、けなげなミジン、かわいいウンジ、何より映画の迫力/ストーリー展開に打ちのめされてしまった。
特に、ヨンミンによる壁に飛び散る血しぶきシーンがスゴイ。巧みに隠されているとはいえ、まさかこうなるとは思いもよらなかった!?
いや、むしろ間接的に表現されているがゆえに想像力をかき立てられ、ヨンミンの“怒”“恨”…が噴出し、そして観客は“あきらめ”をひしひしと感じる。
これ、全て監督の手腕かも…スゴイ映画だわ、今後の活躍が期待される。

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2009.04.29

■バーン・アフター・リーディング [映画館]

Burn After Reading
バーン・アフター・リーディング』(2008)アメリカ
 監督・脚本:コーエン兄弟
 出演:ブラッド・ピット ジョージ・クルーニー

CIA局員を辞めたオズボーン・コックスは、局内の暴露本でもある自伝を書いていた。
オズボーンの妻は離婚を有利にする為に、パソコン内のデータをCD-Rに書き込み、弁護士事務所に渡すが、そのCDを事務員がスポーツジムで紛失してしまう。
スポーツジムの従業員達は拾ったCDを国家機密と勘違いし、オズボーンから謝礼をせしめようと画策する…クライム・コメディ

CMでは「おバカなブラピが~」というような宣伝をしていたのだが、いつまで経ってもブラッド・ピット(チャド役)が出て来ない。
色々な人物が登場して、好き勝手な事をしている背景話が続く…だんだん焦点がボケて来て、“いったい何を言いたいんだ?”
結局は“最後に笑うのは女”と言いたかったらしい。

思い込みの激しい人々によるドタバタとしたコメディではあるのだが、笑えない。共感も出来ないし、同情もできない。
アメリカ人との笑いの感覚の違いなのだろうか、ブラック過ぎて笑うどころでは無く、むしろクローゼットのシーンはショックだった。まさか、こういう展開とは…確かに予想のつかない内容の映画ではあるが、面白いとは言い難い。

映画鑑賞券の有効期限が切れそうだったので、無難な映画を観に行ったつもりが、豪華な出演者でありながらも後味の悪い映画でとても残念。
よく考えるとコーエン兄弟の映画って『ファーゴ』しか観てないなぁ~

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2009.04.26

■リアル鬼ごっこ [映画]

リアル鬼ごっこ
リアル鬼ごっこ』(2007)日本
 監督・脚本:柴田一成 出演:石田卓也 谷村美月 大東俊介

日本各地で突然死が相次ぎ、共通点は日本で一番多い“佐藤”姓。
アル中の父と精神疾患の妹を持つ高校生・佐藤翼は、佐藤洋が率いる不良グループに追いかけられているうちに、別の世界に飛ばされてしまう。
そこは、王政がしかれ“佐藤”姓を持つ者を鬼が捕まえる、“リアル鬼ごっこ”が行われていた…ホラー/SF/サスペンス

山田悠介/著『リアル鬼ごっこ』の映画化で、原作とは違ったストーリーだったので、それなりに楽しめた。
映画としては有名人があまり出ず、出演者のほとんどが若者という低予算ムービーの印象で、お好きな出演者が出ているならどーぞ、程度のお勧め度。中高生が友達同士でキャーキャー観たら楽しいんじゃないかな。

しかし、あまり邦画を観ない私にとっては、日本でもこれ位のCGや、アクションが表現できるようになったんだなぁ、と感心しきり。
それほどストレートではないが、『ファイナル・デスティネーション』シリーズのように、身体がスパーンな残酷描写があり、翼(石田卓也)が逃げる疾走感や、ルチャリブレみたいに軽やかなアクションシーンが新鮮な映画だった。
医者役の柄本明は画面の中から、充分不快感をかもし出してくれたし、父親役の吹越満の雰囲気がガラッと変わるのも、さすが俳優と感心してしまった。

翼と洋の友情、翼の家族事情、SF的別世界…徐々に明らかにされてゆくので、画面から目が離せないが、後半の話のシーンになると眠くなる。そして逃走シーンで目が覚めるの繰り返しだった。
王様のお城のイメージは『クレヨンしんちゃん』の映画でこんなのあったなぁって感じ。

吹越満は映画やTVなどで見かけるけど、最初に知ったのは『WAHAHA本舗』で、イケメン(当時にそんな言葉は無い)なのにおバカなコメディアンというイメージだった。
しかし今では役者としてシリアスもギャグもOK、特に一癖ある役には必要な個性派俳優では無いかと思っている。例えば、一見いい人なのに実は…みたいな役ね。
ますますの活躍というより、脇役として末永い活動を楽しみにしている。私にとって、たまにTVで見かけるとハッとし、若き日々を甘酸っぱく思い出して胸がキュンとする刺激を与えてくれる俳優だ。

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2009.04.22

■music tide [TV]

Music Tide1. America2. キャロル・キング3. 
ニール・ヤング4. Kamaica5. Mexico6. 
Ireland7. アバ8. Image1880e9.
music tide』BS-TBS 毎週土曜 22:30~

TBSのBS放送で毎週放映している世界の大衆音楽を紹介する番組『ミュージック・タイド』。
その国の近代音楽の歴史や、今流行している曲、日本との関わりなどを、その国の風景と共に女性ナレーターが解説し、様々な音楽を聞かせてくれる。
以前はおしゃべりをする番組だったらしいが、今は音楽がメインで広く浅く知識を欲する私好みの番組である。

アメリカ編」では、ロックンロールの始まりばかりでは無く、カントリー、シンガー・ソング・ライター、ジャズなどのルーツを4夜に渡って放映。Bob Dylanのイケメンぶりに驚いた(歌は相変わらず苦手だけど)。
ジャマイカ編」はレゲエのイメージでずっと聞き流していたが、突然懐かしい音楽が流れてきた。あのスカのブームを取り上げていて、The SpecialsやMadness、The Selecterなど2Toneを思い出す。
スウェーデン編」ABBA、みんなアバ。それだけ国民が誇りとしている事を知った。トーレ・ヨハンソンによる原田知世が懐かしい。
メキシコ編」やっぱ、Los Lobosでしょう。ロサンゼルスはメキシコ領だったという薀蓄あり。
アイルランド編」アメリカのカントリーのルーツだなとしみじみ。

と、楽しく観賞していて、「ポーランド編」や「ロシア編」など東欧諸国が閉鎖されていた時代の音楽の歴史や「イラン編」「タイ編」などのヒット曲も紹介するのかとワクワク楽しみにしていたんだけど、同じ国をグルグルとローテーションしているような嫌な予感が…

1.オープニング・タイトル
2.アメリカの街並み
3.Carole King
4.Neil Young
5.ジャマイカの人々(アフリカがルーツ)
6.メキシコの教会
7.アイルランドの断崖絶壁
8.ABBA
9.ポップでキュートなNatalia Lafourcade

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2009.04.19

■エクスクロス 魔境伝説 [映画]

エクスクロス 魔境伝説
XX(エクスクロス) 魔境伝説』(2007)日本
 監督:深作健太 出演:松下奈緒 鈴木亜美 中川翔子

恋人に裏切られ、傷心のしよりを友達の愛子が温泉旅行へと誘う。たどり着いたのは不気味な雰囲気が漂う秘境・阿鹿里村。
愛子とけんかして一人、部屋に戻ったしよりは、押入れの中で見つけた携帯電話から響く男性の声に驚く「早くそこから逃げろ! 足を切り落とされるぞ!!」…ホラー/アクション

書店で見かけてからずっと読みたいと思っていた上甲宣之/著『そのケータイはXX(エクスクロス)で』。
しかし、読む暇も無く、手軽に済まそうと思って観た映画だが、キャスティングが良く、意外に凝った作りで面白かった。

特に意味は無いし、ストーリーには大して関係無いんだけど、何と言っても愛子(鈴木亜美)とレイカ(小沢真珠)の戦いが爽快で笑える。この二人がいたからこそ眠気も覚め、バカバカしくも楽しみながら観賞。
朝宮役の池内博之も良い。彼は端整な顔立ちながらも飾らない自然派なイメージがあり、演技の上では一癖ありそうな雰囲気を持っている。

つまりこれはB級ギャグホラー映画。スリラー色を強めた『東京ゾンビ』、はたまたギャグを加味した『ウィッカーマン』等々、最後まで興味を引っ張ってくれるぞ(てっきり私は竹中直人かと…)。
Amazonで原作より映画の評価が高いのが更に笑える。つまりアイディアは良いが文章力が伴っていないという事か、山田悠介みたいな感じなのかも(いかんせん未読なもんで…)。

鈴木亜美の出演に驚いたがエンドロールでも驚いた、最初から最後までしより役の松下奈緒を奥菜恵だと思い込んでいた(*_*;

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2009.04.13

■エド・ウッド [映画]

Ed Wood
エド・ウッド』(1994)アメリカ
監督:ティム・バートン 出演:ジョニー・デップ

「史上最低の映画監督」として有名なエド・ウッドのモノクロ伝記映画。
ティム・バートンが監督しているから大丈夫だろうと高をくくっていたが、どうにも眠い映画だった。
人当たりが良く、好感を持てる人物エド・ウッド、しかし仕事はいい加減。その場しのぎで反省をしないから、同じ失敗を繰り返す。だが、映画に対する情熱は人一倍で憎めない。才能も無いのに…
と、いう事が分かる映画だった。
彼の映画が好きなら楽しめるかも?

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2009.03.30

■世にも奇妙な物語 [ドラマ]

モンキースパナ世にも奇妙な物語
昨夜“春の特別編”というサブタイトルで放映していた5つの奇妙なオムニバスドラマ。
ウロウロしていたので、どれもまともに観てはいないのだが、予測がつかなくて始終ハラハラさせられ、意外なオチの「真夜中の殺人者」が一番おもしろかった。
原作は『世にも奇妙な物語』のノベライズで、中井紀夫「夜の殺人者」 。

「何かでかいことやってよ」という身勝手な女性の言動に振り回され、フードを目深にかぶり淡々と殺人を犯す草野。
「何かでかいことをやる」と言って本当に実行してしまったのは梅川昭美、1979年三菱銀行猟銃強盗殺人事件

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2009.03.07

■パッセンジャーズ [映画館]

PASSENGERS
パッセンジャーズ』(2008)アメリカ

109人の乗客を乗せた飛行機が墜落し、5人が奇跡的に助かった。
セラピストのクレアは事故の生存者達のカウンセリングを担当する事になったが、乗客だったエリックに振り回され、何者かに尾行され、そして乗客者達が姿を消してゆく…サスペンス/ドラマ

最初の事故現場に燃え盛る機体は散らばっているが死体が全く無く、生存者だけがうろつきまわる不自然さ。
R-15でもR-12でさえも無い映画に刺激を求めるのは間違っている、とこれで思い知らされた。

奇妙な隣人、生存者エリックの不可解な行動に翻弄され、灰色の風景の中に不穏なムードが漂う。
決定的だったのはトレイラーにもあるが、屋上からエリックが飛び降りたシーンの直後。ウッ、これは!
電車のシーンでもう、あの有名な格闘技漫画の台詞が頭に浮かぶ。

「謎」とか「真相」という言葉に誘われて映画館までノコノコやって来たが、眠い…どうにも眠い。
ミステリーというより恋愛映画である。どうりで主役がセラピストなのに、知的というより可愛らしい女性がキャスティングされていると思ったよ。せっかく良い俳優達が脇を固めてくれていたのに残念。
目が覚めたのは後半の事故シーンから、ここからは復習と確認ができて良かった。

13日の金曜日』では誰一人としてエンドロール終了まで席を立たなかったのに、この映画は半分以上がさっさと帰ってしまった。
ストーリーは分かりやすいので、10代の女の子からだったら共感が得られそうな気がする。ラブもあるしね。

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2009.03.06

■13日の金曜日 [映画館]

FRIDAY THE 13TH FRIDAY THE 13TH チケット FRIDAY THE 13TH マスクとカード
↑チラシ、チケット、マスク/カード
13日の金曜日』(2009)アメリカ
 監督:マーカス・ニスペル 出演:ジャレッド・パダレッキ

以前惨劇があり、キャンプ場が閉鎖されたクリスタル・レイク。そこへクサが自生しているという噂を聞きつけた若者達がやって来た。テントを張り、夜を過ごしていると一人、また一人と殺されてゆく…ホラー

最初にやって来た浮かれた若者グループの減りが早く、冒頭何十分かであっという間に生存者がたった一人となってしまった。どうなってんの? と、あらかじめ情報を仕入れてない私は戸惑った。
そうなのよ、この映画はクレイが登場してからが本編。
自作のチラシを近隣に配って行方不明の妹を探すバイカー、彼が主人公。いや、ジェイソンが主人公だろー

子供の頃からオカルト好きだったが、ジョン・カーペンター監督『ハロウィン』(1978)の後味の悪さで、それ以降スプラッター映画が観れなくなってしまった。
だから、リメイク元の『13日の金曜日』(1980)は私は観た事が無く、『エルム街の悪夢』(1984)も同様、復活したのは『スクリーム』をTVで目にした時からで、10年ほど空白の期間がある。
今では、R-15のあんなシーンやこんなシーンを観ているので、グロには耐性が出来た。う~ん、正直言ってこの“2009年バージョン”はあまり怖くない、ショックシーンが少ないというか…無いというか…隠されているといると言うか…どちらかというと、オバケ屋敷系映画。
怖いぞ~ 恐ろしいよ~ と思わせていて、なんだ肩透かしか。ホッとした途端、ドギャン!
という感じ、精神的に恐怖感を味あわせるタイプ。
でも、湖のボートのシーンは良かったよ。

初めて会ったばかりなのに、ノコノコとついて行くからそんな目に遭うのよ。
だいたい、あからさまに怪しいキャンプ場を捜索しないずさんな警察だから困った事になるのよ。おぉ、これは因果応報映画か?
結局これは、女の好奇心と男の下半身の命ずるがまま行動するという浅はかさは“死を招く”、という警鐘映画である(嘘)ばあさんだって犬と共に警告していたではないか!

不思議SNS”のプレゼントで劇場鑑賞券(ペーパーマスクとポストカード付)が当たった。貰わなくても観に行こうと思っていたが、チケットがあるのと無いのとでは行動力が全く違うのでとても助かる、ありがとう『不思議ナックルズ』。

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2009.03.01

■デジャヴ [映画]

Déjà vu
デジャヴ』(2006)アメリカ
 監督:トニー・スコット 出演:デンゼル・ワシントン

海軍兵士とその家族を乗せたフェリーが出航まもなく爆発炎上し、500人以上もの犠牲者を出す大惨事となった。
事故現場に赴いたATF(アルコール・タバコ・火器局)捜査官ダグ・カーリンは的確な捜査能力を発揮し、同じ頃発見された女性の遺体はフェリー事故に関連していると指摘した。彼はFBIの特別捜査班に招かれ、そこで目にした物は政府が極秘に開発した驚愕の映像装置。
そして、捜査を進めるうちに何故か彼女の部屋で彼の指紋が検出される…サスペンス/アクション/SF

映画館で『デジャヴ』の予告を観た時はてっきり、主人公であるカーリンが犯人か、はたまた何者かの陰謀で陥れられているのか、というミステリー映画だと思い込んでいた。
しかし、美しい女性の遺体を見た時から様子が???

解説では“彼女を見た事がある”風な事が書いてあったが、実は死体に惚れたのでは? 生きた彼女を見てみたかったのでは?
つまり死んだ人間に恋するホラーではなく、生身の彼女に会いたいと強く願う恋愛映画だった。私の判断間違ってる?

演出も良いし、演技も上手く、よく出来た映画だと思うのだが、何しろサイコ・ミステリー好きには夢落ちのように、ごまかされたようなモヤモヤ感が残ってしまった。面白くないわけではないし、ハラハラはするけど、ピーピングみたいな事して恋されても困っちゃうなぁー、オチが分かってしまった今、たぶん二度目は無い映画。『サウンド・オブ・サンダー』みたいな…

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2009.02.28

■魍魎の匣 [映画]

もうりょうのはこ
魍魎の匣』(2007)日本
 監督:原田眞人 原作:京極夏彦
 出演: 堤真一 阿部寛 椎名桔平

1952年東京。少女連続バラバラ事件が発生し、穢れた物をハコの中に封じ込める新興宗教がはびこっていた。
探偵・榎木津は元女優の柚木陽子から依頼を受け、娘・加奈子の行方を探していた。しかし、彼女は事故に遭い重症を負ってしまう…ミステリー/サスペンス

怪奇幻想小説が好きだから、当然京極夏彦も性に合うだろうとずーっと思っていたが、難しい漢字を多用してくどいというイメージを勝手に作っていたので、実はついさっきまで未読だった…ちょっと短編を読んだだけ。

映画の方が手っ取り早く理解できるので、とても楽しみにしていた『魍魎の匣』。
主役の男性3人がとても良かった。演技力があって、それぞれの個性がぶつからず印象的で、それぞれの存在感に好感が持てた。いわゆる三人三様ってヤツ? 
あと田中麗奈が元気で救われる存在だ。何しろ、少女達があんな状態で、作り物と分かっていても不快感を禁じ得ない(だけど観ちゃうんだよね)。若い女の子をあんな目にあわせてしまう小説家や監督の趣味って…ダリオ・アルジェントに通ずるモノを感じる。
それにしても意外だったのは、宮迫博之が出ていた事。バラエティーはよく見るけど、ドラマや邦画をあまり観ないので違和感があった。しかし、久しぶりに見た堀部圭亮は好感。
そして、大げさなコメディ映画『カンフー・ハッスル』の舞台となった建物が登場して、またまた違和感が…

一番意外だったのは、特殊な状況とはいえ、ああういうマッドタイプに惚れる女の気持ちが全く分からない。

犯人はすぐ分かるからドキドキ感は無いけど、レトロでおどろで私好みの映画だった、満足。
最近『トリック -劇場版 2-』を観たばかりなので、筐神様ね。こちらは笑えた。
本当は映画館で予告を観た時から気になっていた『姑獲鳥の夏』の方が良かったんだけどWOWOWで観損なってしまった。あぁ、結末が3年以上気になったままだ、モヤモヤ~

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2009.02.22

■黒い森 [小説]

Darkness by Orihara Ichi ←前後どちらからも読める
折原 一/著『黒い森』(2007)祥伝社

親に交際を禁じられた恋人達・留美男と樹里、お互い「ミステリー・ツアーの目的地で待ち合わせる」メールを受信する。
その地とは樹海の奥にひっそりと佇む血塗られた過去を持つ山荘であった。
鬱蒼とした森の中の道なき道を添乗員の先導のもとツアー参加者達は進んで行くが、一人また一人と脱落してゆく…ホラー/ミステリー

書店の新刊コーナーで見かけてからずっと気になっていた『黒い森』をやっと手に入れた。
この本の装丁は凝っていて、前(生存者編)からも後(殺人者編)からも読めて、真ん中に袋とじのページ(解決編)がある。言うなれば“大人向けしかけ本”?!
“袋とじ”ってかなり気になる存在(笑)で、特にミステリーにおいては、よほどの自信がなければこんな手間のかかる事はしないと思い、“夢中度”が期待できる。

かなり読みやすい文章と体裁である。
それに区切りが目で見える形でハッキリしているので、目標を持ちやすく「あとここまで読んだらやめよう」「あともうちょっとだ」と読むスピードやペース配分ができる。

無事山荘へたどり着けるか、何を持っているのか、誰が犯人か…自分勝手に想像してハラハラドキドキ、最後に一ひねり。アッ、そうか…
最初から信用できない添乗員や、唐突に死ぬ登場人物、言葉が足りない不審者、想像力が逞し過ぎて「お前は霊能力者か」とツッコミたくなる主人公、どいつもこいつも怪しくてリアリティが感じられず感情移入しづらかったが、面白い事には間違い無い。
グロはさほど無く基本的に恋愛物なので、サスペンス好きなら結構楽しめるかも。

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2009.02.11

■映画覚書 [映画館]

今日は祝日、映画館はだいたい1,000円で観れる日。どれにしようかな♪

2/11
ザ・クリーナー 消された殺人
ロルナの祈り
グロテスク
サーチャーズ2.0
アンダーカヴァー

例え映画館で見損なっても、WOWOWで放映されるからと何年もひたすら待っている映画がある(特にゴア系ホラー)、いい加減あきらめてレンタル屋で借りてくれば良いのだが、観たい映画は溜まるばかり。
年金貰うようになったら絶対観るゾ~ その為にも覚書。

2/13
13日の金曜日
闇の子供たち(豊洲のみ)
少年メリケンサック
フェイク シティ ある男のルール
ブラッディ・バレンタイン 3D
2/20
チェンジリング
7つの贈り物
2/28
ノーカントリー、イースタン・プロミス(豊洲のみ)
イレイザーヘッド
ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー

3月
パッセンジャーズ
ダウト ~あるカトリック学校で~
DRAGONBALL EVOLUTION
PVC-1 余命85分
アンダーワールド:ビギンズ
イエスマン “YES”は人生のパスワード
オカルト
ウォッチメン
4月
バーン・アフター・リーディング
レイン・フォール/雨の牙
5月
バンコック・デンジャラス
天使と悪魔
重力ピエロ
6月
ターミネーター4
7月
ハリー・ポッターと謎のプリンス

銀座シネパトスにおいて2/18(水)~2/20(金)まで、あのカルトな迷作が上映される!
江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間
物好きな方はどうぞ~ あの有名なラストをご堪能ください(笑)

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2009.02.10

■地球最後の男 オメガマン [映画]

THE OMEGA MAN
地球最後の男 オメガマン』(1971)アメリカ
 監督:ボリス・セイガル 出演:チャールトン・ヘストン

ゴーストタウンと化した街を車で疾走する科学者ロバート・ネビル、細菌戦争で人類が死に絶え、自らが開発したワクチンでたった一人生き延びた孤独な男。
夜になると、光に弱く真っ白に異形化した細菌感染者達がネビルを執拗に狙い、攻撃を仕掛けて来る毎日。
そんなある日、真昼の洋品店で動く人間を見かける。自分以外の生存者がいたのだ…SF/アクション

リチャード・マシスン『地球最後の男』(1954)の2度目の映画化。
赤いオープン・カーでおしゃれなムード・ミュージックが流れ、のんびり優雅な雰囲気。とても世界でたった一人生き残った男を描いたSFとは思えないようなオープニング。
マサイアスを中心としたカルト宗教っぽい感染者達は火と投石器を使って夜な夜な襲いに来るが、対するネビルはマシンガンをぶっ放す、マッチョマン=荒野のガンマン。

なんかねー、ネビルがキザっぽくて楽しめないのよ( ゚д゚)ポカーン
スタジアムから逃げるシーンもハラハラドキドキするはずなのに、感染者達がマヌケに描かれていて、リアリティが感じられ無いのよ┐(´-`)┌

古い映画だから仕方が無いのかも…とは思ってるんだけど、先に『アイ・アム・レジェンド』なんて孤独な男と犬の友情物語を描いた切ないリメイクを見ちゃったせいもあるんだろうなぁ~

何よりも、「行くな」と言われたのに、浅はかな理想に燃え“独りよがりな夢”を持って感染者達のアジトへのこのこ飛んで火に入る夏の虫的な行動が(≧ヘ≦)イヤ~ン
最後はキリストのつもりなんでしょうか、一晩その姿勢は不自然よ(-_-;)

ここまで来たら、ぜひとも最初の映画化『地球最後の男』を観なくては!(←オイオイ、原作は読まないのかね)
こんなのもあるのね(笑)

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2009.02.09

■リーピング [映画]

THE REAPING
リーピング』(2007)アメリカ
 監督:スティーヴン・ホプキンス 原案:ブライアン・ルーソ
 出演:ヒラリー・スワンク アナソフィア・ロブ

夫と娘を失ったが為信仰を捨て、“奇跡”と呼ばれる超常現象を科学的に解明する大学教授キャサリン。
彼女が調査を依頼されたのは、信仰心の厚い田舎町ヘイブンで起きた異常現象。川が真っ赤に染まり、カエルが降って来る、旧約聖書に記された“十の災い”の始まりか? 疑われたのは兄ブロディーを殺したとされる12歳の少女ローレン…オカルト/スリラー

カルト/オカルト映画大好き♥
『アザーズ』や『フレイルティー/妄執』並みに、久々に私的ヒットのホラー映画『リーピング』(『シャイニング』『サスペリア2』『シックス・センス』レベルには達してないけど)。
かなり雰囲気が良く、最初から惹きつけられた。ずっと暗くおどろおどろしい訳では無いが、要所要所でゾッとさせ、何かあると臭わせる。
例えば、カエルが落ちてくるシーンでドキッとさせ、死んだ牛を曳いた直後に「妻は嘘は言わない」と口にさせるタイミング、観客だけが目撃するモニターの中の少女とか…

「“揺ぎない信仰”こそまさに奇跡」とか「神は殺してない。小心で恐れと怒りに負けた人間が~」と言わしめる説得力、まさに神も悪魔もいない! 
上記2作品に共通する展開が待ち構えていて、映画館で観ても良かったと思わせる程の秀作だった。

ヒラリー・スワンク(キャサリン)は目も口も大きくハッキリした顔立ち、でもライザ・ミネリほど個性的ではなく、程よいバランスが取れていて好感が持てる。
こんな可愛い女の子に何て事をやらせるの! と思うくらい良い雰囲気のアナソフィア・ロブ(ローレン)、今後も目が離せない。

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2009.02.08

■シャッフル [映画館]

PREMONITION
シャッフル』(2007)アメリカ
 監督:メナン・ヤポ 脚本:ビル・ケリー 
 出演:サンドラ・ブロック ピーター・ストーメア

ある日、夫ジムが交通事故で亡くなったと告げられる。突然の出来事に悲しみにくれるリンダ。次の日目覚めると、コーヒーを飲む夫の姿が。また目覚めると、夫の葬式。混乱するリンダ、全てがつながるのはいつ? 運命は変えられるのか?…サスペンス/スリラー

原題は“Premonition”予告とか前兆とかいう意味、『シャッフル』と付けた邦題は映画の内容をうまく表していると思う。しかし、検索すると同じようなタイトルが出て来て紛らわしい。
邦題通り、一週間がトランプのようにシャッフルされて、目覚めると曜日がバラバラ、その週の出来事が前後している為訳が分からないリンダだけポカーン( ゚д゚)、すなわちそれが“伏線”というわけだ。
例えば、「昨日話したじゃない」と言われても「あんた誰?」状態。

この映画のテーマは“愛”。
夫ジムは妻リンダと娘二人をどれほど愛しているか試され、妻リンダは夫と娘達をこれほどまでに愛しているのよと全身全霊で表している。
つまり、私にとって“眠い”映画…ゴミ箱のふたを開けた時の不穏な雰囲気はホラーっぽくて良かったんだけど、結局リンダが一人でキリキリ舞ってるだけという感じで…う~ん/(-_-)\
迫力ある雷とか爆発とかシーンもあるんだけど、とにかく共感できなくて…リンダに困っちゃう(=_=)
一番の原因は※ネタバレ

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2009.02.03

■東京ゾンビ [映画]

TOKYO ZOMBIE
東京ゾンビ』(2005)日本
 監督・脚本:佐藤佐吉 原作:花くまゆうさく
 出演:浅野忠信 哀川翔 楳図かずお

近未来・東京都江戸川区、あらゆるゴミでできた“黒富士”のふもとの消火器工場で働く、ミツオとフジオ。彼らは仕事もせずに柔術の訓練に明け暮れていた。
産業廃棄物と共に“黒富士”に捨てられていた死体がゾンビ化し、人々を襲いはじめた。二人は逃げ出し、柔術取得に最適なロシアを目指す、しかしたどり着いた場所は熱海。方向転換をして再び北上するが、江東区有明のコンビニで襲われ、二人は離れ離れになる。
5年後、金持ちが支配する世界となり、唯一の娯楽がゾンビと貧乏人を闘わせる“ゾンビ・ファイト”!…ホラー/コメディ/ドラマ

花くまゆうさくの漫画『東京ゾンビ』の映画化、原作の方はヘタウマとも言いかねるような画風で今まで手に取った事さえも無い。ちなみに主人公二人の出演作もほぼ初めて鑑賞(『黄泉がえり』は観たけど、出てきたっけ?)

あぁ~、脱力。まるで『TVチャンピオン』で闘った“ゆるキャラ日本一決定戦”のノリ、スギッチの中身が見えて笑ったなぁ~
私好みだよ! こんなにバカバカしくて、面白いとは思ってもみなかった。
おまけに主役の二人がとても良い。マヌケな風貌なのにクールでカッコいいミツオ(哀川翔)、飄々とした風情でいい加減な男だがやるときゃやるフジオ(浅野忠信)。
設定は映画『ランド・オブ・ザ・デッド』、少年漫画雑誌『ジャンプ』道を突き進むが、フィニッシング・ストロークとも言える(笑)ひねりの効いたラストがたまらない。

てっきり、ゾンビになった二人が東京をさまよい歩く話かと思っていたけど、全然違うのね。
私の予想を小気味良く裏切ってくれて気持ちがいい、日本のホラー以外で久々に“アタリ”の映画だわ。
さぁて原作読むぞ、今週末は漫画喫茶へGO !

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2009.02.02

■悪夢探偵2 [映画]

Nightmare DetectiveⅡ
悪夢探偵2』(2008)日本
 監督:塚本晋也 出演:松田龍平

人の夢の中に入り込み、悪夢の原因を突き止める“悪夢探偵”こと影沼京一。
彼の元へ女子高生が訪れ「夢の中に同級生の菊川が現れて眠れない」と相談を持ちかける。菊川の様子に亡き母との共通点を見出す…ホラー

悪夢探偵』の続編。
前作はサイコパスと戦うサスペンスなホラー映画だったが、今作は京一の過去を遡り、彼の苦悩の原点を再現したドラマとなっている。

どこまで夢でどこからが現実なのか混乱してしまうが、“悪夢”探偵なのだから当たり前。しっかり気を張り詰めておかないと夢オチにまんまとはまってしまう、そんなマヌケは避けたいものだ。
映像の反復があるのだが、形を少しずつ変化を持たせているので、観るたびに怖い~ 日本のホラー映画は身近な環境で想像が容易なので、リアリティを感じられて本当に怖い。でも、この映画はやはり「人間が怖い」と言っている。
好きなシーンはバス事故の被害者たちのパレード。
悪夢に入り込んで、京一が登場する部分。
菊川と共に鏡に映る姿。
菊川のイラストの細かさには圧倒された。

母親役の市川実和子はとても印象的な顔立ちで、子供番組に出演している時はどうしてこんな特異な風貌の方を起用するのか釈然としなかった。彼女が恋愛映画のヒロインだと奇妙な話になりそうだが、ホラー映画ならしっくり来るものなのね。
この映画の異様な雰囲気に合う松田龍平にますます好感を持つようになった。

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2009.01.19

■ミラーズ [映画館]

MIRRORS
ミラーズ』(2008)アメリカ
 監督・脚本:アレクサンドル・アジャ
 出演:キーファー・サザーランド

ニューヨーク市警の元刑事・ベンは同僚を誤って射殺し、酒に溺れる日々から脱する為の薬を服用しながら、復職に向けて1年前に火事で焼け落ちたデパートの夜警の職に就いた。
外の喧騒とは裏腹に、隔絶され廃墟となったデパートで不可解な出来事に遭遇する。それはベン自身のみならず、外へも影響を及ぼし、ついに陰惨な事件が発生する…ホラー

韓国映画『Mirror 鏡の中』(2003)のリメイク。
脚本が良いのだろうリメイクされるだけの理由を持つ、期待以上に面白いホラー映画だった。

最初は地下鉄の風景に病院というキーワードから『0:34』や『TATARIタタリ』を連想させたが、単なるスプラッターでは無く、『アザーズ』や『シックス・センス』のようにひねりが効き、『エクソシスト』『オーメン』のようなオカルトの要素も盛り込まれ、『キャリー』や『ハロウィン』のように一筋縄ではいかない。例えるならあの映画…でもタイトルを言ったらネタバレになってしまう~

一番好きなのは“ESSEKER”が鏡と対峙するシーン。
やはり映画館で観て正解だった、座席から伝わる音の響きが否応無く“何かが起きる”事を予感させる。
クライマックスかと思いきや…

難を言えば、不釣合いな夫婦。注目を集める為にキーファー・サザーランドは必要だったのかもしれない。それにしえも年齢差はあるし…考え方を変えれば、グロにエロは付き物。定番のサービスシーンに最適な魅力を持ち、かつ知的な女性を選んだのかな? 
2009年は始まったばかりだというのに、私の中での今年一番の映画が決まってしまった。果たして本作を越えるホラー映画は公開されるのだろうか…                                         

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2009.01.13

■感染列島 [映画館]

PANDEMIC
感染列島』(2009)日本
 監督:瀬々敬久 出演:妻夫木聡 檀れい

2011年1月、東京・いずみ野市の養鶏場で鶏の大量死が発生。
同じ頃、いずみ野市立病院の医師・松岡は風邪の症状を訴えて来院した男性を診察。次の日、男性の容態が急変し重篤な状態に陥り、死亡。
その後、全国各地で同様の症状が後を絶たず、新型インフルエンザと推測された。しかし、ウィルスが特定できず有効な治療法が見つからないまま爆発的な感染に至り、日本は社会機能を停止し、荒廃の一途をたどる…パニック/サスペンス/ドラマ

試写会が当たり、久しぶりによみうりホールへ足を運んだ。何十年ぶりだろう? P-Modelのライヴ以来かも(笑)
きちんとペンキが塗られ、小奇麗なのだが年季の入った劇場で、収容人数は1,100名とかなり広いが、舞台上のスクリーンが思ったよりも小さい。
しかし、結構ひき込まれてしまった。

久々に観た日本の作為的なドラマ。どうすれば人が感動するか市場調査が綿密に行われ、パターンはだいたい決まっているので先が容易に想像できる。どのタイミングで事件が起き、人物が登場し、音楽が流れれば人の心を動かせるか計算し尽くされているので、観ている側は制作者の思うツボ、観客の心を自在にコントロールできるよう構成されている。TVの企画で『未来日記』という仮想恋愛番組があったがそのような感じ、制作者の意図通りに行動させられ、心まで翻弄させられる出演者達。

そして私も思うツボにまんまとはまった…ボロボロ泣いたよ~
TVドラマはまったく見ないので、主演の二人をよく知らないし、日本映画は身近な設定なので理解しやすく、共感しやすい。それはホラー映画にも当てはまる事、洋画よりも邦画のオカルトの方が怖い~

ドラマは見ないけど、バラエティは見るので“芸人”という先入観で見ていたが、とても良いキャスティングだった。
カンニング竹山は怪しい研究者がはまり役だったし、爆笑問題田中も朴訥な人柄が映画のスパイスとなり、会場全体からすすり泣きが響く…何も演じていない、ただスクリーンの中で子供と手をつないでいただけ、それだけで人を感動させていた。
もちろん、佐藤浩市も迫真の演技でさすが! と思った(セリフが明瞭では無く、聞き取れなかったが)。
鳥のCGはイマイチだったが、特撮はさすが日本! リアリティがあって良かった。銀座もよくもあそこまでセットしたものだと感心した(実はこれもCGだったらスゴイね)。

顔の穴中から出血するので、お子様には刺激が強すぎるけど、あそこまでこだわって演出したのだからこそ迫力ある映画となったのだと思う。
ちょっと大げさな映画だとは思うけど(あの人数じゃ、外国への飛び火が避けられない)、単なる娯楽映画では無く、“警告”とか“シミュレーション”としてうまく作られた映画だと思う。政府が作る啓発ビデオなんかよりも万人に分かりやすく、この場合はこういう事が想定できるとみんなでアイディアを出し合ったという雰囲気も感じられる。

ツッコミどころはあるけれど、あえて目をつぶって素直に見る方が楽しめるし、時間やお金の無駄にならなくて済む。つまり、ひねくれ者にはお勧めしかねる。
まぁ、男性は絵空事だと思うかもしれないけれど、結構見応えがあるので別世界を仮想体験してみたい女性、刺激を求める女性はお友達を誘って観にいかれたらいかがでしょうか。
そして、心に何かをため込んでいた方は感動という涙と共に何かが排出され、少し心が軽くなるかもしれませんよ。たぶん…

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2009.01.03

■地球が静止する日 [映画館]

THE DAY THE EARTH STOOD STILL
地球が静止する日』(2008)アメリカ
 監督:スコット・デリクソン 出演:キアヌ・リーヴス

地球に向かって来た謎の球体が速度を緩め、セントラル・パークに降りたった、そこから現れたのは異星人・クラトゥ。
彼は「地球を救うためにやって来た」と言う。アメリカ政府は話し合いをこばみ拘束しようとするが、地球外生物学者ヘレンの手を借りて基地から脱出する…SF/ドラマ

ロバート・ワイズ監督『地球の静止する日』(1951)のリメイク、微妙にタイトルが違えているところが粋。
残念ながら前作を観ていないので、予備知識無しで観たのだが、観る者を圧倒する迫力ある映画だった。やはりSFは映画館で観るに限る。

冒頭のキアヌには戸惑った、宇宙人だったはずなのに…それでも、エイリアンとしてミステリアスな雰囲気を放ち、彼は適役だったと思う。
細かい描写に好感が持てた。例えば高速道路とか、ボディ・ガードの動作とか、携帯電話とか、ガラスのひびとか…
ただ、ラストは何かうやむやな感じでスッキリしない。どうなるのかとドキドキして観ていたけど、アッという間に終わってしまった感。

ジェイコブがウザい。決して子供嫌いでは無いのだが、イライラさせられた。多分、彼は“一般人の反応を象徴する存在”だったのではないだろうか。人は未知の物に恐れを抱き、本能的に抵抗/否定してしまうものである。そして通報したのも一市民としては当然の行為である。そして、彼はヘレンという庇護者を失う事を恐れてもいた。しかし、単にクラトゥに感情移入してしまった観客である私にとってはジェイコブはいなくても良い存在であった。
では、何故彼がいるのだろうか?
ヒル夫妻誘拐事件(1961)が頭に浮かぶ。

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2008.12.29

■アイ・アム・レジェンド [映画]

I AM LEGEND
アイ・アム・レジェンド』(2007)アメリカ
 監督:フランシス・ローレンス 出演:ウィル・スミス

2009年、ガンの特効薬として開発されたクルピン・ウィルスは人類に死をもたらし、感染しながらも生き残った者達は凶暴化し、夜の間だけ活動するダーク・シーカーズへと変貌した。
愛犬サムと共にたった一人生き残ったロバート・ネビルは、他の生き残りを探しながら、血清の研究を続ける…SF/ホラー/アクション

リチャード・マシスン原作の古典SF小説『地球最後の男/I Am Legend』(1954)の3度目の映画化。
タイトルだけは知っていたけど、どの映画も観ていなかったので、とても楽しく鑑賞できた。う~ん、満足。

しかし、この物悲しく、暗い雰囲気の映画がどの程度ヒットしたのだろう?
おまけに、たいていホラー好きしか見ない“ゾンビ映画”ときてる。前宣伝に騙され“男と犬の友情物語”と勘違いして観に行き、後悔した人は居なかったのだろうか?
私は好きだけどな~

何故、ウィル・スミスが主演なのかよく分からなかったけど、抱きしめたサムの様子を表情だけで表現した演技力が素晴らしい。そして、軍医という設定も説得力があって良かった。単なる学者とは違う、武器への知識、自宅の防衛などのサバイバル術。
それに反してダーク・シーカーズがもろCGで残念、映画館で観た方がリアリティを感じられたかもしれない。
さっき、最初に用意されていた別エンディングを観たけど、公開版が私好み、まさに“レジェンド(伝説)”。前のバージョンじゃねー、都合良過ぎだわ。

猫好きだけど、こういうシチュエーションの場合は断然犬の方が良い、信頼できる存在。でも、最後の一人になるくらいだったら、私は死を選ぶなぁ~ 最後ってのがイヤ、銭湯でもお店でも会社でも一番最後にはならないよう慌てて帰るタイプ。
神は希望を与えてくれるけど、神がかっているのは混乱の元だと思うわ。
さて来年か、あと3日じゃん。

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2008.12.28

■ウィッカーマン [映画]

THE WICKER MAN
ウィッカーマン』(2006)アメリカ
 監督:ニール・ラビュート 出演:ニコラス・ケイジ

警官のエドワード・メイラスは、事故に遭った親子を救えなかった事により、精神的に不安定な状態だった。
自宅休養中に、以前の婚約者ウィローから「娘が行方不明になったが周囲の人々が非協力的なので、助けて欲しい」という手紙が届き、閉鎖的な孤島サマーズアイルを訪れる…ホラー/サスペンス/ミステリー

“ウィッカーマン(木の巨人)”と言ったらマイケル・スレイドの『メフィストの牢獄』、もう先が読めてしまった。
しかし、カルト映画として語られる『ウィッカーマン』(1973)のリメイクなので、とても楽しみにしていた。
やはり正義感に燃え、一人よがりで駆け回る姿がよく似合うニコラス・ケイジ(メイラス)、『8mm』を彷彿させて良かった。
映画全体としては、牧歌的だが閉ざされて異様な雰囲気を漂わせる『不思議な村』と似たイメージ。どちらも丁寧に作られている。そして、どちらも怖くは無い…そこが残念。

シスター・サマーズアイルの屋敷を探し回るシーンはかなり私好みなのだが、映画の流れとして唐突な印象。そして、最初の事故は何だったのか? 結構、好みの映画ではあるのだが、説明不足で物足りなさを感じる。
でも、ラジー賞を取るほどひどい映画だとは私には思えない。

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2008.12.14

■怨霊の森 [映画]

THE WOODS
怨霊の森』(2006)アメリカ
 監督:ラッキー・マッキー 出演:アグネス・ブルックナー

口うるさい母親に反抗し放火事件を起こしたヘザーは、鬱蒼とした森に囲まれた全寮制の女子高に預けられる。
仲良くなったマーシーをいじめるサマンサの執拗な嫌がらせに抵抗し、森が語りかける悪夢を見続けるヘザー。その学校には魔女伝説が言い伝えられていた…オカルト/ホラー

アグネス・ブルックナークレア・デュバルのように鼻っ柱が強く、ふてくされた感じの女性が好きだ。細かい事にいちいち傷つかないし、周囲にあまり関心も無い、普段は寡黙でクールな一匹狼タイプだが言うときゃバシッと言う、そんなイメージ。そんな人間に私もなりたい(←今さら無理)。

登場した時から怪しい校長、お年を召しているがそれでも美しい。こんな大人の女性に私もなりたい(←やはり今さら無理)。
で、魔女伝説…う~ん(@_@)先が読めてしまう。
後半ちょっとスプラッターがあるけどたいした事が無い、昔ながらのオカルト映画。恐いぞ~ 怖ろしいぞ~ と脅かし続けるけど、最初から先が読めて白けてしまったので、全く怖くない。むしろ眠いー

女だらけの厳粛な寄宿学校が舞台という事で『サスペリア』っぽいけど、可愛い女の子が困る姿を眺めるのが好きな男性の映画とは違うので、監督や出演女優が好きだという方向きの映画だと思う。
つまり、劇場で公開されないだけの理由があるB級レベルのオカルト映画って事。
誰がターゲットなのか考えると、精神的に不安定で、強さに憧れる若い女の子向け映画って感じ。暗いオタクかよー

保安官は何の為に出て来てるのか分かんないし、お父さんはいい人だけど存在感が薄い。母親は結局最後はいい感じなのだが遅すぎて娘には伝わっていない、雰囲気は良いけど全体的に中途半端な映画。
ネタバレになるけど、ジャンルがかけ離れていて、どちらも観る人ってほとんどいないと思うから…ラストは『コーラス』と同じよん♪

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2008.12.11

■ソウ5 [映画館]

SAW V<br />
SAW5』(2008)アメリカ
 監督:デヴィッド・ハックル 出演:トビン・ベル

ジグソウが死に、事件が終結したかに思えたが、秘密裏に残酷な殺人ゲームが進められていた。
捕らわれ傷つきながらも生還したストラムFBI捜査官は事件の全容を知りたいと一人調査を始めるが…ホラー/スリラー

腰を抜かした『ソウ』の後、こんなにシリーズが続くとは思ってもみなかった、ジェームズ・ワンとリー・ワネルは製作総指揮にまわってるのね。
だんだん惰性で観ている状態で、有名人が出ているわけではなく、個性に乏しい出演者達を覚えるのが大変でどうでもよくなってきた。
ただ残酷な私刑を見せるだけの映画のような感あり、だいたい殺されるだけの説得力に欠ける捕らわれの人々。
今回は5人にある共通点があり、みんなで力を合わせれば脱出できるとの事。う~ん?これは『CUBE』? 最後の「手」はちょっと…あれじゃ、『バッファロー'66』のラストのトサカと同じレベル。

『SAW』~『SAW4』までの解説をしてくれるのだが、余計なお世話。今まで何年も信じて来た事が「嘘」だと否定されたらいい気はしない。おまけにあの終わり方は無いでしょ、『6』の予感~
ネタバレ

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2008.12.08

■ブロークン [映画館]

The Broken
ブロークン』(2008)イギリス/フランス
 監督:ショーン・エリス 出演:レナ・ヘディ

定年を目前に控えた父親の誕生日を姉弟とそれぞれのパートナーと共に祝っていた時、突然鏡が砕け落ちた。
次の日、ジーナは自分と瓜二つの女性を目にし、その後自動車事故に遭う。
目覚めた時から周囲に違和感を感じ始める…サスペンス

暗く陰鬱な雰囲気、反復する過去の映像、不安をつのらせる音響、これは“何かあるな”と思わせるミステリアスさ。『マシニスト』を彷彿させる。

しかし、こちらは“何かありそう”だけど、これと言って何も無く、かなり思わせぶりで不安を煽るだけ煽り、夢オチを挟み込んで不快感を誘う。アイディアだけで中身の薄いストーリーに、たびたび登場する都市景観の俯瞰映像で間延びさせた印象の映画。
とにかく眠い。結末やオチを知りたくて我慢して観続けたけど、SFなんだか、精神異常の話なんだか、よく分からない中途半端さに消化不良気味。オカルトと考えると「迷信」を元にしているのかな?
スタイリッシュな雰囲気やセンスは悪くないけど、脚本が独りよがりで観客は置いてけぼりをくらわせられる。出演者が好きな方以外にはお勧めしかねる、今年2番目に辛い映画だった。

上記感想も私の独りよがりなので、まともに受け止めないようにお願いしたい。まぁ、言うなれば、好きか嫌いかは観る人次第で、白黒ハッキリしないイメージ映像と言った感なので個々の解釈にお任せ~

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2008.12.03

■1408号室 [映画館]

1408
1408号室』(2007)アメリカ
 監督:ミカエル・ハフストローム 脚本:スティーヴン・キング
 出演:ジョン・キューザック サミュエル・L・ジャクソン

心霊スポットを訪ねては体験談を書くオカルトライターのマイク・エンズリン、彼は幽霊の存在を全く信じていなかった。
彼の元へNYにあるドルフィン・ホテルの絵はがきが届き、そこには「1408号室には入るな」の文字。
かたくなに宿泊を拒否するホテル側の再三による忠告に耳を貸さず、問題の部屋に足を踏み入れたエンズリン。その時から彼は混乱と恐怖に責めさいなまれる…ホラー/オカルト/サスペンス

スティーヴン・キングの小説を原作としている映画は安心して観る事ができ、佳作とか中堅とかいった無難感がある。しかし、そんな中にも『シャイニング』や『スタンドバイミー』のように名作と呼べる映画がある。

そして、この『1408号室』。
う~ん、脇役が主役を喰ってる感があり、なにしろ部屋内部という限られた場所の撮影が中心という低予算映画だ(たぶん)。
まぁまぁ楽しく観れたけど、途中眠くなってしまった。ホラーがそれで良いのか?
“邪悪な部屋”は人の心を操り、罪悪感を利用して死へと導こうとする。はたで見ていたら、一人でヒステリックに転がりまわっている男にしか見えないんだろうなぁ。
ストーリーは二転三転してくれて、“郵便局”のシーンはかなり好きな箇所。「人の夢を打ち砕き、絶望へ叩き落とす」う~ん、このギャップがたまらん♪

エンズリンの処女作『The Long Road Home』にひどい父親の事が書いてあるそうだが、その“ひどさ”が伝わって来ない。
幽霊の存在を信じないホラー作家・平山夢明の父親もかなりひどかったそうだが、父親が一番ひどい存在であれば、怖い物知らずになれるかな。

ネタバレ

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2008.11.18

■ダイアリー・オブ・ザ・デッド [映画]

Diary of the Dead
ダイアリー・オブ・ザ・デッド』(2007)アメリカ
 監督・脚本:ジョージ・A・ロメロ 出演: ミシェル・モーガン

卒業制作でミイラ映画の撮影していた学生達はラジオで「死体が動き出した」というニュースを耳にした。彼らはキャンピングカーに乗り、それぞれの故郷を目指す。
ドキュメンタリー監督志望のジェイソンは世界中に真実を伝え、後世に記録を残さなければという使命感に燃え、状況の撮影を始めた。
その道中、ゾンビと化した人々をひき殺し、運転していたメアリーが自責の念にかられ自殺する…ホラー

1999年の『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』に始まり、『REC/レック』 『クローバーフィールド/HAKAISHA』に続き、ロメロ監督の登場人物がハンディ・カメラで撮影する主観撮影(POV)によるゾンビ映画である。

『クローバーフィールド』が観客を酔わせるほどリアリティを持っていたが、こちらの『ダイアリー・オブ・ザ・デッド』はそれほどでもなく、YouTubeだのブロガーだの何か今の流行りに乗っかった感じがする。
それでも前作『ランド・オブ・ザ・デッド』がいまいちで、今回もあまり期待していなかったせいもあり、意外な臨場感と多少の感情移入で楽しめた。
ジェイソンの恋人デブラがナレーションを行い(『ターミネーター2』サラによる解説のイメージ)、全体に漂う救いの無い悲しみや表現が哲学的であったりするところが、『クローバーフィールド』とは違うシリアスな雰囲気をかもし出している。特に教授の厭世的な態度でありながらも、ここぞという時に活躍するのがかっこいい。

ずっとグルグル考えてしまうのが、ゾンビの事。
ブードゥーでは仮死状態にした人だから延々と奴隷として使えるが、ゾンビ映画の方はいったん死んで動きまわってる者。
脳から指令される本能的な食欲という欲求に従って生きている人を襲い、動作の為のエネルギーはそれで吸収するとして、果たして排泄は? そんな代謝は可能なのか? 再生はしないだろうから、身体は腐って落ちる一方なはず。では、弱点である脳が崩れればゾンビも死に絶える時が来て(『28日後…』)、隠れていればいつかは助かるかもしれない。

…そんな事は全く教えてくれない、何故ゾンビが発生したかも説明してくれない、結局一番怖いのは? という疑問を投げかけてくる始末。
あまり怖くは無いけど、色々と考えさせられてしまう映画だった。

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2008.11.02

■落下の王国 [映画館]

THE FALL
落下の王国』(2006)インド/イギリス/アメリカ
 監督:ターセム 衣装デザイン:石岡瑛子
 出演:リー・ペイス カティンカ・ウンタルー

自殺願望を持つスタントマンのロイは、5歳の少女アレクサンドリアに物語を聞かせてあやつり、薬を盗ってくるようそそのかす…ファンタジー

めくるめく美しい世界の壮大なファンタジー。
世界遺産を撮影したそうだが、こんなに素晴らしい建物が現実にあったのか! と驚くような素晴らしさと、撮影をよく許可してくれたものだという感心が入り混じりながら、スクリーンを見つめた。

ロイが語る架空の話をアレクサンドリアが頭の中でイメージする、それを具現化するとこんなに素敵な冒険活劇と化してしまう。
二人もそうなのだが、身の周りにいる人はあまりパッとしない。しかし、いったんイメージの中に入ってしまうと、バックグランドと衣装を変えただけなのに、颯爽とした立ち居振る舞いにウットリ。そして、ロイや同室者に話を中断されて、アレクサンドリアと共に地団駄を踏む私、すっかり感情移入してしまった。

アレクサンドリアが足を踏み外したその後の映像にもやられた。まさかあんな風に表現するとは思ってなかったし、観客の想像力をかきたて、この先の不安を感じさせる、直接的に描かないそのセンスが好きだ。
そう言えば『ザ・セル』の頭の中に入っていくシーンも変わっていたなぁ。

悪魔のリズム』があんまりだったので、気分を変えるために観た『落下の王国』は、私の予想を裏切る設定と展開で十二分に楽しめた。
以前から映像美の映画だからスクリーンで観たいと思っていたが、お金を出して観て正解。
そして、ちょっと変わった映画が好きな方にオススメできる、笑って泣ける大人のアドベンチャー・ファンタジー映画だと思う。誰にでも子供時代があり、色んな事を空想したでしょ?

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2008.11.01

■悪魔のリズム [映画館]

GUANTANAMERO
悪魔のリズム』(2007)イギリス/スペイン
 監督:ビセンテ・ペニャロチャ 出演:ルパート・エヴァンス

海岸に流れ着いた男はフラフラとさまよっているうちに、一台の車に拾われる。その男の妹の世話になり体力を回復するが、繰り返し頭をよぎる監禁と拷問の記憶にさいなまれる…ドラマ

これは、男が作った男が理想とする男の為の恋愛映画
つまり私がとても苦手とするタイプの映画で、観ているのがつらい。まるでヴィンセント・ギャロの『ブラウン・バニー』のようだと思っていたが、途中で雰囲気が変わった。ミステリーとジャンルされるわけが後半になってやっと分かるが、これがまた混乱を招く。

いつも事前に情報を極力入れないようにしているので、私が予想したこの映画は、<無実の罪で米軍に捕まったパキスタン系イギリス人の話『グアンタナモ、僕達が見た真実』を極端に脚色した『ホステル』のようなエグイ映画>かと思っていた。すごく楽しみにしていて、せっかく休みを取って新宿までわざわざ観に行ったのにガッカリ。

嵐ってそんなシーンあったっけ?
ストーリーには関係ないダンスシーンが盛り込まれているのだが、こんなにテンポの悪い映画に“リズム”とタイトルをつけた理由はもしかしてこれのせい?
だいたい、自分の妹にどこの馬の骨とも分からぬ男を押し付ける兄はいないし、いて欲しくない。

今になって解説を読むと<心に傷を負った青年が~白昼夢が交錯する~幻想スリラー>。
こういう現実か空想か曖昧なイメージ映像的映画は、観ていて混乱するのでストーリーを追うのが億劫になる→眠い→館内にはオヤジのいびきが鳴り響いていた。

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2008.10.26

■ハロウィン [映画館]

HALLOWEEN
ハロウィン』(2007)アメリカ
 監督・脚本:ロブ・ゾンビ
 出演:マルコム・マクダウェル デーグ・フェア

母の恋人になじられ、学校ではいじめられる孤独な少年マイク・マイヤーズ、彼は常にマスクをかぶっていた。 ハロウィンの夜、家族を惨殺し精神病院に収容される。
15年後、脱走したマイクはたった一人生き残った妹を探して、ハドンフィールドの自宅へ舞い戻る…ホラー

ジョン・カーペンター監督の『ハロウィン』(1978)のリメイク、私にとってはトラウマの映画である。ワーイ!やっとやっつけた~ と思ったら…
あまりの後味の悪さに、これ以降ホラー映画を敬遠してきた。だから『13日の金曜日』『エルム街の悪夢』は観ず、ましてや『ハロウィン』の続編などもっての他であった。
映画なんて作り物だと、割り切れるようになってやっとホラーを復活、たぶんわざとらしいテンポの気軽なホラー映画『スクリーム』がきっかけだったような気がする。

ロブ・ゾンビの映画は悪人に哀愁が漂い、同情せずにいられない雰囲気をかもし出している(まだ『デビルズ・リジェクト』しか観てはいないのだが)。
この『ハロウィン』の10才の少年マイクもまた悲しいのだ。決してやってはいけない行為なのだが、仕方が無いと思わせるムードを漂わせている。
子役の演技がうまいせいなのかもしれないが、どうして彼の親はこんなひどい役を子供にさせるんだろう、と思うほどのいびつさ。

そして、ロブ・ゾンビと言えばスプラッターというイメージがあったが、これは正統派ホラー。
残酷な雰囲気を感じさせるのだが、残酷なシーンは映し出されてはいない。それでも、不快感を与えるテクニックは凄いと思う。
例えば、最初の流血シーンは鼻を中心に黒い血がXに流れ出て、見ていて痛々しい。あれが真っ赤で色鮮やかだったとしたら、画面が華やかに感じられ、違う雰囲気になってしまったと思う。
効果的に使われていたのはBlue Öyster Cultの名曲「(Don't Fear) The Reaper」、邦題「死神」である。

暗に何を目的にしていたのか分からずじまいで、どうしてお前はそれがやれたのだ、どうしてそれを知ったのだ、とツッコミを入れたくなるような部分もあった。
しかし、どうして怪物が作られたのかきちんと説明してくれ、ブラケット保安官が良心である。
30年の時を経て、やっとジョン・カーペンター版を見る勇気が湧いてきたよ。

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2008.10.19

■ボーダータウン 報道されない殺人者 [映画館]

Bordertown
ボーダータウン 報道されない殺人者』(2006)アメリカ

国境の町メキシコ・フアレス、アメリカ向け製品を24時間操業で製造する工場が立ち並び、貧しく若い娘達が昼夜交代しながら低賃金で働いている。
1993年以来この付近では、行方不明となり遺体となって発見された女性の数が公式には500人弱、しかし外国資本が途絶える事を危惧する政府が隠蔽しているだけで、5,000人以上いると推測され、未解決のまま放置されている。
16歳の少女エバは仕事帰りに暴行され、砂漠に埋められた。奇跡的に助かった彼女はどうにか自宅へたどり着くが、口封じの報復に脅える毎日。
シカゴから連続女性殺害事件の取材に訪れた新聞記者ローレンは元同僚のディアスの助けを借りて、エバを保護し、犯人を見つけるために調査を始める…サスペンス/ドラマ

中南米の金で動く警察や政治家によって、闇へ葬られる貧しいインディオの少女達の境遇を国際社会に訴える社会派サスペンスドラマ。
社会派として思い出すのは映画『ミッシング』、でもこちらは南米チリで行方不明になった左翼かぶれの米国人若者が自ら撒いた種であったような、父親が金持ちだからこそ解決したような気がする。記憶が曖昧だが、本の方はもっと凄まじかったような…壁に塗りこまれた人とか、室内が累々とした死体に満ちた中から息子を探すとか。

映画の中では遺体が発見されるのはまだマシで、砂漠の中から娘を捜す人々、そして生きて帰ってくる事も地獄。
たった一度の性欲を満たす為に殺される女達は消耗品なのだろうかと思ったけど、よく考えると男だって戦争で消耗されていると、逡巡。
正義はどこにあるんだろうね? 心の中と分かってはいるけれど、金が優先されるほど貧しい生活を余儀無くされている国の人々を理解しなくては。資本主義は貧富の差を生むけど、共産主義は絵空事。そして日本は裕福な資本主義国である。

映像が美しい、特にエバが生還するシーンが音楽と共に一番素敵。そして、レストランの水槽の前にたたずむローレンの姿も。どちらも物悲しい。
ちょっとしたスパイスのように出現するフランクが良い感じ、怖ろしいのは廃品置場、感動したのは裁判所の前。

私が観る映画にしては珍しく女性一人が多かったので、フェミニストか人権擁護関係かと思っていたけど、家に帰ってから分かった。有名人が出ていたのね、私が知っていたのはマーティン・シーンだけ。
いずれにしても、シリアスなドラマが平気ならオススメ、とても考えさせられる良い映画である。

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2008.10.17

■恐怖奇形人間 [映画]

HORRORS OF MALFORMED MEN 恐怖奇形人間
HORRORS OF MALFORMED MEN : 江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間
 (1969)日本
 監督:石井輝男 原作:江戸川乱歩
 出演:吉田輝雄 由美てる子 土方巽

記憶の底にある風景と子守唄の謎を解き明かしたい人見広介は精神病院から逃げ出し、追われる身となった。そんな時、偶然にも自分と瓜二つの源三郎が急逝した事を知り、彼になりすまし、まんまと菰田家に入り込む。
父・丈五郎が作り上げた島へ上陸すると、まさにあの風景が横たわり、そこには奇怪な人々が蠢いていた…ミステリー/ホラー

江戸川乱歩の『パノラマ島奇談』と『孤島の鬼』に『人間椅子』等を盛り込んだカルト映画。
ビデオ化されていたが内容的にテレビ上映は難しく、日本では出せないのでアメリカで発売されたDVD。いわゆる逆輸入、たぶんほとんど日本人が購入しているのでは。

感想は、正直言って苦笑…なんじゃこりゃ?
あらためて乱歩を読んで“怪奇幻想ワールド”に浸っていた私には期待はずれな内容で、最初から“エロワールド”(公開当時は成人映画扱い)。
古い映画なので仕方が無いけれど、嘘くさい事を真剣に演じている、それを観ているのが結構つらい。例えば老婆は白髪頭の若者、双生児は紐で縛ってるだけ、20年以上鎖に繋がれていた人には見えません。
何故かロマンポルノとは感じられず、特撮映画っぽく感じてしまう不思議な映画だった。
あのめくるめく“パノラマ島”をどう表現しているのかすごく楽しみにしていたけど、芸術作品ではなく“人力”だった。それでも、手術シーン辺りの雰囲気は気味が悪く、見てはいけないものを見てしまったような後ろめたさを感じ、ホラーっぽくて好感。
しかーし! それを覆したのはあの“爆笑シーン”、まさかこれほどとは思わなかった。う~ん、頭イタイ…

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2008.10.04

■ベティの小さな秘密 [映画館]

JE M'APPELLE ELISABETH
ベティの小さな秘密』(2006)フランス
 監督・脚本:ジャン=ピエール・アメリス 脚本:ギョーム・ローラン
 原作:アンヌ・ヴィアゼムスキー
 出演:アルバ・ガイア・クラゲード・ベルージ バンジャマン・ラモン

人里離れた精神病院の隣に住む10歳の少女・ベティ。
唯一の遊び相手である姉が寄宿学校へ入り、父と母は毎日喧嘩ばかり。優しいお手伝いのローズは戦争の後遺症で精神的に不安定、安楽死させられる犬のナッツを飼いたいが反対されている。
そんな孤独感をつのらせるベティの前に、病院から逃げ出した自殺癖の青年イヴォンが姿をあらわす…ドラマ

映画館チケットの有効期限が迫り、特にこれと言った映画が上映されていなかったので、私にしては珍しくドラマを鑑賞、『コーヒー&シガレッツ』以来3年ぶりだわ。

結論を言えば、ベティからエリザベスへと変わる思春期にさしかかった少女の成長物語。
周りの大人も子供もイヤな奴ばかり(本質的には良い人なんだろうけど)、思い余って逃げ出すベティ。牧歌的な風景を歩く彼らの姿が素敵。
ヨーロッパの夏は日没が遅いと聞く、夜のシーンでも明るくて景色がきれい。
かいがいしく健気なベティがみずみずしくて可愛い。
以上

悪くないし、まぁまぁなんだけど、どこかわざとらしさや不自然さが漂い、なかなか物語に入り込む事ができなかった。
時代背景はよく分からないけど、印象付けたい人物に常に赤をまとわせ、休日に正装して森へやって来る家族…観ていて疑問が湧いてくるのだ。映像は良いけど、ストーリーはノスタルジックなファンタジー映画と捉えるのが相当、悩める子供と夢見る大人が観るといいかも。

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2008.09.29

■ユージュアル・サスペクツ [映画]

THE USUAL SUSPECTS
ユージュアル・サスペクツ』(1995)アメリカ
 監督:ブライアン・シンガー 脚本:クリストファー・マッカリー

港で船が爆発炎上、27人が死亡し、助かったのはたった2人だった。生き残った者の証言を元に捜査が進められて行くうちに、長年FBIが追っている犯罪者「カイザー・ソゼ」の名前が浮かぶ…ミステリー

MSNの映画で「“衝撃の結末”を楽しむ!作品ガイド」なる、私好みの特集をやっていた。
新作は『ミスト』以外はそのうち観る予定で、シャマラン監督は『翼のない天使』以外は観ている。
「タイプ別“衝撃の結末”映画カタログ」は16作品中10作観ていた。残る6作品は絶対観なきゃね。

そして、ちょうど録画していた『ユージュアル・サスペクツ』を観た。犯罪者が主人公の映画や小説は好きではないが(犯罪を美化するのはちょっと…)、“衝撃のラスト”とか“大どんでん返し”とか言われていたから、ずっと気になっていた。

ダメじゃん…あの人が出て来た途端「ヤツが犯人だ!」と、ある程度サスペンス映画を観ている人なら絶対に分かるレベル。それからはもうつまらなくて、とにかく犯人に気付く瞬間をただ待つばかりの映画になってしまったガックリ_| ̄|○
だいたい「コバヤシ」という名の弁護士が明らかに白人なのが不自然でしょ。

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2008.09.28

■フロンティア [映画館]

Frontier(s) (Frontière(s)
フロンティア』(2007)フランス
 監督・脚本:ザヴィエ・ジャン 音楽: ジャン=ピエール・タイエブ
 出演:カリーナ・テスタ モード・フォルジェ

大統領選に伴い暴動が発生したパリ、その混乱に乗じて強盗を働いた移民の若者達は二手に分かれてオランダを目指して逃亡した。
先に出発したファリッドとトムは国境近くのモーテルで後から来る二人と落ち合う事にした。しかし、そこは異様な家族が経営する死の宿だった。何も知らずに待ち合わせ場所に着いたアレックスとヤスミンは、怖ろしい事態に直面する…ホラー/サスペンス/アクション

フロンティア」と言ったら、4ADのコンピレーションで初めて聴いたDead Can Danceの呪術的な雰囲気を漂わせるダークな曲。

これは、凄い!!
終わった時に気が付いた、私は息を止めて観ていた。あまりの迫力に圧倒されて、息を詰めてスクリーンを見つめていたのだ。

食人一家だというから、単なるスプラッター映画かと覚悟して観に行ったのだが、ただ残酷なシーンを詰め込んだだけのホラーではなく、様々な場面展開があり、自分が想像していた以上に意外で目が離せない。
逆さ吊りをはずそうとするシーンは痛みが伝わって来て目をそむけたくなったけど、それ以外は何となく予想がついたのでそれほどショックではなかったが、S趣味傾向の映画ではある。
でも、そんな残酷さへの不快感を上回るモノがあった。ストーリーというより、ヤスミンと音楽と予想不可の展開。

Yasmine & Eva助かるかなーと希望を持たせておきながら、どん底へ。だけど、ある事をきっかけに事態は別な方向へ。だけど、急展開…ワクワクドキドキ、ドロドログチャグチャ、ギャーウギャー。
写真右前からはファンタジー、次はシューティング、アクション、サバイバル、血みどろ女の恐怖は死への抵抗/生への渇望か。
そして気になるのは婆さん、女達に救いを!

全体的なイメージは『ハイテンション』+『ホステル』、一家はもちろん『悪魔のいけにえ』や『マーダー・ライド・ショー』ね。結構楽しく観れたので、勇気を出して『屋敷女』も映画館に観に行けば良かったと今頃後悔。

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2008.09.26

■パイレーツ・オブ・カリビアン [映画]

Pirates of the Caribbean: At World's End
パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』(2007)アメリカ
 監督:ゴア・ヴァービンスキー 製作:ジェリー・ブラッカイマー
 出演:ジョニー・デップ オーランド・ブルーム キーラ・ナイトレイ

東インド会社のベケット卿が“深海の悪霊”デイヴィ・ジョーンズの心臓を手に入れて意のままに操り、制海権を手に入れて人々を弾圧していた。
それを阻止する為、“伝説の海賊”9人が難破船の入江で評議会を召集し、海の女神カリプソを開放してベケット卿に対抗しようとするが…アドベンチャー/アクション

海賊映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』がヒットし、2作目『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』が作られ、本作が続編の3作目。
すっかり2作目を忘れてしまい、観始めてから後悔。ちゃんと予習しておけば良かった。
1作目は映画館で観て、分かりやすく面白かったけど、子供向けだからもういいやと思っていた。だから、2作目にあまり期待はせずWOWOW放映まで待ったが、途中で終わってしまい消化不良のままだった。やっと観た3作目は話が散漫で、場面がいつの間にか展開し、何が何やら…眠い…眠ってしまった。

やっと面白くなったのは、ジャックが地図の謎に気付いたところ。
でもねー、のどが渇いていたんじゃなかったかしら? その後の展開に納得が行かないんだけど…

とは言え、大スペクタクルに前半のもやもや感は消え失せ、その迫力に圧倒された。CGと分かっていても、リアルな表現で、最後のベケット卿の優美な姿も素敵。彼は商人であって、交渉や策略に長けてはいても、戦闘には不向きだったのかな?
何となくジャック・スパロウの存在が薄くて、脇役であるギブス、バルボッサ、キャプテン・ティーグ・スパロウ(キース・リチャーズ)そして猿に魅力を感じた。

それにしても、こういう展開になるとは…意外性が良かった。そして、エンドロール後の緑の光も良かったよ!
終わり良ければ全て良しで結構満足、分かりにくい部分はリピートして何度も楽しめる映画という事かもね。

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2008.09.25

■オトシモノ [映画]

オトシモノ
オトシモノ』(2006)日本

女子高生・奈々と妹の範子は駅で孝君に会った後、彼が行方不明となる。
そして最後に会った時、孝君が持っていた定期券を範子が拾い、範子も行方不明となる。
一方、奈々のクラスメイトの香苗は彼氏が電車内で拾ったブレスレットを身に付けた時から、周囲で不審な出来事が起きる。
奈々は駅員・久我の協力を得て真相を探る…ホラー

最初は全然気が付かなかったけど、化粧をした女子高生は沢尻エリカだった。おまけに入院している母親も化粧をしている。う~ん、困った映画だ。CGや人形を使用しているのもハッキリ分かる。つまり、リアリティに欠けると…
おまけに愛する者を探す為とは言え、他人の家に黙って入るのはいかがなものか。

予期せぬ展開もあり、とりあえず退屈せずに観れるホラー映画ではある。
さすがに日本のホラーは怖いなぁと最初は思ってはいたんだけど、これは愛と友情の物語なのだろうか? 何か中途半端な感じ。
洋物っぽいんだけど正体もハッキリせず、無理な設定だし、後味の悪いラスト。う~ん、やっぱり困った映画でツッコミどころ満載。

それはたぶん、若者をターゲットとしたアイドル映画となってしまった為、焦点がぼやけてしまったのではないだろうか。
たった2年前の映画なのだが、当時人気が出てきたタレントを起用したのだろう、今じゃあまりTVで見かけない二人、目算を誤ったか…しかし、小栗旬の活躍はめざましいものがあり、『隣人13号』はとても良かった。

だいたい、オトシモノを拾って届ける行為は良い事として奨励されるべきなのに、その美徳を否定する映画であるところに問題があるのかも。

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2008.09.23

■ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 [映画]

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ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』 (2007)イギリス/アメリカ
監督:デヴィッド・イェーツ 原作:J・K・ローリング
出演:ダニエル・ラドクリフ ルパート・グリント エマ・ワトソン

ヴォルデモート卿の復活を受け入れられない魔法省はホグワーツ魔法学校にアンブリッジ先生を送り込んで来た。
彼女は実践をゆるさず、理論のみの授業を行い、学校を徐々に支配してゆく。反発したハリー達は「ダンブルドア軍団」を結成し、密かに呪文の訓練を行うが…ファンタジー

始まった途端、おぉ~大きくなった。
イメージの変わらない大人の先生達(校長先生以外)と違い、ハリーやロン、ハーマイオニー役の子ども達の成長は目覚しい。幼いイメージが消え、すっかり青年然としているが、役者を交代せず製作してくれるのが嬉しい。
しかし、監督は結構変わっているようで、今回は最初から雰囲気が暗くて感情移入できず、なかなかストーリーを理解できずにいた。
前作『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』を観てから3年も経っているので、忘れている部分が多く、今回のストーリーにつながらずにいた。映画館で観ようというほどの意気込みも失せてしまったし、だいたい原作ももう読んでいない。

しかし「必要の部屋」を得てから、前向きな雰囲気により段々面白くなって来て、特にダンブルドアとヴォルデモートの決闘シーンは『スター・ウォーズ』のライトセーバーによる戦いのようでかっこいい。

こと恋愛に関してはよく分からないけど、ハリーとチョウ・チャンのカップルには違和感を感じる。原作ではどうなっているんだろうか? 完結している現在、そろそろ読書の方も再開したいところ。
今回初登場の不思議ちゃん、ルーナに好感。
アンブリッジ先生は嫌な役柄だけど、典型的な悪女ではなく、ピンクのふっくらした感じで完全に嫌いになれないところが良かった。彼女は単に職務に忠実なだけで、心底意地悪で行ったわけではなく、それが子ども達にベストな事だと信じていただけなのである(そういう育ち方をしたんでしょ)。彼女を教え諭す事ができる人物がいれば良いだけ。

次作『ハリー・ポッターと謎のプリンス』は来年に延期になってしまったが、もう心待ちにしていないので、いつでもいい。でも、原作を読んだら気持ちが変わるかもね。それにしても、あの分厚い上下巻には抵抗があるなぁ~

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2008.09.21

■幽霊マンション [映画]

幽霊マンション
怪談新耳袋 [劇場版] 幽霊マンション』(2005)日本

母を亡くした愛美は父と共に古びたマンションに引っ越して来た。
住民は大歓迎し、親切にも引越しを手伝ってくれた。そして、愛美達と入れ違いに引っ越してゆく家族もいた。
このマンションにはいくつかの“規則”があり、その“掟”ともとれる奇妙なルールに人生を振り回される住人達…ホラー

BS-iで放映しているショートホラー番組「怪談新耳袋」シリーズの長編版。
原作の現代版百物語『新耳袋』やTVシリーズの方は発生した現象を描写しているだけなので、発生理由や後日談などの説明も無く、だいたい謎を提起したまま終わり、後味が悪い。
この映画はさすがに長編物なので、納得の行く説明があり、意外なオチもあって、消化不良もおこさずキチンと終わってくれた。しかし、最後の最後に後味の悪い物を見せてくれる、警察呼べよ~

とは言え、色々なエピソードを盛り込んで退屈させないホラー映画で、日本の物にしては珍しく怖くない。むしろ、人間心理を皮肉るような内容で一概にホラーとも言えない。だけど、幽霊も出てくるので怪談には違いない。
明美ちゃんが良かったな、がんばれーと応援したくなり、手に汗握る。そして、重苦しい内容に息抜きできるコミカルな部分。
登場人物に魅力があり、憎み切れない親近感がある。だって気持ちが分かるような気がするもん、誰だってこういう状況に置かれれば…あり得ないって(←自分ツッコミ)。

映画館でお金を払ってまで観たいという感じでは無かったけど、TVの2時間ドラマと考えると、気軽に観る事が出きて、それなりに同情し、共感できるホラー。ただし、最後の部分のせいで一般向きとは言えないな。
「世にも奇妙な物語」長編版と考えると分かりやすいかも。

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2008.09.20

■DEATH GAME デスゲーム [映画]

STAY ALIVE
DEATH GAME デスゲーム』(2006)アメリカ

ハッチは友達ルーミスのゲーム「Stay Alive」を形見として譲り受けた。友人や上司の5人と共にそのゲームで遊んでいると、今度は上司も死んでしまう。調べてみると、亡くなった者達はすべて“GAME OVER”と同じ死に方をしていたのだ。勝手にスタートしてしまうゲーム、また犠牲者が発生し、ゲームの制作者を探す…ホラー/サスペンス

描いた絵が実体化し、動き出した怪獣は「ウルトラマン」だったろうか…ボードゲームの結果を実体験させられるのは『ジュマンジ』。
そしてビデオゲームが実体化し、クリアできなければ、ゲームキャラクターと同様の事態に陥る死のゲームソフト「Stay Alive」。誰もが思いつくような映画なのである。もっと同じような映画がありそうだなぁ~

でも、結構楽しく見れた。若者が個性的だった為、『カースド』と違って人の区別が容易につき、単純なストーリーと相まって漫画を読んでいるような感覚。
ラストもご想像通りって感じ。あまり怖くなく(DVDのジャケットは誤解を招く)、ミステリアスな雰囲気で誰でも結構楽しめる。ただし、お粗末な内容にツッコミを入れたくなるかもしれない…制作者を探しに行ったのではなかったかね? そしてノートパソコンの○○を抜け!

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2008.09.18

■今日も僕は殺される [映画館]

THE DEATHS OF IAN STONE
今日も僕は殺される』(2007)イギリス/アメリカ
 監督:ダリオ・ピアーナ 製作:スタン・ウィンストン 他
 出演:マイク・ヴォーゲル クリスティーナ・コール

大学生のイアンはアイスホッケーの試合の後、恋人のジェニーを家まで車で送り、踏み切りに差し掛かった時、不審なモノに襲われ無残に殺された。
次の瞬間、イアンはオフィスで目覚め、同僚のジェニーが歩み寄る。そして、周囲に不気味な影を感じ、慌てて逃げたがまた惨殺されてしまう…ホラー/サスペンス

まず、タイトルに魅かれた。
そして、解説を読むと“不条理”の文字…前衛的で訳の分からない映画は苦手だから躊躇したけど、そんな心配は無用なほど、よくできたスリラーだった。

何となく『ジェイコブズ・ラダー』を連想していたのだが、結果的には全然違っていた。
導入部はスピードが速すぎて何がなんだか把握できなくていたけど、不気味さが段々と増し、あちらこちらに不審な影が見え始める。この先、どうなるか分からない不安が押し寄せ、唐突に訪れる幾たびかの死にビクビクする。しかし次の瞬間、彼は全然別な人物、環境となって現れるのだ、頭に浮かぶのは謎? 謎? 謎? そして共通するのは…

『マトリックス』の登場人物のような人が、『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』のディメンターっぽいのに変身し、そいつは『ターミネーター2』のT-1000型のような武器を駆使するSFみたいな映画だと思った。けれど、結局は恋愛映画なのよ。ただし、映画内ではオカルト風の説明をしていた。チラシを見た第一印象は『ソウ』だけどね。
段々と明らかにされる「謎」、それはミステリー。

ネタバレ
という事で、モロ私好みなのに何故か上映館は限定され、2週間しか公開していない。みんなこんなに面白い映画は好きではないのだろうか。欲を言えば、不気味な影は初期クローネンバーグ風にグログロネチョネチョした物体の方が良かったなぁ~

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2008.09.17

■ウェス・クレイヴン's カースド [映画]

CURSED
ウェス・クレイヴン’s カースド』(2005)アメリカ

両親を亡くしたエリーとジミーの姉弟。月夜の晩、言い争いをしていた時何かが車にぶつかり事故を起こす。崖下に転落した車から女性を助けようとした時、大きな獣に襲われて怪我を負い、その日から二人は身体に異変を感じる…ホラー/サスペンス

「狼人間」の話。
つい「狼男」と言いたくなっちゃうけど、かまれると手のひらに呪いの“刻印”が現れ、かんだ奴を殺せば“呪い”が解けるという、都合のいい話だから「狼男」とは一線を画すのかもしれない。

恐怖よりも、『スクリーム』同様、犯人探しを楽しむミステリー映画だと思う。
結構期待してたんだけど、もっと背筋がゾクゾクするようなホラーの方が好みだから、安易な感じが苦手だった。だいたい犯人が分かってから、最初のシーンを思い出すとすごく白けてしまう。恨んでいるなら憎い相手を襲うはず、それなのに…そして、変身シーンも安っぽい。色々と無理っぽい話でこりゃガッカリ、だいたい印象が薄くて人の区別が付きにくい。つまり感情移入できなかったという事だね。
壁の中に誰かがいる』は面白かったのになぁ~

クリスティナ・リッチは好きなんだけど、いつまでも広いおでこが可愛い妹役の方が良いなぁ。
ボー役は見た事あるなと思っていたら『HEROES/ヒーローズ』のピーター・ペトレリ(マイロ・ヴィンティミリア)役だった。

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2008.09.10

■デイ・オブ・ザ・デッド [映画館]

Day of the Dead
デイ・オブ・ザ・デッド』(2008)アメリカ
 監督:スティーヴ・マイナー 脚本:ジェフリー・レディック
 出演:ミーナ・スヴァーリ スターク・サンズ

アメリカ・コロラド州レッドヴィル、軍の「検疫隔離演習」により町が封鎖されてしまった。 町出身の伍長・サラは新人兵士・バドを連れて巡回中に自宅に立ち寄ると、母が風邪をひき高熱を出していた。弟とその恋人と共に病院へ行くと、そこには母と同じ症状の人々が待合室でひしめき合っていた。
やがて母が鼻血を出し、突然動きが止まると、周囲の人々も同じ状態に陥り、再び動き始めた時には別なモノに変わっていた…ホラー/サバイバル/アクション

ジョージ・A・ロメロ監督の『死霊のえじき』(1985)のリメイク。
『今日も僕は殺される』を観に行ったのだが、もう上映が始まっていて、仕方無くこちらのゾンビ映画を観た。何も期待していなかったが、やはりよくあるB級ゾンビ映画で、これと言った特徴も無く…いや、あるかも…主役が若く可愛らしい女性だという点。わたしにゃ、どうでもいい事だけどね。
次回上映されるのは『ゾンビ・ストリッパーズ』、こちらも私にとってどうでもいい映画。つーか、男の欲望を手を変え品を変えて、満たすと言ったイメージでトホホな感じがする。

残念ながらオリジナルを観ていないので、比較する事はできないのだが、リメイク版『デイ・オブ・ザ・デッド』は空気感染するゾンビ細菌、とにかくこの安易な脚本にツッこみを入れたくなるような内容だ。後半は『バイオ・ハザード』へと変化し、全体的な印象はシューティング・ゲーム。
本能に突き動かされて、動作が素早くなるのは理解できるけど、何故に天井を這う? そうね、スピードが速い分、追われる側の緊張感は伝わって来た。
ありふれたゾンビ映画で、これと言った盛り上がりも無いし、一応バドなんか工夫を凝らしているのだろうけど、息抜きにしか感じられない。ただ、闘う女は好きなのでニーナが好印象、サラはひたすら違和感。
CGやメイクが格段の進歩といった感じ(『ハウス・オブ・ザ・デッド』はひどかった)、後味の良いゾンビ映画。ただ、グロシーンが多い事には変わりが無い。

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2008.08.28

■デトロイト・メタル・シティ [映画]

Detroit Metal City
デトロイト・メタル・シティ』(2008)日本

おしゃれな渋谷系ポップスが好きな純朴青年・根岸崇一。デスレコーズの女社長にそそのかされ、デスメタルバンド“デトロイト・メタル・シティ”のギター兼ボーカル・クラウザーII世としてデビューさせられていた。そんな時、大学の同級生・相川さんや後輩・佐治くんと再会し、現在の自分の姿を必死に隠す。
伝説のブラックメタルの帝王“ジャック・イル・ダーク”との対決を目前にして…コメディ

立ち読み、電車内読みができない爆笑ギャグ漫画『デトロイト・メタル・シティ』の実写映画化。
やはり、面白さは漫画に太刀打ちできないけど、それなりに映画も楽しめる。漫画を読んだ事が無い人でも、1時間40分の中に色んな事を詰め込んでいるから(つまり深く語ってはいないって事)、分かりやすいと思う。

それにしてもグリとグラにはガッカリだよ~
読んでいない人の方が楽しめるかな?

あのひどい歌詞があんなにカッコイイ曲になるとは思っていなかった。
試聴 PV
デス・メタルというよりゴシック・メタルを聴きやすくポップにした感じ。メタルの当初のRainbowなんか今聴くとえらいポップ、それよりはラウド・ロックに近いポップさかな? いずれにしてもメタルは聴かないからよく分からないけど、デスではない。だって、私DMCの曲好きだもん(Ulverの初期は苦手)。
もちろん渋谷系ポップスも大好きだから、「甘い恋人」「ラズベリーキッス」にメロメロ。カジヒデキって初めて聴いたよ、なかなか良いね。

主演の松山ケンイチって思っていたよりも背が高くてカッコイイ。
そして、音楽もいい。
セリフの間合いとか気になるけど、コメディにリアルさを求めるのは間違っている、わざとらしくて当たり前。ちょっと笑って楽しく過ごせる1時間40分。
ジャック・イル・ダークがKissのジーン・シモンズと知り、納得。マーティ・フリードマンが出てたらしいが、気がつかなかった。また、観なきゃね~
それにしても何故“DMC”をやってくれないんだ?

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2008.08.20

■ハンサム・スーツ [映画]

ハンサム・スーツ チラシ ハンサム・スーツ シール
ハンサム★スーツ』(2008)日本
 監督:英勉 脚本:鈴木おさむ
 出演:塚地武雅 谷原章介

定食屋“こころ屋”を営む心優しき男・琢郎、常連客や友人達に囲まれ、忙しくも楽しい毎日。最近入った美人アルバイト・寛子ちゃんに恋するがあっさり振られてしまう。
ブサイクだからダメなのかと落ち込むが、怪しい男に誘われ“ハンサム・スーツ”を試着すると、琢郎はモデル・杏仁に大変身…コメディ

試写会に当たって観に行った『ハンサム★スーツ』。
期待したほど笑えなかったけれど、鑑賞後の気分がほのぼのするハートフル・ラブ・コメディ。
大笑いというより、細かな笑いと言ったところで、たまにフフフ。特に声は知っていれば笑えるし、知らなければ???
あり得ない事だし、大げさな感じだけど、ファンタジーなんだからコレで良いのだ。ただし、ガールズコレクションのシーンにはイライラさせられた。

センスが60~70年代のカラフルでキッチュな小物達、一つ一つがか~わいい。寛子ちゃんのバッグもか~わいい。寛子ちゃん役の北川景子はもちろんだけど、本江ちゃん役の森三中・大島もかわいい。

ブラザートムが結構いい味を出していて、中条きよしも怪しげで良かった。
中条きよしと言ったら、子供の頃はおじさんというイメージしか無かったけど、中年になった現在の目で見ると、「私はハンサム!」にシックリ来る雰囲気、いい年のとり方をしてるなぁ~

音楽も微妙に懐かしい曲のオンパレード、ユニコーン大迷惑」が印象的。
私も欲しいハンサムスーツ、エンドロール後を見逃すな!

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2008.08.08

■ハプニング [映画]

THE HAPPENING
ハプニング』(2008)アメリカ
 監督・脚本:M・ナイト・シャマラン 撮影:タク・フジモト
 出演:マーク・ウォールバーグ ズーイー・デシャネル

それはニューヨークのセントラルパークからはじまった。
突然人々が立ち止まり、自分自身を攻撃する。徐々にアメリカ東海岸一帯へと広がり、人々は都市から脱出を始める。
教師エリオットは妻アルマと共に娘ジェスを連れた同僚ジュリアンの故郷へと向かう。しかし、突然列車は停止し、見知らぬ駅で降ろされてしまった…ホラー/サスペンス

レディ・イン・ザ・ウォーター』は映画館で観る気にはならなかったけど、予告を見た時から楽しみにしていた『ハプニング』。
序盤からの衝撃的な映像に釘付け、自己防衛本能を失った人々の姿に恐怖と哀れさを感じる。
どうしてこんな事になったの~?!
はっきり答えてはくれない…
まるで『サイン』の前半のみの映画のようだ。期待させるだけさせておいて、放置?

まぁ、警鐘映画と考えれば良いのかな。シャマラン監督は近い将来に発生するかもしれない突発的な出来事を警告したのかも。それにしても続編を作ってくれなきゃ納得できないのぉ~
規模の小さい『宇宙戦争』、敵は見えないって感じの映画。

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2008.07.14

■REC/レック [映画]

rec
[●REC]』(2007)スペイン

ドキュメンタリー番組『眠らぬ街』のテレビレポーター・アンヘラはカメラマンのパブロと共に消防署で密着取材を行っていた。真夜中に退屈を紛らわせていた時、警報が鳴り響いた。
「人が閉じ込められている」との通報で駆けつけたアパートで、救出しようとした血まみれの老女に警官が襲われ、急いで病院に搬送しようとすると、建物中を警察に取り囲まれ閉鎖されてしまった…ホラー

最初はのんびりした雰囲気であれこれ注文をつける可愛い顔のアンヘラが気に入らなかった。
しかし、だんだんとストーリーが進むにつれ、血まみれになり恐れ逃げ惑う、すっかり風貌が変わってしまったアンヘラに同情。

暗闇からドッキリ、阿鼻叫喚。これはお化け屋敷映画。
密閉された空間をアパートの住民が右往左往。ホラー好きとしては意外さに弱いので、思わぬ場面で落ちてくるシーンが一番好きである、ドッキドキ。
建物内に反響する叫び声が恐怖心をさらにあおる。
寝たきりの父親は元気に歩きまわれるようになったのかしら~

ただ怖がらせるだけではなく、ちゃんと説明がある事に好感(ただし、誰がという疑問は残る)。
手持ちカメラの臨場感は『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』や『クローバーフィールド』を彷彿させるが、それらよりは見やすく、まさにカメラマンはパブロ
同監督の『ダークネス』よりは分かりやすく、私好みの病原菌パニック+ゾンビホラータイプの映画。『ドーン・オブ・ザ・デッド』のオープニング、現実にありそうな『バイオハザード』。

池袋シネマサンシャインで観たのだが、3分の1が女性だったのが意外。でも、怖いならホラーを映画館で観るべきじゃない、ずっとおしゃべりしていて不愉快だった。女の隣の席はもうこりごり。

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2008.07.04

■探偵!ナイトスクープ [TV]

探偵!ナイトスクープ』朝日放送(ABC)

昨夜、テレビ神奈川で「20周年グランドアカデミー大賞」を放映していて大爆笑!
でも、途中からだったので、今日はTOKYO MXで23:30からの再放送を見るのだよ。会社で色々あったから、酒を飲みながら“爆発卵”や“世界一のスピードを体感”で楽しんで色んな事を忘れるのだ~

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2008.06.24

■ワイルドスピード [映画]

The Fast and The Furious
ワイルド・スピード』(2001)アメリカ
 監督:ロブ・コーエン 出演:ヴィン・ディーゼル

トラック強奪事件が多発し、ストリート・カーレースを行う若者達のグループに警官・ブライアンは囮捜査員として潜入した。
若者達に一目置かれる凄腕ドライバー・ドミニクと親しくなるが、果たして彼は窃盗犯グループの一員なのか…アクション/ドラマ/ミステリー

たまたまTVをつけたら、ヴィン・ディーゼルとミシェル・ロドリゲスが出ていたから、何だろう? と見入ってしまった。
そうか、これが大ヒットした『ワイルド・スピード』なのか!
ワイルド・スピードX3』と全然違っていて、すごく面白かった。

単なるカーレースの映画かと思っていたら、迫力あるカーアクションのサスペンス映画。トラックの強奪の仕方がハンパじゃない。何、あの武器は? 対するトラックの運転手も容赦無い。
信用するドミニク達が犯人なのか、それとも見当違いなのか、ハラハラドキドキ最後まで目が離せない。金と車、恋と友情と盛り沢山でもうまく消化させ、ヒットしたのが十分納得できる映画だった。

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2008.06.23

■頭文字<イニシャル>D THE MOVIE [映画]

INITIAL D
頭文字<イニシャル>D THE MOVIE』(2005)香港/中国

豆腐屋の息子・拓海はハチロク(AE86)による配達で驚異的なドライビング・テクニックを身につけ、いつの間にか「秋名山の神」と呼ばれていた。
バイト先のガソリン・スタンドに挑戦者が現れたが、受けて立ったのは友人の樹。みごと惨敗。その夜、見事な走りのハチロクを目撃されてしまう…ドラマ/アクション

ワイルドスピードX3 TOKYO DRIFT』が意外と面白かったから、『頭文字D』も観てみることにした。
マンガで連載されていたのは知っていたが、てっきりヤンキーのカーレース話かと思って敬遠していた(『アメリカン・グラフィティ』による先入観)。ずっと“かしらもじでぃー”と思い込んでいたし…

聞いた話によると、奇妙な日本語らしいのだが、私が録画したのは日本語吹き替え版。これでは誰が日本人か分からないと思ったが、ほとんどが中国人なのね。
主人公の拓海が地味で、映画全体の雰囲気も重くて暗くて…眠い。レースシーンは良いんだけど、とにかく眠い…
拓海の恋愛話がこの映画のメリハリなのかもしれないが、後味が悪くてなつきは居ない方が良かった。特に鈴木杏は可愛くて好感を持っていたのだが、この映画を観てイメージダウン。
でも、拓海の父親・文太は渋くてかっこ良かったなぁ~
この拓海の写真は良いね、拓海役(ジェイ・チョウ)が甘いマスクのエディソン・チャン(高橋涼介役)だったらもっと良かったね。

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2008.06.18

■リトル・ミス・サンシャイン [映画]

LITTLE MISS SUNSHINE
リトル・ミス・サンシャイン』(2006)アメリカ
 監督:ジョナサン・デイトン ヴァレリー・ファリス
 脚本:マイケル・アーント 出演:アビゲイル・ブレスリン

実績の無い理論を振りかざす父親、全く喋らない息子、ヘロインのせいで老人ホームを追い出された祖父、タバコを止められない母、そこへ自殺未遂をはかったゲイの叔父がやって来た。
末娘のオリーヴを“リトル・ミス・サンシャイン”コンテストに出場させるため、フーヴァー一家はおんぼろバスに乗って旅をする…ドラマ

ダメダメな負け犬家族が、どう見ても美少女とは無縁なポッチャリ9歳のオリーヴの為に大奮闘するお話。これがまた良いのだよ~
最初はバラバラでぶつかり合っていたけど、共同作業を経て、一つの目的の為に段々と歩み寄ってゆく。家族は黙っていても肩を抱けば分かり合えるものなのだね。

それにしても、コンテストに出場した女の子達は人形が動いているみたいで気味悪かった…プロなんだろうなぁ。

こんな変人家族がいるワケが無い、だからこれは“ファンタジー”。
そうと分かっていても、心温まる家族再生の物語。「久しぶりに良い映画を見たな~」って思えたハート・ウォーミングなロード・ムービー。
『バックマン家の人々』や『ガープの世界』よりも、愛する家族の為に一生懸命な映画『ライフ・イズ・ビューティフル』を連想した。

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2008.06.16

■フェノミナ [映画]

Phenomena
フェノミナ』(1984)イタリア
 監督・製作・脚本:ダリオ・アルジェント 脚本:フランコ・フェリーニ

殺人事件が頻発するスイスの寄宿学校に転校して来たジェニファー。彼女は昆虫と交信できる特殊能力を持ち、殺人に関して虫たちが語りかけて来る。ルームメイトが殺され、彼女にも危険が迫る…ミステリー/ホラー

てっきり、ジョン・トラボルタの超能力映画だと思ってウキウキ楽しみにしていたら、「ラックス・スーパー・リッチ」のジェニファー・コネリーだった。彼女の名前だけは知っていたけど、この映画に出ていたのね。

いいね~二転三転して、もうやっとこれで終りかと思うと、またも怖ろしい目に遭う。しかし、困難な状況に一生懸命立ち向かう少女。プールのシーンはかわいそうと思える。
美少女が悲惨な目に遭う…ダリオ・アルジェントって宮崎駿のS版?

24年も前の映画だから作り物とすぐ分かる古臭さはあるけど、映画にのめり込める多彩な要素を持っている。主人公とともに翻弄され、感情移入してしまう自分がいた。
そして、今の時代にはあり得ない犯人に、郷愁にも似た複雑な感情が湧く。
80年代らしくグロだけど、量産されたスプラッターとは一味違うアルジェントのホラー映画、私は好きだな。

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2008.06.15

■叫 [映画]

SAKEBI - Retribution
叫(さけび)』(2006)日本
 監督:黒沢 清 出演:役所広司

赤い服を着た女性の遺体が発見され、海水による溺死だった。
同じ手口の事件が発生し、同一犯による連続殺人事件かに思われたが、刑事・吉岡は殺害方法や殺害現場に覚えがあり、だんだん自分自身が犯人ではないかと疑いはじめ、苦悩する…ホラー

犯人が分からない殺人事件で、ミステリーだと思って楽しみにしていたらホラーだった。
赤い服の女の影がまとわりつき、現実と夢が混じり合い、どれが真実でどこから空想なのか…夢うつつ…眠い…
日本映画特有のダーク・ドリーミーな映画。
美しく、暗い雰囲気がつきまとい不安をかきたてるが、つかみどころが無く刺激が少ないから、ついウトウトしてしまう。映画館で観なくて良かった。でも、やはり日本のホラー映画は身近過ぎて怖い。

唯一、目が覚めたシーンは“宮地が水を覗き込み、赤い服の女が…”。

雰囲気としては『壁男』、まぁ何だか分かんないけど、ジメっとしたイメージに浸り、軽い頭痛やめまいを味わったなぁという、ちょっと息苦しいタイプの映画。答えは観客にそれぞれ委ねられているのかも。

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2008.06.13

■Heroes [ドラマ]

Heroes
HEROES/ヒーローズ』(2006)アメリカ
 毎週金曜 1:59~ 日本テレビ

時空をねじ曲げ、未来のNYを訪れたヒロ、そこで彼が目にした光景は大爆発。
同じ時、様々な場所で超能力に目覚めた者達が世界を破滅から救うために集結する…SF

いつの間にか地上波で放映していて、気が付いた時には既に「第4話:遭遇」。急いでレンタル屋でDVDを借りて来て、まとめて観た。
しかし、『HEROES ヒーローズ Vol.4~Vol.11』は新作扱いで料金が高いので、『~Vol.3』以降はTV放映を楽しみしている。
現在「第8話:0時7分前」。ヒロがウェイトレスと出会い、いい感じになるが…

どこにでもいるような風采もパッとしない平凡な人々がある日突然、特殊な能力を授かり、戸惑い、危機を乗り越え、徐々に一つの目的を持って惹き付けられるがごとく、互いに巡り遇う。
毎回ハラハラドキドキ、ヒロもクレアも好きだが、危険な雰囲気を持つニキとネイサンに魅力を感じる。特に「第7話:偽り」の地下のシーンはサイコホラー好きにはたまらないモノがある。

FBIのオードリー役のクレア・デュバルは『パラサイト』からずっと気になっている女優。ソバカスのせいか若々しいイメージで、鼻っ柱の強そうな雰囲気を持つ。そして、陰も。

これからも目が離せない『HEROES』。今ネットで調べたら、『Vol.4~Vol.6』までレンタル料金が安くなっていた。やはり耐え切れない…借りて観よっと!

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2008.05.22

■サンゲリア2 [映画]

Zombi 3
サンゲリア2』(1988)イタリア

軍の要請の元、科学者が開発した化学兵器「デス・ワン」に感染した死体を焼却処分してしまい、その煙によってウィルスが拡散され人々がとゾンビ化する…ホラー

よく分からないまま観てしまった…原題の「Zombi 3」ってのもよく分からないし、『サンゲリア』もまだ観ていない。

白人が出てくるけど、東南アジア系の人も出てくるし、南国っぽいし、でもイタリア映画だし…無国籍なリゾート地における白人部隊?
役者も本当に真剣に演じているのかしら? ってな感じで恐怖が全然伝わらない。ただヨロヨロ、ワラワラしてるだけ。
それよりも何よりも冷蔵庫からゾンビの生首が飛び出して、フワフワ浮いてるのを見て「なんじゃ、こりゃ?」いくらゾンビとは言え、それは無理。幽霊だったら良しとしておく。エイリアンでも可。でも、ゾンビはダメ。

B級を通り越して、思い付きをこれでもかと詰め込んだようなD級映画だった。まぁ、夜中に暇を持て余してる時にたまたまテレビで放映してたから観たというのが正しいこの映画の鑑賞の仕方だったのかも。

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2008.05.21

■フリーダムランド [映画]

FREEDOMLAND
フリーダムランド』(2005)アメリカ

フラフラと病院にたどり着いた白人女性は両手を血だらけにしていた。 呼び出された黒人刑事・ロレンゾはその女性・ブレンダの話を聞いて驚いた。黒人ばかりが住む団地で「カージャックに遭い、同乗していた幼い息子が連れ去られた」と言う。
すぐさま、警察は団地を封鎖して捜査にあたった為、住民達の不満がつのる。一方、ロレンゾはブレンダの行動に不信感を持つ…ミステリー/ドラマ

去年、日本で公開された時は、上映していたのが新宿のみで前売券はそこでしか扱っていなかったから観るのをあきらめ、WOWOWが放映するのをずっと楽しみにしていた。
私の勝手な想像では「<フリーダムランド>には各地から誘拐された子供たちが閉じ込められているという、そんな巨大な組織の陰謀」と考えていた。しかし、内容は全く違っていて肩透かし。期待が大きすぎたか…ガックリ。
中堅どころの良い役者が演じているにも関わらず、面白くない。説得力が無く感情移入できない、どういう事?

・ロレンゾは「住民はみんな知っている、俺のシマだ」と言ったのに、どう考えても目立つ存在であるブレンダを全く知らない
・ロレンゾの病気の説明をスルー
・兄は写真を持ち歩くほど甥を大切にしているのに、今まで親密だった様子が感じられない
・ロレンゾに向かって「太ったわね」、サミュエル・L・ジャクソンのお腹ばかり気になってしまって、このセリフは不要だと思う
・思わせぶり過ぎるボランティア達の登場
・今は廃墟の養護施設「フリーダムランド」は全く話に関係無い
・すぐ、色目を使って気持ちが悪い、等々

1年待ってやっと鑑賞してはじめて、単館でしか上映されなかった理由が分かったような気がする。みんな、原作・脚本家に気をつかいすぎたのでは? これなら前向きな母親役の『フォーガットン』の方がずっといい。

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2008.05.18

■クローバーフィールド [映画]

CLOVERFIELD
クローバーフィールド/HAKAISHA』(2008)アメリカ
 監督:マット・リーヴス 脚本:ドリュー・ゴダード
 製作:J・J・エイブラムス ブライアン・バーク
 出演:マイケル・スタール=デヴィッド T・J・ミラー

N.Y.州マンハッタンのアパートで愛し合うロブとベス、だがロブは日本への転勤が決まった為ベスに別れを告げる。
出発前夜、友人達がロブを見送る為にサプライズ・パーティを開いてくれたが、ベスは男性と一緒に姿を現す。気まずい二人、彼女は早々と帰ってしまう。
突然轟音が響き、皆で屋上へ行くと遠くで爆発が起き、自分達の所まで火の玉が飛びかう。
ロブは兄や友人達と共に戸外へ出るが、破壊は続き、逃げ惑う人々、街に混乱が渦巻く。そんな中、ロブはベスの身を案じ、彼女のアパートへ行くと主張する。友人ハドはハンディ・カメラを抱えたまま…パニック/SF/サスペンス

11:14』を観て、「おぉ、これは斬新」と思ったが、その感想をあっけなく吹き飛ばした「クローバーフィールド」。
以前から話題になっていて、「これは絶対観に行かなくては!」と固く決心していた。子供の頃からSFとパニック映画が大好き♡
観て良かったなぁ~ 期待以上!

冒頭からパーティ・シーンだと思い込んでいたら全然違っていて、正直恋愛映画は苦手だからボーッと…これが「伏線」なのね、途中で差し挟まれる映像に胸が痛くなる。演出が上手いなぁと感心してしまった。
そして、やっと爆発シーンで火の粉が降り注ぐ辺りからハラハラドキドキ、俄然面白くなって来た。
揺れるハンディ・カメラの映像はまるでジェットコースターのよう、リアルで説得力がある。
観ていて思ったのは「9.11に遭遇した人が逃げる道すがらずっと撮影していたらこうなるのかも…」
そして、アニメはあまり観ないけど「エヴァンゲリオンにこんな雰囲気のシーンがあったような…」

以前、電車に乗っていたら急停止した事があって、車掌がバケツを片手に前方に走り去るのを見た事がある。しばらくしてから「人身事故でした」とアナウンスがあり、電車が動きだした。
すぐそばで目撃しておりながらも、断片的な情報のみで、知り得た情報をつなぎ合わせ、足りない部分は妄想で補完する。全貌が明らかになるのは、ニュースや新聞記事で。
この映画もそんな感じ。ロブ達は当事者でありながら、自分達が体験した範囲内で判断するしかない。全容を知る事ができるのは軍と観客のみかな? いや、製作者だな。ネタバレサイトを眺めているとますます謎が深まる。続編が待ち遠しい…

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2008.05.17

■11:14 [映画]

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11:14<惨劇の11時14分>』(2003)アメリカ
 監督・脚本:グレッグ・マルクス
 出演:ヒラリー・スワンク ヘンリー・トーマス

携帯電話で話しながら飲酒運転をしていたジャック、<11:14>強い衝撃を受け、車を止めるとそこには死体が。慌ててトランクに隠そうとするが、親切な女性が現れて「鹿に追突した」と勘違いしてくれ、警察の署長を呼び出す…サスペンス/ドラマ

てっきり『0:34』のようなホラーかと思っていたら、意外にも軽快な調子で始まり拍子抜け。
考えを変えて、パロディ的なスリラー映画なのかと思いきや、オープニングの事故は他の事件に繋がっていて、他の事故の被害者は他の事件のきっかけとなっていて…と<午後11時14分>を中心に時間を遡ったり、その後の展開があったり、複雑に事件と人間関係が絡み合って、まるでパズルのよう。そして、おのおののエピソードを続けて見ていくとそのピースが一つずつはまっていく感覚でスッキリ。

つまり、上記あらすじの携帯で話していた相手は? 死体はどこから? 親切な女性は何者? 署長のパトカーには? そもそもジャックとは? 後で一つ一つの答えが明らかになる。全てが伏線、集中して観よ~
小さな町の中の狭い地域の限られた人々の間で起きる事、あり得ないけど良くできた話で感心してしまった、劇場未公開とはもったいない。

久しぶりに斬新で面白い映画を観たなと思ったら…

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2008.05.16

■東京ディスコ伝説 [TV]

ディスコ伝説 ディスコ伝説 ディスコ伝説
JUN Jun JUN
東京ディスコ伝説 -since1968-』
 2008年3月23日 6:30p.m. WOWOW

小林克也を案内役に夜の遊び場“ディスコ”の歴史を振り返るドキュメンタリー番組。

ディスコが日本に登場したのが今から40年前、1960年代半ばの新宿に酒が飲めてソウルミュージックが聴けて踊れる“踊り場”をルーツとし、“ディスコ”とはフランス語の“discothèque(レコード置き場)”から。

赤坂の「MUGEN」は知らないけど、新宿の「ツバキハウス」は知っている世代。その後、インディーズにのめり込み始めたので、「マハラジャ」「ジュリアナ」などは行った事無いし、お立ち台やジュリ扇、パラパラなどは知識として知っている程度、事故があった「トゥーリア」は新聞記事を覚えている。
それでも流れる音楽はだいたい知っているので、楽しく見る事ができた。

とても素敵だと思ったのが「ムゲン」の照明アーティスト・藤本晴美さん。インクにオイルを混ぜ、プロジェクターで投影するサイケな世界(上段)、素晴らしい! 2度同じ光景は存在しないのだね。

そして「おっ、これは!」と思ったのが、ファッションブランド「JUN」のCM(下段)。アメリカの音楽番組「ソウルトレイン」の合間に流れていて、男性だと思ったら美しい女性に早変わり~

大貫憲章氏や私が通っていたディスコの看板が一瞬映ったり、当時の流行を懐かしく思い出させてくれて、録画を消す事ができない。これはDVDに永久保存だな。

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2008.05.15

■ミスト [映画]

THE MIST
ミスト』(2007)アメリカ
 監督:フランク・ダラボン 原作:スティーヴン・キング
 出演:トーマス・ジェーン トビー・ジョーンズ

激しい嵐が過ぎ去った後、画家のデヴィッドは息子のビリーと共にスーパーマーケットへ買出しに訪れた。
レジの前で並んで待っていると、“霧の中の何者かに襲われた”とダンが血を滴らせながら飛び込んで来た。次第に店は霧に包まれ、視界がまったく見通せなくなった…ホラー/ミステリー/ドラマ

スティーヴン・キングは何も読みたい本が無くなると買ってしまう作家。面白さ絶対保障、ハズレ無しの無難な作品群(私にとって)。
最近は、読みたい本がたくさんあって、キングに手がまわらなくなってしまったけど、彼の小説を原作とする映画はなるべく観るようにしている。
ドリームキャッチャー』は期待はずれだったけど、この『ミスト』は期待以上でずっしり重い…

まず何が良いかと言うと、“あまり有名な俳優が出ていない事”。
著名な俳優にはどうしても先入観を持ってしまうし、出演料より映画の内容そのものにタップリお金をかけて欲しいから、人気者が出演する映画はなるべく避けたい。私は“誰かが出ているから観る”のではなく、“好きな映画の監督だから観る”のである。
とは言うものの、CGと演技は今一つ。
何が良かったかというと心の葛藤を描いた人間ドラマ、つまり脚本勝ちという事か。いや、アイディアかな?

オープニングから不穏な雰囲気(『遊星からの物体X』ですぜ!)、これから何が始まるというのか…
スーパーマーケットへの道中、軍が頻繁に移動する描写で不安をあおり、霧に包まれた店内に響く音で劇場の座席が揺れる臨場感。
あぁ、映画館で観て良かったとつくづく思った。

スーパーマーケットと言ったら『ゾンビ』、周りの雰囲気と狂信的なカーモディは『サイレントヒル』、そしてこの密室状態の閉塞感はあの連合赤軍オウム真理教を連想する。
オリーは言う「部屋に2人以上いたら殺し合う」と。
とにかく、“この先どうなるのだろう”という思いで見続けたが…

流れる音楽はDead Can DanceThe Host Of Seraphim
この曲と同様、とても良い映画だが、人に薦めるのは難しい。精神的に安定している時に観た方が良い
エンドロールで車やヘリコプターの音がするけど、期待しても何も起きないよ。
ネタバレ
いつも最前列にいたトム・クルーズの『宇宙戦争』より、ずっと好きな映画だ。そして『クローバーフィールド』とも一部イメージがかぶる。さて、原作『骸骨乗組員』(扶桑社)を読まなくては~

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2008.05.13

■ダーウィンの悪夢 [映画]

DARWIN'S NIGHTMARE
ダーウィンの悪夢』(2004)オーストリア/ベルギー/フランス

アフリカのヴィクトリア湖に何者かが大型の肉食魚ナイルパーチを放った。それにより、もともと生息していた多種多様な生物達が駆逐され、湖の生態系が破壊されている。
しかし、その淡泊な白身は食用に適し、ヨーロッパなどへ高く売れる事から、湖畔周辺の漁業は活気を帯び、タンザニアの町ムワンザにも人々が集まる…ドキュメンタリー

『ホテル・ルワンダ』『ルワンダの涙』といっしょくたにしてアフリカ映画として『ダーウィンの悪夢』を観ようと思って録画、単に自然破壊とか環境保護とか描いているのかなと見始めたら、これが大間違い!

うわ~何てこったい…こんな内容とは思いも寄らなかった。

人が戦争をするのは単に争うのが好きだからだと思っていた。
例えば、競争とかレースとか、人に負けたくないとか…規模が小さくても争いは争い。特に男性はそういうのが好きなのでは? マンガやゲームって延々と闘ってるじゃない。人に勝つ、他人より上と思える“優越感”に浸りたいんだろうな、と思っていた。
孤児達が食べ物で争うのは生きる為に必要なんだから仕方が無いと思う。
しか~し、警備員の言葉に唖然…そうだったのか!

書きたい事はいっぱいあるけど、まぁ観てくれよって感じ。
抵抗がある人はいるだろうし、懐疑的な人もいるだろう。
同じニュースを見ていても、テレビ局によって編集され、単に前後の言葉を削っただけでも違う印象になるしね。
この映画の編集の仕方で、製作者の都合の良いように観ている者の印象を操作しているのかもしれない。だけど、ドキュメンタリーだという事を忘れてはいけない、事実の一部ではある事を。

確かにタンザニアは失敗国家ランキングで“Alert”レベルではないけれど、先日放映された『情熱大陸』のケニアの方がよっぽど平和に見えた。

ロシア人機長がとても良いのよ、観ている者の声を代弁してくれる。
人口増加し続ける地球、この大陸では神による抑制/淘汰が行われているのだろうか?

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2008.05.10

■ナイト ミュージアム [映画]

NIGHT AT THE MUSEUM
ナイト ミュージアム』(2006)アメリカ

職を転々とし、住む場所も落ち着かないダメ男ラリーは何とか自然史博物館の夜警の仕事にありついた。
しかし、3人の元警備員から引継ぎされたけれど、夜になると展示物が動き出すとは説明されていなかった。
次の日、退職を伝えるが、たまにしか会えない息子ニックの為に思いとどまる…ファンタジー

大人も子供も楽しめる『ジュマンジ』や『ゴーストバスターズ』などのファンタジー映画が好きだ。
奇想天外だけど、こんな事が本当にあったら面白いのにと思わせる。
この『ナイト ミュージアム』はまさに、博物館関係者が“アクメンラーの石板”が本当にあったら欲しいと思うのではないだろうか。

まぁ、ストーリーは予想通りに進んでゆくが、いい人だと思い込んでいた人が悪役だったところが意外な点。
結構笑えるし、子供のみならず、大人も満足できる内容、何も考えず素直に観よう。
そして、『マダガスカル』の時にも気づいたのだが、懐かしい音楽(この中ではアース・ウィンド&ファイアーの『セプテンバー』)が劇中に流れるのは親の世代の為のサービスなんだろうな。

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2008.05.09

■レディ・イン・ザ・ウォーター [映画]

LADY IN THE WATER
レディ・イン・ザ・ウォーター』(2006)アメリカ
 監督・脚本:M・ナイト・シャマラン
 出演:ポール・ジアマッティ ブライス・ダラス・ハワード

アパートの管理人クリーブランドは変わり者の住人達の要望に応えるべく、雑用に明け暮れる日々を送っていた。
ある夜、禁止されているプールの使用を守らない者を突き止める為に近づくと、美しい謎の女性ストーリーに出会う。
住人ではない彼女を帰そうとするが庭で凶暴な獣に襲われ、日に日に衰弱してゆくストーリー…ファンタジー

シャマラン監督の映画は好きだ。しかし、この映画は驚く展開は無いので、結局映画館では観なかった。
オープニングで“おとぎ話”と言っている。そのまんまに話が続き、彼女は何だったのだろうか? オープニングや東洋人親子が言う通りなのだろうか? 何も教えてくれない。

結局は孤独な人々が力を合わせて団結するお話。心温まる結末だが、全体の印象は薄い。
それでも期待してしまうシャマラン監督、『ハプニング』が楽しみだ。

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2008.05.08

■TATARI タタリ/呪いの館 [映画]

RETURN TO HOUSE ON HAUNTED HILL
TATARI タタリ/呪いの館』(2007)アメリカ

呪われた“ヴァナカット精神病院”の生き残りであるサラが自殺し、妹のアリエルは死の真相を突き止めるべく、丘の上の閉鎖された病院へと向かった。
そこへ伝説の“バフォメットの像”を狙う者達が現れ、また惨劇が幕を開ける…ホラー

地獄へつゞく部屋』(1959)のリメイク『TATARIタタリ』(1999)の続編(オリジナルビデオ)。
『TATARIタタリ』は普通のホラーで最初と最後しか覚えていない。『スクリーム』や『ファイナル・デスティネーション』のような斬新な驚きも、この作品を語るうえでの特徴的なところが無いのだ。
そして、この続編。「しまった、サラを覚えてない…」
あ~ら、でもそんな事関係ない。結局はお化け屋敷ごっこ、少々残酷だけど。

今度は登場人物に目的を持たせ、納得できる説明をしていて、前作よりはストーリー性があった。
まぁ、内容的にはどっちもどっちだけど、こちらの方が良いかな。
でも、解決方法としてアレを選択するのはいかがなものか? 3作目を狙っているのかな~

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2008.05.07

■最‘愛’絶叫計画 [映画]

DATE MOVIE
最‘愛’絶叫計画』(2006)アメリカ

太った食堂の娘が身体を改造し、農場の息子と恋に落ちて結婚しようとするが、数々の障害が立ちはだかるラブコメディー。
色んな映画のパロディなのだが、ちっとも分からない。
分かったのは『キル・ビル』『ロード・オブ・ザ・リング』『キング・コング』とマイケルぐらい、何しろ恋愛映画はほとんど観ないもんで…

内容的にもキツイ。ホームレスをさんざんぶちのめしたり、作り物の猫のブリブリトイレシーンとか、かなり下品でH。だいたい音楽からして私的に拒否反応。
どこが面白いのかサッパリ分からず、元ネタの映画を観てるかどうかとは関係無いと思う。エログロホラー系のゲテモノ好きが言っても説得力ないけどね。

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2008.05.04

■ザ・フィースト [映画]

FEAST
The FEAST ザ・フィースト』(2005)アメリカ

テキサスの片田舎、谷間に一軒ポツンと立つ酒場で客と店員達がくだを巻き、たわむれていた。
そこへ銃を手にし、血まみれの男が飛び込んで来た「すぐに店を封鎖し、州兵を呼べ!」
正体不明のモノに次々と血祭りに上げられてゆく…ホラー

始まった途端、軽快な音楽にノリのいい人物紹介。
いつも事前に知識を入れないようにして、映画を観に行っているので「あれ?確かクリーチャー映画だと思っていたのに、アメコミか西部劇みたいなオープニングだわ、間違えちゃったかな?」と不安になったが、コメディの要素を持ったモンスター・パニックだった。
何しろ、“ヒーロー”と紹介された人物があっという間にミンチ、「おい、何だこのノリは~」とあきれるやら。

ピュー、ドバー、ゲロ~の悪趣味さに気持ち悪くなるけど、小気味良い“期待への裏切り”とスピーディな展開に目が離せない。おまけに笑わせてくれる。
最初から最後までドキドキハラハラさせてくれて、結構面白かった。やっぱ、このくだらないB級臭さがたまらん魅力。
フロム・ダスク・ティル・ドーン』の酒場からスタートする『エイリアン』と言った感じ。

それにしても、あの夫婦は何故大事な子供を預けたのか、何故銃を持っていたのか、疑問が湧いて仕方が無い。それよりもモンスターはどこから来た何者? 続編に期待(笑)

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2008.04.20

■ブラックサイト [映画]

UNTRACEABLE
ブラックサイト』(2008)アメリカ
 監督:グレゴリー・ホブリット 出演:ダイアン・レイン
 ビリー・バーク コリン・ハンクス

FBI特別捜査官ジェニファーはインターネット上のコンピューター犯罪を専門としている。
「Kill with me(一緒に殺す)」というサイトでむごたらしい事件をライヴ中継、アクセス数に応じて死期が早まる仕組みとなっていた…スリラー/サスペンス

最初、何故このキャスティングなんだろう?と思ってしまった。サイバー犯罪なのに、中年が主人公?今までの映画でコンピューターオタクと言ったら、若い男と相場が決まっていた。
でも、観ているうちにこのキャストで良かったのかもしれないと納得。
よく出来たお話で説得力があり、ほどほどに残酷で大人向きの中堅どころのサスペンス、佳作と言ったところ。客層のターゲットが広いせいか、上映する映画館は多く、結構観客が入っていた。
おかげでいつも座る真ん中の席が空いてなくて、端のポップコーンを絶えず食べ続ける女性の隣になってしまい、気が散ってしまった。でも、いつの間にか断続的に動く隣の女性を忘れ、映画に没頭。

スピード感は無かったけど、伏線や刺激があり、先もある程度予想がつくので、落ち着いて観れるサスペンスだった。ラストの展開がハラハラできて、好感が持てる。
ただ、分からなかったのが「最初の犯人がダイヤを買った理由」。
最初の方の被害者は分かるんだけど、「彼女は何故標的にされたんだろう」。

この映画を観て思い出したのは『ザ・インターネット』、そしてクラリス・スターリング。
11:14』にも出ていたグリフィン役のコリン・ハンクスはトム・ハンクスの息子なんだそうだ、ちょっと微妙な役柄だわ…

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2008.04.14

■デビルズ・リジェクト [映画]

THE DEVIL'S REJECTS
デビルズ・リジェクト~マーダー・ライド・ショー2~』(2005)アメリカ

警官隊に取り囲まれ、殺人一家が追い詰められた。包囲網をくぐり抜け、オーティスとベイビーは脱出、父キャプテンと合流する。兄を一家に殺されたワイデル保安官は復讐に燃え、追跡を始める…ホラー

『悪魔のいけにえ』その後って感じ。
残念ながら、1作目『マーダー・ライド・ショー』を観ていない。本当なら順番に観たいところだが、最近では録画した物を消化するので精一杯、DVDを借りに行く余裕が無い。映画館に行くのは気晴らしだから、私にとっては必要な事。

ホラー映画の好きな部分を詰め込んだような、悪趣味が溢れていた。私もホラー好きだから、何となく分かる。
かと言って、肘掛をギューッと掴むような緊張感はあまり無い。
なんか被害者もありふれた感じでちょっとマヌケ。

いつも思うのだが、躊躇してはいけない。
私はせっかちなので「桃太郎侍」「ロケット団」の長セリフや、「仮面ライダー」「セーラームーン」の変身シーンなんかが苦手。うだうだクダを巻いてるうちにやられちゃうよ~
案の定、鬼畜に主導権を奪われてしまった典型的な被害者。

最後はもう雰囲気が良く、極悪非道な人非人達が哀愁を漂わせて『明日に向って撃て!』状態。
流れる音楽も後半になると素敵、レーナード・スキナードの『Free Bird

ロブ・ゾンビの趣味嗜好満載ホラーファンタジー映画、音楽の趣味は良い。

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2008.04.13

■ハウス・オブ・ザ・デッド2 [映画]

House of the Dead 2
ハウス・オブ・ザ・デッド2』(2005)アメリカ TVM

孤島“イスラ・デル・ムエルテ(死の島)”の生き残りを使って密かに大学で実験を行っていたキュリアン教授、うっかり噛まれてゾンビ化、町をうろちょろ。そこへノコノコやって来た特殊部隊のアタフタぶり…ホラー/アクション

セガのシューティングゲームを元に製作された『ハウス・オブ・ザ・デッド』。う~、あの面白くない仮装大会映画の続編がいつの間にか作られていた。
知らなくて当然、劇場公開されていたわけではなくて、TV用に作られたようだ。
そう考えるとTV向けにしてはよく作られているかも。昨今の日本のドラマの映画化を観ていると、爆破シーンがみんなCG。昨夜放映していた人気ドラマも、今度公開される刑事物映画もそのようだ。どんなに青ざめた表情で演技していても、衝撃を与え、迫力あるべきシーンがあの程度では嘘臭く、事件そのものが胡散臭い物に感じる。

よくある続編「ゾンビが町へやってきた」なので、次は「空を飛ぶ」かな?
とは言っても、ほとんど狭い大学構内に限られていて、特殊部隊が銃を構えてゾンビの群れの中に突入する話で『バイオハザード』っぽい。
以上って感じ。特に何も無いけど、前作よりはマシって程度。ちょっとお色気ありの気楽に観れる娯楽ホラー映画。

ちなみにキュリアン教授はキャプテン、シド・ヘイグはヘンな映画によく出てるようだ。言いかえれば70歳近いのに個性的であるがゆえ、未だ現役。

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2008.04.12

■ワイルド・スピードX3 [映画]

THE FAST AND THE FURIOUS: TOKYO DRIFT
ワイルド・スピード×3 TOKYO DRIFT』(2006)アメリカ

カリフォルニアのハイスクールに通うショーンは度重なる交通違反で警察に目をつけられていた。レースで事故を起こし、とうとう町から追い出され、父親の住む日本へとやって来た。転校してきた高校で知り合った同級生に連れられ、ドリフトを知る…カーアクション

車にも、ましてやレースになど興味の無い私だが、映画館で予告を観て以来、気になっていた。先頃、WOWOWの放映を録画したのだが、思ったよりも良い。

ストーリーは至って単純な青春映画。
レースに受けて立ってあっさり負けたから、仲間の助けを借りながら腕を上げて行くってお話。そこに女が関わって、さらに奮い立つ。

だけど、車を走らせるシーンがかっこいい。レースシーンもさる事ながら、町の真ん中で車をグルグル回すなんて、すごいなぁと思った。
それに東京が舞台だから、見覚えのある町を走る、新宿・渋谷・銀座…あんな裏社会があるのかなぁ~と思ったりして。
珍妙な日本語を話す日本人やショーンのいただけない学ラン姿なんか霞むくらい、面白かった。

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2008.04.11

■ラストサマー3 [映画]

I'LL ALWAYS KNOW WHAT YOU DID LAST SUMMER
ラストサマー3』(2006)アメリカ

高校生活最後の夏、遊園地で楽しむアンバー達。そこへかぎヅメ男が現れ、追い詰められた仲間の一人が転落死する。それから1年後…ホラー

ラストサマー』シリーズ3作目、若者達が襲われるよくあるお化け屋敷的お気楽ホラー。
やっぱり、軽妙な殺人映画『スクリーム』っぽく、この3作目の評判が良くないわけはオチを期待しているから。私は時間が経ってから観たし、特に好きなシリーズでも無いからこのオチで全然構わない。
このシリーズは若者達の罪悪感を利用し、伝説の男の姿を借りてジワジワ追い詰める心理ホラーなのだけど、恐怖の対象であるキャラクターを嫌悪できるだけの魅力に乏しくて(『銀河鉄道999』の車掌のよう)、中途半端な感じがする。
若者ホラーシリーズなら『ファイナル・デスティネーション』がいいな、これくらい刺激が欲しい。

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2008.04.10

■21グラム [映画]

21 GRAMS
21グラム』(2003)アメリカ

心臓移植を受けないと余命1ヶ月と宣告されたポール、妻は彼の子供を欲しがる。敬虔なクリスチャンである前科者のジャック、愛する家族と共に暮らしていたクリスティーナ。事故をきっかけに運命が交錯する…ドラマ/サスペンス

画質が荒く、動きのある映像でいつも観ている映画とは違っていて違和感があった。
おまけにアクの強い出演者達が暗いテーマでシリアスな演技をする…う~ん、苦手なタイプの映画。
公開当時は“21グラム”って何を意味しているのだろう? と、かなり興味を持っていたが、結果的にはお金を払ってみなくて良かった。雰囲気が重すぎる…ありそうで、なさそうで、だけど実際にあるかもしれない人間ドラマ、心の葛藤を描いている。
最初は何が何だか…という感じだったが、後半に入ると話が繋がって来たが、我慢できなくてちょっと飛ばし気味に観てしまった。鑑賞後はドヨ~ンと落ち込んだ、ある意味印象的な映画である。

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2008.04.09

■黒い家 [映画]

BLACK HOUSE 黒い家
黒い家』(2007)韓国
 監督:シン・テラ 原作:貴志祐介
 出演:ファン・ジョンミン カン・シニル

保険査定員のチョン・ジュノ、元銭湯だった黒い家の住人パク・チュンベに呼び出された。そこで目にしたのは彼の義理の息子の首吊り死体。執拗に保険金を支払うよう迫られる…ホラー/サスペンス

おせっかいは死を招く
というサブタイトルが必要なほど、お人よしなジュノ。それには訳があり、彼の過去に起因する。イライラするけど、そんな性格だからこそこんな怖ろしい事件に巻き込まれ、そうでなくては話が面白くならない。
「怖い=面白い」

日本版『黒い家』でガッカリした原作ファンはこの韓国版リメイクを観よう!

話す言葉は違えど、見た目が同じ東洋人なので、すぐに引き込まれた。怖い~
メディアージュのレイトショーで観たので、観客はたった5人。私の周りには誰もいない…
ネタバレになると困るので、これ以上書けない。ストーリーを知らない人に是非見せたい映画である。
ちなみにほぼ原作に忠実だけど、最後の方はちょっと違う。

やはり、「この人間には心がない」は重要だよ。
そう言えば、世話になった家庭教師を襲った兄弟がいたね。そして、たった一人の塾生徒の身代金を要求した男がいたな…

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2008.04.08

■シネマ・メディアージュ [映画]

メディアージュお台場の「シネマ・メディアージュ」は自転車で行ける範囲内なので、よく利用している。
他では観れない映画も上映してくれて、とても助かるシネコン。
他でも行っている割引の他、レイトショーが1,200円と8月まで14日が1,000円なのも嬉しい。

思えば『SAW』『ハイテンション』『28日後...』『ナイト・ウォッチ』…もここで観たな、と。
タイミングをはずして観れなかった『ドーン・オブ・ザ・デッド』『ゾンビ3D』などもここで上映していた。

そして、今観たい映画を4作品も上映している!
クローバーフィールド HAKAISHA』『ノーカントリー』『黒い家』『デッド・サイレンス』、そして来週は『ブラックサイト』が控えている。
どれにするか迷っちゃう~

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2008.04.07

■最終絶叫計画 4 [映画]

SCARY MOVIE 4
最終絶叫計画4』(2006)アメリカ

不気味な一軒家に住む老婦人の介護をする事になったシンディは、隣人のトムと知り合う。そこへ宇宙人が襲来し、トムの子供たちと共に逃げる…コメディー

SAW(そう)して、呪怨(のろ)われたヴィレッジ(むら)は宇宙戦争に巻き込まれていく…かもしれない。”
という宣伝文句で分かる通り、映画のパロディである。
のっけから『SAW』のパロディでブラックなジョークに笑ってしまった。
観ていない『ブローク・バックマウンテン』『ミリオンダラー・ベイビー』も予告で目にしていたせいか、すぐに分かった。
後には残らないけど、観ている間はとても楽しい。ラストはトム・クルーズの奇行だそうだ、無くても別に構わない。
このシリーズは全部観たいなぁ~

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2008.04.06

■戦国自衛隊1549 [映画]

戦国自衛隊1549
戦国自衛隊1549』(2005)日本

陸上自衛隊東富士駐屯地で人工磁場発生器の実験中に、実験部隊が460年前の戦国時代にタイムスリップしてしまった。2年後、元特殊部隊の鹿島達も的場1佐達が飛ばされた過去へと旅立つ…SF/時代劇/アクション

1979年の『戦国自衛隊』のリメイク。しかし、原作は半村良ではなく、新たに福井晴敏により書かれたストーリーだそうだ。
すっかり内容を忘れてしまっていたけど、確かに今回はタイムスリップした理由が分かってスッキリ。そして歴史には疎いから、さっぱり。
まずは出演者にあまり魅力を感じられなくて困った、無難なキャストではあるんだけど。ストーリーも無理矢理な感じがして感情移入できなかった。

この映画で良かったのは特撮。特に後半の城の雰囲気は良かったなぁ~
CG技術が発達したとは言え、海外と比べて日本はSFとかスペクタクル映画は見劣りがするが、長年培って来た特撮技術は素晴らしいよ。
戦国自衛隊・関ヶ原の戦い』なるドラマも放映されていたのね、観たかったわ~

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2008.04.05

■呪い村 436 [映画]

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呪い村 436』(2006)アメリカ/カナダ

片田舎の“ロックウェル・フォールズ”に国勢調査に訪れたスティーヴはこの閉鎖的な村に異様な雰囲気を感じる…ホラー

ダメじゃん、すぐネタバレじゃんって感じの映画。
短編小説にありがちなストーリーで、ホラーと言っても血が飛び散る訳じゃないから、ミステリーっぽい。
一応ひねりはあるけど、一昔前の映画のような感じを受ける。丁寧には作ってあるんだけど、刺激が足りなくて眠い…
ヴィレッジ』のなり損ないかな?
映画館でお金を出して観なくて良かった…というより、劇場公開もされていないB級映画。
別エンディングもあるそうだ、観たい…そう、私はB級好き。
Limp Bizkitのフレッド・ダーストがお人よしの警官として出演している。

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2008.04.04

■ヘルゾンビ [映画]

THE PLAGUE
ヘルゾンビ』(2006)アメリカ

世界中の9歳以下の子供たちが昏睡状態に陥った。10年後に突如覚醒し、大人たちを襲いはじめる…ホラー

最初はどうしてなんだろう、どうなるんだろうと緊張しながら観ていて途中までの雰囲気は良い。
しかし、期待したほど面白くはなかった、何か説教くさい感じ。やはりスタインベックの『怒りの葡萄』を読まなければならないのか…聖書を知らなければ理解できないのか…鑑賞後の後味が悪く、ごまかされた気分。

WOWOWで放映したのを観て、70年代のオカルトっぽいホラーかとずっと思っていたら、何と!つい数年前の映画。え~今時、こんな古臭い映画を作っている監督がいるのねって…クライヴ・バーカーの名前が。
侵略モノ『ボディ・スナッチャー』の子供版みたいなものかな?丁寧で意味深、あまり怖くないホラー映画。

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2008.04.03

■七人のマッハ!!!!!!! [映画]

BORN TO FIGHT
七人のマッハ!!!!!!!』(2004)タイ

上司が命を落とし、失意の底に沈んでいた刑事デューは、妹に誘われスポーツ慰問団と共にタイ国境沿いの村を訪れた。そこへ、武装ゲリラが核持参で襲いかかる…アクション

『マッハ!』とは全く別な内容のシリアスな映画、だけどアクションはすごい!
やっぱりノーCG、ノーワイヤー、ノースタントなんだけど、生身の肉体を駆使しての演技はまるでバネ。エンドロールのメイキングを見ていると、怪我は日常茶飯事だったのではないだろうか。

ゆったりほのぼのと過ごす村をゲリラが襲い、様子が一変する。老若男女を容赦なく殺すゲリラ達…大陸の人達は常に敵と隣り合わせだから過激なのだろうか、結構エグい。そして、「正義感」は世界共通だと再認識。
ストーリーはトホホな感じもするけれど、みんなで一生懸命に作った感じがとても良い。

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2008.04.02

■トルネード [ドラマ]

TORNADO - DER ZORN DES HIMMELS
トルネード ~巨大竜巻発生~』(2006)ドイツ

久しぶりにアメリカから帰国したジャン。異常気象が発生したベルリンを巨大竜巻が襲うと警告するが…パニック/サスペンス

ドイツのテレビシリーズ「第1話:崩壊のサイン」「第2部:生存率0.001%」。
よくあるセンセーショナルな警鐘ドラマで“もしも竜巻が大都市を襲ったら…”がテーマ、そして無名の科学者が警告するのだが、誰も耳をかさない。だけど、周囲の人々の手を借りて危機を脱し、理解を得られるというパターン。
無駄に不安をあおるのもいかがなものか…ノストラダムスの大予言や富士山爆発の噂と同じレベル。だけど、こういうの大好きなのよね~

竜巻は広い平原を襲うというイメージがあり、にわかには信じられない話だったけど、迫力ある映像で見ごたえあり。家族との確執も取り混ぜて、人間模様を描く。
パニック映画は子供の頃から大好きだし、“竜巻”モノはドキュメンタリーもよく観ているから、ドラマにしては結構面白く観れた。
アメリカのではなくドイツ作品という所がミソ。

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2008.04.01

■ナチョ・リブレ 覆面の神様 [映画]

NACHO LIBRE
ナチョ・リブレ 覆面の神様』(2006)アメリカ

修道院で育ったイグナシオは孤児の子供たちにおいしい物を食べさせてやりたい一心で禁止されている覆面レスラーとなって奮闘する…コメディ

ジャック・ブラック主演の『スクール・オブ・ロック』が面白かったので、こちらも観たけど…笑えない。
『ブルース・ブラザース』の『ロッキー』版といったところ、ほのぼのとした映画でだんだん眠くなってしまった。“ぼのぼの”は好きだけど、“ほのぼの君”は好みじゃないのよ。
個性的な出演者による濃い雰囲気のハートウォーミング・ストーリー。

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2008.03.26

■Timeless [TV]

タイムレス タイムレス タイムレス
タイムレス タイムレス タイムレス
タイムレス』BS11

BSイレブンをボケ~と観ていると、番組と番組の間に『Timeless』という5~10分ほどのドキュメンタリー映像が放映される。
アメリカとカナダの国立公園の美しい自然をアンビエント/ニューエイジ風の単調な曲にのせて映す、いわゆる環境ビデオのような番組。
これが最近一番の私のお気に入りである。
せっせと同じ番組を録画していて、30分枠の物はナレーションが入って字幕が付いている。1時間枠もあるらしい。
DVDで売っていたら欲しいなぁ。

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2008.03.17

■デイ・ウォッチ [映画]

DNEVNOY DOZOR
デイ・ウォッチ/DAY WATCH』(2006)ロシア
 監督:ティムール・ベクマンベトフ 出演:コンスタンチン・ハベンスキー 原作:セルゲイ・ルキヤネンコ/ウラジーミル・ワシーリエフ

人間界における“異種”は“光”と“闇”とに分かれ、長い間争い続けて来た。休戦協定が結ばれ、互いに監視し合い、均衡を保って来たが、“光の異種”アントンが妻の死を望んだことから、胎児であった息子イゴールは“闇”の側についてしまった。
“偉大な異種”であるイゴールと“光”の側のスヴェタが衝突すると世界が崩壊する。それを止めるのは…ファンタジー/ホラー

ナイト・ウォッチ』の続編『デイ・ウォッチ』。
ロシアの映像の粋を集めたようなダーク・ファンタジーSF大作。3部作だそうだが、えっ?これで終りじゃないの? それに重要なアイテムが“白墨”だなんて、そして武器が“ヨーヨー”。

とにかく映像は素晴らしいド迫力、やはり映画館に観に行って良かった~ この映画は字幕が斬新、文字さえも映像の一部。
でも何か連続してなくて、唐突な印象。シュールというより、あれもこれも詰め込み過ぎって感じ。極めつけは前作の内容を忘れてしまった事(もちろん映像は覚えてる)。つまりストーリーはどうでも良く、感情移入も出来ないし、特に“二人の世界”シーンにトホホ…

主人公達にあまり魅力を感じられず印象も薄い(特に12年前のアントンはイケてない)が、イゴール役のディマ・マルティノフは『ターミネーター2』のエドワード・ファーロングに匹敵する魅力かも。私はオリガが好きだな~
WOWOWで録画していた『ナイト・ウォッチ』で観なおそっと。
さて、3作目が楽しみだ。

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2008.03.09

■ジャンパー [映画]

JUMPER
ジャンパー』(2007)アメリカ
 監督:ダグ・リーマン 原作:スティーヴン・グールド
 出演:ヘイデン・クリステンセン サミュエル・L・ジャクソン

15歳の気弱な少年デヴィッド。憧れのミリーにスノーグローブをプレゼントするが、マークにからかわれ、凍った川に流されてしまう。気が付くと図書館の中。
テレポートの能力に目覚めた彼は故郷を離れ、気ままに過ごすが…SFサスペンス

超能力を持った少年の無茶な話かと思っていたら、悲しい過去を背負った孤独な青年の話だった。
結構同情する余地があったし、スピード感がありハラハラして面白かった。あまりに素早すぎて目で追う事が出来ないシーンもあったけど、それが臨場感。
それにスタイリッシュ。

言わばドラキュラ伝説みたいな話。
“ジャンパー”と“パラディン”の闘い。ちょっと説得力が弱いけど、サミュエル・L・ジャクソン(ローランド)の存在感に「まっ、いいかっ」って感じ。
途中ダラダラ感や納得できない部分もあったけど(何故か出血しない)、子どもも含めて万人が理解できる映画にしたんだろうなって事で。
何と言っても武器がかっこいい。

グリフィンが存在するのなら、もっと他にもいるはず。続編が期待できそ~

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2008.02.10

■THEM ゼム [映画]

ILS
THEM ゼム』(2006)フランス/ルーマニア
 監督・脚本:ダヴィド・モロー ザヴィエ・パリュ
 出演:オリヴィア・ボナミー ミヒャエル・コーエン

2002年10月ルーマニア。
森の奥にたたずむ一軒家、そこに住むのは若いリュカとクレモンティーヌのフランス人夫妻。夜中、外の騒がしい音に目を覚まし、二人で様子を見に行くと車が盗まれてしまった。そして、家の電気が切られ、正体不明の何者かが家に侵入して来た…ホラー/スリラー

清水崇(左)豊島圭介(右)上映前に清水崇監督(呪怨)と豊島圭介監督(ノブヒロさん)のトークショーがあった。
『THEM』は映画の冒頭に“結末を誰にも話さないように”と釘を刺されているので、内容について話すのが大変なようだった。
一つのエピソードとして、『シックス・センス』公開当時、新宿の映画館で上映直前に、走りこんで来た酔っ払いがネタバレを言ってしまい(『ソウ』の2chスレッドタイトルみたいなもんね)、そこに居た観客達は楽しめなかったそうだと紹介していた。そして、80年代のホラー映画、たとえば『18日の金曜日』のような雰囲気と語っていた。
メインは『幽霊VS宇宙人』の宣伝だったが、私としては『寄生獣』が楽しみ。

オープニングに自動車事故を起こした母娘が登場する。本編を盛り上げる為の布石かと思っていたが、よく考えるとこれは実際にルーマニアで起きた事。ラストを知った今、非常に鬱。以前に読んだ本と関係があるのだろうか…

仲睦まじい夫婦の姿を目にした後のせいか、恐怖に慄く二人の姿にやるせなさを感じる。恐怖は『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』、謎は『要塞警察』のような雰囲気だと感じた。

恐怖とは想像力である。想像力が無ければ、目に見える事実のみで判断し、冷静に行動できるかも。

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2008.02.03

■28週後... [映画]

28 WEEKS LATER チケット パンフレット ピンバッチ ←おまけのピンバッチ
28週後...』(2007)イギリス/スペイン
 製作総指揮: ダニー・ボイル アレックス・ガーランド
 監督:ファン・カルロス・フレスナディージョ
 出演:ロバート・カーライル イモージェン・プーツ

レイジ・ウィルスが猛威を奮い、感染したゾンビがはびこるイギリス。ドンとアリス夫妻はスペインに滞在している子供達を思いながら他の生存者と共に隠れ住んでいたが、隠れ家を襲われてしまう。
ゾンビが死に絶えた28週後、イギリスはアメリカ主導のもとに復興を始め、ドン夫妻の子供達・タミーとアンディが帰国した。そして、母が亡くなった事を知る…ホラー

前作『28日後...』の続編だが、全然別な家族を主体とした物語となっている。イントロは前作と同時進行という設定か。
監督はダニー・ボイルではなく、前作よりも金がかかっている感がある。テーマは「殲滅」。
とにかく悲しい…ずっと暗い雰囲気なのだ、そして無力感。
流れる音楽も切ないポストロックで、担当しているのはジョン・マーフィ。サントラを探しているのだが、もしかしてダウンロード販売のみ?

このチケットやパンフには嘘があって、可哀そうな家族なのだが、あまり同情もできない。しかし、周囲の助けを受けながら、必死に生き延びようとしているせいか、何かうやむやにごまかされた感じがした。だけど、何だかんだ言いながら、私はこの感傷的なホラー映画が好きである。
『28ヵ月後...』『28年後...』とシリーズ化されるかもしれないから、イギリスを代表するホラー映画となるのかな?

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2008.01.28

■バイオソルジャー [映画]

PARAGRAF 78
バイオソルジャー』(2007)ロシア 予告
 監督・脚本:ミハイル・フレバロードフ 出演:ユーリ・クッシェンコ

隊長グッドウィンに反発して軍を辞めた6人。 別々の道を歩んでいたが、5年後、再び召集された。雪深い人里離れた奥地に作られた秘密基地で事故が発生し、調査の為に派遣される。そこで彼らが目にした物は…アクション

東欧の映画は英米とは違った独特の雰囲気を持っていて、かなり気になる。他の映画を観るつもりだったが、1週間限定の上映なので「今観なきゃ、テレビで放映するかどうか分かんない」と、ノコノコと池袋まで出かけて行った。

まずは、画質が悪い。まぁ、それはすぐ慣れる。
ストーリーがまどろっこしい、いつになったら盛り上がる事やら。ただし、不安をかきたてる事には成功している。しかし…
うぅ~、これが<生物兵器>なの?
えぇ~、何?この展開、無理矢理だよ~

と、ハリウッドもどき映画で超B級。敵の少ない『Doom』、ゾンビとは言えない『バイオハザード』ってな感じ。

しか~し! アクションはすごいゾ。<ガンカタ>や<コマンドサンボ>と言われる格闘技、生身の人間のぶつかり合いだ。
『マトリックス』やら『リベリオン』やらのようなアクションで、結構魅せてくれた。

ネタバレ
今後のロシア映画に大期待。英米とは違ったアプローチで東欧を引っ張って行って欲しい存在だ。
おぉ~リサの歌発見、しばらくこの映画で楽しめそう。

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2008.01.19

■悪夢探偵 [映画]

NIGHTMARE DETECTIVE
悪夢探偵』(2006)日本
 監督:塚本晋也 出演:松田龍平

少女と中年男性の惨殺死体が相次いで発見され、状況から自殺と判断されたが、「夢の中で誰かに追いかけられているようだった」との証言を得、他人の夢の中に入れる“悪夢探偵”に霧島警部は協力を請う。
そして、二人の携帯電話には最後の会話の録音が残っていて、通話相手の“0”に関谷刑事が電話をかけるが、通じない。しかし、若宮刑事がかけると…ホラー/サスペンス

「こんばんは 夜も遅くなって来たし、そろそろ僕は死のうと思ってるんです。あなたはどうですか? 準備できましたか?」
「あ、今タッチしました」

公開当時、観たくて仕方が無かった『悪夢探偵』、とてもダークな雰囲気に惹かれた。
しかし、タイミングが悪くて行かずじまい、やっとWOWOWで鑑賞。もろ私好み、日本版『サイレントヒル』を塚本監督に作ってもらいたいくらいだ。よく考えると『鉄男』しか観ていないが、『妖怪ハンター』は原作漫画も好きなので、彼の映画作品は全て観ようか、という気にさせる。

画面も暗いが、雰囲気も暗い、話す言葉がよく聞き取れず、何度も再生し直した。特に警部とは到底思えない姿の霧島役のhitomiは何を言っているのか分からなくて困った。彼女は監督の好みなのだろうか。
だが、そこかしこに現れる不穏な存在、不安で心がザワザワする、その雰囲気が良い。
そして、若宮刑事の豹変ぶりに驚いてしまった。ここから、この映画にのめり込み始めた。探偵・影沼はとても情けないが、悲哀を背負った人間として描かれている。そして、ヤツも。
エンディングテーマ曲はフジファブリック蒼い鳥」、この映画に合っている。
『悪夢探偵2』が予定されているようだ、今度こそ映画館で観たい。

実際にこんな事件は無いけど、間際になって気持ちが翻るのはあるし、理解もできる。あの事件を思い出してしまった…

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2008.01.08

■コーラス [映画]

LES CHORISTES
コーラス』(2004)フランス

1949年、フランスの片田舎の“池の底寄宿舎”には親がいなかったり、事情がある子供達が生活していた。
マシュー先生は厳しい校長に疑問を感じ、子供達に歌を教え始める…ドラマ

予告を映画館で目にした時からテレビで放映するのをずっと待っていた。だって人間ドラマ物は、迫力あるスクリーンと臨場感あるスピーカーでなくても充分楽しめるもん。
先日、観たい映画として書いたばかりで、偶然にもBS Japanで昨夜放映。途中からだったが最後まで観れた、嬉しい。

独身で冴えない容姿のマシュー先生。
生徒達に粘り強く歌を教えていたが、あまり表情も変えず、誉めないところが意外な感じだった。もっと、ほがらかで包容力溢れた感じなのかなぁと思っていたが、結構淡々としていた。そこが、また良い。素晴らしい歌声の子供達をひけらかす訳でも無く、とにかく子供達の歌声を聴いて、上達するたび心の中で満足しているような雰囲気なのだ。
そして、問題児のモランジュが悲しそうな顔立ちで美しい声を発する。ここもまた、胸に響くものがある。
笑える部分もあって派手ではないが、心にジーンと沁みるような穏やかな映画で、歌う喜びに溢れる子供達も可愛い、観て良かった。
最初から観たいのだが、DVDを借りてくるかどうか、悩む…

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2008.01.06

■ディセント [映画]

THE DESCENT
ディセント』(2005)イギリス

夫と娘を亡くしたサラを慰めようと、友人がケイビング(洞窟探検)を計画した。
冒険好きの女性6人でアメリカのアパラチア山脈の洞窟へ意気揚々と入ったが、落盤が発生し、退路が断たれてしまった。出口を捜し求めて、狭く深く暗い洞穴を進むしかない…アドベンチャー/ホラー

「怖い」と評判ですごく楽しみにしていた。
女だけのホラー映画という事は“女性の叫び声を楽しむ男性”の趣味映画かと思っていたら、そういう訳でも無い、“女勇者の誕生”なのだ。
そして、女だけという事で観ている側としては、何となく安心感があったが、この映画は“閉塞的な空間における女の社会”をも表現している、いわゆる“女の敵は女”。
冒頭の話がどう繋がっていくのかなぁと思って、あれやこれや想像していたら、そういう事か。人をビビらせる映像をあちこちに振りまいて、想像力を逞しくさせて、最後は…やっぱ、そうだよね。

同じ洞窟ホラー『地獄の変異』はもとより、『ハイテンション』vs某ファンタジー映画だった。
結構面白かったから、ニール・マーシャル監督の『ドッグ・ソルジャー』も観よっと。『ザ・ケイヴ』もね。

WOWOWでの放映を待ってても観る事ができずにいる映画が『ぼくは怖くない』『東京ゾンビ』『ビッグ・リボウスキ』『コーラス』と、この『ディセント』。WOWOWは何でも放送してくれるわけじゃないのね、と改めて思う。
GyaOで『女優霊』を見逃してしまったから、またチェックしに行ったら何と! 待望の『ディセント』を無料配信していた。でも、ネットが重くて画質が粗くて、画像が暗くて何が何だか…怖さが半減してしまった。
そして何より、人の区別がつかなくて困ったよ。

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2008.01.03

■地球外生命体捕獲 [映画]

ALTERED
地球外生命体捕獲』(2006)アメリカ
 監督:エドゥアルド・サンチェス 脚本:ジェイミー・ナッシュ
 出演:アダム・カウフマン ブラッド・ウィリアム・ヘンケ

エイリアンに拉致された少年5人のうちコディ、デューク、オーティスはすぐ解放された。残されたワイアットとコディの弟は実験台にされ、ワイアットだけが家から離れた場所へ放置された。
それから15年後、3人はあの忌まわしい森の中で復讐の為にエイリアンを捕まえ、ワイアットの元へ運んだが…SF/ホラー

ホラーをよく上映する“シアターN渋谷”に初めて行った。とは言え、元は“ユーロスペース”なので、何十年も前に何度か訪れた事があるが、こんなに狭かったっけ? 2シアターもあったかな?
小さなスクリーンにB級映画はよく似合う。サービスデイだったせいか、小さな館内の座席はほどほどに埋まり、ホラー好きが時間と場所を共有していると考えると、妙に安心感を覚えた。

ワリとくだらない事を真剣に演じている映画、そういうところが魅力。矢追や埋蔵金番組を真剣に見た人がいたでしょう、それと同じ。
孤立した家における恐怖の夜。いわゆる密室ホラーなのだが、『キャビン・フィーバー』のように、やるせなさ、救いの無さを感じた。
絶望感と言えるほど説得力がある映画では無いのだが、『イット』のように少年時代のトラウマを抱える男達に切なさを感じ、特にデュークとワイアットは好感が持てる。過去を断ち切る為に、友の為に…
よくあるホラーで意外なところは宇宙船くらいだった。ストーリーとしては疑問を感じ、ツッコミどころ満載だが、目をつぶるとしよう。何せ、B級映画好きだもん♪

ブレア・ウィッチ・プロジェクト』は単なる“肝試し映画”だったが、出演者の怖がり方がリアルで観ているこちらにも恐怖が伝染し、ストーリーに不満が残るものの新鮮な映画だった。『ブレアウィッチ2』は観たけど、内容を忘れちゃった。
そんな監督が作った分かりやすくエグいホラー映画『地球外生命体捕獲』、続編が作られたらもちろん観るよ。

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2007.12.30

■ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記 [映画]

NATIONAL TREASURE: BOOK OF SECRETS 鍵型パズルストラップ ←おまけのパズルストラップ
ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記』(2007)
 アメリカ
 監督:ジョン・タートルトーブ 出演:ニコラス・ケイジ

ベン・ゲイツの祖先がリンカーン大統領暗殺事件に関わっていると、古美術商のウィルキンソンから証拠を提示された。
汚名をそそぐ為、仲間と共にパリ、ロンドンを巡り、アメリカに戻って家族総出で謎を解明する…アクション/アドベンチャー

都会版『インディ・ジョーンズ』2作目、歴史の浅いアメリカの人たちが夢見るファンタジーを映像化。舞台がどこであろうとも、男の子ならこんな事を夢想するのかも。うちの裏山がクリスタルの洞窟だったら…
ニコラス・ケイジは『ゴーストライダー』のダークヒーローよりも『ナショナル・トレジャー』の知的で機転が利く男ベン・ゲイツの方が適役なのではないだろうか。

実は一週間前に観たのだが、やっと感想を書き始めた今、観ている間はそれなりに楽しめたけど、あまり記憶に残らない映画だったな、と。
とにかく悪役が悪人に徹してない中途半端さ、ロンドンの街をめちゃくちゃにしながらも誰も被害に遭わない都合の良さが目についた。ファミリー向けだから仕方が無いね、何しろディズニー。
スッキリ爽やかに映画は終わったが、今考えると「あれ?」果たして汚名はそそげたのかしら~

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2007.12.13

■おそいひと [映画]

おそいひと
おそいひと』(2004)日本
 監督:柴田 剛 出演:住田雅清

兵庫県西宮市で一軒家に一人で住む、重度身体障害者の住田。
彼は介護者のサポートを受けながら、ボイスマシンで会話し、電動車椅子で行動し、ガシャポンを楽しむ。
そこへ、大学の卒業論文の為に介護を経験したいと敦子が現れ、彼女が発した言葉をきっかけに狂気の行動へとかき立てられる…サスペンス

ポレポレ東中野で鑑賞。大音量という事で、警戒して後ろの方の席についたのだが、それほどでもなく取り越し苦労だった。
のっけからWorld's End Girlfriendの曲にやられ、しかも映像が彼の音楽に合っているのだ。不鮮明で見づらいがモノクロの風変わりな映画に惹き込まれた。

後半、「長いなぁ」と思ってダレてしまったが、線路脇の夜道を車椅子でひた走る住田の姿が、『パリ、テキサス』でトラヴィスが砂漠をとぼとぼ歩く姿とイメージが重なり、一枚の古ぼけた絵葉書のようにも思え、結構好きなシーンである。

ストーリーとしては、健常者だろうが、障害者だろうが、誰が犯罪を行ったとしてもサスペンス映画としては今一つ。タブーに挑戦した(と言ったら大げさ、人が眉をしかめる程度の)インディーズ映画といったところかな?
そうだとしても、私にとっては“ありきたり”では無いところが魅力的だと感じた。特にラストシーンがシュールで良い。

イメージ的には悪くはないんだけど、カラーになった途端“ファンタジー”として終わらせるつもりなのかと思ってしまった(『グエムル』みたいにね)。
てっきり「遅い人」だと思っていたら「襲い人」なのね、だからサスペンス。

こんな事を思い出した。
知人に障害者手帳を持つ弱視の方がいて、きさくで記憶力の良い彼女に会計係を頼んだら、「あの人にお金計算できるの?」と言った人がいた。しかし、知人は1年間しっかりお金を管理してくれて、とても助かった。そして、知人のご主人は全盲、カメラで写真を撮るのが趣味である。

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2007.11.29

■ナンバー23 [映画]

THE NUMBER 23 クリア・ファイル ←おまけのファイル
ナンバー23』(2007)アメリカ
 監督:ジョエル・シューマカー 出演:ジム・キャリー

妻アガサと息子ロビンと共に暮らす平凡な男ウォルター・スパロウ。
古本屋で妻が見つけた『ナンバー23』というミステリー本を読みはじめると、主人公が自分の過去にそっくり。その本の影響を受け“23”という数字に取り憑かれてしまい、現実と空想の区別がつかなくなる…サスペンス

おもしろくない。
とにかく眠い。ダラダラしていて、ミステリーの緊張感が感じられない。

小説の内容が劇画風(アメコミ風)の雰囲気で表現されているのだが、白々しくて仕方がない。
第一、サックス吹きの探偵と言った時点でもう減点。男の憧れの象徴としてしか捉えられず「嘘です」と言っているような物、「ボクのパパはスパイだ」と言う空想好きの男の子と大差ない。
とにかく話に無理があり、リアリティが感じられない“ご都合主義”なストーリー。
例えば、ウォルターがホテルにいるとアガサはどうして知ってるの?
アガサが“パラパラ”と見た本をウォルターに“読み続けろ”と強制するのはいかがなものか。
全てがウォルターの脳内の出来事なら許してやる。
壁男』みたいに、あやふやな映画だった。

ジム・キャリーの演技は決して悪くは無い、むしろ二役をこなし、どちらの雰囲気も良かった。ちなみに『マスク』は嫌いな映画の一つではあるが、『トゥルーマン・ショー』は好きな映画の一つである。
『8mm』はとても良い映画だったのに残念だ、シューマカー監督。
ようするに脚本がダメダメな映画と言えよう。アメリカで『マイティ・ハート』と共にコケた映画だったらしいが、その事に(1,300円も払って)充分納得できた。
何よりも、ジム・キャリーのシリアスな演技作品の役名が“スパロウ”って、ジョニー・デップを意識してるのかと余計な事を考えてしまう。

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2007.11.17

■SAW4 [映画]

SAW IV ←ブックレット、チケット、パンフ
ソウ4』(2007)アメリカ
 製作総指揮: ジェームズ・ワン、リー・ワネル 他
 監督:ダーレン・リン・バウズマン 出演:トビン・ベル

死体安置所にてジグソウ=ジョン・クレイマーの遺体解剖中、彼の胃の中から一本のカセットテープが発見された。ただちにホフマン刑事が呼ばれ、メッセージが再生される。
同僚のエリック刑事を探し続けるSWATのリッグ隊長。彼はあらたなプレイヤーとして選ばれ、残酷なゲームに参加させられ試される。しかし、ジグソウは死んだはず…サイコ・ホラー

最初からグロい。映画の前に何も食べなければ良かったと後悔…でも、『レベル・サーティーン』よりはマシだし、『医龍』観たばかりだし

』『』を観ていない人が多いだろうから、あまり多くを書けないが、今回もより陰惨に、より複雑になっている。しかし、どうやっても『SAW』の衝撃を越える事はできない。だから、同じような事をさらに刺激的でひねった内容にしているのだろう。ちゃんと以前の作品を観て、おさらいしておかないと顔や名前が一致しないよ~ あんた誰?状態。

それでもテーマ曲を聴くとワクワクする、『バイオハザード』シリーズもね。
エンディング曲はV系バンドの歌い方だなと思っていたら、えっくす日本だった。これに思い入れは無いけど、宗教から脱する事ができたのかな。
Cherish Your Life !
ネタバレ

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2007.11.10

■ゾンビーノ [映画]

Fido Image1587バッグ ←おまけの手さげバッグ
ゾンビーノ』(2006)カナダ
 監督:アンドリュー・カリー 出演:キャリー=アン・モス

“ゾンビ戦争”に勝利した人類は町の周囲にフェンスを築いて安全を確保し、外の世界を“ゾーン”と呼び、荒廃しゾンビが徘徊する地域とした。“ゾムコン社”はゾンビをコントロールする首輪を開発して、召使として利用していた。
いじめられっ子のティミーは父親にさえ遊んでもらえず、いつも孤独。そんな時、母がご近所の見栄の為にゾンビを家に連れ来た…ファンタジー

まるで、1950年代のみんなが幸せだった頃のアメリカ、レトロポップな世界。
首輪の赤いランプが点灯している時だけおとなしいゾンビ達。しかし、いったんランプが消えると…ムシャムシャ。
この差が、このセンスが良い(悪趣味)。
ほのぼのして、ほんわか楽しい気分で鑑賞できた、結構満足。『アメリ』を観た後のような気分、でも『アメリ』好きには薦められないなぁ(笑)

何より勧善懲悪なところが良い、嫌な奴はみなゾンビ。笑えるホラー映画、ブラックなファミリードラマ。お子様にもお薦め~
奴らはもう死んでいる… Crazy Wonderful Zombie !

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2007.11.04

■バイオハザードIII [映画]

Resident Evil : Extinction ポストカード、3枚つづり ←おまけ ポストカード(3枚)
バイオハザードIII』(2007)アメリカ
 監督:ラッセル・マルケイ 出演:ミラ・ジョヴォヴィッチ

更に進化し能力を高めるアリス。一人、生き残りの人類を探す為、荒野を疾走する。
世界中にアンデッドがはびこり、残った少数の人類は各地を転々とする生活を余儀なくされる。その中の一団“クレア・レッドフィールド車団”と出会い、彼らを安住の地へ送る為に闘う…SFアクション・ホラー

いや~、泣けたね。自己犠牲だよ、泣けるホラー映画ってのも珍しい。

思えば出会いは、初めてプレステを操作した時だったろうか、ゲーム『バイオハザード』のオープニングは映画を観ているようで素晴らしかった。しかし、操作がままならず横歩きのまま部屋をウロウロしてたっけ。そして挫折…そんな情けない私が、『バイオハザード』の世界を堪能できるのは映画ぐらい。
ヒット作だからお金の掛け方が違うせいか、続編が作られる度、面白くなって来るのは良いね。
前作への思い入れというのもあるから、出演者がダブっている方が望ましい。おぉ~カルロス!

・最初のラジオ局の一味の目的がよく分からない。
・カラスと言えば『28日後…』を思い出す。
・アリスの血清を使ってアンデッドを手なずけるってのは『ゾンビーノ』に続くのかな(笑)

それにしても、エンドロールになって驚いた。あの日本語の歌は何? 洋画を観ていたはずなのに、急に現実に引き戻されて余韻に浸れなかった、ガッカリ。
ゲームの方はもうやってないから分からないけれど、徹底した世界観の上でCAPCOMは作っているのではないだろうか。それなのに吹き替え版でなら理解できるけど、字幕版でイメージを壊すような事をするなんて…DVD化の際はくれぐれもあの歌を使わないで欲しい。
ネタバレ

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2007.11.02

■インベージョン [映画]

THE INVASION
インベージョン』(2007)アメリカ
 監督:オリヴァー・ヒルシュビーゲル 原作:ジャック・フィニイ
 出演:ニコール・キッドマン ダニエル・クレイグ

地球に帰還途中のスペースシャトル・パトリオット号が爆発し、破片が全米中に散らばった。その残骸には胞子状の未知の物体が付着していた。
精神科医・キャロルに患者が「夫が見た目は同じなのに別人だ」と訴える。そしてキャロルは元夫・タッカーの様子に違和感を覚えながらも、息子・オリバーを預けてしまう…SF

ジョディ・フォスターやジュリアン・ムーアしかり、ニコール・キッドマンも子供を守る母親役の年代になったのだね(忘れてた、『アザーズ』でも神経症の母親役だった)。
それにしても、彼女がSFですか…恋愛ドラマのイメージが強く、美しいしキュートなんだけど、主演のサスペンスドラマはどこか軽々しく感じていたのだよ。
だから、この映画でも今一つ子供を守る必死さが伝わってこない(妬みもあるかも~)、他力本願な雰囲気もあり。まぁ、素敵な彼女を男性がほっとく訳が無いしね、そんなほっとけない男性向けにサービス・シーンあり。

大好きなジャック・フィニイ『盗まれた街』の映画化で一番印象的なのは、やはりドナルド・サザーランド主演の『SF/ボディ・スナッチャー』(1978)人面犬が有名。
で、こちらの『インベージョン』はこじんまりとまとまっていて無難路線。ホラー好きの私が一番気味悪いと思ったのが“会議の給仕達”ってのはどうなんだろう。
とは言え、病原菌の説明や子供を守らなければならない理由等に説得力があるし、他の映画では退屈な会食シーンはロシア大使ヨリシュのおかげで面白く感じた。
でも、繭が無いよ(←これ重要だと思う)。

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2007.10.08

■カタコンベ [映画]

CATACOMBS
カタコンベ』(2007)アメリカ
 監督:トム・コーカー デヴィッド・エリオット
 出演:シャニン・ソサモン アリシア・ムーア

精神安定剤に頼るヴィクトリアはソルボンヌ大に通う姉キャロリンのいるパリを訪れた。
飛行機の中で一睡もできなかったヴィクトリアは疲れ果てていたが、姉の強引な誘いを断りきれず、パリの地下に広がる巨大な墓地・カタコンベでの秘密パーティに参加した。
しかし皆とはぐれてしまい、何者かに姉が襲われ、出口を求めて一人さ迷い歩く…ホラー

若い女性がキャーキャー逃げ惑うのが好きな方にお薦め。

SAW』の製作陣が関わっているので、よく似た雰囲気のシーンがあった。
最初に伏線が張られたから、これはお化け屋敷のノリかなと思い、ヴィクトリアが恐怖に慄いても淡々と観た。
途中、『0:34』に似た雰囲気も感じられたが、全く見知らぬ同士を襲う未知の者の話とは訳が違う。
色々と仕掛けがあるが、基本的には洞窟内を走り回って「どうやって脱出するか」なので、ダンジョンを駆け抜けるホラー風味の冒険談。
最後にスカッとしたので、まぁまぁとしよう。もっとヴィクトリアに同情できるような事前説明があったら(例えば恋人を失って以来、精神的に不安定になったとか)感情移入できたかもね。
ネタバレ

カタコンベを調べている途中で出会った骸骨教会、う~む複雑な気持ち…でも、行ってみたい。

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2007.10.02

■世にも奇妙な物語 [ドラマ]

佐々木すみ江世にも奇妙な物語』秋の特別編

ゴミ女」松下由樹扮するフリー・ライターが、恐る恐る訪れたゴミ屋敷で出迎えた“時子さん(佐々木 すみ江 )”、顔が怖い~
そして椅子に座って放つ、迫力あるセリフ。
マイッタ、かっこいい!!
さすが、ベテラン女優だからこその存在感かな。

夜10時頃に帰宅し、チラチラ観ていたTVの中で、この話には注目させられた。最近滞っていたので、ちょっと更新。

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2007.09.26

■壁男 [映画]

壁男
壁男』(2007)日本
 監督・脚本:早川渉 原作:諸星大二郎 音楽:阿部一貴
 出演:堺雅人 小野真弓

カメラマンの仁科は夢を見た。恋人のTVレポーター・響子が視聴者から寄せられた“壁男を知っていますか”というハガキを手にする夢を。
それが現実となり、仁科は壁にとり憑かれてゆく…ホラー

諸星大二郎の漫画が好きなので、どんなものかな~と興味を惹かれ、レイトショーだったが、思い切って新宿まで観に行った。
映画が始まってから、主演男優はドラマ「ヒミツの花園」のニヤニヤ長男だという事に気づいた。女優はどこかで観た事があると思いつつ、帰宅してからアコムのCMに出ていた人だと分かった。

壁と言ったら『壁の中に誰かがいる』や『ハート・オブ・ミッドナイト』を想像していたが、何だか実体がつかめない空気みたいなどこにでもある壁の中に住む者の話で、ホラーとはちょっとニュアンスが違い、怖くないからダーク・ファンタジーかな?

これは反復の映画だと思う。
あー夢かと思ったら、同じ事が現実に起こる。そして、重複する登場人物、重複する場所。段々と夢と現実が曖昧になり…眠い。眠い映画はホラー好きの私にとってすなわち…

まぁ、出演者のファンが観に行けば良い。
この原作の漫画を読んだかどうか自信が無かったが、最後の“腕”以降で思い出した、私読んでたよ。

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2007.08.18

■輪廻 [映画]

輪廻
輪廻』(2005)日本
 監督:清水崇 脚本: 清水崇 安達正軌
 出演:優香 香里奈 椎名桔平

35年前に群馬のホテルで起きた大量殺人事件を映画化するオーデションが行われた。
新人女優・渚を主役に監督・松村が抜擢するが、彼女の周囲で不可解な事が起こり始める。時を同じくして消え去る人々。赤い屋根のホテルの夢に悩まされる女子大生・弥生。そして集約される、ホテルへ…ホラー/ミステリー

いつも口をポカンと開け、ニコニコしているだけで役に立たないという印象を持つアイドルが主役。
私の偏見と先入観による思い込みを巧みに利用させられてしまった、面白い! まさかこんな展開になるとは思いも寄らなくて、優香を見直してしまった。前日の『親指さがし』の後だから、なおさら楽しめ、映画館で観ても良かったかも。
一番好きなシーンは無表情にバタンバタン倒れるところ、不気味で良い。
主題歌の扇愛奈輪廻』 もパンチが効いていて良い。
ヴァニラ・ファッジ”のTシャツを香里奈が着ていたのは、この映画。

観終わってから話した事は、
「間違えて人を轢いてしまった時、車の下に死体があるのがいいか? 無いのがいいか?」
どっちもイヤだけど、後者の方がまだましかな…

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2007.08.17

■親指さがし [映画]

親指さがし
親指さがし』(2006)日本

成人を迎える年の8月13日に同窓会で再会した5人。
8年前の同じ日に、ゲーム“親指さがし”を6人で行い、叫び声と共に消えてしまった由美子。大人になった今、皆で彼女を探すが、一人ずつ親指の無い死体で発見される…ホラー/サスペンス

山田悠介の原作『親指さがし』の映画化。
20歳という設定なのに、何やらとうが立ったアイドルが主役だった(事前情報を入れないので、意外でね)。見ているうちに何故彼であるのかが分かった。
引き出しを開けても“