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    *Hello Nico Another World

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2015.06.19

■八つ墓村 [映画]

八つ墓村
八つ墓村 』(1977)日本
 監督:野村芳太郎 原作:横溝正史 出演:萩原健一

空港で働く青年・寺田辰弥は、ある日新聞広告の尋ね人に自分の名前が載っている事を知る。連絡先の弁護士事務所を訪ねたところ、目の前で自分の祖父と名乗る男が突然亡くなってしまう。 親族に会うため、岡山県の山間にある出生地に赴くと、辰弥を忌み嫌う人々の予言通り、次々と殺人事件が起こり、辰弥は追い詰められる…ホラー/ミステリー

マンガを読み、原作よりも映画の方が手っ取り早いので、以前録画しっぱなしだったDVDを見た。
今はまったくドラマを見ないから、懐かしい俳優が勢揃いだと思った。なんか見た事のある俳優がいっぱい出てる映画だった。

主人公・辰弥は若き日のショーケン。高倉健のように言葉少なく、しぐさで気持ちを表現しているように見受けられた。素直なようでいて、時には秘めていた怒りを爆発させる無軌道な青年。一人孤独に耐え忍ぶ姿に女性から人気があったのがよく分かる、母性本能がくすぐられるのだ。
そして、くすぐられてよろめいてしまったのが小川真由美演ずる西家の美也子。度々髪をかきあげ、色気ムンムン。
それに対比するかのように、清楚な美人が姉・春代役の山本陽子。
そして、健気でありながら奔放にも描かれた辰弥の母親・鶴子役の中野良子。
いままでろうそくだと思っていたけど、懐中電灯を頭に付けて弾丸ベルト姿で暴れまわる狂気の要蔵・山崎努。

こんなに強い印象を残す役者達の中に、なぜに金田一は寅さん?!
刑事コロンボを意識したキャスティングなのかな~ それにしても、登場シーンは村の百姓にしか見えない。
結局、彼がいなくても事件は解決したし、解説者のような存在だった。だいたい嘘はイカンよ!

ホラーに主点を置き、「祟りじゃー」を前面に出した為か、白塗りがわざとらしい怪談映画のようになってしまった。そして、洞窟のシーンが冗長…まぁ、その時代らしい映画と言ったところで、出演者の魅力を楽しむには良い映画だった。
やっぱり、おどろおどろしい伝奇物には艶っぽい悲劇の美人がお似合い。

マンガと映画の内容が多少食い違っているので、やはり原作を読むべきだね。

2012.06.15

■グレイヴ・エンカウンターズ [映画]

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グレイヴ・エンカウンターズ』(2011)アメリカ
 監督・脚本・編集:ザ・ヴィシャス・ブラザーズ
          (コリン・ミニハン、スチュアート・オルティス)
 出演:ショーン・ロジャーソン アシュリー・グリスコ

超常現象のドキュメンタリー番組「グレイヴ・エンカウンターズ」のクルー5人は、閉鎖された廃墟の精神病院でエピソード6を撮影する為、幽霊を見たとの証言がある場所に数台のカメラを設置して、一晩を過ごす。
やらせもいとわず、実はエピソード5までは何も無かったのである。今度こそはと意気込むランス。そんな時、サシャの髪の毛が上に持ち上がる怪奇現象を撮影できた。
脅えたクルー達は撮影を終了する事にしたが、ドアは翌朝管理人が来るまで開かず、外へ出ようにも窓には鉄格子がはめ込まれていた…ホラー/オカルト

ネットで“怖すぎる予告編”として話題だった「グレイヴ・エンカウンターズ(墓との遭遇)」をやっと観に行って来た。ゲーム『サイレントヒル』の世界ですよ´ω`)ノ
映画でモザイクがかけられていた娘が、トレーラーでは顔出ししているゾ。

どう見ても“ビックリお化け屋敷映画”観客を脅かそうとしているのがミエミエ。
『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』や『パラノーマル・アクティビティ』のようにリアリティを出す為、前者の視点用手持ちカメラと後者の暗視用固定カメラを組み合わせて撮影編集。オープニングのプロデューサーの証言で更にリアリティを持たせようとしている。

ランスの「すべて撮るんだ」で、もうガッカリ…『REC3』でも同じ事言ってた。
番組に関係無い裏方の撮影風景も撮影すると宣言した時点でもう胡散臭い。ヤラセ部分も記録したら番組としての信用問題に発展するのだから録画するわけ無いでしょ。

まず、1963年に閉鎖されたのに、何故1995年(?)に改修するの?
廃墟という設定なので、入り口には侵入者による落書きなどがあるが、内部にはまったく無い。
約50年前の物なのに、地図やベッド、車椅子が新しく、車輪もクルクルとスムーズに回る。
一番不自然だったのは、閉じ込められて食事も満足に取れないランスが健康的だった事!

他を参考に人が怖いと想定できる手法を詰め込んだ映画でお粗末(;´д`)

心霊現象の番組を作る仕事なのに「怖がるなんて」とあきれてしまい、前半はもう眠くて大変だったけど、外に出ようと必死にドアを壊した部分はおもしろかった。
100円払って入った花やしき・おばけ屋敷が、突然1000円の富士急ハイランド・戦慄迷宮へと変化したような感じで、目が覚めた~

ネタバレ

2012.05.29

■REC/レック3 ジェネシス [映画]

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REC/レック3 ジェネシス』(2012)スペイン
 監督:パコ・プラサ 脚本:ルイソ・ベルデホ パコ・プラサ
 出演:レティシア・ドレラ ディエゴ・マルティン

コルドとクララの結婚式、親族や友人が会し、披露宴が盛大に行われていた。
そこへ犬に手を噛まれたと言っていた叔父がバルコニーから転落し、驚いて駆け寄った妻の喉首を噛み千切った。会場はパニックに陥り、人々は逃げ惑う。
混乱のさなか、クララと離れ離れになったコルドは愛する彼女の無事を信じて、ゾンビの徘徊する屋敷内を探し回る…ホラー

スペインの手持ちカメラによるPOV(主観映像)シリーズ3作目『REC 3』。今回は3台のカメラが冒頭で登場したが、何故か途中で破壊されてしまった。
う~ん(@Д@;これでは普通のゾンビ映画ではないか!?
ところがどっこい、恋愛ドラマだった( ̄Д ̄;;それもどこかで見た事があるようなシーンが満載されたラブ・ロマンス。

愛し合うコルドとクララはお互いを探す為、仲間を引き連れて会場をさまよう。もちろん、犠牲になるのは主人公達のわがままに振り回された仲間の方。行動を共にした途端死亡フラグが立つ、とんだかませ犬である。

宗教感の無い日本人には、ご都合主義にしか見えない神の威力。カトリック教が大半を占めるスペインにおいては納得できる事なのかもしれないが、犬に噛まれた事による感染、言わば「狂犬病患者」の動きが聖水や説教で止められるなんて…

最初の『REC/レック』ファンとしては残念な内容だった。
ジャウマ・バラゲロ監督による『REC/レック4 アポカリプス』に期待する。

2010.11.22

■スペル [映画]

Drag Me to Hell
スペル』(2009)アメリカ
 監督:サム・ライミ 脚本:サム・ライミ アイヴァン・ライミ
 出演:アリソン・ローマン ローナ・レイヴァー

銀行のローンを担当するクリスティンは、老婆の支払い延長申請を断った事から、呪いをかけられる。
占い師に相談すると、その日から3日間悪夢に悩まされた後、魂を奪われると告げられ…ホラー

スペル』というタイトルやスチール写真から勝手にストーリーを想像してしまっていた、あぁ勘違い。
“ある言葉”を話せなくなる呪文をかけられ、その言葉を口にしようとすると苦しみ、老婆が出現するのかと思っていたら、『痩せゆく男』のように呪文(スペル)をとなえられたのね。

老婆は「恥をかかせられた」とクリスティンを責めるが、その前にクリスティンのスカートにキスをしたりして恥を書かせたのは老婆の方では?
それに3度目のローン延長で自宅を手放すかどうかの瀬戸際、親族があんなにいるんだから、お金は身内に借りなさい、返せない借金はしない事ね。
第一、呪いをかけるだけの能力があるのなら、そのパワーを別な事に使うべき!
と、ツッコミを入れたくなるような無理矢理なストーリーだった。

特に女性が主人公でなくても良いけど、“うら若きかよわい乙女が怖がったり闘ったりする姿が見たい”から作った映画といった感。
雨の中の墓場荒らしのシーンがありきたり過ぎて…それに、「あんなに女性一人で掘れるわけないじゃん」…とあきれてしまった。
最後のクリスティンの一言がオチになっているのかもしれないけど、どうでもいいし。
今さらこんな古臭い感覚のホラー映画を見せられても困っちゃうな~ 80年代だったら良かったかも。
とにかく怖くは無くて、汚い映画。映画館で観なくて良かったと思えるレベル。

やはり、“幽霊や悪魔よりも人間の方が恐ろしい”という事で『悪魔を見た』がとても楽しみ。

2010.10.24

■パラサイト・バイティング 食人草 [映画]

THE RUINS
パラサイト・バイティング 食人草』(2008)アメリカ
監督:カーター・スミス 脚本:スコット・B・スミス
出演:ジョナサン・タッカー ジェナ・マローン 他

メキシコへバカンスにやって来たアメリカ人の若者4人は、弟を探しに行くというドイツ人とギリシャ人と共にジャングル奥地にあるマヤの遺跡へやって来た。
現地人が現れ興奮した様子で話すが、理解出来ずギリシャ人ディミトリが殺される。
突然の出来事に驚いた5人は、遺跡の頂上へと駆け上った。そこでドイツ人マティアスが大怪我を負い、何とか脱出を試みるが、遺跡の周囲を武装した現地人達が取り囲む…ホラー/サスペンス

WOWOWの番組表を見ていたら『パラサイト・バイティング 食人草』という、いかにもB級らしいタイトルの映画があり、あらすじを読むと、「こ、これは…」
デビュー作『シンプル・プラン』後、長い沈黙を続けていたスコット・スミスの第2作目『ルインズ 廃墟の奥へ』の映画化じゃないか!!

小説としては、1作目好きから辛口の批判を浴びていたが、悪趣味好きの私としては「面白かった~♡」
いつの間に映画されていたのよ w(゚o゚)w と調べたら“日本未公開”との、「知らなくて当然」と納得。

放映をワクワク待ちわびながらも、この時代錯誤でネタばれなタイトルにそれほど期待しないで観たのだが、グロさがなかなかの好感、最初からドタマボーン(^-^;

小説に忠実だなと思ったら、脚本が小説家本人なのだから、当たり前ね。
上映が“90分”という短い時間なので、彼らの狂おしい葛藤の心理描写が足りなくて共感も同情も持て無かったが、日本のホラー映画にも共通する映像表現“目の隅にうごめく何か”がおぞましくて良かった。
そして、「これから何かが起こる」という居心地の悪さもよく伝わって来て、彼らが苦しむとこちらも見えない恐怖に押しつぶされる圧迫を感じた。

物足りなさはあったが、真剣に丁寧に作ったのは伝わってきた。原作とは結末が異なっていて、次作が予想される展開となっている。しかし、本作でさえ未公開というレベルでは、続編はあまり期待できない。
アレな『キャビン・フィーバー』から『ホステル』で化けたイーライ・ロスなみに、カーター・スミスも化けてくれれば『食人草2』(笑)も夢じゃないかも。

なんだかんだ言っても私は好きです、この映画。

2010.09.08

■奇談 [映画]

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奇談』(2005)日本
 監督・脚本:小松隆志 原作:諸星大二郎
 出演:阿部寛 藤澤恵麻

大学院生の里美は幼い頃、友達の新吉君と共に神隠しに遭い、彼女だけが戻って来た。記憶を取り戻す為に、再び東北の隠れキリシタンの里・渡戸村へ向った。
そこで出会った考古学者・稗田礼二郎と共に、村人達が忌み嫌う山奥の部落“はなれ”を訪れる…オカルト

おら、ぱらいそさ、行ぐだ
強烈な印象を残す諸星大二郎の奇奇怪怪な伝奇ロマン漫画『生命の木』、大傑作だ。“妖怪ハンター”稗田礼二郎のシリーズはどれもこれもおもしろい。
日本におけるキリスト教の新たなる解釈。ありえないけど、異様な説得力があり、話に矛盾を感じさせない為納得してしまう。まさに怪奇幻想が大好きな私のツボである。

この映画は2005年に作られたとは思えぬほど、古いイメージがある。90年代じゃないの?
でも、丁寧に作られていると感じ、日本映画の泥臭さがにじみ出ていて(とは言え、任侠物みたいなジットリ粘着では無い)、とても好感。

日本映画は何をしゃべっているのか、よく分からなくて、やはり字幕のある洋画の方が好きである。
特に阿部寛の話し方は苦手だ。しかし、住職役で出演の人間国宝である講談師・一龍斎貞水はさすが! 明瞭に話すので全て聞き取れる。ついでに、今年の『立体怪談』も楽しかった。

よく出来た佳作レベル映画だと思う。
漫画が手元に無いので確認できないが、多少設定が異なっていても、ストーリー展開は原作に沿っていて、何年も前に読んだ漫画を思い出させてくれた。
ちょっと難を言えば、田舎者として違和感を感じた「行ぐだー」って言葉あったかしら?
“無理矢理な展開の話”をよくもこれだけ表現したと褒めたい映画であった。
結構、原作ファンも納得できるレベルではないかな? 

2010.05.06

■フェーズ6 [映画館]

CARRIERS
フェーズ6』(2009)アメリカ
監督・脚本:アレックス・パストール ダビ・パストール 
出演:クリス・パイン ルー・テイラー・プッチ
   パイパー・ペラーボ エミリー・ヴァンキャンプ
シネマスクエアとうきゅう

道路をひた走る一台の車、乗っているのは兄ブライアンと弟ダニー、兄の恋人ボビー、弟の知人ケイト。 致死率100%の伝染病が世界中に蔓延し、感染を恐れた4人はウイルスが死滅するまでの間、兄弟の思い出の地、無人のモーテルが建つタートル海岸を目指す…サスペンス

Phase 6とは、世界保健機関(WHO)による伝染病警戒レベルの最高度「世界的大流行が発生し、急速に感染が拡大する状態」、パンデミックである。
中国が隠蔽していたSARS(サーズ)、人への感染が確認されたベトナムの鳥インフルエンザ、メキシコから始まった昨年の新型インフルエンザ…今、目の前にある危機と言ったところ!?

病気パニックのゾンビ映画を想像していたが(例えば、スティーブン・キング『セル』のように)、さすがに低予算映画らしく、出演者は20人足らず。世界が破滅したと言われても説得力が無く、アメリカ大陸の荒野ばかりが続く。
病気の脅威から逃れる為の逃避行、道中で出会う人々や仲間達とのただならぬ交流が描かれている(『28日後...』や『キャビン・フィーバー』みたいにね)。

閉塞状況における兄弟の葛藤映画かと思っていたが、隣の席の方が言っていた“ロードムービー”と。
まさにそう、単なるロードムービーだったらわざわざ新宿まで行かなかった。最初に上映される8mmのファミリー・ムービーに郷愁を誘われ、彼らの末路を考えると胸がキュッとするような悲哀を感ずる、ペシミズムに満ちた映画だった。

こんなシーン無かったけど(-_-;)
こちらの評価が的確だと思う、さすがプロ(^o^)丿
これもB級気分で面白ろそー(*^_^*)

2010.04.28

■戦慄迷宮3D [映画]

THE SHOCK LABYRINTH
戦慄迷宮3D THE SHOCK LABYRINTH』(2009)日本
 監督:清水崇 出演 柳楽優弥

遊園地へ遊びに来た幼馴染の小学生5人は、親が席をはずした隙に裏口からコッソリお化け屋敷の中に忍び込む。さまよううちにユキが行方不明となってしまった。
それから10年後、残った4人の前にユキが帰って来た。
突然倒れたユキを病院に運ぶが、その病院は姿を変え迷宮と化した…ホラー/スリラー/サスペンス

これもまた以前観たのだが、感想を書いたメモを見つけたので、既に奥に入り込んでいた記憶を掘り起こした。

試写会に当たり、新宿・バルト9で鑑賞。ここはドルビー3D方式でレンズが虹色に光るきれいなメガネ、そして映像もきれい。
特に森の風景が立体的で美しかった。
アバター』は文字の立体化がやけに目に付き、すぐに3Dに目が慣れてしまったが、『戦慄迷宮3D』の方は風景に奥行きが感じられ、途中静止する場面の立体的な再現性が際立った。

富士急ハイランドのお化け屋敷「戦慄迷宮」をモチーフとした、日本初の長編3D映画と言う事で関係会社の期待も大きかったであろう。しかし、興行的には??? 同僚に話したら「何それ、知らない」との反応。

呪怨』の清水監督なので、ホラーにありがちなビックリシーンを期待すると肩透かしをくらう。
たぶん、ホラーが苦手な人は3Dによって更に恐怖が倍増するかもしれないから観に行かないし、ホラーが好きな人は物足りなく感じると思う。
怖気をそそるショックシーンは全く無く、血は一滴も流れない。
暗くて重くて先に何が出現するか分からず不安でドキドキ、まさに“遊園地のお化け屋敷”のように作られた雰囲気なのだ。
この思い出の場所で、後めたい過去を持つ若者達が再会し、あの時の事件を再現し、再認識する哀しき青春ドラマ。
おめぇーが原因だったんじゃないかよっっ!!!

ストーリーは…矛盾があるんでちょっと。それにホラー好きとしては、怖さを打ち消すようなエンディングに白けちゃったし…
話の流れはちょっと凝っていて、現在と過去が前後しているから単純に面白いとは言えないけれど、映像がきれいなので、ホラーとして構えずにエポックメーキング的に考えて観ると良いかも。クリエイティヴ系の方や、可愛らしい女の子を見たかったならオススメかな。
子供は混乱するだろうし、大人は共感できない、この映画は一般青年向きのソフトホラーと言えるかも。富士急アトラクションの利用年齢と比例するね。
ネタバレ

ちなみに清水監督が言うには、この映画は既に脚本が用意されていたそうだ。三池崇史監督も「最近は脚本に忠実だ」と言っていた、メジャーになると色々大人の事情があるのだろう。
その点、我が道を行ってるのは塚本晋也監督かな? 『鉄男 THE BULLET MAN』すご~く楽しみ♡

2010.04.20

■パラノーマル・アクティビティ [映画]

Paranormal Activity
パラノーマル・アクティビティ』(2007)アメリカ
 監督・製作・脚本:オーレン・ペリ
 出演:ケイティー・フェザーストン ミカ・スロート

2階建ての家に棲むカップル、デイトレーダーのミカと教師志望の学生ケイティ。
ケイティは幼い頃から、寝ている間に感じる何者かの気配や物音に悩まされていた。心霊学者に自宅へ来てもらうが、彼は悪魔専門の博士に相談してくれと言い、帰ってしまう。
ミカは暗視カメラを設置し、就寝中の部屋の様子を撮影し始めたが、そこに映っていたのは…ホラー

“怖い”と評判の映画『パラノーマル・アクティビティ』、特に低予算で作りながらも口コミで大ヒットし、巨額の収益を集めた事で日本公開が注目されていた。
“どれほど怖いんだろ~”と期待に胸膨らませて、よくホラー映画をレイトショー上映してくれる池袋シネマサンシャインへ一人のこのこと訪れた。

ブレア・ウィッチ・プロジェクト』タイプのドキュメンタリー風の映画。
ケイティ達が寝ている間にあんな事やこんな事が起きる。特に嫌な感じなのが、ケイティが立っているシーン、通常とは異なる行動は不安をかき立てる。

う~ん、眠い。
寝不足もあるが、何か眠い映画だ。恐怖の要素は充分だが、作り物臭さが漂う(一番リアリティが感じられなかったのはケイティが学生だという点)。ホラー映画を見慣れている私には次に何が起きるか予想でき、想定の範囲内。つまりホラーの定番パターンをてんこ盛りにした映画と言えよう。
徐々に恐怖が増して行くように、観客にその先を勝手に想像させ、恐怖におののくようタイミング良く編集されている。

今まで常にカメラで追っていたのに、そのカメラに何も映らない時が来たら、何かがあるに決まってる。
こういう場合私にはテクニックがあって、スクリーンの端の方へ微妙に視線をずらすのだ。そうしないとマトモにビックリシーンを見るハメになる、そんなの『キャリー』でコリゴリよ。

一番の疑問は、妹は現在どうなってる? これがテーマの続編だと良いな。
ネタバレ

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帰りのエレベーターで「嫌!観たく無い!」と文句を言っていた女性が居たが、あなたはもう観てしまったのではないかい? たぶん想像するに、“本当は来たくなかったけど、彼氏が観たがったから仕方無くついて来た”のでは? これは一人でホラー映画を観に来る事ができない男が情けない。彼女が母親役でいてもいいならだけど、今後も何かあると彼氏に頼られちゃうよー


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2009.10.25

■REC/レック2 [映画]

[REC]2 特製 ←先着プレゼントの不織布バッグ
REC/レック2』(2009)スペイン
 監督・脚本:ジャウマ・バラゲロ パコ・プラサ
 出演:ジョナサン・メヨール マヌエラ・ベラスコ

スペイン・バルセロナ、アンヘラ達が入った2時間後。病気感染を恐れて隔離された古びたアパートに、再び医師オーウェンとSWAT隊員達がビデオカメラを携えて入る。
床や階段に広がるおびただしい量の血に恐れをなしながらも、全ての始まりである最上階にたどり着く。解毒剤を作る為の血液サンプルを必死に探す…ホラー

前作『REC/レック』で完結なのかと思っていたら、ナント!続編ができる程、おまけにうちの近所で上映するほど評判が良かったのかとビックリ!
臨場感あるPOV(主観映像)映画なのだが、『クローバーフィールド/HAKAISHA』の後に公開されたので、ちょっと影が薄かった。しかし、内容的には充分楽しめるお化け屋敷型ゾンビ映画だった。

今回の続編は、様々な展開で飽きさせないアイディアは良いのだが、前作よりも残酷さがトーンダウンして、オカルト色が濃く、訳の分からない物に対するスリルが今一つだったかな。
もちろん、ビックリシーンはあるので、ドキドキはするのだが、前作の方が住民達とのやり取りの中で、突然変貌する家族や隣人に恐れおののき、苦悩する心の葛藤、すなわち人間ドラマがあった。

しかし、今回は最初から周りはゾンビ、ゾンビ、ゾンビ…アホな若者(ホラーの定番出演者ね♪)で、何とか助けてあげたいという感情移入もできないままだった。おまけに可愛いかったアンヘラはドロドロで小汚い。

とは言え、ゾンビ映画は大好き♡
どう考えてもこの続きがありそうな終わり方なので、次作が楽しみ~
28日後...』『28週後...』と来て、『28ヶ月後...』がまだ出ない。どうやら『REC/レック』シリーズは意外にも前者より、『ソウ/SAW』シリーズのように続いて行きそうなので、今後が大いに期待できる。

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