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2016.09.05

■シュマリ [レトロマンガ]

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手塚治虫/著『シュマリ上・中・下(1995)角川文庫

明治の初期、元武士であった和人(シャモ)のシュマリは、妻を奪った男を追って北海道を彷徨っていた。
やがて土地を手に入れて開墾し、アイヌの孤児ポン・ション、太財一家の娘お峯と共に暮らし、牧場を開く夢を持っていた。しかし、お尋ね者であったシュマリは捕まり、太財が経営する炭鉱で働く事となった…ドラマ

手塚治虫のアニメを観た事はあるが、漫画はあまり読んだ事が無く、『ブラック・ジャック』『三つ目が通る』程度。子供の頃は友人宅にあった『火の鳥』が苦手で…
だから今回、本を探す過程で、手塚はこんなにもたくさんの作品を描いていたのかと、驚いてしまった。

アイヌ語のシュマリ(きつね)と呼ばれる男の波乱万丈な大河物語。
面白い! 手塚はストーリーテラーであったのかと思わせる作品。ほとんど子供向きの漫画しか読んでいなかったので、劇画でしかも、42年も前の1974年にこんなにも人を惹きつける魅力のある漫画を描いていたとは!

ゴールデンカムイ』も金を巡って、人生を翻弄される人々の話だが、この時代はそういう物だったのかな?
知人も、「日本は金が取れ過ぎて、銀の方が価値の高い時期があった。あれだけあった金は今どこに行ってしまったのか、絶対まだあるはずだ」と言っていた。
NHK『ブラタモリ』で佐渡金山を紹介していたが、昭和の初めに海岸に捨てられていた石から金を抽出する方法が発明され、金の生産量が急激に増加したそうだ。つまり、海の中にはまだその石が転がっているのかもしれない。まだまだ、金は日本のどこかに眠っているのだろうか…
石炭だったらまだある、1億年経てばダイヤになるかも。そして、燃える水があるという事は、天然ガスとして利用できるのでは無いだろうか?
GO WESTだね。
金と女は人を変える、手に入れる為だったら手段を選ばない。そんな、無法地帯だった明治初期の北海道開拓時代は何でもあり。
鎖国という閉ざされた状況で謳歌する平和だった江戸時代。黒船の来襲により、開国。大政奉還を経て明治維新を突き進む。価値観が一変してしまった日本、国民は何を信じて生きれば良いのか?
そういう激動の時代に生きた男達の熱い骨太漫画。シュマリのみならず、重兵衛や弥七も魅力的に描かれている。

それにしても妙は、どうしてこれほどの男を捨ててしまったのであろうか?
お峯の気持ちは分からないでもない、愛するが故の衝動的な行動。
ラストが『デルス・ウザーラ』に続いて行くようで、面白い。続きが読みたい、同人でいいから誰か書いて!


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