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2016.06.11

■銀河鉄道の夜 [テレビドラマ]

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2013年9月20日(金) 0:05~ NHK BS
80年後のKENJI ~宮沢賢治 映像童話集~ 1896-1933
銀河鉄道の夜』Night of the galaxy railway

父は行方不明、病気の母をかかえ、学校が終わった後に活版所で働く少年ジョバンニ。仲の良かったカムパネルラと、いつの頃からか距離を置く。
ケンタウルス祭(星祭り)の夜、母の牛乳を取りに家を出たジョバンニは、自分をいじめるザネリと共にいるカムパネルラを見かけて動揺し、どこまでも歩き続けた。
たどり着いた野原で、突然「銀河ステーション」という声が聞こえ、光に包まれた。気が付くと銀河を走る汽車にカムパネルラと共に乗っていた…ファンタジー

私は岩手県出身だ。
しかし、宮沢賢治の本で読んだのは『注文の多い料理店』くらい。古い小説は言葉遣いが違う為、読みにくくて苦手意識を持っている。
しかし、『ガロ』を読んでいたので、ますむらひろしが好きである。彼が書いた漫画でこの話を何となくは知っていたが、ちゃんとストーリーを把握しようと思い、テレビを録画して約3年放置状態┐(´-`)┌

国内旅行を色々と考えていて、お盆休みに岩手をウロウロしようかと思い、調べていたら賢治は花巻出身だと知り、録画していた事を思い出してドラマを初鑑賞。
おぉ、『ヒミズ』の染谷将太が出ているではないの、かなり良いね。
あの伏し目がちの眼、ほのかに微笑する憂いを帯びた雰囲気が不思議なストーリーに似合っている。

このドラマはカムパネラを亡くした父が1年後に、ジョバンニが最期に息子と逢っていたと知り、話を聞かせてくれと懇願するところから始まる。
名前からして昔の少女漫画のように、西洋風のどこでも無いような架空の町で繰り広げられる、鬱屈した青春時代。
苦しさから逃れたいけれど、逃げられない閉塞感を抱える少年が、空想の世界を旅する。それが唯一の友との最後となってしまう。
あの銀河旅行は友が最期の別れを夢の中で告げに来たのか…ジョバンニにとっては真実である。例え、頭の中の出来事であったとしても二人で体験した事だと記憶している。カムパネルラにとってはジョバンニへ自分の気持ちを伝える究極の手段だったのだ。何故なら、彼はもう…

ネタバレになるが、私の好きな映画『ドニー・ダーコ』『ジェイコブズ・ラダー』と同じだ。

異国風の街並みは和歌山マリーナシティ、学校は一橋大学、すすきの野原は生石高原、汽車は日中線記念館。
感覚的な音楽と幻想的な映像が相まって、イマジネーションをかきたてられる良いドラマだった。テーマは自己犠牲、彼らにとってサザンクロスが終着駅である。

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