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2012.11.18

■新世界より [小説]

From the New World by Yusuke Kishi From the New World by Yusuke Kishi From the New World by Yusuke Kishi
貴志祐介/著『新世界より』上中下(20111)講談社文庫

今から千年後、利根川下流にある八丁標に囲まれた地域、神栖66町に住む12歳の少女・渡辺早季。
思春期になると呪力(サイコキネシス)が目覚め、全人学級へと進む。1斑の友人達と共に夏季キャンプで八丁標の外へ出た時から、彼らの世界に疑問を持つ。
悪鬼とは何か? 業魔とは!
歴史的な未曾有の出来事を経て、彼らは子供時代と別れを告げる…SF/ファンタジー/ホラー

貴志祐介もとうとう、「ブレイブ・ストーリー」「屍鬼」「ルー=ガルー」などのような<ハリー・ポッターシリーズ>に代表されるティーンズ向けの小説を書いたのかと、読むのを先延ばしにしていた。
少年少女の青いお話でなかなかとっつきづらく、アニメ放映開始と共に読み始めた。
アニメを見ては、その部分まで小説を読む…と地道に読み進めていたが、いつの間にかアニメを追い越して、夢中で読了してしまった。

そのきっかけは、“業魔

奇怪に拗くれた植物、絶えず蠕動し続ける木々、無数の亡者の顔が浮かぶアカマツ…その先を知りたいと思っても、真実を明かされるのが怖い。

これは全て、前章における登場人物の綿密な性格付けのせいで、感情移入してしまった私の率直な気持ちである。作者にしてやられた…すっかりどつぼに嵌まって逃れられない。
ここからはジェットコースター、眠る事ができず徹夜読書(;´д`)ヽ
暗黒の「スタンド・バイ・ミー」、未来の「ヴィレッジ」。とどめの一撃にやられ、しばらくこの小説の事が頭から離れなかった。
2度目に流れるドボルザークの「家路」がとて辛く、子供の頃に刷り込まれたこの曲が、特別な意味を持つ日が来ようとは夢にも思わなかったよ。

ちなみに上記の日本人小説家の本は未読。貴志祐介がこんなに面白いんだから、人気のある作品はもっと面白いんだろうね、今度読んでみる。
漫画の表紙が手に取りづらいイビツな作風、何とかして欲しいヽ( )`ε´( )ノ

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書籍 貴志祐介」カテゴリの記事

コメント

そういえば、コミックもありましたね。表紙を見ただけで読む気がなくなる絵柄でしたが、中はそうでもないのでしょうかw
悪の教典もそうでしたけれど、貴志さんは音楽の作品中での使い方がとても上手いですよね

中もそうでしたよ、ネットで試し読みしました。
読者層のメインは青年なのでしょうが、ここまでターゲットを絞りこまなくても良いと思うのですが(12歳という設定なのに…)。
そうですね、音楽の使い方にハッとさせられました。レコードのシーンをいまだに引きずってますよ。

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