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2012.06.11

■大人力検定 [実用書]

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石原壮一郎/著『大人力検定』(2004)文藝春秋

人との付き合いにおける一般常識、社会人としてマナーを4択の検定形式にし、面白おかしく解説している本。

それまでの検定と言ったら資格をとる為の試験。そして、マナーと言ったら食事とか手紙とか儀式などの礼儀作法と言ったイメージで、TVなどに出演する女性講師に厳しく間違いを指摘されるモノという感覚だった。
そういうイメージを覆して、当時話題になったサブカル本だったと思う(当時はあまり興味が無かったので…)たしか、“大人モノ”、“検定モノ”の先駆けだったと記憶している。

で、後から出て来た『大人たばこ養成講座』は著者名が違うので、石原壮一郎とどう関係しているのかな? と思って調べたが、よく分からなかった。
東京メトロのマナーポスターも似たような感覚で、遠まわしにやんわりと“迷惑ですよ”と他の乗客や鉄道会社の胸のうちを披露している。

Q08 目上の人から来た年賀状への失礼の無い対応は?><Q19 結婚祝として贈ってはいけないとされる物は?>という一般的な設問もあれば、
Q05 ふった彼女への対応は><Q39 様子がおかしい彼の携帯の覗き見>というYahoo!知恵袋みたいなのもあり、
Q28 名前が思い出せない><Q21 この一杯のために>サラリーマンの処世術として知っておいた方が良いし、
Q17 エレベーター内での異臭発生への反応><Q45 不倫の仕上げとしてやるべき事>などは、この本ならではである。

印象的だったのは、
Q07 先輩社員の武勇伝>を読んで思い出した、同級生に「地味で存在感が無かった」と言われ、「オレはヤンチャだった」とムキになって反論するアンジャッシュ児嶋の姿。
Q26 息子の成績を愚痴る上司>これと同様、普段プライベートな話をしない人が珍しく子供の話を始めるとたいてい「自慢」である事。
そして、<大人げなさの研究5>「周囲の人は、しょせんその他大勢のひとりである自分になんて、たいして興味が無い」そうね、自分の話ばかりしている人は疲れる…

宅ふぁいる便の「大人のお悩み教室」をよく読んでいたが、ラジオ番組で話している石原壮一郎が楽しくて興味を持った。本当にたくさん本を読んでいる文筆家だと感心している。
この本は、クイズが好きでは無いので途中で飽きてしまい、読み終わるまで3日かかってしまったが、ターゲットである男性は読んでおいて損は無いと思う。アジサカコウジのイラストにもクスッ。


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