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2012.06.25

■悪い奴 [演劇]

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Theatre MERCURY 2012年度夏公演『悪い奴
 2012年6月24日(日) 14:00~ 駒場小空間
 作・演出:川崎裕太 出演:岩波達弘 久保田謙、他

公園で女子高生が殺された。
逮捕されたのは同級生・直樹。少年は「殺っていない」と主張し、母親に弁護を依頼された石田は彼を信じる。しかし、世間の目は厳しく、次第に追い詰められてゆく関係者達…ミステリー/サスペンス/ドラマ

姪が所属する演劇サークル「シアターマーキュリー」の芝居を見に行った。
今回は、中央にある舞台の周りに3つの客席が設けられ、真ん中にポッカリ開いた穴には椅子、頭上には輪っか状のロープ。
裁判ミステリーであった。
推理小説好きの私としては、オープニングから“掴みはOK!”ワクワクするスリリングな内容で、今までで一番おもしろかった。

ストーリーは予測範囲内の展開で、納得できない部分もあったが、緊張感ある演出が素晴らしい。
まず、たった30分で強姦・殺害・遺体損壊は難しいと思う。例え冤罪だとしても、強姦後に別人が殺害するとは考えにくく、同意の上だとしても一般女性は公園のトイレで行為には及ばない。凶器を探す前に事件当時の着衣のルミノール反応で殺害したかどうか判明するはず。転校生がいじめのリーダーにはなりにくく、ましてや両親を失い大切な肉親が妹だけである場合は特にいじめをするとは考えられない。いじめられると分かっているのに夜出かけるには強い理由があるはず。解離性同一性障害は自分を守る為に別人格を作り出すのだから具体的な人物が出現するというのは聞いた事が無い…等々、疑問点が多い。所詮社会不適応者。

しかし、のっけから動きがWORLD ORDERみたいだったり、二人で同時に話したり、別場面が同時進行だったり、文字が床に映し出されたり、ロープが三方向に投影されたり、照明を落として客に音だけで想像させたり…とてんこ盛りな演出にやられた。たくさん芝居を見て勉強したのでは? 映画化されても良いような内容だった。

検事・速水は嫌な男だったが、客が嫌悪感をもよおす程の演技力だと言えるし、母・吉子は輪郭のぼやけた感じがオバサンっぽくていいキャスティングだと思った。記者達は、口には出さない一般人の気持ちを代弁していたと思うし、動画など現代の社会問題も盛り込んでいた。
何より、緊張感溢れるシチュエーションの中に、時折ホッと一息つける裁判官・大林を配してくれたのが良かったなぁ~

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コメント

ご無沙汰です。

なかなか面白そう。
調べてみたら、公演期間は今日までですね。
残念ながら今回は伺えませんが、次回マークします!

コメントありがとうございます。

おもしろかったですよ。
学生の演劇サークルなので、演出者によってかなり雰囲気が違いますが、今回のは「また見たい」と思わせるような凝った演出でした。

演劇は舞台の上での役者の表現を鑑賞すると言ったニュアンスで捉えていますが、今回の芝居は目の前で事件が起きているのを固唾を飲んで目撃すると言った臨場感がありました。

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