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2012.05.12

■粘膜兄弟 [小説]

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飴村行/著『粘膜兄弟』(2010)角川ホラー文庫 あ4-3

双子の須川兄弟、磨太吉と矢太吉。父母は無く、フグリ豚を飼育する老人・ヘモやんと共に町外れに住んでいた。 二人はカフェー『タイガア』の女給ゆず子に熱を上げていた。 磨太吉が地元のヤクザ・城田から彼女を救った事から急速に接近し、恋仲となる。しかし、同じくゆず子に惚れている矢太吉には言い出せないまま、二人の元へ桃色の紙「召集令状」が届けられた…ファンタジー/ドラマ/戦争

“粘膜”シリーズ第3弾『粘膜兄弟』は既に去年読み終わっていたが、最近『粘膜戦士』を買ったから、早く感想を書かなきゃとは思っていた(^-^;
もう一度サラッと読見返したが、やはりおもしろい。

『粘膜兄弟』は磨太吉とゆず子の切ない恋愛小説となっている。ヤクザや戦争、ゲリラと危機的状況に陥りながらも、お互いを助け合い何とか生き延びるマタとヤタ。仲の良い兄弟だが、恋のライバルでもある。
そして、ヤタには時折奇怪な現象に襲われる。突然身体が動かなくなり、「黒助」という見えないモノにボコボコにされるのだ。

無念の死を遂げた父の仇討ち、ヤクザによる拷問、沈みゆく輸送船、ゲリラとの出会い、爬虫人亀吉…といろいろなエピソードを詰め込みすぎた感がある。
とは言え、果たして「黒助」の正体は? マタとゆず子の恋の行方は?
と気になる要素があるので、いったん夢中になれると最後までスルスルと読める。

粘膜人間』の方が好みだが、『粘膜兄弟』もまぁまぁ“最後の一撃”もあるゾ。
オドロオドロしくて人に薦めはしないが、今後もシリーズが出るたびに買ってしまいそうだ┐(´-`)┌
ミステリーともホラーとも言い難い、『ドグラマグラ』や『家畜人ヤプー』のように異様なレトロ小説。

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