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2011.01.24

■黒祠の島 [小説]

黒祠の島
小野不由美/著『黒祠の島』(2007)新潮文庫

調査事務所の式部は、消息を絶った知人の作家・葛木志保を捜しに九州地方の島へやって来た。
通称「夜叉島」、そこは国家神道において邪教とされる黒祠「馬頭(めず)さん」を信仰していた。
顔も判別できぬほどの惨殺死体が発見され、志保は馬頭さんに決裁されたと島民に信じられていたが、式部は…ホラー/ミステリー

コミックス版『黒祠(こくし)の島』を先に読んだのだが、面白いけれど説明が多く、どう考えてもマンガよりは小説向き…と言う訳で、以前から気になっていた小野不由美の原作を読んでみた。

アニメ『屍鬼』で挫折してしまったので、彼女の作品を手に取る機会を逸していたから、良い機会であった。
そして、古本屋でコミックスに出会う。結末を知っていながらもハラハラ緊張しながら最後まで楽しく読めた。

横溝正史のような雰囲気で、島という閉ざされた空間を舞台に、伝説に裏打ちされた旧家における愛憎渦巻く人間の性を描いたおどろおどろしい内容で、しっかりとした下調べに基づいた説得力のあるミステリー。
マンガで内容を既に知っているにも関わらず、複雑な人間関係が徐々に解きほぐれて行く様も、意外な展開にも再度驚けた。

守護さんの存在感が印象的、神領家の主でさえ平伏す。そして、飄々とした安良が魅力的、思わせぶりな態度にときめく。
難を言えば、「そこまで分かっていながら、どうして麻理の行方を式部に聞く?」いや、託したのかもしれない…大江の提案もナイス。
その先を想像すると更なる人間ドラマが生まれそう、続編希望。

2011.01.01

■新年

a happy new year
明けましておめでとうございます

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