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2010.10.27

■インシテミル [小説]

incitemill by Honobu Yonezawa
米澤穂信/著『インシテミル』(2007)文春文庫

大学生の結城理久彦は“時給11万2000円の実験被験者”という破格のバイトに応募した。
採用され、案内された場所は山奥の「暗鬼館」。集まった男女12人と共に地下に閉じ込められ、1週間の殺人犯探しゲームに参加させられる…ミステリー

久しぶりのミステリー。
映画化で初めて知った『インシテミル』、全く知らない作家だったが“このミス”に選ばれたそうなので、読んでみた。

読みやすいんだけど、何故かページが進まない。
休憩時間にチョコチョコ読んでいたが細切れな為、登場人物を覚えるのも一苦労。よっぽどメモしようかと思ったが、ページをいったん戻って自分なりにイメージを固めた。でも、スピードが付いて来たのは、人が死に始めてから、説明が長いんだよね…

いつも読んでいるのが鬼畜系ホラーなので、「ミステリーは死の描写がずいぶんあっさりしてるなー」というのが感想。
そして、人が死んでるというのにお気楽な雰囲気につい笑ってしまう、肩肘の張らない推理小説(でも、読者に犯人探しを要求してはいない)。
一応、伏線も張られているんだけど、本格推理小説とは違うスリルのある娯楽小説といった感。特に殺人が行われるわけでは無く、騙し合って賞金を獲得する詐欺ゲームという設定でも構わないような気がする。
でも、そんな『ライアーゲーム』や『カイジ』(どちらもまともに読んだ事も見た事も無いけど)のようなのには興味が無い。何しろ私はゴア系ホラー好き、残虐であればあるほど…

主人公の結城が良いね。
のんきでへそ曲がりで、読者の共感を得られやすいのでは無いだろうか。何しろ“アンキパン”でつかみはOK!
須和名もミステリアスで魅力的。
でも、映画は10人。安東が北大路欣也ってどういうこと !?
たぶん、原作とは違うって事ね。
映画を見る予定は無かったんだけど、俄然興味が湧いて来た。実は最初“インシミテル”だと思い込んでいた私、そして“inしてみる?”だと思っていたら、こういう意味なのね。

出てくる小難しい漢字も新鮮で、凝った内容もよく練ってあるなと感心した。出典元も読んでいれば楽しさ倍増であろう。
なかなか面白かった、特に最後が良かった(笑)

次はまた、私にとって毛色が異なる小説家。この本を貸してくれた人に抱き合わせで渡されたんで、読まなくては(^^ゞ

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