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2010.05.03

■南の子供が夜いくところ

Tsunekawa Kotaro by Where the Southern Children go at Night
恒川光太郎/著『南の子供が夜いくところ』(2010)角川書店

11歳のタカシは家族旅行で湘南の海水浴場に来ていた、そこで出会った露天の店員ユナさんは120歳だと言う。
両親の態度に不信感を持ち、タカシの行く末を案じたユナさんは、日本から遠く離れた“コロンバス島”と言う不思議な場所へ彼を連れていく…ファンタジー

世界でたった一つの“紫焔樹”が生える神の島で生まれた果樹の巫女ユナさんを中心とした、連作短編集『南の子供が夜いくところ』(インタビュー)。
最初の出だしがタカシの独白だったので、つい『雷の季節の終わりに』のような長編かと思っていたが、どれもこれも夢を見るような浮遊感のあるおとぎ話。このままどれかを童話にしても良いかもしれない。
まさに眠りについた子供がたどり着く世界のようで、タカシの見た夢は映画『セント・オブ・ウーマン』でアル・パチーノが夢見ていたのと同じね。

特に好きなのは『紫焔樹の島』。
いわゆるアメリカ・インディアンの話かな。イギリスからやって来た知的で善良なスティーブンはどうなったのだろうか?

雲の眠る海』のペライアは、幻の大陸アトランティスか、はたまたスペイン人によって絶滅させられたカリブの先住民の話か? 日本は黒船で良かったね。
果たしてシシマデウさんは時を超えてやって来たのだろうか…

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