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2010.04.06

■おがみむし [小説]

Ogamimushi by Toru Endo
遠藤徹/著『おがみむし』(2009)角川ホラー文庫

有馬温泉駅前旅館皇女の顔を見ると、人々はもろい石と化してしまい、すぐさま砂となって崩れ落ち、砂漠化が広がっていた。
それ故に父親であるミカドは皇女を忌み嫌い、帝居の端へと追いやった。
世話係の閻乃魔子とひっそりと暮らしていた皇女は人工授精によって妊娠し、石のお地蔵様を産み落とす。
それを知ったミカドは刺客を差し向け、全面戦争へと突入する。「くくしがるば」…恋愛ファンタジー/戦争アクション

奇々怪々な『姉飼』『壊れた少女を拾ったので』にすっかり魅了された私が、七戸優の表紙絵に誘われてつい買ってしまった『おがみむし』。
表題作の「おがみむし」は、ひげ面男に心臓を丸呑みされ虜にされてしまった女性達の耽美でゴシックな世界、私好みだった。
拝み虫とはカマキリ、寄生したハリガネムシが脱出するとカマキリは死ぬ…らしい。共食いもするしね、なんか納得。

しかし、困惑してしまったのが「くくしがるば」。
私が持っていた遠藤 徹のイメージを覆す、ポップでヒップでホップな恋バナ。
怒っていいですかヽ(`Д´)ノ

まさかこんな奇抜な小説を読む日がくるとは思わなかった、口語体が本当に辛かったよ(泣)
でも、好きな作家だもん…我慢して読んだけど、文字を追うだけで内容が全然頭に入らず(無意識のうちに拒否)、3日かかってやっと読み終わった(〃^д^)

デューン砂の惑星を舞台に繰り広げられる大スペクタクル戦争絵巻、光源氏+フランクン・フルター博士+カクレンジャー VS. 娘・メドゥーサ+召使・猫娘+恋人・ロボコップ。映画しか知らないけど『銀河ヒッチハイク・ガイド』のようなハチャメチャぶり(゜Д゜; )
ウィリアム・バロウズのように意味が通じないないなら文字だけ目で追えば良いけど、なまじストーリーがあるもんだからブッ飛んだストーリーを頭の中で構築しながら読むのは疲れたよヽ(´Д`)ノ
それにしても遠藤氏は多彩だ…

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