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2010.04.16

■粘膜蜥蜴 [小説]

Nenmaku Tokage Ko Amemura
飴村行/著『粘膜蜥蜴』(2009)角川ホラー文庫

12歳の真樹夫は同じ国民学校初等科の同級生である大吉と共に、町一番の権力者の一人息子・雪麻呂の自宅に招待をされた。
蜥蜴の顔を持つ下男の爬虫人・富蔵に案内され、城のような豪奢な邸宅で初めてコウカ・コウラを飲み、死体置場を見学し、秘密の特別病棟に入った時、事件は起きた…ホラー/スリラー/アドベンチャー

異様な『粘膜人間』に魅了された私は、すぐさま次作を手に入れた。あまり流行を追う方ではないので、話題になった時期をとうに過ぎてから買ったから、まとめて読めてラッキー。
前作が、手に汗握る展開で終わったので、てっきりこの本は続きなのかと思っていたが、全く別な話なのね。
前作よりもエロ感は少なく、ネットリとした奇妙さは充分、そして気味の悪さは倍増。またもや、先の見えない展開にクラクラめまいがする、一体どこが着地点なのだろう…

富蔵の出生地、東南アジア・ナムールのジャングル描写が好きだ。
クリムゾンの迷宮』『ルインズ』等、古くはH・R・ハガードの冒険小説のように、一歩足を踏み入れたら後戻りはできない謎に満ちためくるめく密林世界。
結局、主人公は真樹夫ではなく雪麻呂なのね。最初は嫌な感じがしたけれど、真樹夫が言った通り「純粋さ」ゆえ嫌いにはなれない、むしろ好感度大。そして、驚愕のラスト…あんぐりですわ。

飴村氏は新作を執筆中との事、すご~く楽しみ。
インタビューを読んでいたら以前は漫画を描いていたそうだ、『ガロ』にさえ断られたという原稿を見てみたい!

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