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2009.11.10

■死の十字路 [映画]

死の十字路
死の十字路』(1956)日本
 監督:井上梅次  原作:江戸川乱歩
 出演:三国連太郎 新珠三千代 山岡久乃

石材会社の社長・伊勢は、愛人である秘書・晴美のアパートでくつろいでいた。
そこへ、宗教にのめり込む伊勢の妻・友子は神のお告げだとして、晴美を殺そうとアパートへ乗り込んで来た。 もみ合いになった末、伊勢は友子を誤って殺してしまう。
今の生活を失いたく無い二人は画策し、友子の死体を車のトランクに載せて証拠隠滅を図るが、運悪く別の死体が後部座席にあるのに気が付く…サスペンス/ドラマ

大乱歩展』で2日間に限り上映された『死の十字路』の感想を書く為に調べていたら、DVD化されておらず、ビデオも流通していないことを知り、思いもよらず貴重な映画を観たのであった。

モノクロの趣のある雰囲気で、出演者が皆端整で美しく見える。若き三国連太郎はハンサムだったのだな~ 威厳もあるが軽いイメージも持ち合わせていて、とてもハマリ役だと感じた。
そう、主人公の伊勢は迂闊な人間だ。
証拠である脅迫状もあるし、靴も脱がずに押し入って来た人間がナイフを振りかざしたのだから、どう考えても正当防衛。社会的制裁を恐れているのかもしれないが(会社の評判とか)、それでも救急車を呼ぶべきだった。
それを怠ったばかりにあんな事やこんな事が起き、散々な目に遭う。
嘘が嘘を呼ぶというが、まさにそんなお話。

最初から救急車を呼べば良いのにと思っても、そんな事をしたら話がこれで終わってしまう。やってはいけない事をするからこそ、スリルを感じ、ドラマが生まれる。

サスペンスとしては予想外の展開が続き、リアリティを追求しなければ楽しめる内容で、要はよろめきドラマ。二人は最初から“不貞”という背徳の罪を背負っているのだ。
そんな二人に明るい未来はあるのだろうか…メロドラマとして堪能できるロマンチスト向きの映画と言えるのではないだろうか。

それと、白い犬を連れた男がバーを訪れるなんて…そんな偶然は現実世界にはあり得ないでしょう。ミステリーファンにはとってはツッコミどころのある、エレガントでノスタルジックな映画と言えよう。
私としては、“木造の新宿駅”には驚いた!

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