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    *Hello Nico Another World

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2009.05.30

■今日の1曲 [Neko Case]

School Girls and tigerアメリカの女性シンガー・ソングライター“NEKO CASE(ニーコ・ケース)”
決して“猫箱”では無い、しかし以前に“ミャオ”というバンドにいたそうだ。

People Got A Lotta Nerve
イントロが“The La's”のようで、パッとTV画面を見たら線の細い女の子の一風変わったアニメで思わず注目。歌自体はこれと言って特徴の無いごく普通のポップシンガーと言ったところだが、後半のコーラス部分が好きだ。
Alternative Countryというジャンル分けがされていて、アニメはカナダ・ヴァンクーバーのPaul and Julia Morstad

2009.05.29

■きょうの猫村さん [コミック]

きょうの猫村さん123
ほしよりこ/著『きょうの猫村さん1』(2005)マガジンハウス
『きょうの猫村さん2』<湯けむりバージョン>(2006) 
『きょうの猫村さん3』(2008)

村田家政婦紹介所でお世話になりながら、犬山家で一生懸命奉公する“猫村ねこ”。全ては外国に行ってしまったぼっちゃんに会うため…ドラマ

時間つぶしのために何気に立ち読みしていたら、ハマってしまった『きょうの猫村さん』。
以前から知ってはいたが、こんなに面白いとは思わなかった。もちろん、ゲラゲラ笑うようなタイプのギャグ漫画では無く、家政婦として働く猫の日常を描いた脱力系ホームドラマ。
家政婦は見たの擬人化バージョンと言うか、猫じゃなかったら単なるオバさんじゃん! というノリの人情味漂う猫と奉公先の家族を中心とした周囲の人々のちょっと風変わりな物語。

つい本を買ってしまったが、ネットで読めるとあとで知った…
でも、いいのだ。レアアイテム(かもしれない)<湯けむりバージョン>を安く手に入れる事ができてラッキ~
味のあるイラストと文字に癒されてほのぼの、特に爪とぎやら毛づくろいやら素に戻ってる時が好き。

箱表 箱内側 箱裏

2009.05.25

■社会勉強 [日記]

会館特に支持する政党が無い私、付き合いで今までとは別な某党大会へ行って来た。
億劫だが、安易に拒否するよりも、社会勉強と考えれば足を運べるものだ。それでも自転車で45分、仕事帰りだから疲れたよ。
自分から進んでの参加では無いので居心地は良く無かったけれど、某噺家の応援演説がとても楽しく大笑い。彼のおかげで「行って良かった」と思えた。

2009.05.24

■THE昭和 [TV]

ザ昭和
THE昭和』BS-TBS 毎週木曜日 23:30~

TBSのBS放送で毎週放映している、近くて遠い昭和の時代に記憶の中へ無意識のうちに刷り込まれた音楽、その背景に当時の世相や事件映像を流す、レトロでノスタルジックな番組『THE昭和』(←ストレートなタイトル)
例えれば5枚組CDの通販番組のようなイメージ、ただし雰囲気を壊すフリーダイヤルの連呼は無い。

先日は、“流行り物 Vol.1”というサブタイトルで『寺内貫太郎一家』とか『時間ですよ』などのテーマ曲と共にダッコちゃん人形、フラフープ等の映像が流れた。

今回は、“ロック伝説 Vol.1”。
何が流れるのかと楽しみにしていたら、内田裕也とフラワーズ、ザ・モップス、外道、フラワー・トラベリン・バンド、四人囃子等々。
やはりクリエイションの「スピニング・トーホールド」はかっこいい!
そして、コンディション・グリーン、紫が懐かしい。今は違うが当時は沖縄と言ったらこのバンドでしょーというイメージだった。ワイルドな長髪で英語歌詞、バーで米軍を目の前にし本場のロックに負けないくらいに腕を磨いたパワフルかつサイケな演奏って感じ?!
日本の70年代ロックが好きなのだが、エイプリル・フールだけが分からなかった。
来週は“アイドルの時代①”、興味無いな~

Image190071. Image190082.
Image190103. Image190094.
1. F.T.B.「SATORI Part I」/昭和34年、サーカス火災
2. 四人囃子「空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ」/昭和47年、UFO?!
3. コンディション・グリーン「Condition Train」/音と映像がシンクロ
4. 紫「Double Dealing Woman」/昭和47年、540億円の列

2009.05.23

■FLASHが… [インターネット]

今週の月曜ぐらいからYoutubeを見る事ができないのに気が付いた。
ニコニコ動画も見れないけど「まぁ、いいか」と放置していたが、FLASHを多用している映画のサイトも表示されなくて「これはイカン」

それから、AdobeサイトからFLASH PLAYERを何度もインストールしたり、キャッシュを削除してみたり、セキュリティソフトを終了させてみたり、IE6からIE8にアップグレードしてみたり(フォントに違和感があり削除)…色々な事を試した一週間(泣)
疲れたよ…

もうあきらめて、他のブラウザを使う事にした。
SleipnirはIEと同様にフラッシュが再生されず、Lunascopeはクリックしてもリンク先に飛ばない。Safariはダウンロードしたデータそのものの容量が大きいので、動作に不安を感じてインストールしなかった。
結局、Google ChromeOperaFirefox、の3つに絞って使用感を試している最中。

↓以下が表示の違い、もちろん右下がIE(クリックで拡大)

ニコ動 youtube 天使と悪魔

2009.05.17

■モーテル [映画]

VACANCY
モーテル』(2007)アメリカ
 監督:ニムロッド・アーントル 脚本:マーク・L・スミス
 出演:ケイト・ベッキンセイル ルーク・ウィルソン

子供を亡くし、仲が冷え切ったデビッド・フォックスとエイミー夫妻は、車の故障で見知らぬ土地で立ち往生してしまう。 二人は仕方無く寂れたモーテルに宿泊するが、部屋にあったビデオテープを再生すると乱暴される人々が映し出され、まさに自分達が泊まっている部屋で行われた惨劇の映像であった…ホラー/サスペンス

ホステル』のようなホラー映画だと思ってすごく楽しみにしていた。だけど、PG-12って…このレベルでは期待できないなぁと思いつつ、見始めた。

人のいいガソリンスタンドの店員、ひと癖ありそうなモーテルの受付、人けの無い薄汚いモーテル…ホラーのシチュエーションは揃った。そして、嫌がらせ、不気味なビデオ、停電、おぉー面白い!
殺人ビデオには血が出てないけど、これから先起こるであろう不愉快な出来事を予想させ、ドキドキ。
こいつは敵か?味方か? 主人公の浅はかな行動にハラハラ。そして爽快感も味わえる、やっぱお前か!

1408号室』でもそうなんだけど、ちゃんと相手の「嫌だ」と言っている意見を受け入れないから、こういうハメになる。でも、素直に聞いてたら事件は起こらないし、映画にはならない。
緊張感があって良いのだが、これでおしまい? 『アイデンティティー』のようにもう一ひねり欲しかったなぁ。
でも、この先に期待し過ぎると『サイコ』になってしまう。PG-12だからこそ、このレベルで、ジャンルはスリラーと言えるかも。
ホラーとしては、分かりやすく気軽に観れ、最初の印象ほど怖くは無いから大丈夫。怖いぞ怖いぞと脅かす、低予算のおばけ屋敷タイプ。

ホラー好きとしては、スリルがあって楽しいのだが、物足りないから“残酷バージョン”があっても良い。結末の変更もお願いしたいのぉ~
せっかくのお子様OK映画なのだから“ギャグバージョン”ってのがあっても良いかも、『ショーン・オブ・ザ・デッド』みたいにね。

2009.05.16

■サスペリア [映画 DA編]

Suspiria
サスペリア』(1977)イタリア
 監督:ダリオ・アルジェント 音楽:ゴブリン
 出演:ジェシカ・ハーパー ウド・キア

ドイツ・フライブルグのバレエ学校に転校して来たスージー、学校の玄関で出会ったパットが殺されたと知る。
寄宿舎では不快な出来事が次々と起き、不安を感じる。友達となったサラまで姿を消し、彼女が夜中に自分に伝えたがっていた事を思い出す…ホラー/ミステリー

イタリアン・ホラーの巨匠ダリオ・アルジェントの<魔女3部作>第1作目『サスペリア』、オカルト界の名作である。
こうなったらシリーズはきちんと観ようと思い、何十年ぶりかで観賞。とても満足、TVで観た当時はまだ10代だったので、気持ち悪いわ、怖いわだが、『サスペリア2』ほどでは無かったので印象は薄かったけど、また見直して単なるホラーでは無く、秀逸なミステリーだという事が分かった。
そして、赤や青や緑のライトに素敵なデザインの建物や衣装も印象的な映画だ。

まずはオープニングから不穏な雰囲気が漂う。そう、私にとっては聴き慣れたGoblinSuspiria」。
ホラー好きとしてはワクワク期待が高まり、スージーが空港のドアを出た時から、不快感が漂う。
インフェルノ』とは違って“思わせぶり”がホラーとしての効果を発揮し、タクシーの運転手、パットの謎の行動…次の日の学校で副校長に挨拶を交わすバックの動きも「何かあるのでは?」と心の中でモヤモヤとした不安を抱える事となる。

そして、先を知っているからこそ、アレが来るぞ来るぞと恐怖におののく私と、はかなげで健気な少女スージーを応援する私、でも「サラよ、好奇心は身を滅ぼすわ」と警告する私、盲人と盲導犬をあんな目に合わせた魔女を憎む私…すっかり、感情移入。

同じ監督だというのに、この感想の違いは何だろう?
単調な毎日の現実世界から一時的な脳内脱出であるホラー映画。『アザーズ』もそうだが、時代や背景が違えば違うほど、遠い別世界へ私を連れて行ってくれる。だから、血がリアルな赤じゃなくても良い、あれも空想の一部。
私にとってホラー/オカルトはファンタジー、私に悪夢を見させてくれて、現実に戻った時の爽快感がたまらない。ノイズ/インダストリアル・ミュージックも同様だわ、忍耐の後の持続する清涼効果。

2009.05.15

■今日の1曲 [Al Jarreau]

Jarreauアメリカ、ジャズ/ポップス/R&Bのボーカリスト“アル・ジャロウ
Mornin'

伸びやかな歌声で、今日1日爽やかに過ごせそうな予感がする曲。
先日書いたGrover Washington, Jr.『Winelight』が入ってるテープのB面に録音されていたAl Jarreau『Jarreau』(1984)の1曲目に収録されていた。

2009.05.14

■今日の1曲 [Bob James/David Sanborn]

Bob James/David Sanborn山ちゃんからコメントがあったので、20年ぶりにカセットテープを聴き直していたら、好きだった曲を久しぶりに耳にし、胸がときめいてしまった♡

アメリカ、ジャズ/フュージョン界のピアニスト“ボブ・ジェームス”とサックス奏者“デイヴィッド・サンボーン”のコラボレーション・アルバム『Double Vision』(1986)より
Moon Tune
からみあうサックスとキーボード、ベースも素敵なのよね。まさにメロウ、聴いているだけで夢見心地。

2009.05.13

■今日の1曲 [Grover Washington, Jr.]

Grover Washington, Jr.さらにこの頃借りて聴いていたのは、わりとおしゃれなR&B系。カセットテープを見ていたら、色々残ってた。CDを購入し始めてからカセットを聴いてなかったので、フュージョン系は久しぶりだ。

アメリカ、ジャズ/フュージョンのサックス奏者“グローヴァー・ワシントン・ジュニア
Just The Two Of Us
当時の流行の影響か、「クリスタルの恋人達」という邦題が恥ずかしい。ビル・ウィザースのボーカルが素敵、もっと好きなのがエレピの音。夢見ちゃいそう。

2009.05.12

■今日の1曲 [Kenny G]

Silhouette昨日の記事に引き続き、この頃ってAOR→クロスオーバー→フュージョンという流れで聴いていて、だいたいこの系統はレンタルレコード店“YOU & 愛”で借りて、カセットに録音していた。懐かし~

アメリカ、フュージョンのソプラノサックス奏者“ケニーG
Silhouette」「Songbird
今、改めて聴いてみると、NHK FM“クロスオーバーイレブン”のイメージがわき上がって来る、寝る前に聴くと心地良く眠れそう。

2009.05.11

■今日の1曲 [Dave Grusin]

Dave GrusinBS-TBSの『SONG TO SOUL』の録画を再生中、この回のテーマである曲に聴き覚えが無いので、ウロウロしながら音声を聞き流していたら、「ウッ、懐かしいこの曲!」

アメリカのジャズ/フュージョン・ピアニスト、映画音楽作家、編曲家、プロデューサー“デイヴ・グルーシン
Mountain Dance
軽やかなピアノの音が心地良く、本当に久しぶりに聴いた。もしかしたら、アルバムを録音したカセットテープが残っているかもしれない。
調べてみたら映画『恋におちて』(1984)のテーマ・ソングだったらしい、観た事あるかなぁ? イエス、フォーリンラブね(笑)

2009.05.10

■インフェルノ [映画 DA編]

INFERNO
インフェルノ』(1980)アメリカ/イタリア
 監督:ダリオ・アルジェント 音楽:キース・エマーソン
 出演:リー・マクロスキー ダリア・ニコロディ

アメリカ・ニューヨーク。隣の骨董店で買った、建築家でもある錬金術師バレリが書いた『三母神(Three Mothers)』という書物を読み、自分が住んでいるアパートの事ではないかと疑いを持ち、地下を探索するローズ。怖くなった彼女は、ローマに住む弟マークに手紙を書き、すぐに来て欲しいと頼む。
姉の元を訪れたマークだが、どこにもローズの姿は無く、床に点在する血の跡をたどり、地下へと降りてゆくと…ホラー/スリラー

サスペリア・テルザ 最後の魔女』を観たからには、<魔女3部作>の2作目『インフェルノ』も観なくてはね。

今度のヒロインはどんなに可憐かな~と観ていると、あれれ?次々と死んで行くぞ…結局男性であるマークが主人公だという事が途中から分かるという中途半端な映画。
そして「靴底の下に」の謎が解け、ここから盛り上がるシーンだというのは音楽からして判るんだけど全くドキドキしないし、正体や秘密があきらかになってもアッと驚くことができないほど、散漫なイメージの映画。
ストーリーに脈略が無く、こうやったら人が怖がるかなぁ~と、思い付きで制作されているのかと勘ぐってしまう。

たぶん、観た人は「あれは何だったのか?」とポカ~ン、思わせぶりでストーリーとは関係が無いのでは?と思うような部分がたくさんあったであろう。以下は私の勝手な想像だから…
・大学に猫を連れて来た美女は?
 おそらく『サスペリア・テルザ』の<涙の母>、でもこちらの方が美しくミステリアスだのぉ~
・図書館地下の錬金術師は誰?
 男に見えるからバレリ? または<暗黒の母>出張中? しかしそんな訳が無いから、この場合<涙の母>と考えた方が妥当かも。
・サラとカルロ
 <暗黒の母>と同じ手だったように思えるけど、ローマだけに<涙の母>?
・カザニアンとホットドッグ屋
 <暗黒の母>がニューヨーク周辺を暗黒に陥れた一例。
と、一回しか観ていないから間違ってるかもしれないけど、また観て確認する気にはなれない、その程度の映画。

しかし、赤と青の光(デヴィッド・リンチを連想)や建物の内装とかデザインが素敵だし、殺人シーンもハラハラさせてくれて子供の頃からオカルト好きとしてはほどほどって感じ(眠いけど)。
子供時代の自分に『サスペリア・テルザ』は観せたくないけど、『インフェルノ』だったら夜9時からのTVで(夜中は無理だし、昼間じゃ雰囲気が出ない)観せても良いな。

アーシア・アルジェントの母であるダリア・ニコロディ、『サスペリア・テルザ』ではアレだけど、『インフェルノ』を観た後はイメージが変わる。
『インフェルノ』のDVDジャケットは恐ろしげなデザインだけど、本編を観た後はイメージが変わる珍しいホラー映画(笑)

2009.05.09

■サスペリア・テルザ [映画 DA編]

LA TERZA MADRE / MOTHER OF TEARS
サスペリア・テルザ 最後の魔女』(2007)イタリア/アメリカ
 監督:ダリオ・アルジェント 音楽:クラウディオ・シモネッティ
 出演:アーシア・アルジェント ウド・キア 市川純

牧師は墓地で発見した棺と共に埋められていた遺品箱を調べてもらう為に、ローマの博物館館長マイケルの元へ送った。
マイケルが不在の為、副館長・ジゼルとサラが箱を開けてしまい、文字を読み上げたジゼルが惨殺されてしまう。
“涙の魔女”が現代に甦り呪いを解き放ち、ローマの街は犯罪が増加、世界各地から魔女達が集まり始めた。
運良く難を逃れたサラだが、魔女達が執拗に彼女を追う…ホラー

『サスペリア』(1977)『インフェルノ』(1980)に続く、イタリアン・ホラー界の巨匠ダリオ・アルジェント監督の<魔女三部作>、ここに完結!

往年のセオリー通り、エログロの世界。
う~ん(*_*)つまり…70~80年代の雰囲気が漂う、アナクロなホラーなのよ。
あんな事や、こんな事が起きて(今までアルジェントの映画を観ている人は分かるだろう)、可愛そうな女性がつらい目に遭い逃げ惑う。そこへ…

テラートレイン』を観た後だったので、どうしても比較せずにはいられない。
アルジェントの映画はこんなにも残酷で、こんなにも恐ろしい…と、80年代だったら言えただろう。しかし、今は21世紀、昭和じゃないんだよ(~_~;)
おまけにサラにそっくりで、早死にしたはずの母親(実母)があんなで良いのか? 『デス・サイト』の方が現代的で説得力があって面白かった。
せめて“美しい血の美学”と語りたいところだが、もっと若くて可愛くて、はかなげで健気な“美少女”はいなかったのか(アルジェントにとっては可愛い娘だろうが)。

とまぁ、ここまで好き勝手な事を書いたが、往年のアルジェントファンなら大丈夫、充分満足できるいつも通りのホラー映画です(^_^)v
ホラー慣れしていないパートナーを無理やり連れて行って、びっくりドッキリシーンのたびに座席でビクついてもらいましょう、「決してひとりでは見ないで下さい」って言ってるでしょ(笑)私はいつも一人だけどね♥
魔女版ハリー・ポッターでインディ・ジョーンズ風アドベンチャーも楽しめる、懐かしいオバケ屋敷タイプホラーを堪能しましょ~

2009.05.08

■二重の虹 [日記]

虹 虹 日没
二重の虹(左右)と日没(西側)

2009.05.07

■テラートレイン [映画館]

Train
テラートレイン』(2008)アメリカ
 監督・脚本:ギデオン・ラフ
 出演:ゾーラ・バーチ ギデオン・エメリー

レスリング大会の東欧遠征にやって来たアメリカの学生達は、リトアニアでの試合後、ホテルを抜け出してパーティへ行った為、ウクライナ・オデッサ行きの列車を乗り過ごしてしまう。
言葉も通じぬ異国の地で困り果てた6人、親切に声をかけて来た女医のおかげで運良く後続の列車に乗り込んだが、仲間が一人また一人と姿を消して行く…ホラー/スリラー

アガサ・クリスティの小説をごちゃ混ぜにしたミステリーでは無いし、観た事は無いけどレビューを読む限り『テラー・トレイン』(1980)のリメイクでも無さそう(着想のヒントにはなったかもしれないけど)。

これは『ホステル』を更にゴアにしたホラー、オープニングから既に気持ちが悪い。
『ホステル』の鬼畜シーンは意外と短かったけど、こちらの『テラートレイン』は断続的に出現する。
正直言って、「その取り扱いで良いのか! そのサイズで良いのか!」とツッコミたくなったけど、これでいいんです。何しろ、観客を怖がらせる為に作られた映画ですから。
もちろん『ホステル』と比較されるだけあって、爽快な気分にもさせてくれる。

しかし、これで終わりかと思っていたら、まだまだ続くよ。何しろホラーだもん、ただでは終わりませ~ん♪
これでもか、これでもかと痛ぶられるヒロイン・アレックス、もっと可愛ければ話題性があっただろうに…

それにしても、地続きの大陸は広いもんだ。何時間経ったら国境を越えられるんだろ? 東ヨーロッパという、以前は内側をかい間見る事もできなかった地域を舞台にするのは、ミステリアスな雰囲気が漂って良い。
宣伝文句も気が利いてる、“地獄の車窓から―。”音楽が聞こえてきそう(笑)

2009.05.06

■SONG TO SOUL #32 Deep Purple [TV]

火事1.    火事2. Machine Head3.
Deep Purple4. Jon Lord5. Ian Paice6.
SONG TO SOUL ~永遠の一曲~
 #32 スモーク・オン・ザ・ウォーター/ディープ・パープル
 BS-TBS 毎週木曜日 22:00~

TBSのBS放送で毎週放映している、心に残るロック・ポップスの1曲に焦点を合わせ、その曲が誕生した背景や時代風景、アーティストや関係者のインタビューを交えて紹介する音楽番組『ソング・トゥ・ソウル』。

以前この番組を観た時は、世界的にヒットしたR&B曲の紹介で、その曲への思い入れを日本のミュージシャンがとくとくと語っていた。1時間近くもたった1曲のソウル・ミュージックを何度も聴かされ、その曲が録音されたスタジオに居たというだけの関係者が登場して、見た見たと自慢するだけのつまらないイメージで捉えていた。

しかし、たまたまTVをつけたらDeep PurpleSmoke on the Water」(1972)が流れ、この曲は実際にあった火事の事を歌ったと知り、つい見入ってしまった。

スイス・モントルー、ディープ・パープルのメンバー(リッチー・ブラックモア、イアン・ギラン、ロジャー・グローヴァー、ジョン・ロード 、イアン・ペイス) は湖のほとりのカジノをスタジオとして使用予定で、ローリング・ストーンズから移動式録音機材モバイル・ユニットを借りて訪れていた。
カジノでは、フランク・ザッパのライブが行われていた為、機材を搬入せず裏庭に駐車して待っていた。
すると、どっかのバカモノが天井に向かって照明弾を発射した為、たちまち火の手があがり、カジノは焼け落ちた。
ザッパは機材を全て失い、パープルは録音する場所を失い途方にくれる。
やっと見つけた場所(パビリオン)はガラス張り、演奏するとガラスが震える。リッチーがあたためていたギターフレーズを元に録音を始めたが、あまりの騒音に警察がやって来た。マネージャーが必死にドアを抑えて進入を食い止め、出来上がったマスターのタイトルは「ダンダンソング」と、ギランがテープ・ケースに書き留めた。
冬の間閉鎖されているグランド・ホテルに場所を移し、録音したバッキング・トラックにボーカルとギター・ソロを加えた。
歌詞は今回の火事の顛末。炎が赤く雲を染め、湖の上に煙が広がる「スモーク・オン・ザ・ウォーター」。

今回は曲に関係無い日本のミュージシャンの話が短く、バンドメンバー当事者ジョン・ロードとイアン・ペイスのインタビューがあったので興味深く、とても楽しく観賞できた。
特にロードの「楽しかった時代」という言葉にジーン。メンバー交代の多いバンドだったが、名曲を数多く残し後世に影響を与えた偉大なグループは、仲たがいばかりしていたわけではないのね…

1. 当時の火事の写真
2. 当時の火事の映像
3. 『Machine Head
4. モバイル・ユニット前のメンバー
5. Jon Lord
6. Ian Paice

2009.05.05

■BS世界のドキュメンタリー「内偵員」 [TV]

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BS世界のドキュメンタリー
 「内偵員~インド・人身売買との闘い~」 』NHK BS1

インド最大の都市・ムンバイ。
騙されて連れて来られ売春を強要される少女達を救う為、客を装って潜入し秘密裏に調査を行う“内偵員(investigator)”、危険と隣合わせの仕事に身体を張って取り組むNGO(非政府組織)“レスキュー・ファウンデーション”の活動を追う…ドキュメンタリー

ドラマや映画とは全く違う、本物の“ハードボイルド”。
“正義”の存在を感じさせてくれる、見応えのある番組だった。

自分に金が手に入ればよく、他人を勝手に売ってしまう…つくづく人間って利己的で嫌なモノだと思う反面、スーパーマンはいないけど、救われた少女達にとってはスーパーマンであるレスキュー・ファウンデーションの人々の行動を見ると、“救い”を感じる。人間ってやはり捨てたモンじゃないと…

平和ボケしている日本において考えさせられる内容で、日本も確か人身売買(トラフィッキング)の監視対象国。とは言え、そういう風俗関係とは縁の無い生活ゆえ、やはりよく分からない。
だいたい宗教に熱心な国なのに、こういう行為を肯定する無神経さ、宗教って人々を救うモノではないのかね? つくづく“神”っていない…と、思ってしまう。まぁ、宗教が戦争の原因なのは今も昔も変わりなく、どうしようも無い。
結局、人間って“欲”の為には手段を選ばない。

要は戦争を待っている国の人々と同じく、“貧しさ”ゆえ。
でも、一番の原因は“買う”人間がいるから。

彼女達を救えるのは肉親の“愛”かな? ある日突然、姿を消した姉や娘を思う強い気持ちが少女を探しあて、“洗脳”を解く。誰も探しに来てくれない元少女達はあきらめ、自分の運命を受け入れる。
そして、ネパールが救われる日は来るのだろうか?

2009.05.04

■今日の1曲 [Fleet Foxes]

Fleet Foxesアメリカ・ワシントン州シアトルの5人組“Fleet Foxesフリート・フォクシーズ)”

White Winter Hymnal」を聴いた時、頭に浮かんだのが先日書いたばかりのビーチ・ボーイズ「Good Vibrations」。
ポップなメロディー、美しいハーモニー、重厚でもある。同じ西海岸とは言え、こちらの方がフォーキーで牧歌的な雰囲気が漂う。

2009.05.02

■今日の1曲 [AntiProduct]

AntiProductAlex Kane率いるイギリスをベースとした多国籍メンバーによるロックバンド“AntiProduct(アンチ・プロダクト)”
現在のメンバーは4人、日本人ベーシストが在籍していた時期がある。

Bungee Jumping People Die
ラジオで耳にして、なんちゅうタイトルだ…と思ったが、歌詞はそれほど過激なわけでは無く、バンジージャンプをする人々の事を揶揄しているようである。
♪私は愚か者(ひもの上で) 私は鳥(翼の無い)

奇抜なルックスとパフォーマンスのようだが、ビーチ・ボーイズの「Good Vibrations」をカバーしたりと結構ポップでキャッチーなロックで聴きやすい。自身のジャンル紹介が“コメディ”となっているのも分かるような気がする。
Japanese Raping Toilet」はタイトルが過激だが、ウォシュレットのノズルを出し入れしているPV。

2009.05.01

■チェイサー [映画館]

THE CHASER
チェイサー』(2008)韓国
 監督・脚本:ナ・ホンジン 出演:キム・ユンソク ハ・ジョンウ

元刑事のジュンホが元締めをしているデリヘル店の女性達が相次いで失踪した。姿を消す直前にかかって来た携帯の番号が同じ事に気づいたジュンホはミジンに住所を調べるよう伝えたが、彼女とも連絡がとれなくなってしまう。
偶然、携帯電話の持ち主であるヨンミンを突き止めるが、彼は女性達を「殺した」と言う…サスペンス/アクション

バイオレンス!!
流れるのは血と涙と雨、そして物悲しいメロディー。

洗練された英米映画よりも泥臭いヨーロッパ映画に魅力を感じる。それと同様に、一般向きに無難に制作された日本映画よりもエグくてグロい韓国映画に心惹かれる。
母姉妹同様“韓流ブーム”に私も乗り、ストレートに暴力を表現し毒々しい血を描く韓国映画を観ている…ちょっと違う? 全く違うね(笑)

スクリーンから伝わってくるのは焦燥感。
必死にミジンを探すジュンホ、ヨンミンの魔の手から逃れようとするミジン。
無能な者達に振り回される二人の運命。

ハードなサスペンス(つまり猟奇な鬼畜系)が好みなら、期待を裏切らない面白さ。前方に投影される映像とタイミングの良い音響の影響によって、観客である自分自身の心も振り回され、緊張と弛緩に交互に襲われるであろう。

風采の上がらないジュンホ、好青年にしか見えないヨンミン、けなげなミジン、かわいいウンジ、何より映画の迫力/ストーリー展開に打ちのめされてしまった。
特に、ヨンミンによる壁に飛び散る血しぶきシーンがスゴイ。巧みに隠されているとはいえ、まさかこうなるとは思いもよらなかった!?
いや、むしろ間接的に表現されているがゆえに想像力をかき立てられ、ヨンミンの“怒”“恨”…が噴出し、そして観客は“あきらめ”をひしひしと感じる。
これ、全て監督の手腕かも…スゴイ映画だわ、今後の活躍が期待される。

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