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2009.01.13

■感染列島 [映画館]

PANDEMIC
感染列島』(2009)日本
 監督:瀬々敬久 出演:妻夫木聡 檀れい

2011年1月、東京・いずみ野市の養鶏場で鶏の大量死が発生。
同じ頃、いずみ野市立病院の医師・松岡は風邪の症状を訴えて来院した男性を診察。次の日、男性の容態が急変し重篤な状態に陥り、死亡。
その後、全国各地で同様の症状が後を絶たず、新型インフルエンザと推測された。しかし、ウィルスが特定できず有効な治療法が見つからないまま爆発的な感染に至り、日本は社会機能を停止し、荒廃の一途をたどる…パニック/サスペンス/ドラマ

試写会が当たり、久しぶりによみうりホールへ足を運んだ。何十年ぶりだろう? P-Modelのライヴ以来かも(笑)
きちんとペンキが塗られ、小奇麗なのだが年季の入った劇場で、収容人数は1,100名とかなり広いが、舞台上のスクリーンが思ったよりも小さい。
しかし、結構ひき込まれてしまった。

久々に観た日本の作為的なドラマ。どうすれば人が感動するか市場調査が綿密に行われ、パターンはだいたい決まっているので先が容易に想像できる。どのタイミングで事件が起き、人物が登場し、音楽が流れれば人の心を動かせるか計算し尽くされているので、観ている側は制作者の思うツボ、観客の心を自在にコントロールできるよう構成されている。TVの企画で『未来日記』という仮想恋愛番組があったがそのような感じ、制作者の意図通りに行動させられ、心まで翻弄させられる出演者達。

そして私も思うツボにまんまとはまった…ボロボロ泣いたよ~
TVドラマはまったく見ないので、主演の二人をよく知らないし、日本映画は身近な設定なので理解しやすく、共感しやすい。それはホラー映画にも当てはまる事、洋画よりも邦画のオカルトの方が怖い~

ドラマは見ないけど、バラエティは見るので“芸人”という先入観で見ていたが、とても良いキャスティングだった。
カンニング竹山は怪しい研究者がはまり役だったし、爆笑問題田中も朴訥な人柄が映画のスパイスとなり、会場全体からすすり泣きが響く…何も演じていない、ただスクリーンの中で子供と手をつないでいただけ、それだけで人を感動させていた。
もちろん、佐藤浩市も迫真の演技でさすが! と思った(セリフが明瞭では無く、聞き取れなかったが)。
鳥のCGはイマイチだったが、特撮はさすが日本! リアリティがあって良かった。銀座もよくもあそこまでセットしたものだと感心した(実はこれもCGだったらスゴイね)。

顔の穴中から出血するので、お子様には刺激が強すぎるけど、あそこまでこだわって演出したのだからこそ迫力ある映画となったのだと思う。
ちょっと大げさな映画だとは思うけど(あの人数じゃ、外国への飛び火が避けられない)、単なる娯楽映画では無く、“警告”とか“シミュレーション”としてうまく作られた映画だと思う。政府が作る啓発ビデオなんかよりも万人に分かりやすく、この場合はこういう事が想定できるとみんなでアイディアを出し合ったという雰囲気も感じられる。

ツッコミどころはあるけれど、あえて目をつぶって素直に見る方が楽しめるし、時間やお金の無駄にならなくて済む。つまり、ひねくれ者にはお勧めしかねる。
まぁ、男性は絵空事だと思うかもしれないけれど、結構見応えがあるので別世界を仮想体験してみたい女性、刺激を求める女性はお友達を誘って観にいかれたらいかがでしょうか。
そして、心に何かをため込んでいた方は感動という涙と共に何かが排出され、少し心が軽くなるかもしれませんよ。たぶん…

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