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    *Hello Nico Another World


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2008.08.31

■またやって来た[つぶやき]

Image1725今年もまたやって来た、まぁ元気な証拠とでもいいますでしょうかね(^_^;)
そのうち、「■まだ生きている」なんてタイトルになったりして…でも、そのくらい細く長ーく続けたい、そんな気分です(飽きっぽいんで、一つくらいは継続したと言えるモノが欲しい)。

画像は適当な写真が見つからなかったので、『顔キャラ』で作成したモノ。実物はこんな可愛らしいモノでは無く、どこにでもいる普通のおばさん。
ただ傾向が普通とは言えず、周囲の人々に賛同されるような趣味ではないので、ネットでカミングアウトしてるだけ。

最近の古漫画本収集が目に余り、自己分析をしてみた。
さしずめ、欲しかったレアCDがあらかた集め終わったので、興味が漫画に移動しただけであろう。
で、子供の頃読んだ少女雑誌の中でずっと作者もタイトルも分からないままだったマンガがやっと判明! うれしい\(^。^)/
それは…

好美のぼる「妖怪病院」

見たいが、絶版だ~
誰か西多摩郡にある「少女まんが館」に一緒に付き合ってくれませんでしょうかね? でも、その前に「国際子ども図書館」に行かねば。

2008.08.30

■Sex Pistols [Live]

Studio Coast Sex Pistols
~Summer Sonic Extra vol. 11~
SEX PISTOLS<セックス・ピストルズ>
 2008年8月12日(火)PM7:00~ Studio Coast

7時を少し過ぎてから4人が登場。
ジョニー・ロットン(V)、スティーヴ・ジョーンズ(G)、ポール・クック(D)、グレン・マトロック(B)。
最初の曲は「Pretty Vacant」、うぉー!!

1970年代後半、世界のミュージック・シーンをすっかり塗り替えてしまったイギリスのパンク・バンド“Sex Pistols”。
当時はグレンではなく故シド・ヴィシャス(B)がいた。
私が買ったシングル・レコードは「God Save The Queen」、アルバムは『勝手にしやがれ(Never Mind the Bollocks)』、そしてSidのEP「My Way」。
すぐ売ってしまったので、正直言って覚えてない曲が多かったのだが、10代のあの頃が胸に熱くよみがえって来た。

ポールがあまり変わっていない、そう言えば彼は童顔だったなぁ。ジョニーはTV番組「I'm A Celebrity Get Me Out Of Here」のふざけた画像を見ているので違和感なし。今はアメリカでDJをしている、大好きなスティーヴ…すっかり変わってしまったのね。あのかっこいい『Mercy』のPVがまた観たい! グレンはいい感じに年を取った大人といった雰囲気。
今回は『Combine Hervester Tour 2008』と題した世界ツアーの一環で来日しているようだ。

てっきり、私と同年代の中年かBuck-Tickみたいな格好をしたパンク野郎が観に来るのかと思っていたが、全然違っていて、ごく普通の若者が大勢押し寄せていた。それと外国人とタトゥーを入れた人が目につく。私はステージ前端にいたのだが、中心はダイブする人が多く、物をステージに向かって投げつける客が多い。

パンクと言えば反抗的なイメージだが、4人はサービス精神に溢れ、とても感じが良く、とにかく客を盛り上げようと一生懸命な感じ。ジョンは物がぶつかって一瞬顔がくもったが、すぐ何事も無かったようにライヴを続けた。
体格がいいスティーヴはほとんど動かなかったのだが、最後の方ではグレンと打ち合わせをして、二人でステージを左右に横切っていた。
ポールは全身を使っての熱演、だから引き締まった肉体を維持しているのかね。
そして、いつまでも子供のようなジョン、徐々にズボンをずりさげ、中からユニオン・ジャックのトランクス。そして、後ろを向いてお尻のサービス。

2度アンコールに応えてくれたピストルズ。
とにかく自分の中で盛り上がったのは「Anarchy In The UK」のギターソロ、やっぱスティーヴ最高!

NO FUTURE, NO FUTURE, NO FUTURE FOR YOU !
みんなで熱唱、世代を超えて愛されるパンク・ロッカー“セックス・ピストルズ”、もう30年も前に解散したバンドをまさか自分がライヴを観るとは想像してなかったよ。

Sex Pistols

2008.08.28

■デトロイト・メタル・シティ [映画]

Detroit Metal City
デトロイト・メタル・シティ』(2008)日本

おしゃれな渋谷系ポップスが好きな純朴青年・根岸崇一。デスレコーズの女社長にそそのかされ、デスメタルバンド“デトロイト・メタル・シティ”のギター兼ボーカル・クラウザーII世としてデビューさせられていた。そんな時、大学の同級生・相川さんや後輩・佐治くんと再会し、現在の自分の姿を必死に隠す。
伝説のブラックメタルの帝王“ジャック・イル・ダーク”との対決を目前にして…コメディ

立ち読み、電車内読みができない爆笑ギャグ漫画『デトロイト・メタル・シティ』の実写映画化。
やはり、面白さは漫画に太刀打ちできないけど、それなりに映画も楽しめる。漫画を読んだ事が無い人でも、1時間40分の中に色んな事を詰め込んでいるから(つまり深く語ってはいないって事)、分かりやすいと思う。

それにしてもグリとグラにはガッカリだよ~
読んでいない人の方が楽しめるかな?

あのひどい歌詞があんなにカッコイイ曲になるとは思っていなかった。
試聴 PV
デス・メタルというよりゴシック・メタルを聴きやすくポップにした感じ。メタルの当初のRainbowなんか今聴くとえらいポップ、それよりはラウド・ロックに近いポップさかな? いずれにしてもメタルは聴かないからよく分からないけど、デスではない。だって、私DMCの曲好きだもん(Ulverの初期は苦手)。
もちろん渋谷系ポップスも大好きだから、「甘い恋人」「ラズベリーキッス」にメロメロ。カジヒデキって初めて聴いたよ、なかなか良いね。

主演の松山ケンイチって思っていたよりも背が高くてカッコイイ。
そして、音楽もいい。
セリフの間合いとか気になるけど、コメディにリアルさを求めるのは間違っている、わざとらしくて当たり前。ちょっと笑って楽しく過ごせる1時間40分。
ジャック・イル・ダークがKissのジーン・シモンズと知り、納得。マーティ・フリードマンが出てたらしいが、気がつかなかった。また、観なきゃね~
それにしても何故“DMC”をやってくれないんだ?

2008.08.26

■楳図かずお 5 [レトロ漫画]

Orochi 1 by Kazuo Umezu Orochi 2 by Kazuo Umezu Orochi 3 by Kazuo Umezu Orochi 4 by Kazuo Umezu
楳図かずお/著『おろち』1~4巻(1995)秋田文庫

「わたしはおろち」
不思議な力を持ち、百年に一度の眠りがあるゆえ長い年月を生き続け、気になる人間のその先を見続ける少女。 彼女が冷静に観察した人々の運命をつづる物語集…サスペンス

犯罪が起きたとする。
目には目を! 犯人にはそれ相応の報いを受けてしかるべき。しかし、実際には刑期を終えて出てきたり、犯人が分からないままだったりする。そして、仇討ちは禁止されている「復讐禁止令」。
ホラーの世界では、“それ”が可能だったりする。恨みはらさでおくべきか、呪ってやる~

おろちが手をくだしているわけでは無い、彼女は観察者である。
最初、疑わしかった人物は実は被害者だったり、おろちによって事実が判明する。あっ、そうだったのかぁ~
この本には“それ”がたくさん詰まっている。おろちよありがとう、スッキリしたよ。
『おろち』はそれほど怖くなくて、人間模様とか群像劇のオムニバスのマンガ集、おろちが色々なエピソードの案内役をしてくれる。

特に印象的なのは「ステージ」、“おはようのおにいたんが とうたんをひいた”。
たった一人の証人、3歳の佑一の言葉を信じない大人達。佑一は強い信念を持ち、自分で運命を切り開く。すさまじい執念、こんな人間が実際にいてもいいと思わせる秀作だ。
秀才」もいい、運命に翻弄される家族のお話。

それにしても映画『おろち』はまだ観てないけど、果たして配役は彼女で良かったのだろうか?
私のイメージとしては、おろち(大蛇)は特殊な能力を持つ少女なのだから、どこにでもいるような女性ではなく、100人の中でただ一人オーラを発するタイプでなければならないと考える。例えば、香椎由宇とか香里奈とか…でも、映画の中の美人姉妹が霞んでしまうね。

2008.08.25

■乙女のイコン展 [美術館]

乙女のイコン展 ちらし 乙女のイコン展 チケット
乙女のイコン展
 2008年7月4日(金)~9月28日(日)弥生美術館

8/23(土)、友人Cと東大の近くにある“弥生美術館”に行って来た。
ここは<乙女の聖地><乙女の殿堂>なんだそうだ、そう言われればそうかも~ 建物は昭和を感じさせ、中に入った途端、レトロでラヴリー♡
展示を観る前にスーベニア・ショップにハマってしまった…

中原淳一内藤ルネと言ったら『ジュニアそれいゆ』の表紙イラストが有名。
私の世代の元少女はルネパンダが懐かしいかも、全体的にはもう少し上のお姉さん世代の絵画展。

大正から昭和40年代にかけて少女雑誌に掲載されたイラストの展示で、時代の流れが垣間見える(割付の活版や寸法も)。
大正の雑誌は着物のみだが、昭和に入ってから洋装が登場し始める。絵柄も竹久夢二ののっぺりした少女から、憂いを帯びた可憐な少女画へと変化してゆく、それを叙情画と表現していた。

1940~1950年代前半は少女小説が中心の<絵物語>だったが、1953年に手塚治虫『リボンの騎士』の連載が始まりストーリー性のあるマンガが登場、それが少女雑誌に定着して<少女漫画>が掲載されるようになったのだそうだ。

特に高畠華宵藤田ミラノ(コバルトブックス表紙ね)が素敵。高橋真琴は無かった…

この後東京大学を散策、学食でお昼ご飯を食べて、近くの『近江屋洋菓子店』で乙女なお菓子“ドライケーキ”を買って帰った。

2008.08.22

■楳図かずお 4 [レトロ漫画]

こわい本 怪物
楳図かずお/著『こわい本≪怪物≫』(1996)朝日ソノラマ

楳図かずお恐怖文庫・13
「半魚人」(1965)少年マガジン
地球環境の変化により、海ばかりの水びだしとなるのを敏感に感じた者が本能的に魚になろうとし、海の中でも行き続けられうように人間を改造する…ホラー
「ひびわれ人間」(1966)少年マガジン
「恐怖の首なし人間」(1966)少年画報

どれも初めて読んだと思うのだが、最後の「恐怖の首なし人間」だけ、絵に見覚えがある。とは言ってもストーリーが分からないので、新鮮な気持ちでハラハラさせられた。

楳図かずおは少女マンガから読み出しているので、それ以前の貸本屋時代もあるとは知らなかった。最近復刻した豪華本の絵がかなり可愛いのだが、「半魚人」も昔の絵柄で「これが楳図かずお?」と思うようなかわいらしさ。しかし、ホラーな場面はやはり“楳図”だ。
そして、内容もヒェ~と思うような残酷さ(+想像力が働いて)、『洗礼』の手術以上に怖ろしい。『神の左手悪魔の右手』の方が残酷描写だが、この「半魚人」の場合は可愛い絵とのギャップで怖さが増幅する。
ネタバレ
子供の頃読んだ少女マンガに、見世物小屋に売られた少女が切り刻まれるホラーが載っていたのを思い出した。

「ひびわれ人間」の副題は“楳図かずおのフランケン”、『ペットセメタリー』タイプのお話。
「恐怖の首なし人間」は“キメラ”と“ブロッケン伯爵”、『モロー博士の島』や『ドクターモローの島』。

2008.08.20

■ハンサム・スーツ [映画]

ハンサム・スーツ チラシ ハンサム・スーツ シール
ハンサム★スーツ』(2008)日本
 監督:英勉 脚本:鈴木おさむ
 出演:塚地武雅 谷原章介

定食屋“こころ屋”を営む心優しき男・琢郎、常連客や友人達に囲まれ、忙しくも楽しい毎日。最近入った美人アルバイト・寛子ちゃんに恋するがあっさり振られてしまう。
ブサイクだからダメなのかと落ち込むが、怪しい男に誘われ“ハンサム・スーツ”を試着すると、琢郎はモデル・杏仁に大変身…コメディ

試写会に当たって観に行った『ハンサム★スーツ』。
期待したほど笑えなかったけれど、鑑賞後の気分がほのぼのするハートフル・ラブ・コメディ。
大笑いというより、細かな笑いと言ったところで、たまにフフフ。特に声は知っていれば笑えるし、知らなければ???
あり得ない事だし、大げさな感じだけど、ファンタジーなんだからコレで良いのだ。ただし、ガールズコレクションのシーンにはイライラさせられた。

センスが60~70年代のカラフルでキッチュな小物達、一つ一つがか~わいい。寛子ちゃんのバッグもか~わいい。寛子ちゃん役の北川景子はもちろんだけど、本江ちゃん役の森三中・大島もかわいい。

ブラザートムが結構いい味を出していて、中条きよしも怪しげで良かった。
中条きよしと言ったら、子供の頃はおじさんというイメージしか無かったけど、中年になった現在の目で見ると、「私はハンサム!」にシックリ来る雰囲気、いい年のとり方をしてるなぁ~

音楽も微妙に懐かしい曲のオンパレード、ユニコーン大迷惑」が印象的。
私も欲しいハンサムスーツ、エンドロール後を見逃すな!

2008.08.19

■ブログ通信簿

Tushinbo_img ←クリックで拡大

ろ~ずさんのところに「ブログ通信簿」なるモノが紹介されていた。

>現在、「先生の手が回りきらない」状況のため
この文章が面白かったので、私も先生に評価してもらった。

女性 10歳

>最新記事10件から分析されるため
最近、マンガの事しか書いてないからなぁ~
数字がハンコっぽく、凝ってるぅ。

2008.08.18

■楳図かずお 3 [レトロ漫画]

Baptism 1 by Kazuo Umezu Baptism 2 by Kazuo Umezu Baptism 3 by Kazuo Umezu Baptism 4 by Kazuo Umezu
楳図かずお/著『洗礼』1~4巻(1995)小学館文庫

1~4巻
「洗礼」(1974)週刊少女フレンド 講談社
美しい女優・若草いずみは年をとるにつれ醜くなる事に脅えていた。主治医・村上先生と相談し、娘・さくらを出産、自分の夢をかなえるために怖ろしい事を画策する…ホラー
4巻
「蛇」(1950)週刊少年サンデー 小学館(『恐怖劇場1』収録)
「まぼろしの蝶」

コンビニ本“My First WIDE上下巻”を6年前に読んでいるので、オチは知っていたけど、また読んでもスゴイ。
特に怖いのがアイロン攻撃、うわぁ~
小学4年生だというのに、担任の谷川先生にコビを売る姿に嫌悪感、動物死体や手術シーンよりも怖ろしく感じる。もうここまで行ってしまったら、どうやって終わらせるのかとさんざんハラハラさせ、ラストでこう来たかぁ!

しか~し、Amazonのレビューにもあるけど、1巻のあとがきでネタバレしてるのだ、これは許せない。2巻巻末も許せない。編集者はどういうつもりなのだろう? 表紙デザインも何とかして欲しい要素、楳図PERFECTION !シリーズ(コズフィッシュ)の美しさを見習っていただきたい。
とにかくこの本で手塚眞はイメージダウン、ショーン・レノンと同格に思っていたのに残念。
それにしても上原さくらの親は楳図ファンだったのだろうか…

楳図マンガを読むと、あらためて「人間が一番恐い」と思い、子供時代は人間の精神力の強さに感心した。

2008.08.17

■和田慎二 2 [レトロ漫画]

緑色の砂時計
和田慎二/著『緑色の砂時計』(1975)KCミミ 講談社

シリーズ/風がめざめる時代(とき)
「緑色の砂時計」(1975)
「五枚目の女王」(1975)
姉の自殺の理由をさぐる為、亜弓はライバル校である若王子高に転校して来た。留守中にたびたび自宅を荒らされ、何者かにつけ狙われる…サスペンス
「バラの迷路」(1975)ミミ創刊号
貿易王の元へ嫁いだ16歳の美尾、周囲の人々は冷たく、夫は学校へ戻らせてくれない。ますます孤独感を増し、親戚の嘘のせいで家を飛び出す。彼女は憎悪に燃える…ドラマ
「ホットケーキ物語」

表題作「緑色の砂時計」は妹に萌え~となってしまった兄のシリアスな話。何か裏があるのかなー、と思ったけど何も無い、そのまま素直に読もう。私が苦手なタイプ。

「五枚目の女王」はまんま麻宮サキ、でも名前が違う。そして、神恭一郎が登場して、高校を舞台にした企業の陰謀と闘うスケールが大きい突飛な話となっている。それでも二次元の世界でありながら、動きを感じさせるスリル満点のアクションマンガだと思う。藤野先生も彼の作品ではおなじみの登場人物。

「バラの迷路」は知らない金持ちに見初められて結婚したのだが、逆境の中、挫折し姿を消す。再び現れた時はまるで別人。事件が起き、やっと相手と分かり合えるという、これまたあり得ないような内容。華麗でドラマチックな話、まるでハーレクインロマンスの世界。

和田慎二の本を探しに行くと「スケバン刑事」はあっても、その他の昭和マンガがなかなか見つからない。

2008.08.16

■和田慎二 1 [レトロ漫画]

左の眼の悪霊 明日香・妖精狩り
和田慎二/著『左の眼の悪霊』(1975)『明日香・妖精狩り』(1986)
花とゆめCOMIX 白泉社

和田慎二傑作集
「左の眼の悪霊」(1975)花とゆめ
織永家のあとつぎと告げられた樹ノ宮ケイは友人の名張潤子と共にツグミ館を訪れる。後継者としてふさわしいかどうか地下にある“あかずの間”に入った時からケイの態度が急変した…ミステリー
「校舎は燃えているか!?」(1975) 〃
「パパにくびったけ」(1975) 〃
「リョーシャとミオ」処女作に近い作品

「明日香・妖精狩り」
源家にお手伝いとしてやって来た明日香。皆を幸せに導くが、近所の親戚の家が何者かに爆撃された。超能力者をつけ狙う者達が迫る…SF
「ビーナス翔ぶ!」
沢渡家でお手伝いとして働く明日香。お嬢様と鷲見を何とか結婚させようとするが邪悪な者に阻まれる…SF

和田慎二は「スケバン刑事」シリーズで有名だが、私は「銀色の髪の亜里沙」が大好き! もう一度読みたいと探しているのだが、なかなか見つけられず、とりあえず図書館にある本を借りてみた。

神恭一郎シリーズ「左の眼の悪霊」を読んで、あーそうだ、彼のマンガはアクションがカッコ良かったんだと再認識。
気が強いヒロインが男性に反発する、しかし彼はここぞという時に助けてくれるのだ。で、何かと作者が脇役として登場する。そして、少女漫画雑誌だというのに、何故か裸のシーンがある。
あまりに壮大で突飛な内容なんだけど、そこがたまらん魅力、そもそも犯罪歴のある女子高校生が刑事をやるわけないじゃん。でもハラハラさせてくれるのよ。
「校舎は燃えているか!?」はまさに麻宮サキが登場。事件は単なる学校への放火じゃなく爆破だよ、規模が違う。おぉ~、沼重三を久しぶりに見たよ。

何の気無しに表紙をめくり、表2のイラストを目にしておきながら、全然気付かなかった。中を読み進むうちに懐かしさがこみ上げる、すっかり忘れていた明日香シリーズだ!
そうそう、このちんちくりんがひとたび正義感に燃えると超少女・明日香に大変身~ ついでに猫も。好きだったなぁ、このお話。いつの間にか忘れていたけど、一也との恋はどうなったのか、果たして完結したのだろうか、全部読みたくなっちゃった。

2008.08.15

■高階良子 2 [レトロ漫画]

地獄でメスがひかる 黒とかげ
高階良子/著『地獄でメスがひかる』(1999)『黒とかげ』(1999)講談社漫画文庫

高階良子傑作選1
地獄でメスがひかる」(1972)なかよし
せむしで醜い娘・ひろみは家族に疎まれ、入水自殺を図る。通りかかった医学の天才・俊明が助け、美しい死体に彼女の脳を移植する。生まれ変わったひろみは喜びながらも苦悩する…サスペンス
化石の島」(1976)なかよし
「血の花の伝説」(1976)なかよし増刊号
「ばらのためいき」(1978)なかよし増刊号

高階良子傑作選3
「黒とかげ」(1971)なかよし 江戸川乱歩/原作「黒蜥蜴」
「血とばらの悪魔」(1971)なかよし 江戸川乱歩/原作「パノラマ島奇談」
貧乏作家の人見広介は夢をかなえる為にそっくりな三郎になりすまして、西条家に潜り込む。沖の島を買い取り、財産をつぎ込んでパノラマ島を造る…サスペンス

「地獄でメスがひかる」は角川ホラー文庫『血まみれ観音』にも収録されていて、講談社漫画文庫にも『血まみれ観音』があって、ややこしい。たぶんシリーズで購入すれば揃うのだろうけど、私はマニアじゃないし~
それにしても「化石の島」は懐かしかった。
当時、姉が『りぼん』、私が『なかよし』担当で毎月買っていたので、リアルタイムで読んでいた時、どうなるんだろう? とドキドキハラハラしたのを思い出した、読後感も良かったのでとても印象的。
江戸川乱歩や横溝正史を読みふけっていた高階良子がこんな話を創造できるのは当然の事なんだろう。

「血の花の伝説」「ばらのためいき」は初めて読む作品、たぶん増刊号を買う余裕が無かったせいで未読だったのだろう。当時おこづかいは500円、半分の250円が「なかよし」代だったと思う。
読んでいた漫画は『マーガレット』『少女フレンド』『少女コミック』『りぼん』『なかよし』『花とゆめ』『LaLa』『プリンセス』、4姉妹だし、子ども会で廃品回収をしていたから漫画を手に入れやすかった。もちろん、まわし読みと立ち読みも大いに活用。
1970年代後半創刊の『ちゃお』『ぶ~け』『プチコミック』はあまり読んでない、この頃はパンクやテクノポップが登場して読む本は音楽雑誌がメインとなっていったためだろう。

「ベルサイユのばら」とか「キャンディ・キャンディ」とか、昭和のマンガは外国の設定が多かった。でも、この21世紀に読むと違和感が…マンガで外国の事を知ったという利点もあるな。
だんだん、京都国際マンガミュージアムの『少女マンガパワー!』展に行きたくなってきた、弥生美術館の『乙女のイコン』展は行く。

2008.08.14

■楳図かずお 2 [レトロ漫画]

恐怖劇場1 恐怖劇場2
楳図かずお/著『恐怖劇場1』『恐怖劇場2』スーパー・ビジュアル・コミックス(1992)
小学館

赤んぼう少女編
「赤んぼう少女」(1967)週刊少女フレンド
里親の元を転々としてきた少女・葉子、やっと本当の両親と巡り会えたが、その家の不気味な影に気づく。母親が成長しない赤ちゃん・タマミを密かに施設から連れ戻して隠していたのだった…ホラー
「ねがい」(1975)週刊少年サンデー
友だちが欲しかった小学生・等は自分で作った人形・モクメが動くように一心に願いをかける。しかし、転校してきた智子と仲良くなり、モクメが気味悪い事に気付く…ホラー
「うばわれた心臓」(1971)月刊平凡
「蛇」(1975)週刊少年サンデー
「絶食」(1983)別冊少女コミック
「蟲たちの家」(1972)週刊ビッグコミック

へび女編
「ママがこわい」(1965)週刊少女フレンド
入院している母親を見舞った弓子は好奇心から、病院の奥にあるヘビ女を見に行く。退院して家に戻った母親の様子がおかしい事に気付き、家族に訴えるが叱られてしまう…ホラー
「まだらの少女」(1965)週刊少女フレンド
「へび少女」(1966)週刊少女フレンド

現在公開中の映画『赤んぼ少女』、父親役が野口五郎でイメージとしてよく合っていると思う、クラシカルで誠実な感じ。しかし、タマミはさすがに赤ちゃんを使うわけにはいかないし、どんなもんだろう? 正直なところ、観たいけどお金を出すほどではない。どんな人達が観に行くのかは興味あり。

タマミは残酷な赤ちゃんではあるが、むしろ可哀そうと感じ、つい同情してしまう。そんな気持ちで読むとだんだんタマミが愛らしく見えてくる。
でも、最後のページの首をかしげて手を振っている弓子が一番可愛い!
ちなみに「赤んぼ少女」「のろいの館」「赤んぼう少女」と改題されている。

楳図かずおにとって“へび”が恐怖の対象なのだろうか、やたらとヘビ話が多い。それも女性がヘビになっちゃう。メインのへび女は美しいんだけど、脇役のへび人間っていかにも様子が変でギャグっぽい。
そして、この『恐怖劇場2 へび女編』は最初と最後がつながっていて、『恐怖劇場1』の「蛇」が入っていない理由が納得できる。土着や病気などの理由を感じさせ、悲しい運命を背負う者達の、ただの不愉快な存在では無い蛇を描いているマンガなのだと。
子供の頃から変わらずホラー好きな私が大人になって久しぶりに読み返した感想は以上であるが、少女の頃はひたすら怖かったよ~

今回一番面白かったのは「蟲たちの家」、クモとなった妻が哀れだの~

* * *

いくつか『恐怖劇場』というタイトルで出版されているが、重複している作品が多い。確認していないので調べた範囲内で記録。

ワイド版:ビッグスピリッツ 小学館 
楳図かずお恐怖劇場 へび女』小学館
 「ママがこわい」「まだらの少女」「へび少女」収録
楳図かずお恐怖劇場
 「赤んぼう少女」

コンビニ本:My First BIG 小学館
恐怖劇場 [ママがこわい]』(2008.8/8新装丁アンコール発売)
 「ママがこわい」「蛇」「ねがい」収録
恐怖劇場 [へび少女]
恐怖劇場 [まだらの少女]
楳図かずお 恐怖劇場 [ギョエー!!]
 「蟲たちの家」「絶食」「まだらの少女」「ねがい」「プレゼント」「DEATH MAKE」収録

文庫本:角川ホラー文庫 角川書店
へび少女 ~楳図かずお恐怖劇場~』
 「ママがこわい」「まだらの少女」「へび少女」収録
赤んぼう少女』は~楳図かずお作品集~となっている。
 「赤んぼう少女」「黒いねこ面」「怪談」収録

2008.08.13

■美内すずえ 1 [レトロ漫画]

Ningyou no Haka by Suzue Miuchi
美内すずえ/著『人形の墓』(1994)角川ホラー文庫

~美内すずえ作品集~
黒百合の系図」(1977)ララ
家族3人で幸せに暮らしていたが、庭に黒百合が咲いたのをきっかけに母が急死した。安希子は自分自身のルーツ・飛竜家の事を調べに黒姫谷へ向かう…ホラー
「泥棒シンデレラ」(1975)花とゆめ
「人形の墓」(1973)週刊マーガレット
孤児のアナベルは裕福な家に引き取られるが、亡くなった娘・セーラが大切にしていた人形に異様な気配を感じる…ホラー
「孔雀色のカナリア」(1973~1974)セブンティーン

トラウマになっているマンガ「白い影法師」をまた読んでみようと思っただけなのに、古本屋巡りをしているうちに懐かしさのあまり色々購入してしまった。
絵は好みとは言えないけど、ストーリーが多彩な美内すずえ。昔よくあったシチュエーションなんだけど、アイディアが豊富、結構印象的なのが多い。と言うより、忘れられないシーンがある(-_-;)

オカルト「黒百合の系図」は好きだな~
ギャグっぽい場面もあるけど、話のメリハリのためにも多分必要なのだろう。私としては緊張感が無くなってしまうのでいらないんだけど、あっけない短編にするわけにもいかないだろうから、息抜きと言ったところ。
やっぱ、ページを開いたところでゾーッとするシーンが…これが苦手であり、印象的であり、トラウマとして残っている、たかがマンガなんだけどね。子供の頃の感情がこの瞬間に湧き上がる(T_T)

その他は貧乏人のひがみが悲劇を生むマンガでちょっと苦手だわ~ だって私貧乏な家に生まれた少女だったもん。
それにしても、危険を察知しているのにも関わらず主人公を一人にさせたり、証拠となりうるメモや日記をつけたりするのは理解できん。それでも彼女のマンガの魅力は庶民的な主人公、どこにでもいそうでな等身大の少女がヒロイン。

* * *

コミック:花とゆめCOMICS 白泉社
黒百合の系図』美内すずえ傑作集(1978)
 「黒百合の系図」(1977)ララ
 「泥棒シンデレラ」(1975)花とゆめ

2008.08.12

■楳図かずお 1 [レトロ漫画]

KOWAI HON by Kazuo Umezu
楳図かずお/著『こわい本≪影≫』(1996)朝日ソノラマ

楳図かずお恐怖文庫・1
」(1968)ティーンルック
自分の美しさを自宅の古い大きな鏡に映して見とれる少女・絵美。嵐の夜、鏡の中のもう一人の自分が実体化して彼女を窮地に追い込む…ホラー
復讐鬼人」(1967)少年マガジン
殿より預かった若君のわがままから息子・正吾を守るために、あやまって怪我をさせてしまった無双。殿からむごい仕打ちを受ける…時代劇

2作とも初めて読む漫画。
「鏡」は“ティーンルック”なる雑誌に連載されていたのだろうか、思ったよりも長い。最初の4ページがカラーで味がある色合いなので、つい立ち読みしてしまったら買わずにはいられなかった。昔よくあった美しいお嬢さんが可哀そうな目に遭うパターン、親切にしてくれた若殿兄妹に好感。

楳図かずお歴は“少女フレンド”のホラー漫画が最初なので、「復讐鬼人」のような劇画を描いていたとは全く知らなかった。少女まんがとは全く画風が異なっており、ホラーとは違った意味で迫力があり怖い。
オチがあり、単に絵が上手いだけじゃなくてストーリーテラーでもあるのね、とても感心した。

* * *

BOOKOFFにて350円。何年か前はよく目についたのに、何故か今楳図漫画が少なく高価で手に入れにくい。映画化のせいなのだろうか…

2008.08.11

■高階良子 1 [レトロ漫画]

血まみれ観音 くらやみに悪魔が!』
高階良子/著『血まみれ観音』(1995)『くらやみに悪魔が!』(2002)
 角川ホラー文庫

~高階良子傑作集~
血まみれ観音」(1973~1974)なかよし
肩に人面疽を持つ、サーカスの少女・潤子。アザの男に連れまわされ、“黄金の観音像”が見つかったら家に帰してあげると言われ続けて来た。しかし男が殺され、彼女が犯人として追われる身となってしまった(原作・横溝正史『夜光虫』)…サスペンス
「地獄でメスがひかる」(1972)なかよし
「闇におどるきつね」(1977)  〃

くらやみに悪魔が!」(1973)なかよし
養女であるがゆえにいい子でいなければならないと自分自身を抑圧していた麻希。ヘビを助けた事により、眠っている間だけ欲望のままに行動する。そして悲劇が…ホラー
「死神の歌がきこえる」(1973)なかよし
「昆虫の家」(1973)  〃

金持ちで美人のヒロインがかわいそうな目に遭う…ありえね~ そんなわけないじゃん、現実には無いドラマチックなお話。
でも、あの時代はごく普通の少女がこんな境遇の娘に感情移入し、同情していたのね。かく言う私もその一人、だって平凡な人の日常のお話読んでもつまんないじゃん、いまだにこんなミステリアスな話が面白いと感じる、ドッキドキ。
出てくるのは美男ばかり、アイドルに憧れる女性の気持ちと同じような物かも。

* * *

子供の頃は人並みに漫画好きだった。でも、大人になってからは自分の想像力の方がイラストを上回ってしまい、小説の方に魅力を感じ、漫画がなかなか読めなくなってしまった。
しかし先日、中野の“まんだらけ”に行ったら、60年代~70年代のレトロな漫画本が目に入り、読んでみたいが高価過ぎて手が出ない…と言うわけで、古本で手に入りやすい文庫シリーズを中心に集めてみた。
もちろん、子供の頃からオカルト好き。懐かしく思い、また読んでみたいのはミステリー/ホラーがほとんど。久しぶりに読んだから内容をすっかり忘れていてとても新鮮。

2008.08.10

■夢の島 [ライブ]

夢の島 夢の島公園陸上競技場は奥

近所で野外ライブが行われていて、風にのって音楽が聴こえて来る。

昨日は『情熱大陸 SPECIAL LIVE SUMMER TIME BONANZA '08』。
♪あの日あの時あの場所で~
小田和正だ。トリは誰かな?と思っていたら、聞き覚えのあるバイオリン曲、葉加瀬太郎だわ。

今日は『World Happiness』。
BONNIE PINKに野宮真貴やシーナ&ザ・ロケッツ、そしてHASYMO!
YMOの曲やるかしら? 楽しみ♡

2008.08.09

■セル [小説]

Cell by Stephen King Image1695Cell by Stephen King
スティーヴン・キング/著『セル』上下巻(2007)新潮文庫

ボストンに作品を売り込みに来ていたクレイはアイスクリームを買おうと並んでいた時にそれが起きた。携帯電話(セル)で会話していた人々が突如凶暴化し、人々を襲いはじめたのだ。
途中出会った仲間達と共に息子ジョニーがいるメイン州を目指すが、繰り返し夢の中に現れるRAGGEDY MAN…ホラー/SF

これはゾンビRPGだね、仲間と共にゾンビを倒しながら旅をする。ゲームなら復活したり、リセットしたり、テクニックさえあればハッピーエンディングだけど、下巻の表紙に騙された~

やっぱりスティーヴン・キングは面白いなぁ、裏切られた事が無い…というか自分の趣味に合ってるんだろうね。
もう十分金持ちだと思うんだけど、尽きないアイディア、飽くなき創作意欲が素晴らしい、大好きキング♡

ちょっと前まではビデオだったけど、携帯電話が登場してからはこれを題材としたホラーが色々と作られている…ちょっと食傷気味。時代によって小道具はさまざまだけど、パソコンホラーってあったっけ? あっ、地獄少女ね。
アメリカ映画を観ていると、「セルフォン」と呼ばれているが、日本では「モバイルフォン」、タイトルに馴染みが無い人がいるかも。

どこが好きかと言うと、やはり最後のカシュワカマク・ホールのシーン。レイがかっこいいなぁと思っていたら、なんとチャリティ・オークションとは…
これもまた『ハプニング』のようにスッキリしない。でも、さすがのキングの手腕に頭の中をさんざんかき乱されるスリル溢れる小説であった。

2008.08.08

■ハプニング [映画]

THE HAPPENING
ハプニング』(2008)アメリカ
 監督・脚本:M・ナイト・シャマラン 撮影:タク・フジモト
 出演:マーク・ウォールバーグ ズーイー・デシャネル

それはニューヨークのセントラルパークからはじまった。
突然人々が立ち止まり、自分自身を攻撃する。徐々にアメリカ東海岸一帯へと広がり、人々は都市から脱出を始める。
教師エリオットは妻アルマと共に娘ジェスを連れた同僚ジュリアンの故郷へと向かう。しかし、突然列車は停止し、見知らぬ駅で降ろされてしまった…ホラー/サスペンス

レディ・イン・ザ・ウォーター』は映画館で観る気にはならなかったけど、予告を見た時から楽しみにしていた『ハプニング』。
序盤からの衝撃的な映像に釘付け、自己防衛本能を失った人々の姿に恐怖と哀れさを感じる。
どうしてこんな事になったの~?!
はっきり答えてはくれない…
まるで『サイン』の前半のみの映画のようだ。期待させるだけさせておいて、放置?

まぁ、警鐘映画と考えれば良いのかな。シャマラン監督は近い将来に発生するかもしれない突発的な出来事を警告したのかも。それにしても続編を作ってくれなきゃ納得できないのぉ~
規模の小さい『宇宙戦争』、敵は見えないって感じの映画。

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