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    *Hello Nico Another World

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2008.05.22

■サンゲリア2 [映画]

Zombi 3
サンゲリア2』(1988)イタリア

軍の要請の元、科学者が開発した化学兵器「デス・ワン」に感染した死体を焼却処分してしまい、その煙によってウィルスが拡散され人々がとゾンビ化する…ホラー

よく分からないまま観てしまった…原題の「Zombi 3」ってのもよく分からないし、『サンゲリア』もまだ観ていない。

白人が出てくるけど、東南アジア系の人も出てくるし、南国っぽいし、でもイタリア映画だし…無国籍なリゾート地における白人部隊?
役者も本当に真剣に演じているのかしら? ってな感じで恐怖が全然伝わらない。ただヨロヨロ、ワラワラしてるだけ。
それよりも何よりも冷蔵庫からゾンビの生首が飛び出して、フワフワ浮いてるのを見て「なんじゃ、こりゃ?」いくらゾンビとは言え、それは無理。幽霊だったら良しとしておく。エイリアンでも可。でも、ゾンビはダメ。

B級を通り越して、思い付きをこれでもかと詰め込んだようなD級映画だった。まぁ、夜中に暇を持て余してる時にたまたまテレビで放映してたから観たというのが正しいこの映画の鑑賞の仕方だったのかも。

2008.05.21

■フリーダムランド [映画]

FREEDOMLAND
フリーダムランド』(2005)アメリカ

フラフラと病院にたどり着いた白人女性は両手を血だらけにしていた。 呼び出された黒人刑事・ロレンゾはその女性・ブレンダの話を聞いて驚いた。黒人ばかりが住む団地で「カージャックに遭い、同乗していた幼い息子が連れ去られた」と言う。
すぐさま、警察は団地を封鎖して捜査にあたった為、住民達の不満がつのる。一方、ロレンゾはブレンダの行動に不信感を持つ…ミステリー/ドラマ

去年、日本で公開された時は、上映していたのが新宿のみで前売券はそこでしか扱っていなかったから観るのをあきらめ、WOWOWが放映するのをずっと楽しみにしていた。
私の勝手な想像では「<フリーダムランド>には各地から誘拐された子供たちが閉じ込められているという、そんな巨大な組織の陰謀」と考えていた。しかし、内容は全く違っていて肩透かし。期待が大きすぎたか…ガックリ。
中堅どころの良い役者が演じているにも関わらず、面白くない。説得力が無く感情移入できない、どういう事?

・ロレンゾは「住民はみんな知っている、俺のシマだ」と言ったのに、どう考えても目立つ存在であるブレンダを全く知らない
・ロレンゾの病気の説明をスルー
・兄は写真を持ち歩くほど甥を大切にしているのに、今まで親密だった様子が感じられない
・ロレンゾに向かって「太ったわね」、サミュエル・L・ジャクソンのお腹ばかり気になってしまって、このセリフは不要だと思う
・思わせぶり過ぎるボランティア達の登場
・今は廃墟の養護施設「フリーダムランド」は全く話に関係無い
・すぐ、色目を使って気持ちが悪い、等々

1年待ってやっと鑑賞してはじめて、単館でしか上映されなかった理由が分かったような気がする。みんな、原作・脚本家に気をつかいすぎたのでは? これなら前向きな母親役の『フォーガットン』の方がずっといい。

2008.05.19

■エイリアン展 [博物館]

The Science of Aliens Alien 1. Grey 2.
エイリアン展 …モシモシ、応答ネガイマス。』↑1,2はクリックで拡大
 2008年5月18日(日)日本科学未来館

日曜の午後に行ったので、かなり混雑していた。地下より、空の方が人気があるようだ。テーマごとに4つのゾーンに分かれていて、30分~1時間程度でまわれる。

Zone1「空想としてのエイリアン」
入ってすぐ、H.R.ギーガーのエイリアン(写真1)が出迎えてくれる。昔から言い伝えられてきた悪魔やフランケンシュタイン、ドラキュラなどの恐怖の対象にエイリアンが追加され、人々の想像を具現化した絵画や映画やぬいぐるみなどを展示。
そして、ロズウェル事件グレイがいるよ(写真2・プヨプヨしている)。

Zone2「科学としてのエイリアン」
エイリアンっぽい奇妙な容姿をした地球の生物と、氷の中や放射能等過酷な環境下で生命維持する微生物などの紹介。
それと太陽系においての地球の位置と地球人の技術が到達できた範囲内の紹介(月、火星、土星の衛星等)。

Zone3「エイリアンの世界」
科学者が考えた架空の惑星と空想のエイリアンについての映像等。
エイリアン・ラボ=職員が15分ほど解説をしてくれる。事実に基づいての話なので、お湯をかけるともどる乾燥昆虫“ネムリユスリカ”と南極で発見された火星の隕石の解説。

Zone4「エイリアンとの交信」
エイリアンに当てたメッセージが聞ける(「宇宙からの音」と書いてあるけど、どれか分からなかった)。そして自分でも宇宙へメッセージが送れる。

人類は宇宙へ旅立ってほんの数十年、広大な宇宙の中の地球からほんのちょっと外側をまわっただけなので、未だ何も発見できていない状況だ。だからZone1、3、4は夢物語でしかなく、Zone2の地球に存在するさまざまな生物が面白かった。

“神と幽霊”は心の中にいるけど、“エイリアン(地球外生命体)”は存在するかどうか未だに証明されていない。
私は思う、「地球に生物がいるのだから、広い宇宙のどこかの地球と同じような環境の星に生物は存在するはず」。
ただし、それが証明できるのは地球人がその未知の星へ到達できるほど発達した科学力を持つ未来での事だろう、私はもうその頃には存在していない…

2008.05.18

■クローバーフィールド [映画]

CLOVERFIELD
クローバーフィールド/HAKAISHA』(2008)アメリカ
 監督:マット・リーヴス 脚本:ドリュー・ゴダード
 製作:J・J・エイブラムス ブライアン・バーク
 出演:マイケル・スタール=デヴィッド T・J・ミラー

N.Y.州マンハッタンのアパートで愛し合うロブとベス、だがロブは日本への転勤が決まった為ベスに別れを告げる。
出発前夜、友人達がロブを見送る為にサプライズ・パーティを開いてくれたが、ベスは男性と一緒に姿を現す。気まずい二人、彼女は早々と帰ってしまう。
突然轟音が響き、皆で屋上へ行くと遠くで爆発が起き、自分達の所まで火の玉が飛びかう。
ロブは兄や友人達と共に戸外へ出るが、破壊は続き、逃げ惑う人々、街に混乱が渦巻く。そんな中、ロブはベスの身を案じ、彼女のアパートへ行くと主張する。友人ハドはハンディ・カメラを抱えたまま…パニック/SF/サスペンス

11:14』を観て、「おぉ、これは斬新」と思ったが、その感想をあっけなく吹き飛ばした「クローバーフィールド」。
以前から話題になっていて、「これは絶対観に行かなくては!」と固く決心していた。子供の頃からSFとパニック映画が大好き♡
観て良かったなぁ~ 期待以上!

冒頭からパーティ・シーンだと思い込んでいたら全然違っていて、正直恋愛映画は苦手だからボーッと…これが「伏線」なのね、途中で差し挟まれる映像に胸が痛くなる。演出が上手いなぁと感心してしまった。
そして、やっと爆発シーンで火の粉が降り注ぐ辺りからハラハラドキドキ、俄然面白くなって来た。
揺れるハンディ・カメラの映像はまるでジェットコースターのよう、リアルで説得力がある。
観ていて思ったのは「9.11に遭遇した人が逃げる道すがらずっと撮影していたらこうなるのかも…」
そして、アニメはあまり観ないけど「エヴァンゲリオンにこんな雰囲気のシーンがあったような…」

以前、電車に乗っていたら急停止した事があって、車掌がバケツを片手に前方に走り去るのを見た事がある。しばらくしてから「人身事故でした」とアナウンスがあり、電車が動きだした。
すぐそばで目撃しておりながらも、断片的な情報のみで、知り得た情報をつなぎ合わせ、足りない部分は妄想で補完する。全貌が明らかになるのは、ニュースや新聞記事で。
この映画もそんな感じ。ロブ達は当事者でありながら、自分達が体験した範囲内で判断するしかない。全容を知る事ができるのは軍と観客のみかな? いや、製作者だな。ネタバレサイトを眺めているとますます謎が深まる。続編が待ち遠しい…

2008.05.17

■11:14 [映画]

Image1653
11:14<惨劇の11時14分>』(2003)アメリカ
 監督・脚本:グレッグ・マルクス
 出演:ヒラリー・スワンク ヘンリー・トーマス

携帯電話で話しながら飲酒運転をしていたジャック、<11:14>強い衝撃を受け、車を止めるとそこには死体が。慌ててトランクに隠そうとするが、親切な女性が現れて「鹿に追突した」と勘違いしてくれ、警察の署長を呼び出す…サスペンス/ドラマ

てっきり『0:34』のようなホラーかと思っていたら、意外にも軽快な調子で始まり拍子抜け。
考えを変えて、パロディ的なスリラー映画なのかと思いきや、オープニングの事故は他の事件に繋がっていて、他の事故の被害者は他の事件のきっかけとなっていて…と<午後11時14分>を中心に時間を遡ったり、その後の展開があったり、複雑に事件と人間関係が絡み合って、まるでパズルのよう。そして、おのおののエピソードを続けて見ていくとそのピースが一つずつはまっていく感覚でスッキリ。

つまり、上記あらすじの携帯で話していた相手は? 死体はどこから? 親切な女性は何者? 署長のパトカーには? そもそもジャックとは? 後で一つ一つの答えが明らかになる。全てが伏線、集中して観よ~
小さな町の中の狭い地域の限られた人々の間で起きる事、あり得ないけど良くできた話で感心してしまった、劇場未公開とはもったいない。

久しぶりに斬新で面白い映画を観たなと思ったら…

2008.05.16

■東京ディスコ伝説 [TV]

ディスコ伝説 ディスコ伝説 ディスコ伝説
JUN Jun JUN
東京ディスコ伝説 -since1968-』
 2008年3月23日 6:30p.m. WOWOW

小林克也を案内役に夜の遊び場“ディスコ”の歴史を振り返るドキュメンタリー番組。

ディスコが日本に登場したのが今から40年前、1960年代半ばの新宿に酒が飲めてソウルミュージックが聴けて踊れる“踊り場”をルーツとし、“ディスコ”とはフランス語の“discothèque(レコード置き場)”から。

赤坂の「MUGEN」は知らないけど、新宿の「ツバキハウス」は知っている世代。その後、インディーズにのめり込み始めたので、「マハラジャ」「ジュリアナ」などは行った事無いし、お立ち台やジュリ扇、パラパラなどは知識として知っている程度、事故があった「トゥーリア」は新聞記事を覚えている。
それでも流れる音楽はだいたい知っているので、楽しく見る事ができた。

とても素敵だと思ったのが「ムゲン」の照明アーティスト・藤本晴美さん。インクにオイルを混ぜ、プロジェクターで投影するサイケな世界(上段)、素晴らしい! 2度同じ光景は存在しないのだね。

そして「おっ、これは!」と思ったのが、ファッションブランド「JUN」のCM(下段)。アメリカの音楽番組「ソウルトレイン」の合間に流れていて、男性だと思ったら美しい女性に早変わり~

大貫憲章氏や私が通っていたディスコの看板が一瞬映ったり、当時の流行を懐かしく思い出させてくれて、録画を消す事ができない。これはDVDに永久保存だな。

2008.05.15

■ミスト [映画]

THE MIST
ミスト』(2007)アメリカ
 監督:フランク・ダラボン 原作:スティーヴン・キング
 出演:トーマス・ジェーン トビー・ジョーンズ

激しい嵐が過ぎ去った後、画家のデヴィッドは息子のビリーと共にスーパーマーケットへ買出しに訪れた。
レジの前で並んで待っていると、“霧の中の何者かに襲われた”とダンが血を滴らせながら飛び込んで来た。次第に店は霧に包まれ、視界がまったく見通せなくなった…ホラー/ミステリー/ドラマ

スティーヴン・キングは何も読みたい本が無くなると買ってしまう作家。面白さ絶対保障、ハズレ無しの無難な作品群(私にとって)。
最近は、読みたい本がたくさんあって、キングに手がまわらなくなってしまったけど、彼の小説を原作とする映画はなるべく観るようにしている。
ドリームキャッチャー』は期待はずれだったけど、この『ミスト』は期待以上でずっしり重い…

まず何が良いかと言うと、“あまり有名な俳優が出ていない事”。
著名な俳優にはどうしても先入観を持ってしまうし、出演料より映画の内容そのものにタップリお金をかけて欲しいから、人気者が出演する映画はなるべく避けたい。私は“誰かが出ているから観る”のではなく、“好きな映画の監督だから観る”のである。
とは言うものの、CGと演技は今一つ。
何が良かったかというと心の葛藤を描いた人間ドラマ、つまり脚本勝ちという事か。いや、アイディアかな?

オープニングから不穏な雰囲気(『遊星からの物体X』ですぜ!)、これから何が始まるというのか…
スーパーマーケットへの道中、軍が頻繁に移動する描写で不安をあおり、霧に包まれた店内に響く音で劇場の座席が揺れる臨場感。
あぁ、映画館で観て良かったとつくづく思った。

スーパーマーケットと言ったら『ゾンビ』、周りの雰囲気と狂信的なカーモディは『サイレントヒル』、そしてこの密室状態の閉塞感はあの連合赤軍オウム真理教を連想する。
オリーは言う「部屋に2人以上いたら殺し合う」と。
とにかく、“この先どうなるのだろう”という思いで見続けたが…

流れる音楽はDead Can DanceThe Host Of Seraphim
この曲と同様、とても良い映画だが、人に薦めるのは難しい。精神的に安定している時に観た方が良い
エンドロールで車やヘリコプターの音がするけど、期待しても何も起きないよ。
ネタバレ
いつも最前列にいたトム・クルーズの『宇宙戦争』より、ずっと好きな映画だ。そして『クローバーフィールド』とも一部イメージがかぶる。さて、原作『骸骨乗組員』(扶桑社)を読まなくては~

2008.05.13

■ダーウィンの悪夢 [映画]

DARWIN'S NIGHTMARE
ダーウィンの悪夢』(2004)オーストリア/ベルギー/フランス

アフリカのヴィクトリア湖に何者かが大型の肉食魚ナイルパーチを放った。それにより、もともと生息していた多種多様な生物達が駆逐され、湖の生態系が破壊されている。
しかし、その淡泊な白身は食用に適し、ヨーロッパなどへ高く売れる事から、湖畔周辺の漁業は活気を帯び、タンザニアの町ムワンザにも人々が集まる…ドキュメンタリー

『ホテル・ルワンダ』『ルワンダの涙』といっしょくたにしてアフリカ映画として『ダーウィンの悪夢』を観ようと思って録画、単に自然破壊とか環境保護とか描いているのかなと見始めたら、これが大間違い!

うわ~何てこったい…こんな内容とは思いも寄らなかった。

人が戦争をするのは単に争うのが好きだからだと思っていた。
例えば、競争とかレースとか、人に負けたくないとか…規模が小さくても争いは争い。特に男性はそういうのが好きなのでは? マンガやゲームって延々と闘ってるじゃない。人に勝つ、他人より上と思える“優越感”に浸りたいんだろうな、と思っていた。
孤児達が食べ物で争うのは生きる為に必要なんだから仕方が無いと思う。
しか~し、警備員の言葉に唖然…そうだったのか!

書きたい事はいっぱいあるけど、まぁ観てくれよって感じ。
抵抗がある人はいるだろうし、懐疑的な人もいるだろう。
同じニュースを見ていても、テレビ局によって編集され、単に前後の言葉を削っただけでも違う印象になるしね。
この映画の編集の仕方で、製作者の都合の良いように観ている者の印象を操作しているのかもしれない。だけど、ドキュメンタリーだという事を忘れてはいけない、事実の一部ではある事を。

確かにタンザニアは失敗国家ランキングで“Alert”レベルではないけれど、先日放映された『情熱大陸』のケニアの方がよっぽど平和に見えた。

ロシア人機長がとても良いのよ、観ている者の声を代弁してくれる。
人口増加し続ける地球、この大陸では神による抑制/淘汰が行われているのだろうか?

2008.05.10

■ナイト ミュージアム [映画]

NIGHT AT THE MUSEUM
ナイト ミュージアム』(2006)アメリカ

職を転々とし、住む場所も落ち着かないダメ男ラリーは何とか自然史博物館の夜警の仕事にありついた。
しかし、3人の元警備員から引継ぎされたけれど、夜になると展示物が動き出すとは説明されていなかった。
次の日、退職を伝えるが、たまにしか会えない息子ニックの為に思いとどまる…ファンタジー

大人も子供も楽しめる『ジュマンジ』や『ゴーストバスターズ』などのファンタジー映画が好きだ。
奇想天外だけど、こんな事が本当にあったら面白いのにと思わせる。
この『ナイト ミュージアム』はまさに、博物館関係者が“アクメンラーの石板”が本当にあったら欲しいと思うのではないだろうか。

まぁ、ストーリーは予想通りに進んでゆくが、いい人だと思い込んでいた人が悪役だったところが意外な点。
結構笑えるし、子供のみならず、大人も満足できる内容、何も考えず素直に観よう。
そして、『マダガスカル』の時にも気づいたのだが、懐かしい音楽(この中ではアース・ウィンド&ファイアーの『セプテンバー』)が劇中に流れるのは親の世代の為のサービスなんだろうな。

2008.05.09

■レディ・イン・ザ・ウォーター [映画]

LADY IN THE WATER
レディ・イン・ザ・ウォーター』(2006)アメリカ
 監督・脚本:M・ナイト・シャマラン
 出演:ポール・ジアマッティ ブライス・ダラス・ハワード

アパートの管理人クリーブランドは変わり者の住人達の要望に応えるべく、雑用に明け暮れる日々を送っていた。
ある夜、禁止されているプールの使用を守らない者を突き止める為に近づくと、美しい謎の女性ストーリーに出会う。
住人ではない彼女を帰そうとするが庭で凶暴な獣に襲われ、日に日に衰弱してゆくストーリー…ファンタジー

シャマラン監督の映画は好きだ。しかし、この映画は驚く展開は無いので、結局映画館では観なかった。
オープニングで“おとぎ話”と言っている。そのまんまに話が続き、彼女は何だったのだろうか? オープニングや東洋人親子が言う通りなのだろうか? 何も教えてくれない。

結局は孤独な人々が力を合わせて団結するお話。心温まる結末だが、全体の印象は薄い。
それでも期待してしまうシャマラン監督、『ハプニング』が楽しみだ。

2008.05.08

■TATARI タタリ/呪いの館 [映画]

RETURN TO HOUSE ON HAUNTED HILL
TATARI タタリ/呪いの館』(2007)アメリカ

呪われた“ヴァナカット精神病院”の生き残りであるサラが自殺し、妹のアリエルは死の真相を突き止めるべく、丘の上の閉鎖された病院へと向かった。
そこへ伝説の“バフォメットの像”を狙う者達が現れ、また惨劇が幕を開ける…ホラー

地獄へつゞく部屋』(1959)のリメイク『TATARIタタリ』(1999)の続編(オリジナルビデオ)。
『TATARIタタリ』は普通のホラーで最初と最後しか覚えていない。『スクリーム』や『ファイナル・デスティネーション』のような斬新な驚きも、この作品を語るうえでの特徴的なところが無いのだ。
そして、この続編。「しまった、サラを覚えてない…」
あ~ら、でもそんな事関係ない。結局はお化け屋敷ごっこ、少々残酷だけど。

今度は登場人物に目的を持たせ、納得できる説明をしていて、前作よりはストーリー性があった。
まぁ、内容的にはどっちもどっちだけど、こちらの方が良いかな。
でも、解決方法としてアレを選択するのはいかがなものか? 3作目を狙っているのかな~

2008.05.07

■最‘愛’絶叫計画 [映画]

DATE MOVIE
最‘愛’絶叫計画』(2006)アメリカ

太った食堂の娘が身体を改造し、農場の息子と恋に落ちて結婚しようとするが、数々の障害が立ちはだかるラブコメディー。
色んな映画のパロディなのだが、ちっとも分からない。
分かったのは『キル・ビル』『ロード・オブ・ザ・リング』『キング・コング』とマイケルぐらい、何しろ恋愛映画はほとんど観ないもんで…

内容的にもキツイ。ホームレスをさんざんぶちのめしたり、作り物の猫のブリブリトイレシーンとか、かなり下品でH。だいたい音楽からして私的に拒否反応。
どこが面白いのかサッパリ分からず、元ネタの映画を観てるかどうかとは関係無いと思う。エログロホラー系のゲテモノ好きが言っても説得力ないけどね。

2008.05.06

■ブルーマングループ [音楽劇]

BLUEMAN GROUP
BLUEMAN GROUP IN TOKYO
 2008年5月6日(火・休) 1:00PM インボイス劇場

顔を青く塗りたくって、オリジナルの楽器を叩く3人組のパフォーマンス、『ブルーマングループ』のショーを観て来た。

会場内は黒一色で舞台上にはモニターが配置され、両脇には電光掲示板。
席に座って開演を待っていると、「携帯電話、DS、iPod、電動乗馬器の電源をお切りください」と表示され、もう既にコメディの様相をかもし出している。

照明が落とされ、真っ暗な中からブルーマンのシルエットが浮かび上がり、パーカッションの音が響き渡る。そして、あの蛍光塗料を跳ね上げながらの演奏、素晴らしい。
独特の間合いと“カトちゃん、ケンちゃんのノリ”のようなギャグの要素を持ち、一言も発せず青い顔で会場をうろつき回る異様さ、観客を巻き込む臨場感、予測のつかない展開にもうドキドキ。
今まで観た演劇やライヴとは全く違う、彼ら特有のパフォーマンスは何度観ても楽しい!

2008.05.05

■シュルレアリスムと写真 [写真展]

Surrealism and Photography Beauty Convulsed
シュルレアリスムと写真 - 痙攣する美
 2008年5月5日(月・祝) 東京都写真美術館

1924年パリ、アンドレ・ブルトンを中心として活動をはじめた芸術運動“シュルレアリスム(超現実主義)”の写真展。

最初に展示されていたのが、マン・レイ『醒めてみる夢の会』、アジェ『日蝕をのぞく人々』、それからパリの街並…
う~ん、どこがシュールなんだろう? 黎明期だからか。

そのうちにエッフェル塔などの合成やマン・レイの『贈り物』などが出て来て、やっと自分がイメージするシュルレアリスムの写真の数々。
ソラリゼーション、多重露光による手法やフォトモンタージュ、コラージュが主だったが、動植物のアップもシュルレアリスムと言うとは知らなかった。しかし、人間の身体のアップは確かにシュールさを感じさせる。

夢のイメージやロートレアモンの“解剖台の上のミシンと蝙蝠傘の偶然の出会い”(異質な複数の物の組み合わせ)に納得。
例えば、「夢の中に出て来た、馬の首とすげ替えた少女の身体」と考えると、ほ~らシュール。

マン・レイ『長い髪の少女』、植田正治『海辺にて 鳥取砂丘』、岡上淑子『沈黙の奇蹟』などが素敵。ハンス・ベルメールは妙に気になる。

2008.05.04

■ザ・フィースト [映画]

FEAST
The FEAST ザ・フィースト』(2005)アメリカ

テキサスの片田舎、谷間に一軒ポツンと立つ酒場で客と店員達がくだを巻き、たわむれていた。
そこへ銃を手にし、血まみれの男が飛び込んで来た「すぐに店を封鎖し、州兵を呼べ!」
正体不明のモノに次々と血祭りに上げられてゆく…ホラー

始まった途端、軽快な音楽にノリのいい人物紹介。
いつも事前に知識を入れないようにして、映画を観に行っているので「あれ?確かクリーチャー映画だと思っていたのに、アメコミか西部劇みたいなオープニングだわ、間違えちゃったかな?」と不安になったが、コメディの要素を持ったモンスター・パニックだった。
何しろ、“ヒーロー”と紹介された人物があっという間にミンチ、「おい、何だこのノリは~」とあきれるやら。

ピュー、ドバー、ゲロ~の悪趣味さに気持ち悪くなるけど、小気味良い“期待への裏切り”とスピーディな展開に目が離せない。おまけに笑わせてくれる。
最初から最後までドキドキハラハラさせてくれて、結構面白かった。やっぱ、このくだらないB級臭さがたまらん魅力。
フロム・ダスク・ティル・ドーン』の酒場からスタートする『エイリアン』と言った感じ。

それにしても、あの夫婦は何故大事な子供を預けたのか、何故銃を持っていたのか、疑問が湧いて仕方が無い。それよりもモンスターはどこから来た何者? 続編に期待(笑)

2008.05.03

■憑依 [小説]

Hyou-i by Tatsuya Yoshimura
吉村達也/著『憑依 -HYOU・I-』(2006)角川ホラー文庫

女性と付き合うとすぐに結婚を意識してしまう岡本龍一は居酒屋で友人にからかわれていた。そこで見知らぬ女性に声を掛けられ、家まで送るハメになってしまう。
彼女と二人きりになった時、その現象が起きた。「私をバラバラにして、殺したのは…」…ホラー

有名な作家だから“面白いはず”と期待して読んだが…期待が大き過ぎてしまったようだ。
ご丁寧に説明していて、そこそこ説得力もあるし、よく出来た話だけど、量産ホラー映画のような雰囲気。つまりありきたり。
一応、オチ(どんでん返し)があるけど、驚くほどのレベルではない。反対に脱力してしまうかも“嘘”かよ…
そう、その“嘘”がこの本の魅力を半減してしまったのかもしれない。ホラー自体が“嘘”なんだから、それまで本に集中して読んでいたのに、 “嘘”と暴露した途端、現実に戻ってしまった。
それにヒロインの状況も“嘘”っぽい、メロドラマみたい。
まぁ、一番問題は読後感がよくない事。読者は書けもしないくせにわがままである。

センセーショナルなあらすじだけど、残酷な描写は無いから気軽に読めるホラー小説。カーチェイス部分が結構緊張感があった。

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