フォト

サイト内検索



  • ネタバレ裏サイト
    *Hello Nico Another World


« 2008年1月 | トップページ | 2008年3月 »

2008.02.24

■感染 [小説]

Infection by Senkawa Tamaki
仙川 環/著『感染』(2005)小学館文庫

ウィルス研究医として大学に勤務する葉月、同じ大学の外科医である夫の啓介の行動に不審感を持っていた。
そんな時、友人から夫が子供たちの臓器移植に関係していると告げられる。夫と前妻との間の子供が誘拐され、無残な姿で発見された。しかし、夫は行方知れず…ミステリー

女性が主人公で可哀そうな子どもが登場する。それにロビン・クックやジョナサン・ケラーマン等の医療サスペンスが好きな私にうってつけのテーマ。
だけど何だか、読み進める事ができない。かなり読みやすい文章なのだが、感情移入ができなかったのだ。

夫を信じる葉月、しかし小説の冒頭から不仲で彼と蜜月だった雰囲気が伝わらず、共感できない。とにかく印象的なのは妻子を捨て、自分をてごめにした男と結婚するなんて…
子どもの描写も曖昧で、顔にハテナマークがついた男の子としか想像できない。
そして、彼女の周囲に好感を持てる人物がいないのだ。信頼すべき警察が不愉快な存在とは…

ゼノファーマ社が登場してからやっと面白くなって来た、そこからは一気読み。最後になってタイトルの意味が分かったよ。
次作の『転生』を買うのを躊躇してしまうなぁ~

2008.02.10

■THEM ゼム [映画]

ILS
THEM ゼム』(2006)フランス/ルーマニア
 監督・脚本:ダヴィド・モロー ザヴィエ・パリュ
 出演:オリヴィア・ボナミー ミヒャエル・コーエン

2002年10月ルーマニア。
森の奥にたたずむ一軒家、そこに住むのは若いリュカとクレモンティーヌのフランス人夫妻。夜中、外の騒がしい音に目を覚まし、二人で様子を見に行くと車が盗まれてしまった。そして、家の電気が切られ、正体不明の何者かが家に侵入して来た…ホラー/スリラー

清水崇(左)豊島圭介(右)上映前に清水崇監督(呪怨)と豊島圭介監督(ノブヒロさん)のトークショーがあった。
『THEM』は映画の冒頭に“結末を誰にも話さないように”と釘を刺されているので、内容について話すのが大変なようだった。
一つのエピソードとして、『シックス・センス』公開当時、新宿の映画館で上映直前に、走りこんで来た酔っ払いがネタバレを言ってしまい(『ソウ』の2chスレッドタイトルみたいなもんね)、そこに居た観客達は楽しめなかったそうだと紹介していた。そして、80年代のホラー映画、たとえば『18日の金曜日』のような雰囲気と語っていた。
メインは『幽霊VS宇宙人』の宣伝だったが、私としては『寄生獣』が楽しみ。

オープニングに自動車事故を起こした母娘が登場する。本編を盛り上げる為の布石かと思っていたが、よく考えるとこれは実際にルーマニアで起きた事。ラストを知った今、非常に鬱。以前に読んだ本と関係があるのだろうか…

仲睦まじい夫婦の姿を目にした後のせいか、恐怖に慄く二人の姿にやるせなさを感じる。恐怖は『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』、謎は『要塞警察』のような雰囲気だと感じた。

恐怖とは想像力である。想像力が無ければ、目に見える事実のみで判断し、冷静に行動できるかも。

2008.02.03

■28週後... [映画]

28 WEEKS LATER チケット パンフレット ピンバッチ ←おまけのピンバッチ
28週後...』(2007)イギリス/スペイン
 製作総指揮: ダニー・ボイル アレックス・ガーランド
 監督:ファン・カルロス・フレスナディージョ
 出演:ロバート・カーライル イモージェン・プーツ

レイジ・ウィルスが猛威を奮い、感染したゾンビがはびこるイギリス。ドンとアリス夫妻はスペインに滞在している子供達を思いながら他の生存者と共に隠れ住んでいたが、隠れ家を襲われてしまう。
ゾンビが死に絶えた28週後、イギリスはアメリカ主導のもとに復興を始め、ドン夫妻の子供達・タミーとアンディが帰国した。そして、母が亡くなった事を知る…ホラー

前作『28日後...』の続編だが、全然別な家族を主体とした物語となっている。イントロは前作と同時進行という設定か。
監督はダニー・ボイルではなく、前作よりも金がかかっている感がある。テーマは「殲滅」。
とにかく悲しい…ずっと暗い雰囲気なのだ、そして無力感。
流れる音楽も切ないポストロックで、担当しているのはジョン・マーフィ。サントラを探しているのだが、もしかしてダウンロード販売のみ?

このチケットやパンフには嘘があって、可哀そうな家族なのだが、あまり同情もできない。しかし、周囲の助けを受けながら、必死に生き延びようとしているせいか、何かうやむやにごまかされた感じがした。だけど、何だかんだ言いながら、私はこの感傷的なホラー映画が好きである。
『28ヵ月後...』『28年後...』とシリーズ化されるかもしれないから、イギリスを代表するホラー映画となるのかな?

« 2008年1月 | トップページ | 2008年3月 »

2017年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
無料ブログはココログ