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2007.09.03

■届けられた6枚の写真 [小説]

In the Lake of the Moon by David L. Lindsey
デイヴィッド・L・リンジー/著『届けられた6枚の写真』(1996)
 新潮文庫

ヒューストン警察のスチュアート・ヘイドン刑事。彼の元へ青年時代の父の写真が入った差出人不明の手紙が毎日届く、最後の1枚には脅迫ともとれる内容。
謎を追い求めてメキシコへ発ったヘイドンは、亡き父の秘密の過去を知る事となる…サスペンス

1988年にアメリカで発行された『届けられた6枚の写真』は日本で出版されるのが遅く、本書より後の1992年に書かれた『狂気の果て』の方が先に出た。
何故それまで翻訳書が出なかったのか、読んでみてよ~く分かった。

これは若かりし頃の父親のメキシコにおける愛憎劇。
大好きなサイコ・ホラー『殺しのVTR』『悪魔が目をとじるまで』『拷問と暗殺』とおぞましい人間の狂気を描いた作品群とは全く趣が違い、本書はミステリーの雰囲気を持っているが結局は恋愛もの。
『狂気の果て』では毅然としていたヘイドンがこの本では何だか女々しく、おまけによろめきドラマみたいで…ガッカリした。
デヴィッド・リンジーの小説は好きだが、これは1円でも良いなぁ。相変わらず緻密な描写で、タクシーでの脅迫とカーチェイス部分は緊張感がある。

結局は気まぐれなアマランタがいけないのよ!

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コメント

「届けられた~」は、導入部は謎めいていて面白かった気がしますが...途中からダレちゃった感がありますよね。タイトルに惹かれて読んだんですが、タイトル通りの印象じゃなかったのが残念です。
やっぱり「悪魔が目をとじるまで」の方が面白かったです。(「狂気の果て」は読んでませんが。。。)

遅くなりましたが、おめでとうございます♪
72歳って...(笑)

ありがとう(^o^)/

探偵が殺されて…までは良かったのですが、ニーノ(アマランタの息子ね)が、何故にメキシコへ帰る? お前はヘイドンを殺しに来たのではなかったのか? それにまんまと誘われてノコノコと出かけるヘイドン。う~ん(-_-;)今までのヘイドン像のイメージが壊れる内容でした。
恋愛ものにしても、サイコ・ホラーにしても中途半端な感じ、絶版になっても仕方が無いですね。今後も懲りもせずリンジー作品を読み続ける予定です。

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