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2007.07.02

■ハンニバル・ライジング [小説]

Hannibal Rising vol. I by Thomas Harris Hannibal Rising vol. II by Thomas Harris
トマス・ハリス/著『ハンニバル・ライジング』上下巻
 (2007)新潮文庫

1941年、リトアニアのレクター城で父母と幼い妹ミーシャと共に暮らすハンニバル少年。
ドイツ軍が侵攻し、森の奥の狩猟ロッジに身を寄せるが、戸外に居た両親や乳母達大人の元へ爆撃機が突っ込み、ハンニバルとミーシャだけが取り残された。
そんな子供たちだけの隠れ家に、対独協力者であるならず者達が押し入って来た。二人を鎖でつなぎ、恐怖と狂気に満ちた日々が始まる…サイコ・サスペンス

映画『ハンニバル・ライジング』を観たのでやっと小説が読めた。
晴薫さんのおっしゃる通り、表紙を開くと宮本武蔵筆「枯木鳴鵙図」。てっきり、新潮社側の選択かと思ったらトマス・ハリス自身のセンスらしい。
本文中にも日本的情緒が散りばめられ、著者の調査の綿密さに驚きを隠せない。もちろん、ヨーロッパを舞台とする歴史や風景に至るまで、説得力のある筆致。

映画はほぼ小説になぞった内容である事を確認した。
そして、約2時間におさめきれなかった詳細も小説には記されている。肉屋のくだりは納得のいくもので、ハンニバルが手を下したのは仕方の無い事だったのかもしれない。

勝手に想像する紫夫人は美しくミステリアス、コン・リー以上の日系女優はいなかったのかねぇ、つくづく残念。
訳者/高見 浩氏の解説はうなづける内容でとても良かった。

ハリスの著作は『レッド・ドラゴン』で夢中になったので、特にレクター博士に入れ込んでいるわけではなく(もちろんクラリスも)、『羊たちの沈黙』、『ハンニバル』と好き度がだんだん失速気味。『ハンニバル・ライジング』は読書期間がかなりかかった。
それ以上に長いのが『ブラック サンデー』、奥付を見ると“平成二年八月三十日 九刷”、もう既に黄ばんでいて、まだ100ページほどしか読んで無い。

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