フォト

サイト内検索



  • ネタバレ裏サイト
    *Hello Nico Another World

« 2006年12月 | トップページ | 2007年2月 »

2007.01.31

■ルーマニア・マンホール生活者たちの記録 [ノンフィクション]

ルーマニア・マンホール生活者たちの記録
早坂 隆/著
ルーマニア・マンホール生活者たちの記録』(2003)現代書館

冷戦下の共産主義国ルーマニア・独裁者チャウシェスクが行った多産化政策により、この世に生を受けた子供を育てきれない親達が捨ててしまった。
悪質な環境の孤児院から抜け出した子供達は、首都ブカレストの地下に潜る。1989年流血革命の後、物乞いと盗みで何とか生き延びるが、シンナーに溺れ、エイズに感染してしまう者もいる。
1年半滞在し、差別されながらも屈託なく生きる子供達との触れ合いを語るルポルタージュ。

ルーマニアと言ったら、ホラー好きとしてはトランシルヴァニア地方のブラン城。
チャウシェスクと言ったら、TVで繰り返し流された妻との最期の姿。
ロマと言ったらジプシー、ボヘミアン、流浪の民。インドがルーツなのだそうだ。

悪臭と不衛生なマンホールの中に段ボールを敷き、ろうそくの明かりの下で怠惰に過ごす子供達、孤児院よりも自由を選んだ。
親の愛も教育も受けられず、社会のルールを身につける事が出来ずに育つが、気のいい仲間達が生きる術を授けてくれる。
ルーマニア語を話せる著者とそんな彼らとの寝ぐらや公園のベンチでの微笑ましいやりとり、優しい著者の言葉が共感を生む。
チャウシェスクについての記述は全てが真実では無い事がWikipedeiaで分かったが、それでもティミショアラ暴動前後の文章には心揺さぶられるモノがあった。

TV放送のカラー化は日本では1960年だが、1980年代のルーマニアとアルバニアは白黒放送だった。まだ冷戦下のドイツにおいて国境に近い東側の人々は西側のTVを受信し、冷蔵庫の中身やテーブルの上の食べ物に驚愕したそうだが、ルーマニアの人々はハンガリーやブルガリアにアンテナを向けて西側の情報を取得し、やはり変革への意識が芽生えていったそうだ。
社会主義って何だったのだろう、理想だけでは生きて行けないと思う。みんな平等だと言っても顔や性格が違うのと同じ、みんな同じには生きられない。
でも、マンホールの中で生きる子供達にまともに成長する機会が与えられるべきだと思う。しかし、私には読みやすいこの本をお薦めする事ぐらいしか出来ない。

2007.01.30

■ゴースト・オブ・マーズ [映画 JC編]

Ghosts of Mars
ゴースト・オブ・マーズ』(2001)アメリカ

西暦2176年、植民地化した火星。天然資源の採掘を行っていた際封印された遺跡を発見、そこから何かが解き放たれた。
火星警察MPFのメラニー達は、犯罪者ウィリアムズを護送する為鉱山の町・シャイニング渓谷に到着したが、そこは死体が転がりゴーストタウンと化していた。生き残っていた刑務所の人々と手を組み、脱出を図る…SFアクション・ホラー

ジョン・カーペンター監督の残酷だけど笑える一昔前感覚B級娯楽活劇。
今回のヒーローは白人美女警官と黒人強面泥棒のタフなコンビ、新鮮ではあるがスネークには勝てない。
ナターシャ・ヘンストリッジ(メラニー)は『バイオハザード』のミラ・ジョヴォヴィッチを彷彿させるし、アイス・キューブ(ウィリアムズ)はクマちゃん体型で銃をぶっ放す姿はどう見てもチンピラ。

最初はサイコなミステリーの雰囲気でワクワク期待したが、あ~らスプラッター。
特に舞台が“火星”でなくても良い、いっそ“1997”でも良いのではと思うくらい無法者とゾンビもどきのイメージがかぶった。
一晩であの衣装や武器を用意できるわけが無いと思ってしまうと面白味が半減してしまうので、無理矢理なストーリーは気にせず、とにかく銃や格闘を楽しめばそこそこイケるアクション映画。
後味も悪くないが、果たしてこのコンビで続編が作られるかは疑問。せめてジェリコがカッコ良かったら、ひきずるモノがあったかも…
Rいわく「火星でハムナプトラ」。

2007.01.29

■ヴァンパイア/黒の十字架 [映画 JC編]

Vampires : Los Muertos
ヴァンパイア/黒の十字架』(2002)アメリカ
 監督・脚本:トミー・リー・ウォーレス
 製作総指揮:ジョン・カーペンター

一匹狼のヴァンパイア・ハンター、デレクはヴァン・ヘルシング協会から指令を受け、吸血鬼退治のチームを結成すべくメンバーを訪ねるが、先回りされて殺される。
たまたま、そこに居合わせた者達で即席のチームを作り、黒十字架を奪った女吸血鬼ウナを追う…ホラー

ジョン・カーペンター監督の『ヴァンパイア/最期の聖戦』の続編。
しかし前回生き残ったメンバーは出演せず、アダム神父の墓を見せられる。
そして新たなリーダーは何と、Bon Joviのジョン・ボン・ジョビ(デレク)だよ。ついでにナターシャ・グレグソン・ワグナー(ゾーイ)はナタリー・ウッドの娘で、前作のカトリーナみたいな役。つまり餌。

カーペンター監督の『ダーク・スター』から手伝っていたウォーレスが監督なのだが、別物。
ワイルドでクールな主人公がワクワクする痛快アクションを見せてくれるB級の醍醐味は無く、頼りない主人公が一人ずつ仲間を集めて敵に対峙する話、まるでRPGの世界。
ジョン・ボン・ジョビは性格は良さそうだが地味だし、残酷気味で官能的な為ありきたりのホラー映画になってしまった。

良かったのはリーダーを助け、思いやりがある少年サンチョ(ディエゴ・ルナ、本当は23歳)とロドリゴ神父(クリスチャン・デ・ラ・フュエンテ)はあまり役に立たないが、見た目がかっこいい。
ウォーレス監督はウナ(アーリー・ジョバー)にメロメロだったが、彼女が一番ホラーとしての魅力が無くて困った。まぁ、彼の趣味で作った映画といった感で劇場公開もされなかったようだ。
でも、ここまで来たら『ヴァンパイア/呪力転生』も観なければなるまい。舞台はタイだってよ、トホホ…

2007.01.28

■John Carpenter DVD Collector's Box [映画 JC編]

John Carpenter DVD Collector's Box Special Premiun
ジョン・カーペンター DVDコレクターズボックス
 完全限定生産5,000セット(2003)ソニー

とうとう買ってしまったジョン・カーペンター監督のボックスセット6枚組+おまけ。
『ゴースト・オブ・マーズ』以外は観ているけど、『ヴァンパイア/黒の十字架』は製作総指揮であって彼の作品と言えるかどうか???

Amazonの画像とは微妙に違っていて、まずケースの色、書体、デザイン。そして“Special Premium”と印字された紫の箱の中にはブックレットの代わりにポストカードが入っていたヽ(´Д`)ノ
まぁ、安く買えたし、マニアでは無いから映画さえ観れればそれで良いとしよう。その他に『ゴースト・オブ・マーズ』のバッジとカードが封入されていた。
この5作品以外はレンタル品を探そうと思っているが、全て網羅できるかどうか…また買わなきゃダメそう。
明日から地道に観るぞ、ブォ~(←ほら貝)

2007.01.27

■未来警察 [映画]

RUNAWAY
未来警察』(1985)アメリカ
 監督・脚本:マイケル・クライトン 出演:トム・セレック 他

ロボットが家庭にまで浸透した近未来。一人で息子を育てている高所恐怖症のラムゼーは暴走するロボットに対応する警察官。
改造された殺人ロボ事件が発生し、捜査過程で容疑者として浮かんだのはルーサー。誘導ミサイル銃で襲われ、証人が消されてしまう…SFサスペンス

未来的な機器さえ出てこなければ、冷徹な犯人を追う警察物で秀作だと思うが、なにぶん古いから昼間や夜中に放映するレベルになってしまった。3回くらいは観たかな。
当時は網膜認証で、犯人が目を持っている事にゾクゾクしたが、今見るとあれは義眼でしらけてしまった。
しかし、未だにハラハラしたのは、追撃ロボとのカーチェイスや工事現場のエレベーター・シーン。『ターミネーター』と並んで、何度観ても面白いわ。

カースティ・アレイはセクシーでかっこよく、ハスキーな声も素敵。今は見る影も無くなってしまったらしい。
Kissのジーン・シモンズはふてぶてしく、役者としても良いと思ったが、その後他の作品にあまり出て来なかったのが残念。でも、今度WOWOWで『ジーン・シモンズのロック・スクール』を放映する、楽しみ。

2007.01.26

■今日の1曲 [Mika]

Mika先日Mewみたいなと書いたが間違い、フレディ・マーキュリーみたいな“すっとんきょう”な声はミカちゃん→

MIKAGRACE KELLY
曲は好きかどうか悩むところだが、印象深いこの声はクセになる。The DarknessもQueenを感じさせる。

2007.01.25

■死愁記 [小説]

死愁記
菊池秀行/著『死愁記』(1999)廣済堂

<日本一雨量の多い町>というガイド・ブックのコラムに惹かれ、途中下車した旅行者・私。
雨の中、宿へ戻ろうとしたが迷ってしまい、ずぶ濡れの男の子に出会う。自宅へ連れて行ったが、老夫婦に拒否され、背後から現れた男に殴られ気を失ってしまう。
老夫婦は言う“神隠しにあって戻ってきた子供は、決して家にあげてはならぬ”「雨の町」…ホラー

映画『雨の町』の原作を読んでみたくて、短編集『死愁記(ししゅうき)』は絶版だったが図書館にあったので借りて来た。
読了後、映画はかなりイメージを広げたのが分かった。短編なので、あまり深く掘り下げていず、サラリとした感触。映画の方が不安や恐怖を感じられた。

さすがに『独白するユニバーサル横メルカトル』の後では、この本もファンタジーにしか感じられず、『独白する~』は開いたページから黒いむせかえるような靄が湧き上がるが、こちらは白く冷たい霧が漂うイメージ、幻想的で静かにストーリーが進む。
一応オチもあるのだが、焦燥感や緊張感が感じられず、淡々と字を目で追って行った。

「貢ぎもの」戦争の女神かな。
「姉が教えてくれた」奇抜な姉。
「断頭台?」フランスで映画化したら良いかも。
「水の記憶」♪ママ~ ドゥ・ユー・リメンバ~
「ちょっと奇妙な」日本人らしいですな。
「去り行く君に」不愉快。
「欠損」これは良かった、恋愛小説だな。
「指ごこち」この本全体のイメージを代表していると思う。
「踏み切り近くの無人駅に下りる子供たちと、老人」騙された。

2007.01.24

■ヴァンパイア/最期の聖戦 [映画 JC編]

Vampires
ヴァンパイア/最期の聖戦』(1998)アメリカ
 監督:ジョン・カーペンター 出演:ジェームズ・ウッズ 他

バチカンからの指令を受け、吸血鬼を退治するスレイヤーズ(ヴァンパイア・ハンター)は古い一軒家から獲物達を引きずり出し、日光を浴びせた。
その夜、モーテルで祝杯を挙げているところを魔鬼・ヴァレックに襲われて仲間を失う。残された聖戦士・ジャックは相棒・モントーヤと共にヴァンパイアになりかけている娼婦・カトリーナを餌にヴァレックを追う…ホラー

ウエスタン/ロードムービー/サスペンス/ラブ・ロマンスを盛り込んだ痛快アクション映画。『フロム・ダスク・ティル・ドーン』+『ニューヨーク1997』の雰囲気(←そのまんまだな)。

ヴィデオドローム』のジェームズ・ウッズはクールな表情で熱い事やってるし、『ツイン・ピークス』のシェリル・リーはセクシー、粗野なモントーヤとマヌケなアダム神父もいい味。
古い一軒家は燃やせば良いのにと思ったり、土の中から現れた時は顔をきれいに洗うのかと疑問に思ったりしたが、それでは緊張感がなくなってしまうね。

残酷なシーンもあるがあくまで味付け、人間だからこその葛藤をハードボイルドに描いたB級映画。単純に面白かったよ。
さすがジョン・カーペンター監督、期待を裏切らない(『ゴースト・ハンターズ』『スターマン』『透明人間』を除く)。
ファンとしては少々疑問があるが、このセットは魅力的。

2007.01.23

■Original Love [90s J-Pop]

Image1373
The Very Best of Original Love』(1995)東芝EMI

田島貴男のソロユニット“オリジナル・ラヴ
ピチカート・ファイヴと言ったらやっぱり彼。初期はバンド形態だったそうで(Wikipedia参照)、私は2nd『結晶』(1992)から聴き始めた。
ヒット曲はあまり聴かないが『スター・ウォーズ』と同じ、みんなが良いと言う物はやっぱり良い。
ほどほどに緊張感があり、ソウルフルでジャジーな曲と伸びやかな彼の歌声が好きだ、何しろAOR世代なもんで。夜のドライヴ中に聴いたら気分が良いかもしれない。

これはヒットを飛ばしていた90年代半ばのベスト盤。チャカポコした音楽以外はほとんど好きな曲「接吻」「ヴィーナス」「朝日のあたる道」…懐かしいね。

2007.01.22

■Pizzicato Five [90s J-Pop]

ピチカート・ファイヴTYO シール他
Pizzicato Five TYO Big hits and jet legs 1991-1995』(1995)Triad

小西康陽と野宮真貴のカラフルでキャッチーなポップ・ワールド“ピチカート・ファイヴ
以前はメンバーが多かったらしいが(Wikipedia参照)、私が意識しだしたのは海外進出してから。もちろん、オリジナル・ラヴ(田島貴男)も在籍していたとは全く知らなかった。

これは日本コロムビアに移籍してからのベスト盤、紙ケースに入っていてシールなど(写真右)が封入されていた。
元Sodomの福富幸宏、元Deee-Liteのテイ・トウワ、Cornelius (小山田圭吾)等がクレジットされているが、何故か高浪敬太郎の名前が無い。
どれもノリのいいハッピーやグルービーがたくさん詰まったパーティ・ミュージック、あえて選ぶとすれば…聴いてみるのが一番。
ジャケットが違うけど、こちらの『ピチカート・ファイヴTYO』は同じ内容、曲がずれてるけどね。

2007.01.20

■Kahimi Karie [90s J-Pop]

Image1370
the best of trattoria years plus more』(1998)Trattoria menu.164

栃木県出身の女性ミュージシャン“カヒミ・カリィ”、独特なウィスパー・ボイスでおしゃれでキュートなポップスを英語や仏語で歌う。

ラヴ・タンバリンズと同じ<CRUE-L Records>よりデビュー、彼らのアルバムにも参加している。
本名の比企マリをアルファベットに置き換え、バラバラにして“Kahimi Karie”としたと思っていたが、Wikipediaによると違うらしい。本人に聞くのが一番、でもフランスに住んでるんじゃなかったっけ?
誰かのPVに出演していたけどMomusだったかな、忘れてしまった。

このアルバムは<トラットリア>と<クルーエル>時代のベスト盤、「Good Morning World」「Candy Man」「Le Roi Soleil」なんか楽しい。時折子供っぽく聴こえたりするけど、最近のアルバムはそうでもないらしい。

一番好きな曲は「One Thousand 20th Century Chairs」。
彼女の日本語の歌って聴いた事が無いと思っていたら、「ちびまる子ちゃん」があるじゃないか。

2007.01.19

■今日の1曲 [The Smashing Pumpkins]

Image1369ラジオを聞いていたら、懐かしい曲。こ、これは…スマパン。
The Smashing PumpkinsTonight, Tonight
ビリー・コーガンのいじわるそうな声で素敵な曲を聴かせてくれる。古いとは思ってなかったけど、もう10年以上も前になるんだね。Wikipediaによれば再結成するらしい。

明日も仕事に行こうかどうしようかと、つらつら考えている…

2007.01.18

■今日の1曲 [The Beauty Room]

The Beauty Room今日はラジオでMewみたいな感じですっとんきょうなファルセット・ボイスを聴いたのだが、バンド名分からず。
さっき、Soulwaxの「Krack」を聴いていて、Kraftwerkみたいだなと思っていたが、残業疲れのせいで頭痛が…

The Beauty Room「Soul Horizon」「Holding On」
こういうときはシットリした曲が良いね、As One関係。

2007.01.17

■独白するユニバーサル横メルカトル [小説 平山編]

Image1367
平山夢明/著『独白するユニバーサル横メルカトル』(2006)光文社

小学生のふみはいじめられっこ、今日も級友に倒され意識を失う。家では義父に殴られ、実母は宗教にのめり込む。
町で奇怪な殺人事件が立て続けに発生し、ふみは祈る“あいたい”“あいたい”“あいたい”「無垢の祈り」…ホラー

本屋で「このミス1位」という文字に気付き、注視したら奇妙なタイトルとイラスト、心惹かれるモノがあった。だが、場所を取るハードカバーで買う気がせず、地道に立ち読みした(←大人げない)。
しかし、家に帰ると続きが気になって仕方が無い、頭の隅にこびりついて私を悩ます。図書館は70人待ち、とうとうこらえきれず買ってしまった。

その中身は独特。題名からして“何だろう?”と、ときめくモノがある。
読み始めの雰囲気とは別な方向へと発展し、先が読めない。そして、ささやかなオチがある。
八つの短編集だから区切りごとに休めるけど、一編を読み始めたら止める事ができない。

「C10H14N2(ニコチン)と少年―乞食と老婆」
 いたいけな少年に同情させておきながら、どうしてこの仕打ち。
「Ωの聖餐」
 実際にあるかもしれないと思わせるような、おぞましいオープニングに心がざわめいたが、何だか違う。
「すまじき熱帯」
 密林での闘いかと思ったら、オカマが出てくる始末。
「独白するユニバーサル横メルカトル」
 腰の低い地図の独り言が読みづらいと思っていたら、途中から分かりやすいご主人様のご乱心。
「怪物のような顔の女と溶けた時計のような頭の男」
 何かの宗教かと思ったら、夢見る解体屋さん。

グロテスクで悪趣味、他の小説が軽く思える異様な暗黒世界。
単なるミステリーと思って読んだら後悔するかもよ。でも、「このミス」の1位がこういう本とは??? もっと眠らせてくれないような推理小説は無かったのかね。
自分が汚れてしまったような気分に陥ったけど面白かった、もともとこのテが好きだしね。

2007.01.15

■維新回天・竜馬伝![宝塚]

維新回天・竜馬伝!
維新回天・竜馬伝!-硬派・坂本竜馬III-/
 ザ・クラシック -I LOVE CHOPIN-』宙組
 2007年1月14日(日)PM3:30~ 宝塚劇場

初めて宝塚を観た。
TVで放映したのを見た事はあるが、濃い化粧と大げさな演技に10分も耐えられなかったが、あれほど女性を夢中にさせる魅力はやはり舞台にあるのだろうと思い続け何年も経ち、やっと体験できる機会に恵まれた。

日比谷にある宝塚劇場は急斜がきつい座席で2000人以上収容できるホール、観客はほぼ女性で男性は1割以下。みんな綺麗に着飾り、とても静かな人々ばかり。もちろん、満席。

幕が開いて始まり、席が遠かったせいかTVで見た時よりも自然に感じ、長いと感じたが、歌ありギャグあり、観客を飽きさせない工夫がなされていた。
時折拍手が起こり、それはトップが登場した時や恋愛が成就した時にするらしい。
小劇団の演劇しか観た事が無い私には、照明や演出に意外なものがあり、可動する舞台に感心。ステージ下には専用楽団なのだろうか、生演奏でタイミングが素晴らしかった。

レビューは絢爛豪華、孔雀のような大きな羽を背負って踊るのには驚いた。
男役の人達はどう見ても女に見えない、肩幅が広くシャープな身体つきで胸が無い。男装の麗人、まるで王子様。勢揃いする姿を見ているとさすがの私もかっこいいと思った。萩尾望都より青池保子の世界、間違っても魔夜峰央では無い。
全てが初めての経験、アイドルのコンサートってこんな感じなんだろうなと思うような派手な舞台だった。いい社会勉強になったよ。

みやげ物←宝塚ミニゴーフルを買って来た

2007.01.14

■ちょっと更新 [日記]

カヒミ・カリィやピチカート・ファイヴ、その他J-POPを聴いてるし、本も読んでるから更新したいんだけど、今日は2、3ヶ月に一度の買出し日。何て事ない、欲しいCDがたくさんあるから、厳選してまとめて注文。
以前適当に注文したら、同じCDを2枚も注文してしまい慎重に時間をかけて…と言いたいところだが、単にネットの接続が非常に悪くて半日かかってしまった。その間、IEのせいもあるだろうと、OperaやFirefoxをインストールしてみたり、買物に出かけたり。

明日でこのBLOGは丸3年、飽きっぽい私にしてはよく続いたものだ。
ちょっと読み返してみると、映画は『ドニー・ダーコ』に夢中になって、『28日後…』と『アイデンティティ』を観に行った頃だ。音楽は“シェヴェル”と“インターポール”が好きだったな。そして、HipHopが嫌いでラジオを聴くのが辛い時もあった。
本はたぶんハリー・ポッターを読んでたと思う。忘れっぽいからBLOGをはじめたようなもの、読書感想も書いとけば良かった。削除した記事も結構あったなと…

2007.01.11

■Love Tambourines [90s J-Pop]

ミッドナイト・パレード
Midnight Parade』EP (1994) CRUE-L Records

ELLIE(V)と斎藤圭市(G)を中心とした6人組、日本のR&Bグループ“ラヴ・タンバリンズ

TVKを見ていたら、歪んだギターとパンチのある歌唱力、てっきり洋楽アーティストかと思ったが、どう見ても東洋系の男性。なんじゃコリャ~  
すぐに買いに言ったのが、このファンキーにグルーヴする「Midnight Parade」♪聴けよ、にーちゃん ねーちゃん
キーボードが素敵な「Spend The Day Without You」、キャロル・キング風かと思いきや悩ましい「Secret Summer」、アコースティック・ソウル「Baby Why」どれも良い、4曲収録EP。
フルアルバム『Alive』よりも好きだ。
グループ解散後、エリがソロ活動、そして現在は2人で“Girl It's U”として活動している。

シングル曲を集めた『Love Parade』なるアルバムが発売されている事を今回初めて知った(1stシングルかとスルーしてた)、買わなきゃ~

2007.01.10

■ACO [90s J-Pop]

ジ・アザー・サイド・オブ・アブソリュート・エゴ
the other side of absolute ego』(2000)Ki/oon Records

愛知県出身の女性歌手“アコ”(←Wikipediaより)。
邦楽雑誌を読まないし、TVでも見た事ないので、正直言って私にとってよく分からない人。でも、歌は好きだ。
切なく悩ましくネットリと女の恋心を歌い上げる。

このアルバムは4th『absolute ego』(1999)のリミックス盤。
主旋律を奏でるのは彼女の歌声、楽器はアンビエントな効果音、エレクトロニカなアシッド・ジャズ風ポップス、漂うトリップ・ホップ風でもある。
中古屋にこれしか売ってなかったから買ったけど、プレイボタンを押したら違う「悦びに咲く花」に戸惑った。
しかし聴けば聴くほど味が出て、抑えた歌声の「雨の日の為に」は特に好きだ。
最初のうちは記憶の中の歌との違和感はあるけど、最後の曲以外は慣れると気持ち良い。

彼女は澤井妙治達とのユニット“Golden Pink Arrow♂”で活動中。

2007.01.09

■Cornelius [90s J-Pop]

ファンタズマ
Fantasma』(1997)Trattotia Menu.138

小山田圭吾のソロユニット“コーネリアス”の3rd『ファンタズマ』。
多重録音やサンプリングを多用し、実験音楽のようにめまぐるしく変化する音のコラージュ、エレクトリックなポップス。
私はこのアルバムしかまともに聴いてないから、みんなの方がよっぽど詳しいでしょ。
途切れる遊びの部分より、流れる歌の部分が好きだ「New Music Machine」「Star Fruits Surf Rider」…

今日早めに帰って来てTVを付けっぱなしにしてたら、LegoのCM“Exo-Force”はコーネリアスの「Gum」、ラミーさんにラジオで流れていると教えて貰ったから分かった。
一番好きな曲は「Drop

2007.01.07

■ヒストリー・オブ・バイオレンス [映画 DC編]

A HISTORY OF VIOLENCE
ヒストリー・オブ・バイオレンス』(2005)アメリカ/カナダ
 監督:デイヴィッド・クローネンバーグ 出演:ヴィゴ・モーテンセン

田舎町でダイナーを営むトム・ストールは家族に囲まれ、平穏で幸福な生活を送っていた。
ある夜、閉店だというのに強引に入って来た二人組みの拳銃強盗が店内を恐怖に陥れた。とっさに彼は銃を奪い、店にいた者達を救う。
一躍ヒーローとしてTVや新聞に取り上げられるが、その日から不気味な男達に付きまとわれ「ジョーイ」と呼ばれる…サスペンス

待ちに待ったデヴィッド・クローネンバーグの新作、映画館で観れなかったのでDVDを借りて来た。コミック『ヒストリー・オブ・バイオレンス』が原作だそうだ。
最近の彼の作品は私の好みとは違っていたので一抹の不安があったが、冒頭から緊張感漂う暴力で期待を裏切らなかった。
全体的に悲しみをたたえた抑えた雰囲気も良く、ストーリーも分かりやすい。私の大好きな『デッドゾーン』系。

特に店内での反撃は目を見張る物があり、凄いぞヴィゴ。その後の動きも素晴らしい。
死に様や内容物は、さすがクローネンバーグ。
キャスティングも良く、脇を固める俳優達も素敵。存在感あるフォガティ、信頼できるサム、リッチーはどんな人だろうと思っていたら今までと一味違うウィリアム・ハート。
バイオレンスが苦手な人にはお薦めできないが、家族を守る為“終わりにしたかった”男の物語、人間ドラマでもある。
人から聞いた過去がどうであれ、自分が見て知っている現在を信じるべきではないかな。

クローネンバーグと言えば、エログロB級ホラー映画監督。これはグロは少ないがエロは多い。エロはいらんよヽ(´Д`)ノ

2007.01.06

■サウンド・オブ・サンダー [映画]

A Sound of Thunder
サウンド・オブ・サンダー』(2004)アメリカ/ドイツ
 監督:ピーター・ハイアムズ 原作:レイ・ブラッドベリ
 出演:エドワード・バーンズ キャサリン・マコーマック 他

2055年、タイム・サファリ社がタイムマシン「TAMI」を開発し、恐竜狩りの時間旅行を裕福な人々が楽しんでいた。
あるツアーの際、銃が故障するというハプニングが起きたが、結果的には無事に帰還できた。
しかし、その翌日から異常気象と植物の異常繁殖、更に「時の波」が地球を襲い、一瞬にして環境が変わってしまう…SFパニック

映画館で観ようと思った物は、情報をなるべく入れず、予備知識を持たぬよう気をつけている。そうじゃなくちゃ、意外性が半減するからね。
だから、これは飛行機か何かがビルの間を飛び、洪水か何かが襲ってくるSFアクション映画だと思っていた。
全然違った…
でも、それはそれで良いのだ。こういう展開なのか! という驚きがある。

で、この映画は「時の波」が襲ってくる度環境が変化する、そこが面白い。はっきり言って、そこだけ面白い。

まずは、ランド博士がヒステリックに「過去を変えてはいけない」と言うのと、彼女が開発したと言った時点で白けた(だって植物を愛でる若く美しい女性一人で完成できるかな?)。
密室パニックのようで一つの町しか変化しないし、変化のきっかけも些細な事で説得力無いし、ありきたりの展開で感情移入も出来ない。CGも今一つ、リアリティが無いよー
液体が垂れた場面はその先を想像させて良かったのに、この程度かよ。もっと爆発するとか、暴走するとか期待していたのになぁ。
変化もよく分からなくなってしまい、最後の人類だけが楽しみになってしまったが…

後で調べたら製作会社が倒産したりで、この映画自体がハプニング続きだったみたいね、寛容な気持ちで観るが良い。
デイ・アフター・トゥモロー』『バタフライ・エフェクト』の方が面白かった。

2007.01.05

■DOOM [映画]

ドゥーム
DOOM ドゥーム』(2005)アメリカ
 監督:アンジェイ・バートコウィアク 出演:ザ・ロック 他

転送装置「アーク」によって火星と行き来できる近未来。研究所で事故が発生し施設を閉鎖、特殊部隊RRTSが事態の把握と取り残された研究員達の救出に向かった。
そこには人間とは思えない姿の影が走り、生き残っていたカーマック博士の様子も異様だった…SFホラー・アクション

1人称シューティング・ゲーム『DOOM』の映画化、プレイした事がある人ならどんな内容か分かるだろうし、ピンキーと言えば想像がつくのだろう、私はやった事がない(視野が狭いからこのテは苦手)。

結構気持ちが悪い、だけどほとんど暗いから大丈夫。
『エイリアン』『バイオハザード』のような感じで、アクション、シューティング、銃器、クリーチャーが好きならかなり楽しめるだろう。
ストーリーはともかくメンバーの性格付けがなされてるし、デストロイヤーの闘いはかっこいい。B級映画だけど、結構見ごたえアリ。
『ターミネーター3』『ハウス・オブ・ザ・デッド』なんかより、ずっと面白かった。

2007.01.04

■Trattoria Menu.100 [90s J-Pop]

メニュー100
VariousA Musical Souvenir of Trattoria Menu.100's Magic Kingdom』(1998)

小山田圭吾(Cornelous)主宰のレーベル<トラットリア>が100枚目を記念してリリースした限定盤4枚組み『MENU.100』(1996)の非売サンプル盤の復刻コンピCD。

007のテーマの雰囲気(猿の惑星)からビートルズへ、そしてカヒミ・カリィの囁きと続く、レトロな香りがするおしゃれなポップスの数々、いわゆる渋谷系。
ちょっと苦手な歌もあるけど、カフェ・ミュージックとして良さそうな陽だまりの中でのんびり聴きたい曲集。
ソフト・ロックやらネオ・アコやらファンキーやら色々詰め込まれているけど、全体的には<el>レーベルに似ているな、と思ったらMike Alwayの名前が。Louis PhilippeやMarden Hillも収録されている、Free Design、カジヒデキもよ。

私が好きなのは
The Legendary Jim Ruiz Group「MIJ AMSTERDUM
The Apples in stereo「TIDAL WAVE
サロン・ミュージック「TIGER HOLE
ヴィーナス・ペーター「EVERY PLANETS SON

90年代はJ-Popをよく聴いていたが、正直言ってフリッパーズ・ギターは聴いて無かった。オザケンは当時ヒットしていたが興味は無く、徐々に頭角を現したコーネリアスが好きだな。

2007.01.02

■雨の町 [映画]

雨の町
雨の町』(2006)日本
 監督:田中誠 原作:菊地秀行
 出演:和田聰宏 真木よう子 他

心に傷を持つ男・オカルト雑誌記者の兼石は、内臓の無い子供の死体が発見された事件を調べるため上高地を訪れた。
驚く事に死んでいたはずの子供が失踪し、35年前課外授業中に30人の小学生が行方不明となった丙村へ足を踏み入れる…ホラー

割引の無い映画館でしか上映されず観損ねてしまい、気になる映画だったのでDVDを借りて来た。

やはり日本映画は色彩や風景が美しい、そしてホラーは音や気配が恐怖心を煽る。存在感のある老人達とクールな和田聰宏の演技に好感。

雨の中、「お父さん、僕だよ。開けてよ」と戸を叩く子供が切ない。必死にこらえる老人、そして子供は…生き残った者の悲しい宿命。
とても期待させるオープニング、続く陰鬱な雰囲気も良かった。謎は何だろうと緊張感でハラハラ。
緑に光る眼をした異形の者、にこやかに微笑む絢子ちゃんにはゾ~
ネタバレ

残念ながら面白度では『隣人13号』を超えられ無かった、まぁ『サイレン』程度だな。
地方の山合の町だと言うのに、何故なまってない。そこら辺からリアリティを出して欲しかったのぉ~

2007.01.01

■明けましておめでとうございます

花火

明けまして おめでとうございます

上の緑の花火はディズニーランド、右の赤い火柱はシーです。
今年はちゃんと汽笛も聞きました。
聴いた音楽はThe Free Designの「Kites Are Fun」。
世界中どこにでも凧ってあるんでしょうかね? 子供の頃、地域の凧揚げ大会で凧が遥か彼方へ飛ばされた子がいたなぁ。
年賀状はどうにか送ったけど、煮物を正月から作っていて圧力鍋のおもりが飛んでしまった…
ま、今年もこんな1年でしょうね。

今年もよろしくお願いいたします m(_ _)m

« 2006年12月 | トップページ | 2007年2月 »

2017年11月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
無料ブログはココログ