フォト

サイト内検索



  • ネタバレ裏サイト
    *Hello Nico Another World

« ■Yes『Yesterdays』 [Napster] | トップページ | ■Genesis『Seconds Out』[Napster] »

2006.11.08

■悲しみの子どもたち [ノンフィクション 小笠原編]

悲しみの子どもたち
岡田 尊司/著『悲しみの子どもたち―罪と病を背負って』(2005)
 集英社新書

事件を起こして手錠につながれ、護送用のバスから医療少年院に降り立つ子どもたち―彼らは罪だけではなく疾患という重荷も背負っている…ノンフィクション

小笠原 慧名義の小説が面白かったので、本業である精神科医としての著書を読んでみた。

映画『オーメン』のように生まれた時から悪の子なんていない、この中で紹介されているのは生まれ育って来た環境に問題がある子どもたちである。
傍目から見ても普通の家の子のように見えてはいても、他人にはその内情までは分かりはしない。
徐々に子どもの心を蝕む大人たち、幼い頃はそれが当たり前に感じていたかもしれないが、社会である小学校に入学してから他の家の子とは違うと感じ、悩み傷ついていたのではないだろうか。
それを汲み取れなかった大人の、社会の責任もあるのではないだろうか。

近年、未成年による凶悪事件が世間を騒がせているが、ほとんどの人が他人事のように思っているだろう。
でも、岡田氏は語る「子どもが健全に、強く育たなければ、その社会の未来は一層暗いものとなる」と。

具体例もあげ、かなり読みやすい。しかし小説とは違って先を知りたくて仕方が無いというわけではないので、読了までかなり日数がかかってしまった。
子どもに関わる仕事の人だけではなく、重大事件がどうして起こったのか疑問を持った人や、子育て中の人が読んでもいいのではないかと思う。
結局はごく普通に育てれば良いだけらしいんだけどね。しかし、理想と現実とは違うもので、どうにもならず悩む時もあるだろう。それでもそれが子どもの個性だと思い、問題を起こさずにすくすく育てばそれで良いのかもしれない。

« ■Yes『Yesterdays』 [Napster] | トップページ | ■Genesis『Seconds Out』[Napster] »

書籍 小笠原慧」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/14693/12612114

この記事へのトラックバック一覧です: ■悲しみの子どもたち [ノンフィクション 小笠原編]:

« ■Yes『Yesterdays』 [Napster] | トップページ | ■Genesis『Seconds Out』[Napster] »

2017年11月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
無料ブログはココログ