■スター・ウォーズ 夢の帝国/新たなる希望 [映画]
『夢の帝国 スター・ウォーズ・トリロジーの歴史』(2004)
TV
映画『スター・ウォーズ』の製作ドキュメンタリー。
昨日WOWOWで放映していて、途中から何となく観ていたら結局最後まで観てしまった。
製作にあたって、ジョージ・ルーカスは続編を作る権利と関連商品の権利を全て自分の物にする契約にしたのだそうだ、先見の明がある。
キャストは新人でなくてはならないと特に時間をかけて選んだそうだが、マーク・ハミルの変わりようには驚いた。
ハリソン・フォードは最初から選ぶつもりは無かったが、演技指導を手伝ってもらっていたらやはり彼が良いという事になったのだそうだ。
製作を開始したが、チュニジアロケでは気温40度に悩まされ、イギリスのスタジオでの撮影では組合の規則に悩まされ、クリスマス前公開予定だったのに遅れに遅れ、映画会社から責められる。
1977年5月、最悪の事態を想定しての公開だったが、その予想に反したのはもう既に誰もが知っている事。
『スター・ウォーズ 帝国の逆襲』(1980)のノルウェーロケは歴史的な寒波にみまわれ、やはり苦労したそうだ。
この映画は関連商品で得たお金で作り、2ヶ月で元をとってしまい、さらに社員にボーナスも配った。
しかし、クレジットを映画の最後にした為、罰金を払うハメになり、ルーカスは監督協会を脱退。
苦労が耐えなかったが、映画技術の発展に貢献した素晴らしい映画である事は、やはり誰もが知っている事。
特に印象的だったのは、チューバッカの中の人は身長122cmの民間人、アレック・ギネスは映画の外でも存在感があり、言葉に重みがあると思った。『スター・ウォーズ トリロジー DVD-BOX』に収められているらしい。
『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(1997)
アメリカ
1977年、最初に公開された『スター・ウォーズ』をデジタル・リマスターし、未公開部分が追加されている。
この映画を観たのはかなり遅かったが、観てからもかなりの時間が経っていて、また新鮮な気持ちで鑑賞できた。
やはり音楽が良い、テーマ曲を耳にした途端ワクワクしてしまう、帝国軍の戦闘機が登場する効果音にもゾクゾク。
ユーモアがあり、強い女性が出てくるのも好感のSFアドベンチャー。
何と言ってもデス・スターを破壊する戦闘場面が好きだ。
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スター・ウォーズ、DVDセットを買ってみました。「歴史」のほうは、いろいろな裏エピソードが面白かったですね。関連商品の権利は、「どうせ映画会社は宣伝してくれないだろうから、Tシャツを作ってディズニーランドで宣伝するために取った」と説明していましたね。そう言って、会社を説得したんでしょうね。
エピソード4の方は、最初に公開した版とは、CGを使ってずいぶん変えてありましたね。最近、オリジナル版の方のDVDも出ました。
投稿: taknom | 2006.10.23 03:56
「歴史」面白かったですね。あんなにヒットした映画なのに、会社も作った本人も半信半疑で「蓋を開けてみれば」でしたね。
いつもは映画の面白味が半減するので、メイキングとかは見ないのですが、このドキュメンタリーは興味深く、トリビアって感じでした。
エピソード4は時々TVで見てましたが、真面目に観たのは20年前で詳細は覚えていず、今回はとにかく映像がきれいと思いましたよ。比較して見るのも楽しいかもしれません(←マニアじゃないけど)。
投稿: hello nico | 2006.10.24 01:34