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2006.09.28

■神様ゲーム [小説]

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麻耶雄嵩/著『神様ゲーム』(2005)講談社ミステリーランド

小学4年生の芳雄、浜田町の友達と探偵団を結成している。市内で猫が殺される事件が相次ぎ、憧れのミチルちゃんが可愛がっていた猫も犠牲になってしまった。犯人は誰なんだ?
そんな時、転校してきた鈴木君が「ぼくは神様なんだよ」とのたまい、犯人を名指しする。
そして親友・英樹が殺された。神様=鈴木君、犯人に天誅を…ミステリー

本をたくさん読んでいる蜜蜂さんが記事にしていたし、『このミス』でも5位にランクインしている『神様ゲーム』。
漢字にルビがふられ、挿絵がふんだん、角も丸く裁断してあり、児童書の体裁だ。しかし、その内容ときたら…

子供にとっては残酷な内容である。
別にグロテスクという意味ではない。
現実が厳しすぎて真実を知らない方が良い場合だってあるし(私も級友に告げられてショックだった事がある)、社会の穢れた部分を幼いうちから教える必要は無いと思う。

まず気が付いた事は、小学4年生が知っているとは思えないような言葉を使っている。
ジェノサイドロボ、ネクロフィリアロボも妙。
悟りきった鈴木君の言動が少々不快(←事件に関して、彼にツッコミをいれたいよ)。
事故で惨劇を目にする事は年齢に関係ないから「死」について書かれていても良いけど、P260以降は困ったなぁ~
私が大人だから子どもを見下して、見せたくない物を隠していると思われるかもしれないが、後味が悪かった本を他人に薦める事はできない。

しかし、鈴木君がやって来てから読むスピードが上がったのも事実。
妙に印象的な小説である事は間違いないが、納得いかずひきずっていて、忘れてしまいたい一冊である。
救いは芳雄が無邪気だった事。

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