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2006.09.04

■手のひらの蝶 [小説 小笠原編]

手のひらの蝶
小笠原 慧/著『手のひらの蝶』(2002)角川文庫

古都・京都で女性が失血死する殺人事件が発生。異様な事に、流されたはずの血が現場には残されていなかった。刑事・薮原と西澤は容疑者を追い詰め、格闘の末射殺したはずだった。
2年後、またしても同じような事件が連続して発生。被害者である母親と共にいた9歳の少年・真下裕人が保護され、児童精神科医・小村伊緒は懸命に世話をする…サイエンス・ミステリー

あの伝説を現代的にして難解な言葉で解説、何となく納得させてくれた説得力のある小説である。相も変わらず調べたよ、シロモンオオサシガメ

可哀そうな人々や憎まれ役も配し、それぞれに手がかりを持ちながらもすれ違い、話は二転三転。彼はどうなの? 彼女はどうなる? 犯人は誰なの? 彼らは一体どうなってしまったの~ とハラハラドキドキ、たっぷり感情移入の500ページ。
そして最後に余韻を残す、言えなかった言葉とは…
切ない悲劇の物語。

精神科医である“岡田 尊司=小笠原 慧”は日本版“ジョナサン・ケラーマン”ではないかと思う。
傷ついた子供の心を救う、こういう小説家を待っていたのよ。
彼の小説の中でこの本が一番好きである。
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