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    *Hello Nico Another World

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2006.08.31

■呼んでもないのにやってきたヤツ [日記]

またまた今年も齢を重ねてしまった…
数字的にはあまり気にしてないけど(つーか忘れがち)、身体にアチコチ変調が。プログレなら良いんだけど、目に見えると気になっちゃう、有名ブランド化粧品が必要かも。起床時に腰が痛い、ムアツ布団が必要かも。記憶が…こればっかりは興味ある事しか覚えられないオタクな性格。

写真なんか無いなぁと思っていたら、あるじゃないか“履歴書用写真”、メガネを描いてみたよ。

2006.08.30

■今日の1曲 [The Lovin' Spoonful]

レトロなラジオ昨夜は久しぶりにラジオを聴いた。
InterFMのAirの番組「True Colors」、以前から“エアー=車谷浩司”が気になっていたのだが、こういう方だったのね。声も素敵だが、選曲も素敵。

ラヴィン・スプーンフルSummer in the City

2006.08.29

■サバイバー・ミッション [小説 小笠原編]

Survivor Mission
小笠原 慧/著『サバイバー・ミッション』(2004)文藝春秋

近未来、首都震災をきっかけに日本は財政破綻し、都心は荒廃の一途を辿っている。
犯罪捜査の実践経験が無い“麻生利津”は特別任務を与えられ、3Dホログラムの人工知能“ドクター・キシモト”と共に連続殺人犯“首狩り殺人鬼(ヘッドハンター)”を追う…SFサスペンス

ずっと漂う哀しげな雰囲気、利津の孤独を救うのは“ドクター・キシモト”の存在。でも、このキシモトは「思い出せない」「わからない」ばかりで役に立たない。
次々と死体が発見され、たくさんの証言者が登場するが、各人の描写が足りなくて個々の印象が薄く「つながった」と言われても、誰だっけ? と前に戻って読み返す始末。
ほとんど霧の中をさ迷っているかのような感じで、やっと残り40ページという所で事態が展開し始めた。

勝手な私の想像だが、綿密な下調べに基づいたミステリーというよりも、机上で空想をめぐらせたSF風味地道な刑事ドラマと言った感。私にとって読むのが億劫だったサイコホラーという位置付けで残念、あまり過激なのが好きではサスペンス好きには読みやすいかもしれない。

精神科医である著者の小説には色々な言葉が出て来て、つい調べたくなってしまう。
ソンディ・テスト”どれもこれも気味の悪い人ばかりで押したくないけど、好奇心に負けた。
カインタイプの悪だそうだ、トホホ~

“記憶トレーシング”で思い出したのは、映画『ブレインストーム』こちらは生きていたけどね。

2006.08.28

■萩の月 [お菓子]

萩の月萩の月
やっぱりこれが一番好きだな~
ふんわりカステラ、ずっしりカスタード、うまい。
チョコ味の「萩の調」というのもあるみたい。

小笠原 慧『手のひらの蝶』読了、次は片瀬二郎『スリル』時間がかかりそうだ。

2006.08.27

■ポポロン 焼きりんご [お菓子]

ポポロン 焼きりんごみちのく限定 ポポロン 焼きりんご風味
おなじみ、小さなシュークリームのポポロン。普通はチョコが入ってるけど、これは甘酸っぱいバタークリームみたいなのが入っていて、おいしい。
一箱の中に10袋入っていて、袋の中は8個ほどだったような。数える間も無く、一袋をアッという間に食べてしまった。
東北限定 コロン つがる林檎』も食べた事があるけど、焼いてるのと味がどう違うかと考えると「?」。でも、ポポロンの方が酸っぱかったような気がする。

本を読み始めると止まらなくて、外出から戻ってひたすら読書。グッとこらえてちょっとネット、あとは明日の準備をしなくちゃね。

2006.08.26

■アポロ ずんだ餅 [お菓子]

アポロチョコレート ずんだ餅みちのく限定 アポロ ずんだ餅風味
普通のアポロチョコレートよりも大粒で、口に入れた瞬間の味が…マズッ。
食べているうちに慣れて来て、普通のチョコと同じように甘く、中にパフが入ってる。
ずんだ餅(枝豆)の味とは違うと思う、本物の餅の方が食べたくなった。
これに懲りず他の地域限定アポロが食べてみたい。特に「とうふ&黒ごま風味」、どんな味なんだろ~

今、読んでるのは小笠原 慧『手のひらの蝶』、昨日のよりも面白い。

2006.08.25

■牛タンじゃがたらチップ [お菓子]

牛タンじゃがたらチップ「限定」という言葉に弱い私、それはCDだけじゃないのよ…
先日帰省した際、「東北限定」菓子を買って来た。


楽天イーグルス 牛タンじゃがたらチップ
いや~ いたって普通。駄菓子屋の4枚袋入りポテトフライと全然変わらない味だったのぉ~

今日は小笠原 慧の『サバイバーミッション』読了、感想はそのうち。

2006.08.24

■貴志祐介 [小説家]

貴志祐介貴志 祐介(きし ゆうすけ)
本名:非公開
1959年1月3日、大阪生まれ。
京都大学経済学部卒業後、朝日生命入社。その後フリーとなり、現在はベストセラー作家。

著作:
1.『十三番目の人格(ペルソナ) -ISOLA-
 第3回(1996年)日本ホラー小説大賞 長編賞佳作
2.『黒い家』第4回(1997年)日本ホラー小説大賞
3.『天使の囀(さえず)り
4.『クリムゾンの迷宮
5.『青の炎
6.『硝子(ガラス)のハンマー』第58回(2005)日本推理作家協会賞
7.『新世界より』
8.『狐火の家』

映画化:
1.『黒い家』(日本版)
2.『ISOLA 多重人格少女
3.『青の炎
4.『黒い家』(韓国版)

好きなのは『クリムゾンの迷宮』→『黒い家』→『天使の囀り』の順。だって、ホラー好きだもん♪
漫画化もされているようだから、マンガ喫茶に行って読もうと思っている(マンガは苦手なのよ)。
映画に出演していたらしい、全然気付かなかった。
『KADOKAWAミステリ』に2001年8月号まで「死が二人を結ぶまで」を連載していたそうだ。
1000年後の未来を描くSF小説『新世界より』が講談社から刊行予定らしい。

日本にこんなに面白い小説家がいたなんて、全然知らなかった。たぶん、もっとたくさんいるんだろう、私の視野が狭いだけ。

2006.08.23

■青の炎 [映画 貴志編]

青の炎
青の炎』(2003)日本
 監督:蜷川幸雄 原作:貴志祐介

かつて母が結婚し、離婚した自堕落な義父・曾根がある日突然、家に居座ってしまった。
酒に溺れ、妹にからみ、母に手を出す男を憎む17歳の高校生・櫛森秀一。
日増しに募るやり場の無い怒りから彼を排除する策略をめぐらせる…サスペンス

貴志祐介の小説の映画化3本の中で一番まとも。
第一にイヤフォンを使わなくてもセリフが聞こえた。

ほぼ原作に忠実で丁寧に作られ、キャスティングもなかなか、(青の炎が無かったけど)クールな雰囲気で、中堅どころのシリアスな青春ドラマと言えよう。
ただ、気になったのは曾根が死ななければならないほどの極悪人に描かれていないところ。そして、あのシーンは音楽のタイミングも良く、山本寛斎(曾根)の表情が良かった、ビックリよ。

やはり秀一と紀子のやりとりにイライラ、早送りしたくなった。貴志氏の原作では無かったら、私は絶対に観ないであろう傾向の映画なんだから仕方が無い。

二宮和也(秀一)は最初、茶髪で子供っぽいのが気になったけど、まぁまぁ良かった。鈴木杏(妹)とのやりとりも好感、単なるアイドル映画とは違っていた。
あやや(紀子)が全く笑わず、ブスッとしっぱなしなのはどうしてか分からなかった。彼女のアイドルとしてのイメージってこんななのだろうか。
お母さんって秋吉久美子だったのね。意外だったけど、いくつになってもフワフワした感じで、こんな風に私もトシをとりたいものだと思った。

流れる曲はPink Floyd「The Post War Dream」(The Final Cut)

2006.08.22

■ISOLA 多重人格少女 [映画 貴志編]

ISOLA イソラ
ISOLA 多重人格少女』(2000)日本
 監督:水谷俊之 原作:貴志祐介

阪神大震災直後、東京からボランティアとしてやって来た由香里は、雨の中、犬に吠えられている少女を見かけ、しばらくしてから犬の死骸を発見する。
後にその少女・千尋を紹介され、多重人格者である事を知る。テレパスである由香里は自分自身と重なる彼女を13番目の人格・イソラから救おうとする…ホラー

昨日の映画『黒い家』の後では安心して観れるホラー映画。暗い雰囲気、映像の隅を横切る黒い影、何か不穏なモノを感じさせる。

後で説明が多少入るが、かなり話がはしょられていて、予備知識の無い人が観ても理解できるのか疑問だった。
ただ原作を読んでいる私としては、小説上では自分で想像するしかないイメージが具体的に視覚化されていたのは良かった。それと大学の旧校舎全体が映し出されるシーンが効果的。
結局、ジャケット画像と内容とは全然関係無かった。
男性なら楽しいかもしれない、気軽に観れるB級ジャパニーズホラーと言えるかも。

黒澤優(千尋)がきれい。彼女は黒澤明監督の孫で元アイドル・林寛子の娘で、今はSOPHIAのボーカル松岡充の妻だそうだ。

2006.08.21

■黒い家 [映画 貴志編]

黒い家
黒い家』(1999)日本
 監督:森田芳光 原作:貴志祐介

昭和生命保険北陸支社に勤務する若槻が、女性からの電話で「自殺でも保険は出るの」との問合せに業務規定に反して応えてしまった事から、菰田邸で子供の首吊り死体を発見する。
警察がなかなか自殺と判定しない為保険金がおりず、菰田夫妻は執拗に若槻の元へ催促に訪れる…ホラー

噂通り、ヘンな映画だった。
緑と黄色の鮮やかな色彩を使いポップに表現され、そしてコミカルな雰囲気さえ漂わせている。製作当時の流行だったのだろうか、ホラーに軽さは不要だ。
“黒い家”なのにあまり黒くなく、時折挿入される無関係な映像はCMタイムを思わせ、「京都から金沢」発言にシラけてしまった。
見た目が健康的な菰田夫妻、まぁおかしな二人と言えるかも。でも、追い詰められた若槻が伝わって来ない。
後半にやっと緊張するような暗いシーンが出てきて良かった、特に包丁キラリ~ン

しがないサラリーマン石橋蓮司がいい。
怪しい刑事だな~と思ったら、町田康(町田町蔵)だった。
この監督はホラーにエロはつきものだと思っているのだろうか、原作にそんな部分は無い。
コロコロ雰囲気が変わるので、観ていてナンカ疲れる映画だった。

追記:
歩いていて、ひらめいた。
この映画の監督はデヴィッド・リンチの『ブルーベルベット』を意識していたのではないだろうか?
オープニングのひまわりは薔薇、緑や黄色は『ブルー~』では青や赤を効果的に使っていた。と言う事は、西村雅彦はいかれたデニス・ホッパー、大竹しのぶはセクシーなイザベラ・ロッセリーニかな。でも、内野聖陽はカイル・マクラクランと思いたくないのぉ~

2006.08.20

■硝子のハンマー [小説 貴志編]

The Glass Hammer by Kishi Yusuke
貴志祐介/著『硝子のハンマー』(2004)角川書店

日曜の白昼、厳重なセキュリティに守られた介護会社内で社長が何者かに撲殺された。犯人として疑われたのは続き部屋でしどけなく眠っていた専務。
専務の無実を信じる弁護士・青砥は防犯コンサルタント・榎本の元を訪れる…ミステリー

本格推理小説は久しぶり、犯人は誰かなとあれやこれや。
しかし後半に差し掛かってから様子が一変、そしてデジャヴ感。

前半は青砥と榎本の掛け合いも楽しく気軽に読んでいたが、後半は感情移入してしまい複雑な気持ち。
ジェイムズ・エルロイにもこんな感じの小説があったが、あちらはリアルタイム。こちらはいい意味で裏切られ、さすが貴志祐介は面白い。
そしていつもながら、綿密な下調べの上書かれたのであろう背景描写。作者は生命保険会社だけでは無く、こんなに色々な仕事を経験しているのかと勘違いしそう。『青の炎』でも思ったが、作者も登場人物と同じく秀才であったのだろうと勝手に想像している。

“虚無の扉”でおしまいかと思ったら、更にオチがあった。こんなところもいい。
前半は良い人悪い人がはっきりしていて、先入観を持たせられてしまったが、後半は灰色。後半部分の方が好きである。

P261「釘を打つように頭が沈み込んでいく。」
彼のこんな表現が好きだ、絵が見えるよう。
ネタバレ

追記
映画を観ていて知った。
この本の発売前のタイトルは『見えない扉』だった。

2006.08.17

■青の炎 [小説 貴志編]

青の炎
貴志祐介/著『青の炎』(1999)角川文庫

母と妹と3人でつつましく暮らして来た17歳の高校生・櫛森秀一。
突然家に押しかけ、勝手に居候を始めた男は、彼を子供の時に殴り、母は逃げるようにして離婚した義父だった。
昼間から酒に溺れ、子供の金を持ち出してギャンブルにつぎ込む。母だけでなく妹にまで迫る元・義父に危機感を抱き、次第に殺意をつのらせる…スリラー

相変わらず緻密な描写で京都ならずも湘南も詳しいのか、貴志祐介。

彼が書いた本で無かったら、購入しないであろう表紙デザインとTVドラマのような裏表紙のあらすじ。
秀一と紀子のやりとりがダルくて、何度も中断してしまった。
あとがきにも書いてあったように、これは「青春小説」。私には遠い過去すぎて共感できなかったが、同年代だったら分かりやすくスラスラ読めるかも。
それでも、家族を守ろうとする秀一に同情できる部分もある。
しかし嫌いな人間を即、消去なんて短絡的な思考はやはり子供っぽい(が、中年男が書いた小説よ)。色々と穴があるが、そこも狙っているのだろう。せつないと言うより、あやうい。
私にとって内容はともかく、ラスト2ページは余韻が残った…

読んでいる途中「これ、あややが出てた映画だ」と言われ、それ以降、紀子があややのイメージとかぶって困った。CMぐらいでしか彼女を見た事ないから、グレたあややが全く想像できない。スケバン刑事? 今はまえけんのイメージが(困)

追記:
ラストに気をとられて忘れてた。
古文とか漢文とか、すんなり頭に入らず読み砕かなきゃならない古い言い回しの文章が苦手である。
父が遺した書物で読めたのは小泉八雲の『怪談』ぐらい。リルケの詩集も話した事が無い言葉の羅列、夏目漱石『吾輩は猫である』はタイトル自体納得できず、川端康成、スタンダール等々ナンか小難しすぎてパラッとめくってすぐ閉じた小学生時代。そのせいか今まで古典小説などあまり読んだ事が無い。
『青の炎』には中島敦の『山月記』、夏目漱石『こころ』について書かれているが、分かりやすく解説され、絶妙な引用で頭の中でイメージでき、良い印象を与えてくれた。

2006.08.13

■アイランド [映画]

The Island
アイランド』(2005)アメリカ
 監督:マイケル・ベイ 出演:ユアン・マクレガー

2019年の近未来、大気は汚染され、快適だが管理され隔絶された社会で暮らすたくさんの人々。唯一の楽しみは地上の楽園「アイランド」へ旅立てる抽選会。
リンカーン・6・エコーは虫(バグ)を見つけ、施設内を探索するうちに「アイランド」に当選した人々の運命を知る。そして、ジョーダン・2・デルタを救うため脱出を図る…SFアクション

他の解説でネタバレしているから、いいよね。
リンカーン達はクローン、顧客の臓器移植の為に製造された製品“アグネイト”。
外へ出たからもう終わりかな~と思ったら、次があった(あまり予備知識なしで観たもんで)。
無垢なジョーダン達が可愛らしいが、ユアン・マクレガーのヒーロー役は疑問だ。
愛すべき脇役、マック(スティーブ・ブシェミ)とロレント(ジャイモン・フンスー)が光っていた。

現在とあまり変わらない混沌とした街の中を走る、近未来の乗り物がかっこいい。
とにかく、走って逃げて闘っての緊張感あるアクション映画で思ったよりも面白かった。この迫力なら映画館で観ても良かったな。
ネタバレ

2006.08.12

■十三番目の人格 -ISOLA- [小説 貴志編]

Isola by Yusuke Kishi
貴志祐介/著『十三番目の人格(ペルソナ)-ISOLA-』(1996)
 角川ホラー文庫

人の強い感情を読み取るエンパス・賀茂由香里は阪神大震災のボランティアとして人々の心のケアにあたっていた。
そこで出会った女子高校生・森谷千尋は、5歳の時、交通事故に遭った辛い経験から多重人格となっていた。話している間にも次々と表情を変え、様々な性格が出現するが、冷酷で凶暴な13番目の人格<イソラ>に背筋が凍る思いをする…ホラー

人の心を読み取るテレパシーとまではいかないエンバス、まるでSFだなぁと思いながら読んでいたが、だんだんオカルトっぽくなって来て、何だこりゃ~
「う~む、さすが貴志祐介」と最初は感じたが、第3回日本ホラー小説大賞の“大賞”となり得ず“長編賞佳作”だったのが何となく分かった。でも、処女作で入選しているのだから、やっぱり凄い小説家だ。

他の小説と同じく綿密に調査されてはいるのだけれど、説明が足りなくて専門用語がちょっとイメージできなかった。絵がついてるともっと良かったかも。
でもこの表紙はいただけない。先日レンタルショップでDVDを見かけたから、映画のワンシーンなのだろうか? 彼の小説は3作映画化されているみたいなので、今度観てみようと思っている。

で、この本は…怖くない。同情すべき千尋と由香里に感情移入出来ないが、カウンセラー・野村浩子は感じが良かった。淡々と読みましょう。
連想したのは映画『アルタード・ステーツ』とJoy Division『Closer』。叔父が知人に似てて困惑…
ネタバレ

2006.08.11

■クライモリ [映画]

Wrong Turn
クライモリ』(2003)アメリカ/ドイツ

医学生のクリスは先を急いでいた。事故渋滞でやむなく車をターンさせ、ガソリンスタンドの地図で抜け道を知る。そこを通り抜けようとしたら、道路に立ち往生した若者達の車にぶつかってしまった。
電話を借りようと山の中の古びた一軒家に入ると、そこは…ホラー

単にタイトルから連想していただけなんだけど、ミステリーな『閉ざされた森』やホラーな『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』のように謎っぽい映画かと思い込んでいた。何の事は無い、『テキサス・チェーンソー』みたいなスプラッターだった。

まぁ、鉄条網が道に落ちていたのならともかく、木に縛り付けられていたらヘンだと思ってくれよー、それは罠。対象は車以外に何があるって。そこでアレ? と気付いた私。期待させるオープニングだっただけに残念。
尻が軽そうな若者を追い詰める、おかしな3人組。この3人組はガソリンを買う事以外はしないのかね、そして3人を知ってるのはスタンドのオヤジしかいないのかね。
若者が一人、また一人と減ってゆく。最後に残るのは…よくあるパターンだけど、眠くならないからヨシとしよう。でも、人には薦めない。

以前、夢中になったゴシック小説家V・C・アンドリュースの『ヘヴン』シリーズの舞台がウェスト・ヴァージニアで、現代のアメリカにこんな貧乏白人がいるのか! と驚いた事を思い出した。

2006.08.10

■処刑列車 [小説]

Shokei Ressha by Kei Ohishi
大石 圭/著『処刑列車』(1999)角川ホラー文庫

小田原発東京行き東海道線「快速アクティー」。外は小雨、朝のラッシュアワーを過ぎてゆったりした車内に、銃声が轟く。自らを“彼ら”と呼ぶ無表情の者達が銃を手に電車を乗っ取り、たまたま乗り合わせた727人を次々と殺害する…スリラー

受け入れられない内容。
リアル鬼ごっこ』や『バトル・ロワイアル』のように理不尽でSFっぽい話。
おどろおどろしいのや、おぞましいのや、どぎついのは平気なんだけど、汚いのは苦手。

理由も無く殺戮を繰り広げるごく普通に見える人々、心の中は悪意で占められている。
こんな協調性の無い人達が目的が一緒だという事で行動を共にするとは思えないし(一度手を汚してみたいっていう興味本位の人達なら集まるかも)、外の者や乗客の心模様も描かれているが感情移入するほどのドラマも無い。

ただひたすら、どうやって終わらせるのかだけが気になって読んだ。
だいたい、大量殺戮者って最後は殺されるか、興奮状態が冷め疲れあきらめた為につかまっていたと思う。
いつも考えるんだけど、人質にとられた被害者は数の上では犯人を上回るのだから、一斉に逃げれば、一部の運の悪い人以外は助かると思うんだけど…やはり、リーダーシップをとる者がいなければ、集団行動できないものなのかもしれない。

むしろ、あとがきの方が怖い、“恨み”というよりも“妬み”を感じる。こんな人が近くに住んでいると思うと辛いね。
ネタバレ

2006.08.08

■とんだ誤解

今日は残業で、ゆっくり書く時間もないので、先日大笑いした画像
でも、とんだ誤解…トホホ

■ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド 最終版 [映画]

Night of the Living Dead
ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド 最終版』(1999)アメリカ
監督:ジョージ・A・ロメロ 脚本:ジョン・A・ルッソ

処刑された殺人犯を埋葬しようとすると死体が動き出し、慌てて男達が逃げ出した。
その後、2人の兄妹が墓参りに訪れたところ、動き出した死体に兄が襲われ、妹が一軒家に逃げ込む。そこへ動く死体に追われた黒人青年ベンも飛び込んで来て、バリケードを築く。ラジオで各地が襲われている事を知る…ホラー

私が観ているのは『ゾンビ/Dawn of the Dead』からで、とりあえず知識として古典ゾンビでも観とくか~程度のノリで借りて来た。
鑑賞後に調べたら、これはマニアに不評な15分追加バージョン版らしい。
でも、まぁ、きれいな画質でもともとの『ナイト・オブ・リビングデッド』(1968)も観れたんだから、特に支障は無い。
多分、追加されていて不評な部分はどっかで見たような風貌の神父出演シーンなのだろう、こんな事言ってもいいのかな、○○イ…

モノクロだから60年代の雰囲気が素敵だし、ムシャムシャシーンもそれほどでも無い。だけど、地下室の少女にあんな事させるのは、ちょっと…
兄妹の後ろでユラユラ揺れてるシーンがマヌケで良いね。

古い(?)からそんなに面白いわけでもなく、興味ある人だけが観ればいい程度の映画。
ゾンビ映画はたくさんあって、何が何だか、どれを観たのかも忘れてしまった。最近のは特に、タイトルがよく似ていて紛らわしい。スプラッター系よりもゾンビ系の方が好きだから、地道に観て行こうと思っている。

2006.08.06

■天使の囀り [小説 貴志編]

Chirping of Angels by Yusuke Kishi
貴志祐介/著『天使の囀り』(1998)角川ホラー文庫

ホスピスの精神科医・北島早苗の恋人である作家・高梨光宏は新聞社主催のアマゾン調査隊に参加した。
現地から近況や他のメンバーの人となりをメールで伝えてくれていたが、トラブルの為予定を繰り上げて急遽帰国した。
以前と全く違ってしまった高梨に戸惑う早苗、彼は宙の何も無いところを見つめて言う「天使の囀り(さえずり)が聞こえる」。そして、自ら命を絶ってしまう。
新聞社からの電話で彼以外のメンバーも自殺した事を知る…ミステリー

淡々とストーリーが進んで、いつになったら核心に迫るのかジリジリした。
クリムゾンの迷宮』のような切迫感は無いが、綿密に調べ上げられた内容で、これが本当にある話なのかどうか分からない。しかし、内容がとても興味深いので事実だと思いたい。そうだとしたら、とてもおぞましい。

やはり「オイオイ」と言いたくなるような行動をとる、警察呼べよ~
でも警察を呼んでしまったら、そこで話が終わってしまう。
紆余曲折するからこそ、この小説が面白い。
一見関係が無い、荻野信一もしかり。

感想文だったらネタバレもありだけど、ネットでは読んでいない人の為に詳しく書けないのがちょっと辛い。
いくら自分が良くてもねー、あんなのは嫌よ。彼にとっては良かったのかな…

2006.08.04

■黒い家 [小説 貴志編]

The Black House by Yusuke Kishi
貴志祐介/著『黒い家』(1997)角川ホラー文庫

保険会社で働く若槻は客からのクレームで菰田邸に赴く。そこは黒く、異様な臭気が漂う家だった。
家主にうながされふすまを開けると、菰田家の長男・和也の死体がぶらさがっていた。
それから菰田が毎日毎日「保険金はまだか」と窓口を訪れる…サイコ・ホラー

最初は静かに忍び寄る恐怖だったが、だんだん圧倒されてしまった。
この恐怖を終わらせる為には読み進むしかない。
しかし読み終わっても、もやもやした物が残る。
エンディングが悪いわけでは無い。
現実にあり得るような話だったからである。
実際にあった、あんな事件やこんな事件を思い起こさせるのだ。

今までサイコ・ホラーは海外の翻訳物ばかり読んできた。
だって日本が舞台だと「こんな事あるわけないじゃん」とリアリティが感じられないからだ。例えばヒッチハイカーが次々と行方不明になるなんて、日本ではあまり考えられない。

しかし、この小説は緻密な描写に想像をかきたてられ、あらかじめ布石がまかれたり、具体例をあげたりしているので納得させられた。さすが、以前保険会社で働いていただけあって説得力がある。
たった一つしか無い命をどこにでもあるお金と両天秤にかける人々、そんな人達を相手にする方々の苦労が忍ばれる。

映画『黒い家』の評判がかんばしく無かったので、今まで本を手に取った事すらなかったが、緊張をやわらげたくて先へ先へとつい行を飛ばして読んでしまい、いつの間にか息を止めてしまっているほど怖ろしさを感じる小説だった。
ネタバレ

2006.08.02

■読書中

またまた、更新しないのもナンだから。

読書中。本を読むと夢中になり過ぎるので、止めていた時期が何年かある。
寝ないのは当たり前、仕事中に我慢が出来なかった時もある(中学の頃、授業中にマンガの本を読んだ事を思い出す)。さ~てご飯を作ろうと台所に立っても床に座り込み、読書。トイレだって本の為だったら我慢する…真剣に速読法を学ぼうかと悩んだ事もある。
いや~いくら何でも大人なんだからいい加減我慢しなきゃ、ね。

今、「オイオイ」と言いたくなるような行動を主人公がとりはじめ、この先の展開が怖い。
そんなんで、いったん休憩中。
タイトルは『黒い家』。ヒタヒタと迫る恐怖と言ったところ、面白いね(別な意味よ)。
明日も仕事だ、読破しないよう気をつけよ~

2006.08.01

■携帯の着信音

更新しないのもナンだから。
最初、au携帯の着信はスタンダードな物を使っていたけど、プログレで行こうと「えせ着うた」を作って使っていた。
だんだん飽きてきて、次はオルタナで行こうと、試聴曲を録音して「mmf_conv2」なる物で作成中。
曲はあれやこれや~

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