フォト

サイト内検索



  • ネタバレ裏サイト
    *Hello Nico Another World

« ■クライモリ [映画] | トップページ | ■アイランド [映画] »

2006.08.12

■十三番目の人格 -ISOLA- [小説 貴志編]

Isola by Yusuke Kishi
貴志祐介/著『十三番目の人格(ペルソナ)-ISOLA-』(1996)
 角川ホラー文庫

人の強い感情を読み取るエンパス・賀茂由香里は阪神大震災のボランティアとして人々の心のケアにあたっていた。
そこで出会った女子高校生・森谷千尋は、5歳の時、交通事故に遭った辛い経験から多重人格となっていた。話している間にも次々と表情を変え、様々な性格が出現するが、冷酷で凶暴な13番目の人格<イソラ>に背筋が凍る思いをする…ホラー

人の心を読み取るテレパシーとまではいかないエンバス、まるでSFだなぁと思いながら読んでいたが、だんだんオカルトっぽくなって来て、何だこりゃ~
「う~む、さすが貴志祐介」と最初は感じたが、第3回日本ホラー小説大賞の“大賞”となり得ず“長編賞佳作”だったのが何となく分かった。でも、処女作で入選しているのだから、やっぱり凄い小説家だ。

他の小説と同じく綿密に調査されてはいるのだけれど、説明が足りなくて専門用語がちょっとイメージできなかった。絵がついてるともっと良かったかも。
でもこの表紙はいただけない。先日レンタルショップでDVDを見かけたから、映画のワンシーンなのだろうか? 彼の小説は3作映画化されているみたいなので、今度観てみようと思っている。

で、この本は…怖くない。同情すべき千尋と由香里に感情移入出来ないが、カウンセラー・野村浩子は感じが良かった。淡々と読みましょう。
連想したのは映画『アルタード・ステーツ』とJoy Division『Closer』。叔父が知人に似てて困惑…
ネタバレ

« ■クライモリ [映画] | トップページ | ■アイランド [映画] »

書籍 貴志祐介」カテゴリの記事

コメント

これも読んだことがあります(笑)。最後の近くになっていきなり説明的な台詞(タイトルに関連づけてありましたね・・)になって、何じゃこりゃ?と思いました。多重人格ものとしてはちょっと書き込みが足りないような気もしました。

「憧子」ですか。
個々の人格に個性をつけていますが、千尋に真面目で大人しいイメージしか持てず、特に印象に残る人格は無かったです。範子くらいかな~ あとはその他大勢って感じ。
SFでもサイコホラーでもなく、「怨念」が私には伝わってこない小説でした。

掃除をしなきゃなーと思いつつ、床に寝転がりながら1日で読了。結局買物に出かけたのは夜9時、最近はスーパーが遅くまで開いているので便利です。

はじめまして、かごめ改め春菜です。
13番目の人格~ISOLA~面白かったですね!
それにしてもISOLAの正体が、「幽体離脱実験中に事故で体を失った弥生の霊魂だけ=ISOLA」だなんて!
それを除いても、この物語はとても面白かったです。
それで思ってたんですけど、私がガンダムホラーに投稿しようとして、失敗しちゃった空想を乗せときますけど、その千尋ちゃんの設定が
「戦争で両親を失い、その仇討ちのために超人機関に入った超兵の女の子」
ということなんです。
物語は「キュリオスのマイスターであるアレルヤは、超人機関の過酷な人体実験により心の中に自らのダークサイドの凝縮ともいえる残忍な人格ハレルヤを宿していた。
あるミッションからの帰途に、人革連所属の小さな救命ポッドを見つけ、プトレマイオスに輸送する。その救命ポッドから出てきた少女、千尋は何故両親に合わせてくれなかったのかとアレルヤを問い詰める。
千尋が自分と同じ超兵だということ、彼女の中に複数の人格が同居していることを知ったアレルヤは、自分と同じものを感じて心を痛める。
千尋の人格の方もアレルヤのなかのハレルヤに恐怖し、彼が二重人格だということを知る。
だが、アレルヤもハレルヤも、千尋の中の13番目の人格ISOLAに背筋の凍る何かを感じた。
彼女を救うため、他のマイスターやヴェーダには内緒で
同じく救命ポッドに入っていた超人機関の臨床心理士、浩子の協力を得て、千尋の人格の統合に尽力しようとするが、
やがて超人機関からの探索コールを千尋が受け取り、アレルヤはキュリオスで千尋と浩子を超人機関に送り届ける。
しかし、彼が他のマイスターとミッションを遂行している間に千尋の中の13番目の人格「ISOLA」が活性化。
千尋に危害を加える他の被験体を常人にはまねできないやり方で惨殺していく。
そしてそれに呼応するかのようにアレルヤの中のハレルヤも暴走。
プトレマイオスをも巻き込み、恐怖の歯車が回り始めた…。」
という風なんですが、題名が「ISOLA  VS HALLELUJAH」です。
ちょこっとオリジナルから引き継がれてきたキャラを
ガンダム00風にアレンジしたんですが、いかがですかね?

コメントありがとうございます。
しかし、ガンダムは全く分からないし、ご覧の通り守備範囲外ですので、当ブログに書き込むのでは無く、「ガンダムホラー」なる物に投稿するなり、かごめ改め春菜様の専用サイトにお書きになる事をお奨めします。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/14693/11407775

この記事へのトラックバック一覧です: ■十三番目の人格 -ISOLA- [小説 貴志編]:

« ■クライモリ [映画] | トップページ | ■アイランド [映画] »

2017年11月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
無料ブログはココログ