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    *Hello Nico Another World


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2006.07.30

■ネクロノミカン [映画]

Necronomicon
ネクロノミカン ~禁断の異端書~』(1993)アメリカ

怪奇幻想作家H・P・ラヴクラフトが図書館を訪れる。「他の部屋へ行ってはならない」と警告されるが鍵を盗んで忍び込み、厳重に保管されていた『ネクロノミカン(死者の書)』の封印を解いてしまう。
その書物の内容を手帳に書き写すと始まる3つのエピソード…ホラー

ザ・ドラウンド/The Drowned」監督:クリストフ・ガンズ
愛する者を失った男達の軽はずみな行動。

ザ・コールド/The Cold」監督:金子修介
謎の医師に恋する乙女。ふ~む、クーラーの無い時代はどうやって過ごしてたんだろう。

ウィスパーズ/Whispers」監督:ブライアン・ユズナ
これちょっと分かんなかった。胎児を狙っていたのはブッチャーなのか? 私は魔窟そのものだったように感じた。

全体的にジョン・カーペンター監督のようなSFX満載のグロテスクな世界。どんなに美しい人間でも、皮膚一枚剥がせばその中身はグログロ。
先日読んだ小説『@ベイビーメール』にはグロも腐臭も感じられないから全然怖くないんだなぁ。小奇麗なホラーって恋愛物になってしまう、ほら「愛する人が幽霊として甦って主人公の前に現れる」な~んてありきたりな映画がたくさんあるでしょ。

スプラッター系、モンスター系よりサイコ系、オカルト系、グロ系が好みだから、80年代に観ていたら結構感動モノだったかもしれないが、今はCG全盛だからリアリティに欠ける。とは言うものの、これは90年代に作られた映画、この頃はまだこんな感じだったんだなぁとしみじみ。
一番「ザ・コールド」が好き。

2006.07.29

■Art of Silent Hill [Silent Hill]

Art of Silent Hill
Art of Silent Hill』(2001)KONAMI

忘れてた、こんなのも持ってた。
DVD『Lost Memories"THE ART & MUSIC OF SILENT HILL"』の前に出ていたDVD『Art of Silent Hill』(1800円)。
ゲーム『サイレントヒル2』の発売に先立ち販売され、『サイレントヒル』の映像(スクリーンショットやクリーチャー)やトレイラー(オープニング等)が収録されている。
この中身はここで観られるようだ。

2006.07.28

■@ベイビーメール [小説]

@Babymail
山田 悠介/著『@ベイビーメール』(2003)角川ホラー文庫

携帯電話で奇妙なメールを受け取った女性が1ヵ月後に突然無残な姿で発見される。そばにはへその緒が残されていた。
そして親友・慎也の恋人も同じ姿で見つかり、雅斗の恋人にも同じメールが届く。彼女は一体どうなってしまうのか…ホラー

「恐怖の携帯」、どっかで聞いた事があるような話。

あり得ない話を日常のように淡々と書かれているので、緊張感が無い。つまり、怖くない。
一行が短く日常会話なのでとても読みやすい。レベル的には中学生男子向きなのだが、出会い系について書かれているのであまりオススメできない。
彼の小説は青少年の気持ちの表現はまぁまぁ良いのだが、大人と女性の気持ちはちょっと…という感じ。

この本はブックカバー狙いで買ったんだけど(「ちょいオタ」キャンペーン面白いね)、図書館で借りるのが相当である。
2人続けて良い日本の小説家に出会った後なだけにとても残念。でも『親指さがし』は読むつもり。
ネタバレ

2006.07.26

■クリムゾンの迷宮 [小説 貴志編]

Crimson Labyrinth
貴志 祐介/著『クリムゾンの迷宮』(1999)角川ホラー文庫

失業中の男・藤木が違和感を覚えながら目覚めると、そこは奇妙な岩山が連なる深紅色の世界。傍らには水筒とランチボックスと携帯ゲーム機。
ゲーム機のスイッチを入れた時から始まる、生死を賭けたサバイバル・ゲーム。望んでもいないのに、突然不条理な世界に投げ込まれた9人の男女による死闘の記録…ホラー

いやぁ~ 面白い小説だった。映画や本を読む度、面白いと軽々しく言っているが、これは本気。後付けの増刷数を見ればおのずと分かるであろう。
布団の上で読み続けていたら、外から出航や始発の音がする。これはヤバイと取り合えず2時間ほど寝てから出勤、こんなに仕事を休んで本を読みたいと思ったのは久しぶりである。
仕事中も続きが気になって、気になって…ノンストップ・ホラーと言われるだけある。

まるでRPG、まさに小説内にも80年代に流行った懐かしの“ゲームブック”が登場する。指示された番号の項目へ飛ぶと話が分岐し、最後は<バッドエンド>や<ハッピーエンド>などになる。だいたい私は素直じゃないから、ノベライズゲームにしてもすぐにバッドエンドになりがち、ゲームオーバー。

まるで社会の負け犬のような者達が集まり、それぞれのアイテムを勝ち取り、ゲーム機の指示に従ってチェックポイントへ進む。鈍感だが慎重な藤木と漫画家志望の女性・大友はどうなっちゃうのとハラハラドキドキ。
そこには“人間の悪意”が加味され、どんどん泥沼へとはまって行く。
ポケットゲームのキャラクターも悪趣味という点で雰囲気を高めてくれる。
ドラマや映画のように、思ったように話が進むので結構安心して読めるが、そこに“悪意”があるもんだから、主人公に感情移入してしまって目が離せない。
いつも翻訳本を読んでいるが日本人が主人公だからなおさらである、日本の小説家は侮り難いとつくづく。

現実的にはあり得ない話だけど、嫌悪感と緊張感でクラクラできる小説だ。が、しかし…
ネタバレ

2006.07.25

■続・グッズ [Silent Hill]

また手に入った『サイレントヒル』グッズ
売り切れてしまったゲーム「サイレントヒル コンプリートセット」の特典“プロジェクターライト”が当たった。とても欲しかったのよ、ありがとう。
映画は2回観に行ったんだけど、3回目はもういいや~と言う事で、3週目プレゼント「ダークナース」のポストカードはあきらめた。

2006.07.24

■サイレントヒル [小説]

サイレントヒル
ポーラ・エッジウッド/著『サイレントヒル』(2006)角川ホラー文庫

映画『サイレントヒル』のノベライズなので、巻頭に映画のスクリーンショットが綴じられ、内容は同じで補足説明が加えられているといった感。
例えば、何故夫・クリストファーに黙って妻・ローズは娘・シャロンを“サイレントヒル”へ連れて行ったのか。
警官・シビルが何故執拗にローズをマークしたのか。
そして、警部・グッチが町の歴史を語ってくれる。

特に印象に残るのは匂いと痛み。
映画では白い霧の町をさまよい、闇の中を逃げ惑っていたが、小説の中ではかなり苦しそうだ。
そして、ところどころ描写が不気味。

とても簡単に読める本。
映画を見逃した方は想像力を膨らませて読むといいよ、映画より怖くなるかも。でもどれもゲームの恐怖には程遠い。
ネタバレ

2006.07.23

■チャルカの東欧雑貨買いつけ旅日記

東欧雑貨買いつけ旅日記
Charkha/著『チャルカの東欧雑貨買いつけ旅日記』(2005)
 産業編集センター

大阪の雑貨と生花と喫茶の店「チャルカ」を営む二人の女性店主による、東欧買いつけ日記。

旧・共産圏を中心に50~70年代の雑貨や切手、布やボタン等を蚤の市や倉庫、工場などで買うわ、買うわ。
欲しい物を思いっきり買うって気持ちがいいけど現実的にはできない事で、仕事で携わっているからこそかな、うらやましい限り。
ザラザラした風合いの紙に味のある写真が配置され、素人っぽい文章が添えられている。なんかブログを読んでいるような気分、紙の匂いがちょっと気になるけど顔から離して読めば良い。

書店をウロウロしていて、何気に手に取ってみたんだけど、この本で重要なのは帯ではないか。帯が無ければ何の本かちょっと分からない。
帯には可愛い雑貨や異国の老人が配され、「ベルリンプラハプダペスト チャルカの雑貨探しドキュメンタリー。」と書いてある。
手にとってパラッと見たら、マグカップや文房具。
トラバントと言ったら、段ボールでできた車。乗りたくは無いけど、かわいい。
マレーク・ベロニカと言ったら『ラチとライオン』、何度も読んだ絵本。
と、いう事でホラー好きなくせに可愛い物ズキな私はつい買ってしまい、行動力がないから、しばしの脳内旅行に浸らせてもらった。

1980年代以降、東ヨーロッパの社会主義が崩壊、国が分裂してしまい、今は何がなんだか分からない。
子どもの頃見た地図帳を思い出しながら、西ドイツのベルリンが東ドイツの中にポツンと独立してあったのを思い出した。
チェコの首都、プラハ。以前はチェコスロバキアと言ってたな。
ブダペストはハンガリーの首都、鉄のカーテンぐらいしか思いつかない。
そんな国々の時が止まったかのような古き良き物を探し歩く店主達。

アンティークと言いながらも、TV番組のようにどこが良いのか分からない物が何百万円もするような物ではなく、近年のカラフルでチープでレトロでノスタルジックな気分にさせてくれる、どこか懐かしく暖かみのある雑貨の数々。
私も欲しい。でも、可愛い小物は飽きてしまうから本で我慢。
今、欲しいのは70年代のSF映画で見たファイヤーキングの白のスタッキングマグ。

2006.07.21

■DZ(ディーズィー) [小説 小笠原編]

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小笠原 慧/著『DZ』(2000年)角川文庫

アメリカで凶弾に倒れた恋人を思い続ける医師・志度涼子は、重度心身障害児施設「近江愛育園」の狭い牢獄のような保護室から3年間も出られずにいた西村沙耶に出会う。
華奢で弱々しげな少女は衝動行為が激しく、涼子のボールペンを奪い大柄な看護士に襲いかかる。
自閉症の弟を持つ涼子は、誰もがさじを投げた一言もしゃべらない少女がきっと良くなると信じ、懸命に介助する。そこへ…医学SFミステリー。

あらすじを考えるに苦労した。
本当のあらすじを知りたい方は本の裏表紙を読むといい、私もそれに惹かれて買ったのだから(さんざん悩んだが)。
本当はこんな途中の出来事を書くのは反則なのかもしれないのだが、前半はベトナム、アメリカ、日本をまたがり、登場人物もバラバラでどういう話なのかつかみきれず、読むのに少々苦労した。
医学的な専門用語が頻出し、理解できずにスルーする事もしばしば。
いつも翻訳本ばかり読んでいるもんだから、日本の作家は小難しい漢字を使う事を忘れてた。理解は出来るのだが読み方が分からないまま。

面白くなってきたのが上記あらすじ部分から、ここからは一気に夜中まで。
頭に浮かぶのは「宿命」、そして「ターミネーター」(何故に?)
断片的な事柄が一つに結び付き、悲しき運命を背負う者達の話。

こんな偶然がある訳が無いと思うし、日本を舞台にされるとリアリティが感じられない。だってこんな事があったら、ワイドショーをしばらく独占してしまうような大事件である。
単調な毎日を過ごす私にとって、小説とは別世界へと連れて行ってくれる手段の一つ。
だからこそ、多少飛躍していても気にならない海外の小説ばかり読んでしまうのだが、日本のミステリーも素晴らしいと改めて思い出させられた。
丹念に書かれていて、納得できるような説明もなされ、読み応えがある。この小説にずっと漂う「悲哀感」、共感できるのも日本人ならではかもしれない。

実は角川文庫を2冊買うと必ずブックカバーがもらえるからこの本を買ってみたのだが、しばらくこの小説家に夢中になりそうだ。
小笠原 慧(けい)=精神科医・岡田 尊司(たかし)である。

2006.07.15

■2006年度 納涼祭

納涼祭

また今年もやって来た、地元の「納涼祭」。
今年は“たいこ当番”、別に叩く訳じゃないのよ~
合間の休憩にビールを飲んで飲んで、飲みまくる~
別に叩く訳じゃないからね。
明日もあるのよ、がんばろー

2006.07.12

■シド・バレット死去

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『Syd Barrett』(1977/1969, 1970)2LP

シド・バレットが亡くなっていたそうだ。
yahoo 東京新聞
ソロアルバムは熱心に聴いてないけど、Pink Floydの1st『夜明けの口笛吹き/The Piper at the Gates of Dawn』と「See Emily Play」が大好きな私としては残念。

2006.07.11

■グッズ [Silent Hill]

しょぼいけど、最近手に入れた『サイレントヒル』グッズ
プレゼントに色々応募したら、当選メールが来たのよ。でも、どんな商品が当たったのか分からない…

2006.07.10

■レッドピラミッドとダークナース [Silent Hill]

別サイトに映画初日の写真をアップしてみた。

■ココログ・メンテナンス

最近、ココログの管理ページが重くて、更新/修正に3時間かかる、トホホ~
夜がダメなら日中と思っても、ダメダメ。おまけにエラー表示…
コメントはできるけど、トラックバックができないのよ。

NIFTYが7月11日~13日までメンテナンスするそうなので、しばらく“*Hello Nico Another World”の方に時々記事を書く予定、よろしく。

2006.07.09

■サイレントヒル [映画]

Silent Hill 時計 ←おまけのシースルー・クロック
サイレントヒル』(2006)アメリカ/日本/カナダ/フランス
 監督:クリストフ・ガンズ 製作総指揮:山岡晃 他
 出演: ラダ・ミッチェル ショーン・ビーン ジョデル・フェルランド

夢遊病の娘シャロンが崖にたたずみ、間一髪のところを母ローズが抱き止める。
娘が口走る「サイレントヒル」という言葉にローズは30年前大火災に見舞われ、今も地下火災が続く廃墟と化したウェスト・ヴァージニアの小さな街へと車を走らせる。途中、女性警官シビルのバイクを振り切ったが、突然のラジオからのノイズと車の前を横切る人の姿にハンドル操作を誤り、事故を起こす。
気が付くと助手席にいた娘の姿は無く、彼女を探すために灰の霧に包まれたサイレントヒルへと足を踏み入れ…ホラー

コナミの『サイレントヒル』の映画化、とても好きなゲームだ。
その期待を裏切らない内容、つい心の中で「アイテム、ゲット」と思ってしまった。

サイレンが鳴り響くと、現実世界と闇の世界への変化が始まり、そのCGが素晴らしい。
レッドピラミッドの登場は不快さを誘い、小部屋でのシーンは緊張感溢れた。
ガンズ監督の『ジェヴォーダンの獣』のマニもかっこよかったが、シビルもゲームのイメージ通り、かっこいい。
音楽もゲームのサウンドトラックを多用していて、心揺さぶられるものがあった。一番好きなシーンは「燃えてるの」。
ゲームを知らなくても、ホラー好きならオススメの映画だと思う。次作がどうしても観たいから、みんな観に行け(願)

ゲームの『サイレントヒル』に入れ込んでしまっているので、冷静に観ていた自分が残念。
ゲームは怖くて悲しくて仕方が無かったけど、映画に感情移入することができなくて、雰囲気と映像は良いがストーリーがちょっと物足りなかったかな。後半、怪物映画みたいだと思ってしまった。
でも、また映画館へ観に行くよ。
DVDが出たら、絶対買うに決まってるじゃん。

有楽町マリオンの「丸の内ピカデリー1」初日(7月8日)2回目に観に行った。小太りのレッドピラミッドと怖くないダークナースの出迎え、ポスターとポストカードを手渡され、フィギアが展示、ほぼ満員。スクリーンが大きく、音が座席が伝わって揺れたので臨場感があって良い映画館だと思った。終了後、山岡晃氏の姿を見かけたよ。

ネタバレ

2006.07.07

■明日、公開 [Silent Hill]

コースター
いよいよ明日7月8日(土)公開、映画『サイレントヒル』。

サントラ聴いたり、映画版ノベライズ『サイレントヒル』を買ってみたり(映画観るまで読まない)“一人サイレントヒル祭り”状態、自分を盛り上げてみる。

続きは別サイトへ。

2006.07.06

■お笑いサイレントヒル [ゲーム]

Pyramid Head『サイレントヒル』とはシリアスなホラーなゲームだ。特に怖いのが“ピラミッドヘッド(三角頭)”。何度倒そうとしてもくじけてしまう、しつこさ。動きはのろいんだけど、強力なんだな~

そんな“ピラミッドヘッド”のダンス、笑える。

おまけに“犬エンディング”、笑える。

2006.07.05

■メイド喫茶 [Silent Hill]

めいどin じゃぱん

映画『サイレントヒル』とタイアップしているメイド喫茶「めいどin じゃぱん」で特別メニューを注文すると、くじでオリジナルグッズが当たるとの事で行って来た。

さすがに女一人では入りづらいので、人に付き合ってもらい、初・メイドカフェ体験。
ブリブリで気持ち悪いのかな~ と思っていたら、そうでも無い。
特に接待するわけでもなく、注文を聞いて食べ物を運ぶごく普通の喫茶店、ウェイトレスがナース姿で、『サイレントヒル』の看板とポスターが貼ってあるだけ。

店員はみんな若くて可愛いらしい。入り口で気付いたのだが、グラビア・アイドル志望の女の子達のようだ。
そして常連らしき人達と時々話をして、途中歌謡曲をバックに踊るステージがあった。
どの食べ物も値段が高く、写真撮影やゲームにも値段がついている。もちろん、指名料あり。

続きは別サイトへ。

2006.07.04

■ブログ・パーツ [Silent Hill]

Silent Hill今日は別サイト“Hello Nico Another World”が呪われたので、いつもと違う表示になってしまった…

2006.07.03

■ショッキングハウス [Silent Hill]

Shocking House

プレステのゲーム『サイレントヒル』の世界観が好きな私。
あくまで好きなだけで、ホラー好きなくせに怖くてゲームが出来ないヘタレである。
とても楽しみにしていた映画『サイレントヒル』とタイアップしたイベントがあったので公開前にいくつか行って来た。
その一つが新宿歌舞伎町に設営された「ショッキングハウス」。

続きは別サイトへ。
何故なら『サイレントヒル』のオリジナルブログパーツを設定するとプレゼントが貰えるんだけど、苦手な方もいるでしょ。こちらではなく“*Hello Nico Another World”の方に表示させたので、平気な方だけリンク先へどうぞ。

2006.07.02

■0:34 [映画]

Creep
0:34 レイジ34フン』(2005)イギリス/ドイツ

ロンドンの地下鉄、最終電車を待っていたケイトはついウトウトしまい、気が付いたら誰もいなくなっていた。
そこへホームに滑り込んで来た無人の電車に慌てて乗ると、ケイトを狙うガイもいつの間にか乗り込んでいた。困惑するケイトに迫るガイ。だが、ガイは何者かに電車から引きずり降ろされ…ホラー

チェックしていたが、映画館で見損ねた『0:34 レイジ34フン』。
無人の駅で戸惑うヒロインのホラーで、どうして誰もいないのかその謎を知りたいと思っていたが予想と違った(映画を観る前はあまり情報を入れたくないので)。
駅に住むホームレスや警備員を次々と襲う“何か”、そして逃げ惑うヒロインの話だった。

映画の観始めは、(何故か小奇麗な)ホームレスと一緒に朝まで待てばいいじゃんと思っていたが、それでは何も起きないつまらない映画になってしまう。
結局はケイトのせいであの人やこの人が犠牲になってしまった。いやいや、“何か”が悪いのよ。いや、元はと言えば…

ショックシーンがありオドロオドロしいが、奇奇怪怪な“何か”がしっかりズボンを履いていたのはなんかチグハグ。叫び声が独特、恐竜かい。
今、うちのWOWOWは非常に映りが悪い。だからハッキリしなくて頭の中で想像しながら観ていたけど、他の人には薦めない観ない方がいいよ。私は嫌いじゃないけど、ちょっとモヤモヤ~

原題は「Creep」、這うとかゾッとするとか、Radioheadの歌とか、日本語でクリープと言ったらとか。地下鉄脱出ネットゲーム『Creep The Last Tube』なんてのもある。

ネタバレ

mixiの「ホラー嫌。やめて。見せないで」コミュが面白い。
子どもの頃から怪談、妖怪、七不思議なんてのが好きだったけど、ある日急に怖くなり、幽霊特集が載った「小学6年生」の表紙を伏せたり、夜窓の外を見れなくなったりした時期が何年かある。彼らの気持ちがよく分かるよ、うんうん。
指の間から観たのは『サスペリア2』、細目にして観たのは『アンダルシアの犬』。

2006.07.01

■白いメリーさん

白いメリーさん
中島らも/著『白いメリーさん』(1994)講談社

「日の出通り商店街 いきいきデー」それは年に1度、誰を殺してもいい祭り。
このイベントには暗黙のルールがあり、自分の仕事に関係する武器を持って参加しなければならない。中華料理屋なら中華包丁や中華鍋、医者なら注射やメスなど、それが美学。
誰でも参加できるが、女子供は皆無。たいてい参加者は中年、老年の男、その理由は…

故・中島らもの9つの短編集。とても読みやすく2時間ほどで終わる大人向けちょっとSF、ちょっとホラーなオチのある話。

「クロウリング・キング・スネイク」代々呪いのために20歳を過ぎると蛇女になる一族の話。幼い頃失踪した母は山へ逃げ込んだと知り、そんな後ろ向きな生き方はしたくないとヘビ・メタの女王を目指す姉。
ロック・ファンならタイトルに反応、ザ・ドアーズ「Crawling King Snake」。

その他、全然怖くない都市伝説のようなシュールなファンタジーが物静かに語られている。
その物静かさが想像をかきたてる。
いつも読むミステリーのように先をどうしても読みたいと切羽詰るような思いは無いが、とらえどころ無く漂うような雰囲気で読んでいる間心地良かった。

特に面白かったのは「夜走る人」、私好みで刺激的。
「白髪急行」は文章が良い、男の孤独感がこちらにもじわじわと伝わって来た。
モデルがいる「白いメリーさん」は期待が大きかったせいか肩透かし。でも、だらしない父親の意外な観察眼が良い。
「ラブ・イン・エレベーター」エレベーターの中の男と女、恋愛経験があるなら納得するだろう。

ただ、気になったのはこの本に出てくる男は家事を手伝わない。たとえ仕事をしていなくてもだ。世の中そんなものなのかな? 私が読むのは翻訳本がメインだし、日本のは女流作家ぐらいだから、居心地の悪いものを感じた。

今まで中島らもは朝日新聞に掲載されていた「明るい悩み相談室」しか読んだ事がなく、お堅いイメージの新聞にくだらない相談と珍妙な回答で面白かった。
『白いメリーさん』を読んで、世の中の事を斜めから見ているような彼の視点と冷静さと繊細な文章に好感を持った。内容は子どもの頃に読んだ筒井康隆SFショートショートのよう。

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