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2005.12.07

■斬首人の復讐 [小説 MS編]

Primal Scream by Michal Slade
マイケル・スレイド/著『斬首人の復讐』(2005)文春文庫

カナダ、ブリティッシュ・コロンビア州トーテム湖で先住民による反乱が起きた。その最中、氷の中から「首」なし死体が発見され、ディクラーク警視正の元へ「首」が送りつけられた。
<ヘッドハンター>の再来か? <デキャピテイター>違いは被害者が男だと言う事…サイコ・スリラー。

「スペシャルX」シリーズ邦訳第6弾『斬首人の復讐』は、後味悪く終わった1作目『ヘッドハンター』の完結編となっている。

ページを開いて気がつくのは目次の韻を踏んだタイトルと四文字熟語。4作目の『髑髏島の惨劇』では三文字だったけど、よく練られてるなぁと感心。8作目は五文字かなぁ、なんて期待したりして…
「スペシャルX」サイトを見ていて思うのは、創元ノヴェルズの表紙デザインが一番良い。『グール』のフォログラム版は見てみたい、英語が読めたら買うんだけどな。

最初はダラダラと読んでいたが、ディクラークが「カエデ」に気付いてから一気。
スレイドの小説には伏線が張ってあるから、何気無い細部にも気を配らなくてはいけない。
便座のキズにはずいぶん脅かされた。その反面、スパーキィの独白には痛々しいものがある為、サラッと読んでしまった。あぁウッカリ…
おまけに夢オチにまた騙された、情けない…

章が変わるごとに「次週お楽しみに」と言われているような気分に陥る。
正直言って反乱軍の話はいらない。だけど、こういう逸話が読み応えや起伏を与え、彼の小説を面白いものにしているのだろう。
今回はジンクとニックの活躍が無くて寂しかったなぁ、おまけに持ち味のスプラッターさが薄れてるし…
だけど、犯人が分かってもう終わりなはずなのに、残りのページがまだある。これは何かあるなと胸がザワザワ、またやられた~ フーダニットだよ~

やっぱりスレイドはやめられない。
来年出版予定の最新作は日本が舞台だって、12作目なんて遠すぎる。
ネタバレ

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コメント

スレイドは、一冊読んだはずなのですが、全く記憶にないんです。hell nicoさんの過去ブログでチェックしてみたけれど、どの作品かも思い出せなくて(笑)...たぶん「ヘッド ハンター」だと思うのですが...後味悪すぎて封印しちゃったんでしょうか。
こちらは、面白そうですね。「ヘッド」を覚えていなくても楽しめるかしら?

『斬首人の復讐』はスレイド作品の中でも読みやすい方なので、この本だけでも大丈夫です。この本を読むと『ヘッドハンター』の面白さが失われてしまいますが、それでもいいのなら。

だけど、『ヘッドハンター』を読んで歯がゆい思いをして、『斬首人の復讐』を読んでホッとする方が数倍楽しめると思います。
今まで『ヘッドハンター』で汚名を着せられたアルが救われて、安心しました。
それと何故スパーキィが登場するのか、『ヘッドハンター』を読むとより理解できます(『斬首人の復讐』でも多少説明がありますが)。

段ボールをあさると文庫本がたくさん出てくるのですが、全部読んで面白いと思った小説だけとっているはずなのに、表紙を見ても見覚えがないのが悲しいです。記憶が~

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