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    *Hello Nico Another World

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2005.11.28

■ラジオ28

会社を辞めたとは言え、パソコンが出来ない社長をほっとけない。と言う事で休日に手伝いに行って来た。
やっぱり、ラジオを聴きながらパソコンをやるのは楽しい♪

8inchそもそもパソコンにハマったのは、最初に入った会社で伝票入力をしていると、私の指が早すぎて機械がついて来れない事に気付いたのがきっかけ。私って機械と相性が良いのでは?
次に入った印刷会社の電算機で文字入力するとまたまた機械が私の指について来れない。これって天職?
それからワープロ「富士通オアシス」「シャープ書院」、MS-DOSマシン「NEC PC-9801」「NEC 98NOTE」、Windows、Macintoshと使いこなして(?)来た。
しかし、最近パソコンを使っていると、疲労のせいで右手に湿疹ができるようになってしまった。今のうちに違う業種も経験しておきたいと転職してみたけれど、どうなる事やら…

もくもくとマウスを操りながら、InterFMを聴いていたら、「元・ニュー・オーダー+スミス+ストーン・ローゼズのベーシスト3人組がヴォーカリスト募集」とのニュースが。若いのがいいって言っても誰が良いかな~ 最近、脱退もしくは解散したバンドってあったかな? う~ん、思いつかない。ソロで良いボーカリストならたくさんいる。

Guitarインドネシア(!)のIndie Popコンピ『Pop Shower』、ギター・ポップがみずみずしくて胸キュンもの。
SWEATERSORDINARY GIRL
SHOWBIZPRECIOUS TIME
SANTA MONICATHE PERFECT RIDE
ネットが普及した現代、音楽に垣根は無いね。

京都のJET SET RECORDSこのページは私好みばかり(真ん中あたりは除く)。

2005.11.27

■Tears for Fears [80年代NW ベスト盤編]

Tears Roll Down
Tears Roll Down (Greatest Hits 82-92)』(1992)

Band Members :
Roland Orzabal (Vocals, Guitar, Keyboards, Rhythm Programming)
Curt Smith (Vocals, Bass, Keyboards)

イギリスのシンセ・ポップ・デュオ“ティアーズ・フォー・フィアーズ”。
前身は“Graduate/グラデュエイト”という5人組モッズ/スカ・バンドから脱退した二人で結成。

1981年<Mercury>からシングル「Suffer the Children/悩める子供達」、1982年「Pale Shelter/ペイル・シェルター」をリリース後、「Mad World/狂気の世界」(1982)で注目され、1983年、1st『The Hurting/チェンジ』がヒット。
日本では「Change/チェンジ」よりも、2nd『Songs from the Big Chair/シャウト』(1985)に収録されている「Everybody Wants to Rule the World/ルール・ザ・ワールド」、「Shout/シャウト」が耳馴染んでいると思う。

相変わらずヘソ曲がりな私は、ニュー・ロマ系と思い込みデペッシュ・モードと並んでT.F.F.もあまり聴いてなかったんだけど、「Sowing The Seeds Of Love/シーズ・オブ・ラヴ」(1989)に驚いた、何とビートルズ的万華鏡世界、分かりやすいカオス。
mattsmoodさんおっしゃるところの空耳♪かぁちゃん 許して~♪が聴ける。
T.F.F.ファンには初期ファンと3rd『The Seeds of Love/シース・オブ・ラブ』からのファンと二分されているそうだ、私は後者。

T.F.Fのサウンドは、コーラスやギター、シンセ等の演奏が絶妙なタイミングで挿入される、計算されたポップスではないかと思う。そしてポップスなんだけど、そこはかとなく悲しげな雰囲気が漂う。
このベスト盤にはそんな感じの上記ヒット曲が収録されている良盤。
Woman in Chains」ドラムスにフィル・コリンズが参加している。
Head over Heels」たたみかけるコーラスが素晴らしい。
Mad World」を聴くと映画『ドニー・ダーコ』が思い出され、背筋が寒くなる。
Pale Shelter」過ぎ去った日々を思い起こさせるような切ない歌。
Laid So Low」心の叫び、聴いてると息苦しくなる。
Advice for the Young at Heart」この曲がラストなんてニクイ選曲、余韻に浸ろう…

このベスト盤をリリース後分裂、T.F.Fはローランドのソロ・プロジェクトとなるが、2001年デュオ復活。2004年にアルバム『Everybody Loves a Happy Ending』を発表して、今年の夏にはツアーが行われた。

2005.11.22

■Thomas Dolby [80年代NW ベスト盤編]

The Best of Thomas Dolby Retrospectacle
The Best of Thomas Dolby Retrospectacle』(1994)EMI

Thomas Dolby : Thomas Morgan Robertson (Vocal, Piano, Keyboard, Produce) 1958年10月14日 エジプト・カイロ生まれ

1981年、<EMI>と契約し「Europa and the Pirate Twins/哀愁のユウローパ」でデビューしたイギリスのシンセ・ポップ“トーマス・ドルビー”。
その前にもXTCのAndy Partridgeとの共同プロデュースでインディ・レーベルよりシングル「Urges/Leipzig」(1981)をリリースしている。

ブルース・ウーリー&ヒズ・キャメラ・クラブ、リーナ・ラヴィッチ、フォリナー等にもシンセサイザー・プレイヤーとしてTom Dolby名義で参加。プリファブ・スプラウトのアルバム・プロデュースも手がけている。
その他にも、M、オフラ・ハザ、ジョニ・ミッチェル…色々なアーティストと共演しているそうだ。

1st『The Golden Age of Wireless/光と物体』(1982)をリリース後、「She Blinded Me With Science/彼女はサイエンス」(1983)が世界的に大ヒット。一発屋扱いされてるけど、「Hyperactive!」(1984)だってヒットしたはず。
基本的にチャカポコした音楽は苦手だから、アルバムを買う気が全くなかった。しかし、「Screen Kiss」のPVを見てビックリ、ヨーロッパ的哀愁に満ちていて、彼はこんな素晴らしい曲も作っていたのかと、2nd『The Flat Earth/地平線』(1984)を買った。

この先、追いかける事は無かったけれど、ベスト盤を聴いたら全アルバムを聴いてみたくなった。
これもまた素晴らしい「Airwaves」何かの曲に似ているんだけど…
後へ行けば行くほど素敵な曲ばかり「One of Our Submarines」、フュージョン風で間奏のギターがかっこいい「Budapest by Blimp」、「Cruel」…

1996年、携帯端末の音声を作るBeatnik社を設立。予定は会議ばかり、もう彼は音楽業界に戻る事はないのだろうか?

image1013 ←買ったアナログ、ただしレンタル屋の中古

2005.11.20

■RadioTracker

RadioTracker先日、パソコンソフト会社“P&A”からメールが来た。
「モニターキャンペーンへのご応募大変ありがとうございました。お客様を当選とさせていただきました」
ヤッター! さっそく“RadioTracker”をダウンロード、使ってみた。

これは、常時流れ続ける無数のインターネット・ラジオ局から、好みのジャンルの曲を自動的にダウンロードしてMP3化してくれるソフト。例えてみれば、たくさんのFMラジオ局から曲を同時に録音してくれるって感じ。

操作は簡単、好きな音楽のジャンルを選択して<開始>ボタンを押すだけ。でも、制限を設けないとハード・ディスクがいっぱいになっちゃうから、とりあえず<1時間>に設定。ジャンルは知らないアーティストだと困るので、とりあえず無難な<Pop/Rock 80s>。

待つこと1時間、<Music>フォルダーの中に<80s>フォルダーが自動的に作成され、たまった曲は18曲、56MB。
中を見るとDevoの「Whip it」、カトリーナ・アンド・ザ・ウェイブスの「Walking On Sunshine」など。
特にビックリしたのはReal Lifeの「Send Me An Angel」う~ん、久しぶりに聴いた。
ラスカルズ3 Doors Downは80年代だっけ??? まぁ、ラジオ局だから色んな時代のをかけるよね。

<Pop/Rock Top40>アヴリル・ラヴィーンやデス・チャ…
<Pop/Rock Classic>ビートルズやザ・フー…
<Pop/Rock Alternative>インキュバスやグッド・シャーロット…
<Industrial>分からないバンドばかり…
たぶん、<Electronic>だと思うんだけど、フォルダー名は<Eclectic>、中身はアラン・パーソンズやグリーン・デイ…などなど。

見ていると“shoutcast”のジャンルと共通していて、ラジオ局も見た事がある感じ。まずは“shoutcast”で好きなバンドを流すラジオ局のジャンルを調べてから“RadioTracker”を設定してもいいかも。
私としてはアメリカ中心でプログレとゴシック、ノイズのジャンルが無いのが残念だけど、特にヒット曲が好きな人にはオススメ。だって、マドンナの「Hung Up」(Abbaの「Gimme! Gimme! Gimme!」付)がいつの間にかパソコンに入ってるんだよ。
音楽の収集が家の中をウロウロしている間にできちゃうなんて、ものぐさな私にピッタリ。あぁ、バースデイ・パーティやデッド・カン・ダンスが聴きたい。

面白いソフトなのでまずは無料の“体験版”から、どうぞ♪

2005.11.15

■Eurythmics [80年代NW ベスト盤編]

ユーリズミックス・グレイテスト・ヒッツ
Greatest Hits』(1991)BMG

Band Members :
Annie Lennox (Flute, Keyboards, Vocals, Percussion...)
Dave Stewart : David Allen Stewart(Bass, Vocals, Drums, Keyboards, Guitar, Producer...)

1981年デビューしたイギリスのポップ・デュオ“ユーリズミックス”。

その前身はデイブ・スチュワートと友人ピート・クームス、恋人アニー・レノックスの3人でバンド“The Catch”で1977年にシングルを1枚リリース。
あらたに5人組となり、グループ名を“The Tourists/ツーリスト”と変え、ダスティ・スプリングフィールドのカバーでBCRで有名な「二人だけのデート」(1979)をヒットさせた。私が好きだったのは「ロンリエスト・マン」(1979)。
1980年にツーリストが分裂し、デイブとアニーはユーリズミックスとして活動を始める。

1st『In the Garden』をリリースしたが、しばらく低調で5thシングル「Love Is a Stranger」が小ヒット、6thシングル「Sweet Dreams/スイート・ドリームス」が大ヒットし、世界的に知られるところとなる。それにつられて5thシングルもチャートを駆け上った。
中性的な魅力もさることながら、ドスの効いた姉御声から澄んだ美しい女神声まで表現する歌唱力、エレクトリック・ポップもソウルもこなすアニー。もちろん、マルチな才能デイブもかかせない。

そんな曲が詰まったベスト盤。
Who's That Girl ?」MTVで放送禁止になった。
Here Comes the Rain Again」クールですな。
There Must Be an Angel」TV朝日系朝の星占い元BGM。
It's Alright/ベイビー・カミン・バック」ソウルだね。
一曲だけまぶしすぎて私にはついてけないのもあるけど、まんべんなくヒット曲が収録され、国内盤は渋谷陽一とピーター・バラカンの対談もついてるよ。

1990年に活動を休止し、ソロ・アルバムやプロデュース等の別行動していたが、1999年『Peace』で活動再開。
なお、イギリス・ロック界には私が知っている限りDave Stewartは2人いる。どちらもプログレをやっていたそうだ。

2005.11.14

■Orchestral Manoeuvres in the Dark [80年代NW ベスト盤編]

ベスト・オブ・OMD
Best Of OMD』(1988)EMI

Band Members :
Andy McCluskey (Vocals, Guitar, Bass, Synthesizer…)
Paul Humphreys (Vocals, Synthesizer, Electronic percussion…)

Martin Cooper (Keyboards, Sax)
Malcolm Holmes (Drums)

イギリス・リヴァプール出身、最初は2人組“オーケストラル・マヌーヴァーズ・イン・ザ・ダーク”通称“OMD”。
エレクトリック牧歌と言うかデジタル田園というか、ピコピコしてるけど、のどかな風景が広がるOMDワールド、たぶん。

1979年<ファクトリー・レコード>からリリースした「Electricity」で注目され、<ヴァージン・レコード>系列の<DinDisc>と契約、メジャーへの道を歩みはじめる。
1st『Orchestral Manoeuvres in the Dark』(1980)、同年2nd『Organisation』からのシングル「Enola Gay/エノラ・ゲイの悲劇」が大ヒット。この曲は日本人としては…何も考えずに聴こう、明るくノリノリのシンセ・ポップ。

そこで、私はこの2ndを買った。でも手離した。そして、『Junk Culture』(1984)をレンタル屋で借りて録音した。でももう消してしまった。たぶん、力の入ったボーカルが苦手であまりのめり込めなかったのだと思う。
東芝EMIから「プライス・バスターズ」というシリーズでなんと日本盤が1200円! また聴きたいなぁ、と思わず買ってしまった。

買って良かったこのベスト盤。
すっかり忘れてしまっていたけど、おぉこの曲もあの曲もOMDだったのかと思うことばかり。何しろMTV世代、80年代コンピ集も聴いてるしね。
Forever Live and Die」コーラスに思わず80年代根性がうずく。
Souvenir/愛のスーヴェニア 」「Telegraph」「If You Leave」「Genetic Engineering」…

このベスト盤を最後に1989年いったん解散、1991年にアンディのソロ・プロジェクトとして復活、まだ活動しているのかな?
ちなみに左が才能溢れるアンディ、右が端正な顔立ちのポール。Wikipediaで知った。

2005.11.13

■Heaven 17 [80年代NW ベスト盤編]

The Best of Heaven 17
The Best of Heaven 17』(1998)Virgin

Band Members :
Glenn Gregory (Lead Vocals)
Martin Ware (Synthesizers)
Ian Craig Marsy (Synthesizers)

分裂したヒューマン・リーグのフィリップとエイドリアンはグループ名を存続させ、マーティンとイアンはB.E.F. (British Electric Foundation)というプロジェクトで1980年にカセット『Music for Stowaways』をリリース(1981年『Music for Listening To』に収録)。
そしてグレンと共に“ヘブン17”として活動し始め、1st『Penthouse and Pavement/ペントハウス・アンド・ペイヴメント』(1981)をリリースし「At the height of the fighting (He-La-Hu)」がマイナー・ヒットしたが、「Fascist Groove Thang」の歌詞が政治的との理由でBBCでの放送が禁止になってしまった。
ちなみに、この1stアルバムは新生ヒューマン・リーグDare!』(1981)と同時期、同スタジオで録音され、彼らは昼間、ヘブン17は夜に使用したそうだ。

このベスト盤は全体的にファンキーでファンカラティーナなシンセ・ポップでチャカポコ、カラカラ、ピコピコな印象。
Temptation」が一番有名かな。好きなのは「Let Me Go」「Come Live With Me」リズムが私に合っている。

新生ヒューマン・リーグのエレクトリック・ディスコでガッカリした私は、ヘブン17に望みをかけたが、彼らはこんなのをやりたかったのかね。初期ヒューマン・リーグとは違って、ニュー・ロマ路線でちょっとガッカリ。
でも2nd『Travelogue』(1980)のポップさで何となくこういう方面に行ったのは理解できたし、実際には2ndが売れなくて文無しだったらしいから、方向転換するしか無かったのであろう。

当時はB.E.F.をプロジェクト・バンドだと思っていたのに、聴いてみたら何が何やらだったが、今回調べてようやく分かった。
彼らは色々なアーティストにカバー曲を歌わせて、エレクトリックな味付けにしていたようだ。
現在私が持っているのはカセットに録音していた『Music of Quality and Distinction, Vol. 1』(1982)。
グレンが歌う「ウィチタ・ラインマン」が鼻血が出るほど美しい(←出ないって)。
パーフェクト・デイ」、サンディ・ショウの「恋するハート」も朗々とした歌声で素敵。ポーラ・イエーツ(ボブ・ゲルドフ元夫人、他界)の「にくい貴方」もキュート。
その他にもティナ・ターナーやゲイリー・グリッターなども歌っている。

私が勝手に思うに、ヒューマン・リーグ10CCのよう。
実験的なケヴィン・ゴドレイ/ロル・クレームとポップなエリック・スチュアート/グレアム・グールドマンが分かれてしまったような感じ。ただし、10CCは一緒だった時に人気があった。
グループ時に人気があった方が再結成されやすい、人気の無かった初期ヒューマン・リーグの復活は望めそうも無いから、せめて一度はヘブン17を観てみたいものだ。彼らは現在も活動中。

2005.11.12

■The Human League/新生 [80年代NW ベスト盤編]

グレイテスト・ヒッツ
Greatest Hits』(1988)Virgin

Band Members :
Ian Burden (Synthesizer)
Jo Callis (Synthesizer)
Joanne Catherall (Vocals)
Philip Oakey (Vocals, Synthesizer)
Susanne Sulley (Vocals)
Philip Adrian Wright (Slides, Occasional Synthesizer)

前日の続き。
マーティンとイアンがB.E.F./Heaven 17へと去り、残されたエイドリアンはシンセサイザーを練習し始め、フィリップはステージで女の子が踊っていたら楽しいだろうなと思い、ディスコで女子高校生2人を誘う。グラフというバンドにいたベーシストのイアン・バーデンにシンセサイザーを弾いてくれるよう頼み、何とかヨーロッパ・ツアーを乗り切った。

その後、6人グループとなり「Don't you want me?/愛の残り火」が世界中で大ヒット、一躍人気シンセ・ポップ・バンドとなった。
3rd『Dare!』(1981)も売れに売れ、このアルバムから「The sound of the crowd」「Love action」「Open your heart」次々とヒット曲が生まれた。
ちなみに私は初期を感じさせる「Get Carter」~「Seconds」の流れが好きだ。

このアルバムはそんな曲満載のベスト盤。
Mirror Man」特撮物を知らなくても、この曲は知っているだろう、「Fascination」も聴いた事あるはず。
初期からは「Being Boiled」、フィリップとジョルジオ・モロダーの「Together in Electric Dreams」も収録。
私が好きなのは「The Lebanon」「Human」。

私の大好きなヒューマン・リーグがディスコに変わってガ~ン。
「もう聴かなくてもいいや」と思っても耳に入ってくる、身体が勝手に動くのよ、何たってディスコ世代。
朝、出勤時に聴くと足取りは軽く、さぁ仕事ガンバロウ! と思わせるような懐かしの新生ヒューマン・リーグ。

1990年にエイドリアンは映画界へ戻るため脱退。今もヒューマン・リーグは活動中、がんばれフィリップ・オーキー。

2005.11.11

■The Human League/初期 [80年代NW ベスト盤編]

Band Members :
Ian Craig Marsh (Synthesizer, Vocals)
Philip Oakey (Synthesizer, Vocals)
Martyn Ware (Synthesizer, Vocals)
Philip Adrian Wright (Slides, Films)

イギリス・シェフィールド出身のバンド、エレクトロニック・ポップ・バンド“ヒューマン・リーグ”。

1970年代初頭に形作られ、メンバー及びバンド名を変えながら活動してきた。
The Future”の時、コンピューター技師であったイアンとマーティンとアディ・ニュートンはデモ・テープを作り、ロンドンへ売り込みに行くがうまくいかず、アディは“Clock DVA”へと去ってしまった。
「ボーカルが必要だ」と感じた二人は、友人のグレン・グレゴリーに声を掛けるが彼のバンド活動が忙しく、病院で働いていた友人のフィリップ・オーキーを誘い、バンド名を“ヒューマン・リーグ”に変えた。
1978年に<ファスト・プロダクト>から1stシングル「Being Boiled」をリリース。そしてエイドリアン・ライト(ビジュアル担当)が加わり4人となって、2ndシングル「The Dignity Of Labour」(1979)をリリース。

<ヴァージン・レコード>と契約しシングル「I Don't Depend On You」(1979)をリリース。
デビュー・アルバム『Reproduction/人類零年』(1979)、プロモ用シングル・カット「Empire State Human」。
1980年にダブル・シングル「Holiday '80」、1982年にEMIから再発売された。
2nd『Travelogue/幻の果てに』(1980)リリース後、2つに分裂。

マーティンとイアンは“British Electric Foundation (B.E.F.)”というプロダクション会社を作り、グレンと共に“Heaven 17”を結成。
ヨーロッパ・ツアーを目前に、残されたフィリップとエイドリアンは…明日へ続く。

*   *   *

私が初めて聴いたのはライチャス・ブラザーズの「ふられた気持ち」のカバー「Morale...You've Lost That Loving Feeling」、そのクールさにマイッタ♡
1stはクラフトワークにボーカル入れて聴きやすくした感じで、無機質な音楽にのせて心の叫びを狂おしくつぶやいているという雰囲気、全曲好き。
2ndはポップになっているが、幾分ノイジー。「Toyota City」というインストゥルメンタルが収録されている。「Dreams of leaving」が好きだ。
大好きなのは暗く実験音楽のような、男だけの初期ヒューマン・リーグ

The Human League Albums←どちらも聴いている
※ちなみにジャケット裏には「contains synthesizers + vocals only」とクレジットされている、クイーンやボストンとは違うね。

2005.11.10

■1970年代末~ UK NW考

昨日からヒューマン・リーグを書こうと思って色々調べていたら、奥が深くて大変。

U2の時もVirgin Prunesの名前が出て来て意外だったが、Human LeagueではCabaret Voltaireの名前が出て来た(同郷だから)。おまけにClock DVAのAdi Newtonも在籍していたそうだ。ヘェ~

Heaven 17のGlenn GregoryはPropaganda(「Dr. Mabuse」懐かしいでしょ)とも関係あるみたいだし、PropagandaからはThomas Leer(Leer and Rental、RobertRentalは他界したそうだ)の名前が出てくるし…

B.E.F.(British Electric Foundation)のアルバムの帯に「元ヒューマン・リーグの~」と書いてあったからレンタル屋で借りた事がある。でも、初期Human Leagueのイメージと違って色んな人が歌うオムニバスで何が何だか今まで分からなかった(カセット有)。

当時『MUSIC LIFE』と『音楽専科』と『rockin'on』ぐらいしか読んでなかったので、マイナーなバンドの情報が手に入りにくく、今まで分からない事だらけだった(レコード・ライナーは音楽論が中心でさらによくワカラン状態)。
ネットってありがたい、20年以上経ってから色んな事が分かるようになった。しかし、英語力がついてかないのが悲しいな~
謎だったグループ、Glaxo Babiesはブリストル・サウンドの元祖的存在で後にメンバーがThe Pop GroupMaximum Joyに流れたそうだ、納得。

ちなみにこのオムニバスは面白いよ、年代物コンピにあまり収録されないスマッシュ・ヒット曲が収録されている。
Janeの「It's A Fine Day」から始まって、有名どころはFrankie Goes To HollywoodBlondie等、1曲しかヒットしなかった元Depeche ModeのYazooもあるよ。ネオ・アコのFeltAztec Camera等も入ってるし、Bjorkが在籍していたThe Sugarcubesも入ってる。極めつけはCabaret Voltaire(笑)

仕事等で忙しくなってきたので、更新がままならないけど、[80年代NW ベスト盤]編はまだまだアルバムがあるから、のんびり続けるつもり、ヨロシク♪

2005.11.08

■Ultravox [80年代NW ベスト盤編]

ザ・コレクション
The Collection』(1984)EMI

Band Members :
Chris Cross : Chris Allen (Bass, Synthesizers, Vocals)
Midge Ure : James Ure (Lead vocals, Guitars, Synthesizers)
Warren Cann (Drums, Electronic Percussion, Vocals)
Billy Currie : William Lee Curry (Synthesizers, Piano, Violin, Viola)

1977年『Ultravox!/ウルトラヴォックス!』で<アイランド・レコード>からデビューしたイギリスの5人組“ウルトラヴォックス”。
同年2nd『Ha! Ha! Ha!』をリリース(←これ記憶に無いが「Rock Wrok」は知っている)。
確か、初期はパンクだったと思うが、ウルトラヴォックスのファン・サイトはたくさんあるので、そちらを参照した方が良い。一時期しか聴いてない私が参考にしているのはWikipediaとライナー。
私は3rd『Systems of Romance/システム・オブ・ロマンス』(1978)から聴き始めた。
その後、John Foxxは脱退しソロへ、Robin Simonはマガジンへ、そして一時的に解散。

元リッチ・キッズのミッジ・ユーロが加わり、<クリサリス・レコード>から4th『Vienna/ヴィエナ』(1980)をリリース。ちなみに5th『Rage in Eden/エデンの嵐』(1981)のジャケットはこれだったよね。

このベスト盤はミッジが参加した第2期ウルトラヴォックス時代『Lament』(1984)までのシングル集、「Love's Great Adventure」はベスト盤にしか収録されていないようだ。
どれもこれも好きだけど「Vienna」はやはり名曲。
Astradyne」でつかみはOK、「Hymn」「Reap the Wild Wind」でもうメロメロ~

第2期中心に聴いている私は哀愁のあるヨーロピアン・エレクトリック・ポップというイメージをウルトラヴォックスに持っているが、第3期というのもあるそうだ、未聴。
ゲイリー・ニューマンに影響を与えたのは第1期のジョン・フォックス時代、ソロの「Europe After the Rain」も好きだ。

Vienna ←やっぱ名盤、なかなか手離せないアナログ

2005.11.07

■Tubeway Army/Gary Numan [80年代NW ベスト盤編]

Premier Hits
Premier Hits』(1996)Beggars Banquet

Band Members :
Gary Numan : Gary Anthony James Webb (Vocals, Keyboards, Guitars)
Paul Gardiner (bass) ゲイリーの幼なじみ、1984年死去
Jess Lidyard (Drums) ゲイリーの叔父

1978年、1st『Tubeway Army/チューブウェイ・アーミー』でデビューした、イギリスの“チューブウェイ・アーミー”。ほとんど“ゲイリー・ニューマン”のソロ・プロジェクトのようなものだったはず。

1979年に「Are 'Friends' Electric?/エレクトリック・フレンズ」がイギリスのチャート1位となり注目され、2nd『Replicas/幻想アンドロイド』がヒット。
それ以前の1977年にデモ・レコーディングされた『The Plan』が1984年にリリースされているらしい(wikipediaより)。
2枚のアルバムを出した後、ゲイリー名義となり「Cars」「We Are Glass」などがヒット。『The Pleasure Principle/エレクトリック・ショック!』(1979)『Telekon/テレコン』(1980)…とアルバムをリリース、現在も活動中。

このベスト盤は、自身のレーベル<NUMA>を立ち上げるまで在籍していた<ベガーズ・バンケット>時代。チューブウェイ・アーミー時のシングル4曲他、ゲイリー時の『Warriors』までが収録されている。
Down In The Park」は大好きだったな~
This Wreckage」♪ウォー、ワカレヨ
最初はメカだったけど、だんだん人間になってきた。

Wikipediaに“electropop pioneer”と書かれている。
ヒューマン・リーグ(男だけの時)とウルトラヴォックス(特にミッジ・ユーロ在籍時)と並んで好きだったなぁ。
こういう無機質で幻想的、一見単調だけど起伏があるテクノ・ポップ(当時は日本でそう呼んでいた、今ならシンセ・ポップ)が好きだった私は、その後出て来たニュー・ロマンティックのアイドル達には興味が持てなかった。ヴィサージだけは別、O.M.Dはアイドルじゃなかったよね?
ずっとゲイリーを忘れずにロンドンまで行ったこの人はすごいな。

Tubeway Army/エレクトリック・フレンズ ←メカだったころのアナログ・シングル

2005.11.06

■ラジオ27

ラジオから流れた音楽で「いいなぁ」と思っても金欠でCDが買えず困ったゾ。結構たまっているから、とりあえず忘れないうちにメモ。

[爽やか系→悩まし系]
UTRECHTGOOD MORNING FREAKS!」
日本の新世代渋谷系クラブ・ポップだそう。

CLAZZIQUAI PROJECTSWEETY
韓国のラウンジ系マルチジャンル・プロジェクトだそう。

BLOC PARTYTWO MORE YEARS
「BANQUET」のエキセントリックさが無くてポップ。

THE ONE AM RADIOWHAT YOU GAVE AWAY」「BURIED BELOW
USの男性SSWらしい、浮遊感のあるリミックス・ヴァージョン。

FICTION PLANEAMERICAN STANDARDロング・ヴァージョン
スティングの息子のバンドらしい。

2005.11.05

■SAW 2 [映画]

Saw II
ソウ2』(2005)アメリカ
製作総指揮:ジェームズ・ワン 他 監督:ダーレン・リン・バウズマン
脚本:ダーレン・リン・バウズマン リー・ワネル
出演:ドニー・ウォルバーグ トビン・ベル 他

男が目覚めるとそこは部屋の一室だった。目の前には鏡、首の前後に鋼鉄製の仮面、突然テレビがつき人形が語る「I wanna play a game」。
事件現場に立ち会ったエリック・マシューズ刑事は、ジグソウの隠れ家を突き止めるが、そこにはモニターに映し出された息子の姿が…

SAW』の続編『SAW 2』、期待を裏切らぬオープニングに画面釘付け、座席金縛り状態。
TVゲームのRPGのように仲間8人で謎を解き、トラップを回避しながらダンジョンから抜け出そう!
しかし、だんだん仲間を増やしていくTVゲームと違い、この映画の場合は仲間がだんだん減ってゆく。

晴薫さんのおっしゃるところの外道路線、Tokyo subway attack。
ギャー、あんなことや、ギョー、こんなことや。斜め後ろのカップルの男性が座席の上に足を載せていたのだけれど、怖いシーンになるとジタバタ動くのよ、どうしてなんだろう。
それから、あんな鬼畜の言う事をどうして信じるかね~ 人間追い詰められると判断を誤るという事か? もう『SAW 3』を期待したくなっちゃうよ。

前作に続き、アマンダ、ケリー、ジグソウが再登場。
前作ほど腰を抜かすようなどんでん返しではなかったが、最初が最後につながりスッキリ、サスペンスはこうでなくちゃ。
ただし、私は未だに“Over the rainbow”が分からない。映画『オズの魔法使い/The Wizard of Oz』を観なきゃダメかしら。だいたい登場人物の名前覚えてない、Obiに…
『SAW 2』を先に観るなんて、邪道な事はせずに『SAW』を観てから、いざ映画館へGo !

ドニー・ウォルバーグ(エリック)はニュー・キッズ・オン・ザ・ブロックのメンバーだったんだってね。
トビン・ベル(ジグソウ)は何となく年取ったクリストファー・ウォーケンって感じ。

2005.11.04

■The Cars [80年代NW ベスト盤編]

カーズ・グレイテスト・ヒッツ
The Cars Greatest Hits』(1985)Warner

Band Members :
Ric Ocasek : Richard Otcasek (Vocals, Rhythm Guitar)
Benjamin Orr : Benjamin Orzechowski (Vocals, Bass)
Elliot Easton (Lead Guitar, Backing Vocals)
Greg Hawkes (Keyboards, Backing Vocals)
David Robinson (Drums, Backing Vocals)

1977年、アメリカ・ボストンで結成された“ザ・カーズ”。
送ったテープが地元ラジオ局で評判になり、レコード会社が争奪戦の末<エレクトラ・アサイラム>と契約。
1978年、1st『The Cars/錯乱のドライブ』でデビュー。
2nd『Candy-O/キャンディー・オーに捧ぐ』(1979)、3rd『Panorama/パノラマ』(1980)、4th『Shake It Up/シェイク・イット・アップ』(1981)、5th『Heartbeat City/ハートビート・シティ』(1984)と次々とシングル・ヒットを飛ばしながら、アルバムをリリース。

そして出たのがこのベスト盤、どれもこれも聴き慣れた曲ばかり「Just What I Needed」「Let's Go」イントロを聴いただけでもワクワクする。
Drive」夜、車の中で聴きたい曲、「Touch And Go」唐突な終わり方が好きだ。
Since You're Gone」「I'm Not The One」も私好み、ランデンラ~ン♪

6th『Door to Door/ドア・トゥ・ドア』(1987)発表後の1988年、解散。
前向きな気持ちにさせるシンセがフィーチャされたポップ・ロックで曲は大好きだが、正直言って彼らに特に思い入れは無く、MTVを見ていたはずなのにビデオ映像をちっとも思い出せない。
顔が長くて耳が大きいリックのイメージだけが強く、クセのある泣きそうな歌い方ですぐカーズと分かった。
全てリックのボーカルかと思っていたら、ベン・オールも歌っていたらしい。そして、ベンはもう亡くなってしまったそうだ、残念だね。

2005.11.03

■Japan [80年代NW ベスト盤編]

シングルズ
Singles』(1996)BMG

Band Member :
David Sylvian : David Batt (Vocal, Second Guitar)兄
Mick Karn : Anthony Michaelides (Bass, Saxphone)
Steve Jansen : Steve Batt (Drum, Percussion) 弟
Richard Barbieri (Synthesizer, Keyboard)
Rob Dean (Lead Guitar) 脱退

1978年4月1st『Adolescent Sex』でデビューしたイギリスの4人組“ジャパン”。
退学させられたデヴィッドとハイスクール仲間とで結成され、ロブは新聞広告の募集にて加入。
どこのレコード会社にも相手にされなかったが、ドイツの<アリオラ・ハンザ・レコード>が彼らの写真を見て連絡して来た。契約後、会社側はロンドン中に化粧した5人のチラシやポスターを貼りまくり、ティーン向けのユニ・セックス的なアイドル・グループとして売り出した。
ちなみにその頃はまだニュー・ロマンティックの時代ではなく、ベイ・シティ・ローラーズのディスコ版ニューヨーク・ドールズ+デヴィッド・ボウイ風アイドルと考えた方がいいかも。

そして私は音楽雑誌『Music Life』のページ大モノクロ写真と「今ロンドンで話題の美少年ロック・グループ登場」とかいう文章を見て、「アイドルかよ、顔だけか」と思ったが、ラジオで「The Unconventional」「Adolescent Sex」を聴いてそのネットリ感に驚いた。
1978年10月、1st『果てしなき反抗』が日本で発売され、私も買った。アリオラ・ハンザの罠にまんまとハマってしまった…

グラム・ロックのようでファンキー、退廃的で妖しいダンス・ミュージック。シンセサイザーとホーンがフィーチャされ、ベースがきいてるエレ・ポップ。だけど、暗いんだなぁ~
相変わらず最初のみでフォローしない私、このベスト盤のライナーを読んで知ったんだけど、ジャパンって局地的な人気だったんだってね。イギリスでは全く売れず、日本のみ(初期はドイツも)。確かに彼らは一般ウケするような音楽ではない。
当時のライナーや雑誌には「話題もちきり」とか「注目の的」とかしか書いてなかったから、知らなかったよ。
てっきり、世界的に(アメリカ人好みの音楽ではないから米除く)そこそこ売れていたと思ってたが、例え日本でしか支持されなくても5年間で5枚もがんばって来た事は評価すべき事だと思う。自国内で正当な評価を受けず、全く売れないなんて辛かったでしょ~
たぶん、もっと明るくのびやかなボーカルだったら売れてたかも。でも、このどんより感が無かったら私は好きになっていなかったであろう。

2nd『Obscure Alternatives/苦悩の旋律』(1978)、3rd『Quiet Life/クワイエット・ライフ』(1980)、そして<ヴァージン・レコード>に移った4th『Gentlemen Take Polaroids/孤独の影』(1980)、5th『Tin Drum/錻力の太鼓』(1982)がイギリスで売れ始めたというのに、1982年解散。
一風堂の土屋昌巳が正式メンバーとして最後のツアーに参加していたんだってね、これも知らなかった。
その後、初のライヴ盤『Oil on Canvas』(1983)が発売され、メンバーが再結集し『Rain Tree Crow』(1991)名義で1枚アルバムをリリースしている。

このベスト盤はアリオラ・ハンザ時代のシングル集で、同じ曲が色んなバージョンで収録されている。まぁ、マニア向けですかね、私は図書館で借りた。
全体的に暗く、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのカバー「All Tomorrow's Parties」が明るく聴こえるのが不思議。それと気のせいだろうか、音の厚みや広がりを感じられない。
私がベスト盤を買うなら、「Communist China」「Television」「The Tenant」「Despair」「Burning Bridges」が入ってなきゃね。と言うより全てアルバムを揃えた方がいいな。

その後のソロ活動については皆さんの方が詳しいでしょう、私は「Red Guitar」が好きだった。
私が思うに、ポール・ウェラーはザ・ジャムザ・スタイル・カウンシル~ソロとそれぞれの時代からのファンがいるが、デヴィッド・シルヴィアンに関してはジャパン時代からのディープな人達がファンなのではないか。ライナーにも書いてあったカルト・バンド的と…

今回調べていて、すごく懐かしかったのは「デビシル」という言葉。久しぶりに見たよ、すっかり忘れてた。

Adolescent Sex ←アナログ『果てしなき反抗』、B面ばかり聴いてた

2005.11.02

■Kraftwerk [80年代NW ベスト盤編]

The Model
The Model』(1992)Cleopatra

Band Members :
Ralf Hütter (Electronics, Voice)
Florian Schneider (Electronics, Voice)
Karl Bartos (Electronic Percussion)
Wolfgang Flür (Electronic Percussion)

ドイツの4人組、プログレッシヴ・ロック“クラフトワーク”(クラフトヴェルク=発電所)。

1968年、共にクラシックを勉強していたラルフとフローリアンがデュッセルドルフの温室で出会った。
1970年初頭、電子(音楽)装置のアイディアが浮かび、“Kling Klang”というレコーディング・スタジオを開いて自分達自身でシーケンサー、発振器、リズム・マシン、プログラム・テープ等を考案。
1971年、1st『Kraftwerk』をリリース(ドイツ・ オリジナル盤は1970年)。
初期メンバーだったKlaus Dinger、Michael Rotherは脱退後、ノイ!/Neu!を結成する。
3枚のアルバムをリリース後、マーキュリー・レコードで録音した『Autobahn』(1974)がアメリカのアルバム・チャート5位となる。
1976年、キャピタル・レコードとサインしたクラフトワークは5th『Radio Activity』、6th『Trans-Europe Express』(1977)、7th『Man Machine』(1978)とアメリカ、ヨーロッパでヒットした(↑とか何とか…ジャケット英文の適当な訳)。
1970年、Organisation名義で実験的なアルバム『Tone Float』をリリースしている(←これはネットと『ユーロ・ロック集成』より)。

私が初めて聴いたのはたぶん「Metal on Metal」、そして『ヨーロッパ特急』を買った。だから、上記メンバーはこのアルバムより記載。
彼ら以前にもエレクトロニックなポップスはあったけど、クラフトワークの功績は多大で、以後プログレのものだったシンセサイザーがポップスにも取り入れられるようになり、多くのミュージシャンに影響を与えた(ちなみに、私にとってジャン・ミッシェル・ジャールも影響大)。
彼らの出現は音楽業界を大きく変えたと思う(どこかでブライアン・イーノの名前も上がっていた)。

クラフトワークの知名度が上がってから<テクノポップ>という言葉が生まれ、それまで歌謡曲を聴かなかった私は新たに登場したYMOP-Modelプラスチックスヒカシューなど日本のバンドを聴くようになった。
テクノポップの詳細についてはこちら、そしてしかし、さんありがとう。
ちなみに今日立ち読みした『僕らの「ヤング・ミュージック・ショー」』に「テクノポップという言葉は日本のみで海外ではエレクトロニック・ポップと言う」と書いてあった。

ドイツのプログレ・バンド(クラウト・ロック)と言ったらAmon DüülCanAsh Ra TempelFaust等まともに聴いた事はないけど、私にとってインスト中心で感覚的な音楽というイメージ、つまりワケ分かんない(Tangerine DreamNovalisなら大丈夫。最近聴いているのはWallenstein)。
そんなドイツ・バンドの中でクラフトワークは無機質だけど人間的な感情を感じたり(寂しさとか)、単調だけど遊びがあったり(コミカルとか)で退屈せず、分かりやすく聴きやすく、新鮮な音楽だった(ちなみにニナ・ハーゲンも)。

そんな彼らのベスト盤、「Radioactivity」「Trans Europe Express」「The Model」「The Robots」どれもこれも知ってる曲ばかりで楽しいアルバムだ、ピコピコ。

※クラフトワークについてはもっと詳しいファンの方が多いことでしょう、間違っていたらご指摘お願いします。

2005.11.01

■Chrome [80年代NW ベスト盤編]

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Anthology 1979-1983』(2004)Cleopatra

Band Members :
Helios Creed (Guitar, Bass, Vocals)
Damon Edge (Synth, Drums, Tapes, Vocals)
Gary Spain (Bass)
Hillary Stench (Bass)
John Stench (Drums)

1976年、サンフランシスコでDamon EdgeとGary Spainが結成したグループ、“クローム”。
1977年に1st『The Visitation』をリリース、初期メンバーのJohn Lambdin(V, G, B)はフラワー・トラベリン・バンドと共演した事があるそうだ。
1995年、ダモン・エッジが他界した後もヘリオス・クリードが中心となって活動を続けているようだ。
1997年にはキング・クリムゾンブライアン・イーノのトリビュート・アルバムに参加している。怖いものみたさで聴いてみたいような気もする(笑)
ザ・レジデンツタキシードムーン(未聴)と並び評されているので、だいたい音楽は想像できるかも。ここに彼らの紹介がちょっとあった。

このベスト盤を聴く限りでは、初期はノイジーでアバンギャルドなパンクという感じで、予想不能なストゥージズといったところ。
『Red Exposure』ぐらいからシンセを多用したダンス・ミュージック、後半は重々しいメタル、ゴシックといった感じ。ただし、すべてがノイジー。
New Age」「In a Dream」が比較的聴きやすい。「Anti-Fade」「Chromosome Damage」等もヘンな意味で捨てがたい。
途中で演奏は切れるし、神経を逆なでするような音がてんこもり。ジャケットは黒地に銀色でかっこいいけど、ジャケ買いしちゃダメよ。まぁ、人には薦められないような、聴いている事も知られたくないような、不気味音楽かな。

Red Exposure ←アナログ『Red Exposure』、CD化祈願

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