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2005.08.11

■ブルー・ベルベット [映画 DL編]

David Lynch/Blue Velvet
ブルー・ベルベット』(1986)アメリカ

倒れた父を見舞った帰りに野原で人間の片耳を拾ったジェフリー(カイル・マクラクラン)、警察官の娘サンディ(ローラ・ダーン)から歌手のドロシー(イザベラ・ロッセリーニ)が関わっている事を伝えられる。
独自に真相を探ろうと、忍び込んだ部屋で見つかってしまい、事件の渦中に巻き込まれてゆくサスペンス。

オープニングのボビー・ヴィントンの歌をバックにゆったりとした映像が映し出され、赤い薔薇、白い柵、青い空…のどかな風景。庭に水を撒くジェフリーの父、首を押さえ倒れる父、そして地上の虫達が蠢く所からこの映画の異様さを予感させる。オープニングの美しさに騙されてはいけない、リンチ・ワールドだよ。
暴力、倒錯、脅迫、殺人…フランク(デニス・ホッパー)のいかれ具合がたまんない。悲しげなドロシー、おかまのベン、立ったままの死体、スローモーションの警察の突撃…どこもかしこも好きだったりして。

これ以前にもデイヴィッド・リンチ監督の映画は観ていたけれど、コマドリを象徴とする昼の日常と対照的な毒々しい異常な夜の世界、この映画で私は彼にはまった。
ジュリー・クルーズの「Mysteries Of Love」も好きだ。本当は音楽をジス・モータル・コイルに頼みたかったけれど、お金がかかるからあきらめたのだそうだ。

片耳を拾うと言えば、デヴィッド・リンジーの『殺しのVTR』もそうだった。この小説も暴力に憑りつかれた異常な男の話だったな。

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コメント

だいぶ前にビデオでみました。
細部は忘れてしまってますが、最初の耳のところが、「わが母なる暗黒」にある母の遺体の写真のイメージとだぶるような。
イザベラ・ロッセリーニが見たくて見たような気もします。

最初観た時は、他の映画とは違い、表には出ない人間のドロドロした部分を描いていて、色使いもそうですが、こんな変わった映画があるのかと、衝撃を受けました。

イザベラ・ロッセリーニはイングリッド・バーグマンの娘だそうですね。歌が下手で美しいのかどうかわからないメイク、でも悲しげで、この映画を風変わりにした重要な人物の一人だと思います。
あまり彼女の映画は観た事が無いのですが、『ワイルド・アット・ハート』の奇妙なメイクの女性と同一人物とは気がつきませんでした。

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