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    *Hello Nico Another World

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2005.08.31

■呼んでもないのに、またやって来た [日記]

また就職が難しいトシになってしまった、いまだに再々…就職を検討中。
本日のみ限定バージョン。ふざけた写真を載せてみた(渦巻きメガネをかけてるんだけど…)。

公園の門柱

おぉ、私と同じ誕生日の公園だよ。
昭和2年だって、78歳という事か。
私は78歳になっても多分しぶとく生き続け、プログレを聴き、ミステリー小説を読み、ホラー映画を観ていることでしょう。

2005.08.30

■クライム・ウェイヴ [小説 JE編]

Crime Wave
ジェイムズ・エルロイ/著『クライム・ウェイヴ』(2000)文藝春秋

1973年、母と同じジーンという名前を持つ若い人妻が殺された。その日から人生が狂ってしまった残された家族達。
エル・モンテ市警はじまって以来二件目の未解決事件である。一件目は15年前ほど前、被害者はエルロイの母。

11編のフィクションとノンフィクションが収録された短編集。「過去から」は『ハリウッド・ノクターン』の書下ろしに加筆修正したもの。

ノンフィクションの方が淡々と事実を述べていて、エルロイは“こうだ”と断定せずに、読者に考える余地を残していて、興味深く読めた。
特に印象に残った文章は、

負い目は膨らむ。あなたの最期の恐怖は、わたしの手を焼く炎。
「マイ・マザーズ・キラー」P118

問題が真に人種の壁を越えるのは、彼が二人の罪のない人間を殺し、黒人と白人のあいだの二人の子供の人生を破壊した卑劣漢だということを、黒人と白人が一致して認めたときである。
「セックス、虚飾、そして貪欲 O・J・シンプソンの誘惑」P429

スピーディでスリルが感じられるフィクションの方には実在の人物が登場する。リアルさを表現したいのか、話に厚みが加わるが、いかんせんイメージが定着しているので、先入観ゆえ感情移入できなかった。
しかし、ラリったフランク・シナトラが恐るべきオーラを発しながら、「アヴェ・マリア」をBGMにイエス然として登場し、可哀そうな子供達を救う部分は爽快でおもしろかった。
「ティファナ・モナムール」P285~

2005.08.29

■影が行く [小説 JC編]

Who Goes There? and Other Stories
中村 融/編訳『影が行く―ホラーSF傑作選』(2000)創元SF文庫

『遊星よりの物体X』と『遊星からの物体X』の原作「影が行く」が収録された、13編の古典的名作アンソロジー。
SF小説を読むなんて何十年ぶりかな、フィリップ・K・ディックはやっぱり面白いなぁ。マシスンも読みやすくて、まるで「トワイライト・ゾーン」を見ているような気にさせた。以前はクーンツとゼラズニイが好きだったけど、この本では思ったほどでは無かった。
そして、あとがきの解説もSFホラーが出現した経緯を社会現象と対比させていて面白かった。

リチャード・マシスン「消えた少女」
泣き声は聞こえど姿が見えぬ娘、なんと4次元ポケットに落ちてしまった。

ディーン・R・クーンツ「悪夢団(ナイト・メア・ギャング)」
どうにも胡散臭い連中なのに“ルイス”の言いなり。逃げようとしてもあっけなくやられるばかり、どうやら俺達は…

シオドア・L・トーマス「群体」
映画『人喰いアメーバの恐怖』風。

フリッツ・ライバー「歴戦の勇士」
ホラばかり吹いてると思った友人は、実は本物の時を駆ける戦士だった。

キース・ロバーツ「ボールターのカナリア」
夏になると必ず特集される“きもだめし”や“心霊写真”のような話。

ジョン・W・キャンベル・ジュニア「影が行く」
説明文のように淡々としている為、それほど夢中になる事はなかったが、物体Xは“メドゥーサ”のように気味が悪く、ジョン・カーペンター監督の方が原作により忠実だという事が分かった。
100ページほどの文章のうち前半1/3が『遊星より~』で、後半2/3が『遊星から~』といった雰囲気。

フィリップ・K・ディック「探検隊帰る」
火星からようやく地球へと帰還したのに、人々は歓迎するどころか皆逃げてしまう。この先どうなるかとハラハラしながら読んでしまった。

デーモン・ナイト「仮面(マスク)」
サイボーグになじめぬ者。

ロジャー・ゼラズニイ「吸血機伝説」
ロボット界の吸血鬼/ヴァン・ヘルシング伝説。

クラーク・アシュトン・スミス「ヨー・ヴォムビスの地下墓地」
ヒルのような黒い影が人間に寄生し、操る。火星が舞台でなければ、SFでは無くホラーとして楽しめた。

ジャック・ヴァンス「五つの月が昇るとき」
月が同時に昇る夜は、孤独な灯台守を惑わせる。妖しく幻想的なSFホラー。

アルフレッド・ベスター「ごきげん目盛り」
犬は飼い主に似ると言うが、アンドロイドも…

ブライアン・W・オールディス「唾の樹」
19世紀末のイギリスが舞台、隕石が落ちた農場の異変を描いた中編小説。

2005.08.28

■Billboard 50'S [50's~ Oldies編]

Billboard

昨日、久しぶりに神保町に行ったので本屋をのぞいてみた。
ビルボード年間トップ100ヒッツ1956‐2001』という本があり、欲しかったけど値段を見てしり込みしてしまった。
家で色々チャートを見ていたら、 “Oz Net Music Chart”というサイトがオーストラリアとイギリスとアメリカのヒット曲を掲載していて面白い。

1956年1月のオーストラリアNo.1はMitch Miller「テキサスの黄色いバラ」、イギリスNo.1はBill Haley & the Comets「ロック・アラウンド・ザ・クロック」、アメリカNo.1はTennessee Ernie Ford「16トン」。
日本はどうだったのかな? と思ったら「ラジオ体操の歌」がこの年ヒットしてたのね。

今回は50'Sのつもりだったけど、だんだんずれて来てしまって反省。なかなか古い曲の試聴が見つからなくて困ったけど、有名じゃないかな? と思う曲をいくつか。

Debbie Reynolds「タミー」(1957)
Everly Brothers「起きろよスージー」(1957)
The Kingston Trio「トム・ドゥーリー」(1958)
The Browns「谷間に三つの鐘が鳴る」(1959)
Bobby Darin「マック・ザ・ナイフ」(1959)
Frankie Avalon「ホワイ」(1959)
エルヴィス・プレスリー、パット・ブーン、ザ・プラターズ、ポール・アンカは知ってるでしょ。

ここのサイトが充実していてうれしい。

2005.08.27

■The Beatles [50's~ Oldies編]

Please Please Me1. With The Beatles2. A Hard Day's Night3.
Beatles For Sale4. Help!5.

1.『プリーズ・プリーズ・ミー』(1963)東芝EMI
2.『ウィズ・ザ・ビートルズ』(1963)
3.『ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!』(1964)
4.『ビートルズ・フォー・セール』(1964)
5.『4人はアイドル』(1965)

ビートルズのベスト・アルバム赤盤/青盤は音楽の雰囲気が全然違う、私は青盤が好き。だけど、今回はオールディーズという事で、ビートルズの初期アルバムでどこまでが50'Sを感じるかなー、と聴いてみた。
50'Sと言ったらやっぱりロックンロール、「ディジー・ミス・リジー」が入っている『4人はアイドル(Help!)』までかな?
本当は「涙の乗車券」「イッツ・オンリー・ラブ」「イエスタデイ」なんかは気楽なオールディーズとは一線を画していると思うんだけどね。
こうやってあらためて聴いてみると、ビートルズってコーラスの美しいポップスグループだわ~ 今さらだけど。

2005.08.26

■California Classics [50's~ Oldies編]

California Classics
『カリフォルニア・クラシックス』(1989)東芝EMI

『CALIFORNIA CLASSICS The West Coast Sounds J-WAVE Selection』ラジオ局がセレクトした1周年記念オムニバス・アルバム2枚組、年代の幅が広くて60年代から80年代までの網羅されている、多分。ライナーが無いので何とも…収録曲はDisc 1Disc 2
クラシック・ロックと言うと60、70年代とイメージだったけど、今では80年代もクラシック。
爽やかな洋楽が中心で、割りといい曲いっぱい。80年代はリアルタイムなもんで、胸キュン♡するような懐かしさも感じる。

今回は60年代を中心に好きな曲。
The Beach Boys「グッド・バイブレーション
Peter & Gordon「愛なき世界
Bobby Goldsboro「ハニー
Hollies「バス・ストップ
Robbie Nevil「セ・ラ・ヴィ
Helen Reddy「アンジー・ベイビー
The Nitty Gritty Dirt Band「ミスター・ボージャングル
Natalie Cole「ミスター・メロディ
The Seekers「ジョージー・ガール
Tavares「愛のディスコティック
Don Mclean「アメリカン・パイ
Raspberries「明日を生きよう
A Taste Of Haney「今夜はブギ・ウギ・ウギ
Kim Carnes「ベティ・デイビスの瞳
The Anumals「朝日のあたる家
Gerry Rafferty「霧のベイカー・ストリート
Pilot「マジック
Dr.Hook「セクシー・アイズ
Crowded House「ドント・ドリーム・イッツ・オーバー

と思ったら好きな曲が多すぎて、もう年代バラバラ、オールディーズじゃなくなっちゃった。私ってやっぱ節操ない。
ジャン&ディーン、ベンチャーズも入ってるよ。
ニューヨークのラジオ局が選んだクラシック・ロック・ソング上位10曲、いい曲だなぁ。

2005.08.25

■Forrest Gump [50's~ Oldies編]

Forrest Gump
フォレスト・ガンプ』(1994)EPIC/SONY

とうとうネタが無くなってしまったので、80年代まで収録されているけれど、やはりエルヴィスがいなくちゃ、と言う事で『フォレスト・ガンプ』のオリジナル・サウンドトラック。
どこまでオールディーズかな? ジョーン・バエズ、CCR、ボブ・ディランは違うけれど、ザ・ビーチ・ボーイズ、ママス&パパスは入れたい。でもドアーズだけは別、と言う事で、1965年にヒットした14曲目のジャッキー・デシャノンまでオールディーズとしてもいいかな?
後半についてはまた別の機会に書くかも。ちなみに、[SPECIAL EDITION] 盤にはジャクソン・ブラウンとフリートウッド・マックが追加されている。

前半までの収録曲:
Elvis Presley「ハウンド・ドッグ」
Duane Eddy「レベル・ラウザー」
Clarence 'Frogman' Henry「バット・アイ・ドゥ」
The Rooftop Singers「ウォーク・ライト・イン」
Wilson Pickettダンス天国
Joan Baez「風に吹かれて」
Creedence Clearwater Revivalフォーチュネイト・サン
The Four Topsアイ・キャント・ヘルプ・マイセルフ
Aretha Franklin「リスペクト」
Bob Dylan「雨の日の女」
The Beach Boysスループ・ジョン・B
The Mamas and the Papas夢のカリフォルニア
Buffalo Springfieldフォー・ホワット
Jackie DeShannon「世界は愛を求めている」

試聴リンクがついているのが特に好きな曲。
さっき、NHK BS2「60'S全米ヒット・チャートNO.1」のビデオを見ていたら、エルヴィスがかっこ良かった。ママス&パパスも出ていた。もちろん、ドアーズも。

2005.08.24

■'60s Pop Station [50's~ Oldies編]

'60s Pop Station
『'60s POPステーション』(1981)CBS/SONY

収録曲:
Paul Anka『ダイアナ』
Paul Anka『ユー・アー・マイ・デスティニー』
Flying Saucers『ルイジアナ・ママ』
Flying Saucers『おお!キャロル』
Dion『かわいいドンナ』
Carl Perkins『ブルー・スエード・シューズ』
Flying Saucers『ロック・アラウンド・ザ・クロック』
Scott Mckenzie花のサンフランシスコ
Gary Puckett and The Union Gapウーマン・ウーマン
The Rip Chords『サーフ・シティ』
George Maharis『ルート66』
The Cyrkle『レッド・ラバー・ボール』
Paul Anka『マイ・ホーム・タウン』
Bobby Vinton『ミスター・ロンリー』

試聴リンクがついているのが好きな曲。
タイトルは'60sだけど、'50sも収録されたオールディーズ・オムニバス。
フライング・ソーサーズって誰?『ルイジアナ・ママ』はジーン・ピットニー、『おお!キャロル』はニール・セダカじゃなかったかな、ロカビリー風な演奏だ。
『サーフ・シティ』はジャン・アンド・ディーンとどこが違うのか、声がちょっと違うかな?

2005.08.23

■Oldies Super Hits [50's~ Oldies編]

Oldies Super Hits
『オールディーズ・スーパー・ヒット』(1977)Canyon

収録曲:
Little Richard「ジェニー・ジェニー」
The Chiffons「いかした彼」
Swinging Blue Jeans「グッド・ゴーリー・ミス・モーリー」
Sam The Shame & The Pharaohs「ウーリー・ブリー」
Del Shannon「街角のプレイガール」
Lonnie Mack「メンフィス」
Gary Lewis & The Playboys恋のダイアモンド・リング
Troggs'恋はワイルド・シング
Jan and Dean「リトル・ドゥース・クーペ」
Little Anthony & The Imperialsアウト・オブ・マイ・ヘッド
Bobby Vee「燃える瞳」
Sam & Daveホールド・オン
Swinging Blue Jeans「ヒッピー・ヒッピー・シェイク」
Lou Christie恋のひらめき

試聴リンクがついているのが特に好きな曲。
シフォンズの「He's So Fine」はジョージ・ハリスン「My Sweet Lord」の原曲。
トロッグスの曲はパンクの元祖だと思っている。

1973年頃からラジオで洋楽を聴き始めたので、それ以前のポップスはみんなオールディーズだと思っている節が私にはある。ただし、ムード・ミュージックなんかは別。
ラジオを聞く前もTVで何となく耳にしていたから、私が生まれる前の曲も結構知っている。多分、誰でもそうなんじゃないかな? 知らず知らずのうちにエルヴィス・プレスリーやグレン・ミラー、ビング・クロスビー等々、耳にしているはず。

2005.08.22

■American Graffiti [50's~ Oldies編]

Original Sound Track Music From American Graffiti
アメリカン・グラフィティ』(1973)MCA Records

映画『アメリカン・グラフィティ』(1973)はジョージ・ルーカス監督のメジャー・デビュー作。
1962年のアメリカの地方都市を舞台とした青春ドラマ、ウルフマン・ジャックのDJと共に流れるオールディーズの数々。
映画を見たのは、ずいぶん前だからうろ覚えだが、夜に車で流しているシーンが気だるくて、雰囲気に酔ったな。調べていたら、なんとハリソン・フォードが出ていたらしい。また見直したいな、残暑の夜ビールとともに。

子供の頃はDel Shannon「悲しき街角」やThe Platters「オンリー・ユー」なんか好きだったけど、今聴くとThe Temposシー・ユー・イン・セプテンバー」、Booker T & The M.G.'sグリーン・オニオンズ」がすごくかっこいい。
そしてThe Clovers恋の特効薬」は今も昔もかっこいい。
Johnny Burnette「ユー・アー・シックスティーン」はてっきりリンゴ・スターの曲だと思っていた。

オールディーズの流れる青春映画に『グローイング・アップ』と言うのもあった、確かテーマ曲はBrian Hyland「ビキニスタイルのお嬢さん」。『ポーキーズ』と言うのもあったけど、よく覚えていない。

ロックの歴史は1955年、Bill Haley and The Comets「ロック・アラウンド・ザ・クロック」から始まったと言われている。そして今年は“ロック生誕50周年”。
と言うワケで今週は“50'S Week”と行きたいところだけど、全然詳しくない。おまけにカセットテープにラジオから録音しただけの曲が多いから、“60'S Pops”も含めた“Oldies Week”と言うことで。

2005.08.14

■デイヴィッド・リンチ まとめ [映画 DL編]

David LynchDavid Lynch
1946年1月20日 アメリカ・モンタナ州ミズーラ生まれ

父が米国農務省所属の研究者の為、引越しが多い子供時代だった。牧歌的な暮らしをしていたが、時折訪れる祖父母が住むニューヨーク州ブルックリンが怖ろしく“皮を一枚めくれば別の世界”(『デイヴィッド・リンチ』フィルムアート社刊より)。写真と絵画の作品も多数。

監督作品:
イレイザーヘッド』Eraserhead(1976)
エレファント・マン』The Elephant Man(1980)
砂の惑星』Dune(1984)
ブルーベルベット』Blue Velvet(1986)
ツイン・ピークス』Twin Peaks(1989)<TVM>
ワイルド・アット・ハート』Wild at Heart(1990)
『ツイン・ピークス』Twin Peaks(1990~1991)<TV>
 再度鑑賞後、感想を書く予定。
ツイン・ピークス ローラ・パーマー最期の7日間
 Twin Peaks: Fire Walk with Me(1992)
デューン スーパープレミアム[砂の惑星・特別篇]』Dune(1994)
ロスト・ハイウェイ』Lost Highway(1997)
ストレイト・ストーリー』The Straight Story(1999)
『マルホランド・ドライブ』Mulholland Dr.(2001)
 事故に遭い、記憶を無くした女性と叔母を頼ってハリウッドに出て来た女優志願の終わらぬ話。TVシリーズとしてパイロット版を製作したが没になり、2年後に劇場用映画の話が持ち上がる。しかし、結末は考えて無かったらしい。とってつけたような雰囲気が無きにしもあらずで、ワケが分からない。

詳細は他のサイトを参照。IMDballcinema
他の作品はレンタル屋に無く、購入する余裕も無いので、主に劇場公開された映画を中心に鑑賞。

さて、mixiのリンチ・コミュに参加しようかぁ?


明日からお盆休みの為、しばらく更新が滞ります。
まだ海にもプールにも行ってないのよ、行ったのはディズニーランドとお台場フジテレビ。

2005.08.13

■エレファント・マン [映画 DL編]

David Lynch/The Elephant Man
エレファント・マン』(1980)イギリス/アメリカ

19世紀末のイギリス、その見た目ゆえ“エレファント・マン”と呼ばれ、見世物にされていた青年ジョン・メリック。トリーブス医師はベイツより彼を預かり、最初は研究対象としての興味だったが、彼が聡明な事を知り、だんだん友情を深めてゆく。周囲の人々の優しさにより、幸福感を感じていたメリックだが、ある日、ベイツにより病院から連れ去られてしまう…

20年以上前に観た。正直言って興味本位だったが、彼の姿にすぐに慣れ、ヒューマン・ドラマとして感銘を受けた。
とにかく可哀そうジョン・メリック、特に駅で子供に追いかけられるシーン。苦労した人間として感情移入してしまっていたので「あれはひどい」と若かりし私は憤慨したものだ。
母親が像に踏まれて彼があんな姿になったとは、到底信じられないと考えたのを思い出した。

さて、20数年後の私もやはり涙がホロリ。
そして気付いた事は、テーマ曲がもの悲しく、内容を思い出して最初からしんみりしてしまった。
『イレイザーヘッド』を観た後なので、工場の機械音が不穏なムードをかもしだしている。
1980年に製作されたのに昔を舞台にしたモノクロで古風なせいか、当時から1950年代の映画という雰囲気で、25年経っても古さを感じさせない。
この映画も勧善懲悪。イヤな奴は徹底的に残酷、心優しき人々は顔に光が当てられ、美しく描かれている。デクスター・フレッチャー(バイツの少年)がけなげで良かったな。
現在はレクター博士としてのイメージが定着しているアンソニー・パーキンス(フレデリック・トリーブス)、残酷さなど微塵も感じさせない好人物。
『スターウォーズ』のR2D2役、ケニー・ベイカーが出演している。
一番印象的だったのは、見世物小屋の人々がメリックを連れ出すシーンが絵画のように幻想的。

当時はデイヴィッド・リンチ監督を全く意識しなかったが、今観ると彼らしさが感じられる。かなり分かりやすい内容だが、テーマゆえ暗い雰囲気は否めない。
ネットで調べたら、かなり実話に忠実だったのね。普通の人と同じように寝るのが彼の願いだった…

2005.08.12

■デューン 砂の惑星 [映画 DL編]

David Lynch/Dune David Lynch/DUNE Super Premium David Lynch/DUNE Super Premium
砂の惑星』(1984)アメリカ
デューン スーパープレミアム[砂の惑星・特別編] 上巻 超人間誕生』
 (1994)アメリカ
『デューン スーパープレミアム[砂の惑星・特別編] 下巻 砂漠の大聖戦』
 (1994)アメリカ

遥か未来、恒星間帝国を支配する皇帝シャダム4世は、レト・アトレイデス公爵の影響力に危機感を覚え、ハルコネン男爵と手を組み、公爵を失脚させようと目論む。
貴重な香料メランジの唯一の産出地、砂の惑星アラキスに居を移したアトレイデス家は内部の裏切り者により、ハルコネン男爵の大規模な襲撃に遭い、崩壊してしまう。
レトの息子ポールと母ジェシカは砂漠へと逃れ、砂漠の民フレーメンに助けられ密かに生き延びた。父の仇をとる為に、ポールはフレーメン達にヴォイスによる攻撃を伝授し、サンドウォームを乗りこなし、シャダム4世らに戦いを挑む、大スペクタクル・スペース・オペラ。

120億円もかけて製作されたが、コケてしまったデイヴィッド・リンチ監督のSF映画。私は好きなんだけどなぁ~

中学の頃、フランク・ハーバート原作『砂の惑星』全4巻のうち、3巻の初めで挫折してしまったので、この映画を観るのがすごく楽しみだった。そして期待通りで面白かったんだけど、何故人気が無かったのか、当時理解出来なかった。今なら何となく分かる。
だいたい、最初からギルドが不気味。ハルコネンがグロい。暗く、話がダラダラしていてスピード感が無い。説明口調でカットされた部分も多く、内容が分かりにくい…
でも、徹底的に悪役が不快な印象で、ポール達はミステリアスで美しく同情できる存在。勧善懲悪な感じで私は良いと思う。
特に最後のポール(カイル・マクラクラン)がフェイド(スティング)をモジュール無しのヴォイスで倒すシーンがお気に入り。

アラン・スミシーはリンチ監督の別名、カイルはこの作品がデビュー作。
スティングが出演、ブライアン・イーノ、TOTOが音楽を担当。洋楽好きなら一度観ても良いと思うが、リンチ・ワールドが苦手ならお薦めできないかも…それから、20年以上前の作品だから今観ると古臭い。

劇場公開版『砂の惑星』はダイジェストといった感じで話がとんでいるが、スーパープレミアム版(TV放映長尺版)はカットされていた話が追加されている。
例えば、オープニングがイラストによる解説、ギルドによる恒星間移動(『イレイザーヘッド』を彷彿)、フレーメンとの決闘、生命の水の作り方(ゲロゲロ)等々。
WOWOWでTVドラマ版放映

追記:
リンチ監督がメランジ採掘作業員として出演しているそうだ(未確認)。
アニメ『風の谷のナウシカ』は、映画『デューン 砂の惑星』によく似ていて居心地の悪さを感じた。後で調べたら何の事はない、小説『砂の惑星』をベースにしたアニメなんだそうだ、納得。

2005.08.11

■ブルー・ベルベット [映画 DL編]

David Lynch/Blue Velvet
ブルー・ベルベット』(1986)アメリカ

倒れた父を見舞った帰りに野原で人間の片耳を拾ったジェフリー(カイル・マクラクラン)、警察官の娘サンディ(ローラ・ダーン)から歌手のドロシー(イザベラ・ロッセリーニ)が関わっている事を伝えられる。
独自に真相を探ろうと、忍び込んだ部屋で見つかってしまい、事件の渦中に巻き込まれてゆくサスペンス。

オープニングのボビー・ヴィントンの歌をバックにゆったりとした映像が映し出され、赤い薔薇、白い柵、青い空…のどかな風景。庭に水を撒くジェフリーの父、首を押さえ倒れる父、そして地上の虫達が蠢く所からこの映画の異様さを予感させる。オープニングの美しさに騙されてはいけない、リンチ・ワールドだよ。
暴力、倒錯、脅迫、殺人…フランク(デニス・ホッパー)のいかれ具合がたまんない。悲しげなドロシー、おかまのベン、立ったままの死体、スローモーションの警察の突撃…どこもかしこも好きだったりして。

これ以前にもデイヴィッド・リンチ監督の映画は観ていたけれど、コマドリを象徴とする昼の日常と対照的な毒々しい異常な夜の世界、この映画で私は彼にはまった。
ジュリー・クルーズの「Mysteries Of Love」も好きだ。本当は音楽をジス・モータル・コイルに頼みたかったけれど、お金がかかるからあきらめたのだそうだ。

片耳を拾うと言えば、デヴィッド・リンジーの『殺しのVTR』もそうだった。この小説も暴力に憑りつかれた異常な男の話だったな。

2005.08.10

■ワイルド・アット・ハート [映画 DL編]

David Lynch/Wild at Heart
ワイルド・アット・ハート』(1990)アメリカ

狂おしいほどに愛し合うセイラーとルーラの仲を引き裂こうと、ルーラの母親マリエッタが策略を凝らす。
二人は彼女から逃れる為にカリフォルニアへ向けて旅立つが、行く手をはばむかのような出来事が次々起こる、バイオレンス・ラブ・ロマンス。

ニコラス・ケイジ(セイラー)とローラ・ダーン(ルーラ)、二人とも美しいとは言いかねるが、個性的で印象的な役者だ。この毒々しいほどの純愛映画にはよく似合う二人である。
おまけにウィレム・デフォー(ボビー・ペルー)はラテン系ヤサ男風情がピッタリだし、ダイアン・ラッド(マリエッタ)もトホホなほど濃い。
二人の恋を応援する気持ちも湧かないし、感情移入もできないが、『レポマン』『パリ・テキサス』などに出演しているハリー・ディーン・スタントン(ジョニー)だけはかわいそうで、同情してしまった。

デイヴィッド・リンチ監督が作った、奇妙さ炸裂のおかしな恋の逃避行、ロード・ムービーでもある。決してコメディではない、笑えないもん。
すっかり内容を勘違いしていたので、また見て良かったな~

2005.08.09

■ツイン・ピークス/ツイン・ピークス ローラ・パーマー最期の七日間 [映画 DL編]

David Lynch/Twin Peaksツイン・ピークス』(1989)アメリカ
アメリカ北西部・山間の小さな町、ツイン・ピークスでビニールに包まれた17歳の少女ローラ・パーマーの死体が発見された。爪の間には「R」の紙片、そして新たに不明少女が発見された。
彼女が抱えていた秘密は何か、彼女を死へと導いた者は誰か…

当時、TVシリーズを全て見たが、何が何やらすっきりせず、とにかく独特なリンチ・ワールドに惹き込まれた(但し、リンチ監督以外も製作している)。
今回はダイジェスト版という趣きで(パイロット版というのか、色々なパターンがあるらしい)、個性的な町の人々が登場してストーリーは細切れだが、謎は解けた。見て良かった~

David Lynch/Twin Peaks: Fire Walk with Meツイン・ピークス ローラ・パーマー最期の七日間』(1992)
 アメリカ
ビニールに包まれたテレサ・バンクスの死体が発見された。爪の間には「T」の紙片。捜査を担当していたFBIのデズモンド捜査官が行方不明となってしまった。
そして1年後殺害されるローラの1週間前の足取りを追う…

『ツイン・ピークス』の方は犯人探しのミステリーだが、こちらはどぎついオカルト仕立てとなっている。そして、ドナが別な女優でとても残念、ゴードン捜査主任はリンチ監督。
以前、見た時は何が何やらどうしてこうなるのか混乱したが、今回は上記『ツイン・ピークス』を見た後だったので、内容も理解しやすかった。
人によって解釈は異なるだろうが、つまりこうね!
ネタバレ

大好き、デイヴィッド・リンチ監督。どこがって、不必要なしぐさや話や登場人物よ。ストーリーには余計なような、やたらと個性的な人や象徴的なシーンが登場する、そこが異様で魅力的なところ。そして、想像をかきたてられてしまう。
また『ツイン・ピークス』TVシリーズ全巻見たくなってきた。

ネットに『ツイン・ピークス』関係のサイトが色々あって懐かしく面白い。
ツイン・ピークス・ワールド CHARACTORSのムービーが良い。
ツイン・ピークス FAQが奥深い。
David Lynch Commercials ジョージア・コーヒーのCMがある。
A Batbad Web Site 遊べるツイン・ピークスのサイト。

2005.08.08

■ストレイト・ストーリー [映画 DL編]

David Lynch/The Straight Story
ストレイト・ストーリー』(1999)

目と腰が悪く2本の杖をたよりに歩行する73歳のアルヴィン・ストレイトは、長年仲たがいしていた3つ違いの兄ライルが倒れたとの報を受け、アイオワ州ローレンスから車なら1日で行ける道のりをトラクターで6週間かけてウィスコンシン州マウント・ザイオンの兄の家まで訪ねるロード・ムービー。

愛すべき頑固爺さんの心温まるお話、実話だと言うから驚きだ。
淡々とした雰囲気だが、兄に会えるかどうか最後まで緊張しながら見た。
デイヴィッド・リンチ監督がこんなに素敵な映画を作っている。手書きタイトルからして映画の素敵さが感じられる。他の映画は人に薦められないが(実際『デューン/砂の惑星』はおもしろくないと言われた)、これなら多分大丈夫。

彼の映画はしゃべらなくてもしぐさで異様さが感じられる。この映画はしゃべらなくてもおかしさやほほえましさが感じられる。
例えば最初の芝刈り機を処分するところ、家出娘の残した物、鹿の肉を焼くところ、庭を貸してくれた元農機具メーカーの男が窓から見送るところ、そして最後のシーン…

いつも彼の映画は美しい人々が出てくるがこの映画には、ごく普通の田舎者しか出てこない。しかし、印象的な人々なのだ。
彼らしく、普通の感動モノ映画と違うと思えるところは、まずは隣人ドロシー。
そして彼女が席をはずした後に聞こえる物音。
アルヴィンが発見されるシーンの三人三様のやりとり…
娘ローズ(シシー・スペイセク)不器用だが家族を愛する女性として描かれていて好感。
そして、何よりも自分自身の力でやり遂げる経験豊富な老人アルヴィン(リチャード・ファーンズワース)の姿が魅力的に描かれている映画だった。

2005.08.06

■ラジオ24

最近、InterFMが番組改編をしたので、好みの音楽と出会う機会が減ってしまった。それはそれで、CDを次から次へと買わなくて済むから助かるんだけど、新し物好きとしては、ネットでつい探しちゃうんだな~、困った性格だ。
ラジオで流れ、いい曲だなと思ってネットで調べると、意外にも日本のバンドだったりする。

GROOVELINE2 LATE
バークリー音楽院に留学していた仲間同士で結成、ボストンから帰国後ジャズ・ファンクバンドとして活動中。この曲はソウルフルで心地よい。重いときはこちら

MONORALFROZEN PEAK
InterFMのDJ森泉アリとモデルのアニスのバンド。ちょっと悩ましいブリティッシュ風ロック。

FRISCO featuring CHEE『RUNNIN' AWAY
7人編成の爽やかなロック・テイストのレゲエ・バンド。この曲はDennis Brown「Love has found its way」+Sly and the Family Stoneの「Runnin' Away」のカバー。

2005.08.05

■Sigur Ros

( )
( ) 』(2002)MCA

アイスランド、レイキャビクで結成されたシガー・ロス、現在は4人組。
アンビエントなエレクトロニカ、不思議な浮遊感。
おまけにアルバムも不思議感たっぷり。プラスチックのケース窓から覗くライナー、その紙も特殊で文字が記載されていず、タイトルも曲名も無い。バンド名はSigur-Ros.comで判断してよって感じ。
4曲目は未見の映画『バニラスカイ』で使われていたのかな? チャーチオルガンみたいな感じでおごそかな気持ちになる。ギターをチェロの弓で弾いたりするバンドらしい。
例えてみれば、レディオ・ヘッドの環境音楽版かな? 憂鬱で幻想的なピンク・フロイドでもあったりする。

私は楽器を演奏できないからよく分からないが、シューゲナイザーの項目のバンドと「これも好きかも」に出ているバンドをよく聴いいている。そして上の項目、ドリーム・ポップはまさに私の好み。サイケでスペーシー、私はつかみ所の無い音楽が好きなのだ、プログレにも通じるものがあると思う。
同じくアイスランド出身のMum(ムーム)もかなり好み。

2000年以降の音楽Weekはこれでおしまい、来週はまたたまってしまったので映画Week。その次の週は50'S Weekと行きたいところだけど、あまりアルバムを持ってないんだなぁ、どうしよう。

2005.08.04

■Sixpence None the Richer

ベスト・オブ・シックスペンス・ノン・ザ・リッチャー
The Best Of Sixpence None the Richer』(2004)
 ワーナーミュージックジャパン

アメリカ・テキサス州出身。リー・ナッシュ(Vo)とマット・スローカム(G)を中心とした、シックスペンス・ノン・ザ・リッチャー

スウィートな「Kiss Me」「Breathe Your Name」を聴くと、イギリス出身かと勘違いしてしまいそうだけど、「Breathe」はアメリカの雰囲気を感じる。何と「Kiss Me」の日本語バージョンまで収録されている。そして、日本盤と輸入盤では収録曲が違う。
To Far Gone」「Waiting On The Sun」なんかも好きだなぁ。
There She Goes」はザ・ラーズのカバー、「I Just Wasn't Made For These Times」はビーチボーイズのカバー、クラウデッド・ハウスやアバまである。

声も美しく、メランコリックでアコースティックなポップス。日曜日の昼下がりにのんびり聴きたいような爽やかなアルバムである。

2005.08.03

■Doves

Some Cities
Some Cities』(2005)Capitol

イギリス、マンチェスター出身の3人組、ダヴズ
90年代からアシッド・ハウス・ユニット“Sub Sub”として活躍して来たそうだ。サイケなエレクトリックを感じさせるロックでメランコリック。
爽やかで悩ましい「Black and White Town」は何度聴いてもいい、「Snowden」なんかも不思議感が漂っていい感じ。
しかし、ボーカルがうなっていて思っていたよりも気持ちが良くならないアルバムだったのが残念、私の期待が大きすぎただけか? 演奏はいいよ。

2005.08.02

■M83

Dead Cities, Red Seas & Lost Ghosts Before The Dawn Heals Us
Dead Cities, Red Seas & Lost Ghosts』(2003)Gooom
Before The Dawn Heals Us』(2004)Gooom

フランスのエレクトロニカ、Anthony Gonzalezのソロ・プロジェクトM83(エム・エイト・スリー)。
M83と検索すると、ヒットするのはうみへび座渦状銀河、でもそんな感じ。ヘッドフォンで聴いていると、空から壮大な音のシャワーが降り注ぐ…
Birds」「Moonchild」女性のブツブツ言う声の後にドカンとドラマティックなノイズ・ミュージック、静と動に翻弄される。ほとんどボーカルは無くインストゥルメンタル中心、時たま声が聞こえる程度。
Pink Floyd、Jean Michel Jarreの現代版と言った趣かも。

カテゴライズされるのを嫌がる人もいるけれど、人へ伝えるのに分かりやすいから、Ishkur's Guide to Electronic Music v2! の分類で考えてみた。
M83はDowntempoから派生したAmbient Breaksかな。
その間にあるのは、
Misique Concrete、50年代にこんな前衛的な音楽があったとは!
Minimalism、マイク・オールドフィールド/フィリップ・グラス…
Psychedelia、ピンク・フロイド/ビートルズ…
シルバー・アップルズがいいね。ホワイト・ノイズの「Love Without Sound」があった、好きだ。
Ambient、タンジェリン・ドリーム/シルヴィアン&フリップ…

一番驚いたのは子供の頃、遊園地でよくかかっていた曲がSynthにカテゴライズされ、ホット・バターの「Popcoron」だというのを知った事。

追記:
mattsmoodさんからホット・バターとご指摘いただいた。もともと「Popcorn」はディズニーランドのエレクトリカルパレードの曲も作曲しているガーション・キングスレイの曲で、ホット・バターがカバーして大ヒットしたそうだ…ってみんなはもうご存知であろう、私は全然知らなかった。今思えば遊園地の売店でよく流れていた、懐かしい。

2005.08.01

■Hope of the States

ザ・ロスト・ライオット
The Lost Riots』(2004)Epic

イギリス、ウェスト・サセックス州チチェスター出身の6人組、ホープ・オブ・ザ・ステイツ。と言いながらもジミー(g)が自殺してしまったので、現在は5人。

去年、サマーソニック2004のダイジェスト番組を見ていたら、バイオリンがフィーチャされていて気になり、試聴したら好みだったので購入した。
ノイズにも似た壮大かつ重厚なギターやストリングス「The Black Amnesias」、モヤ~としたボーカルはみずみずしくもあり「Enemies/Friends」、叙情的かつドラマティックな音楽「Black Dollar Bills」。モグワイにもちょっと近いかな、今後もかなり期待しているバンドだ。

詳しくはソニーのサイトへ。

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