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2005.05.25

■裸のランチ [映画 DC編]

David Cronenberg/Naked Lunch
裸のランチ』(1991)イギリス/カナダ

1953年、小説家ウィリアム・リーは害虫駆除の仕事をしていた。殺虫剤の量が減っている事に気づき、家に帰ると妻が殺虫剤を麻薬代わりに使い、彼にも勧める。彼も使い始めたが、幻覚を見るようになり、医者に黒いパウダーを混ぜるよう指示された。帰宅後、過って妻を射殺してしまう。

デイヴィッド・クローネンバーグ監督作品という事で見てみた。
最初から虫が出て来て、気持ちの悪い映画だった、そして眠い。
公開当時だったら、受け入れられたかもしれないが、10年以上経って価値観もかなり変わった今では、さすがの私も「変わってる、面白い」とは言えないなぁ。まぁ、好きな人は好きでしょ、多分。
でも、クローネンバーグに慣れてない人にとっては苦痛な映画だと思う。

原作者ウィリアム・S・バロウズは『爆発した切符』を含めて3冊ほど読んだ記憶がある。
でも、その中に『裸のランチ』があったかどうかは覚えていない。何故なら、彼の小説はつぎはぎだらけの文章でストーリーなんか無く、どれもこれも「?」の世界だった。読むと言うより、ただ文字を目で追っただけ。
カットアップという技法で、本や雑誌の短い文章をつなぎ合わせる、言わば小説のコラージュらしい。
そんな小説を映画化するなんて、さすがクローネンバーグ流解釈。

映画の中でも語られているが、「見た事を書き留め、それを誰かに渡す。書き直ししてはいかん~」やけに納得した。
そして映画を見ていて、ビルが語る“人をケムに巻くような”訳の分からない言葉、これだ! 彼の小説の文章はこんな感じだった。
ネタバレ

インタストリアル・レコード・ストーリーVariousThe Industrial Records Story』(1984年)
バロウズの朗読が収録されているアルバム

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映画 デヴィッド・クローネンバーグ」カテゴリの記事

コメント

カルト文化の重要な基石、バロウズの「裸のランチ」!
はいはい、私もバロウズ読みました。
この映画も観ましたよ。
やっぱりこれは押さえておかないと、カルト文化は語れない!って勉強感覚でね。

でもやっぱりダメだったね。
D・リンチは気色悪くてもなんかまだ乾いた感じだから見られるのね。
この映画は、粘液質で耐えられない。小説もおっしゃるとおり読むというより字を目で追うだけ・・・
両方とも中途挫折しました。

カルト・カルチャーの基礎が出来ていないと言われてもイイや、って思った思い出があります(笑

バロウズは「ノヴァ急報」も読んだ事を思い出しました。訳分からないのに、どうして読んだのか…おもしろそうなミステリー本が無かったせいでしょう。

映画の方の私の解釈を聞いて欲しかったのですが、途中挫折したとは残念です。
今はCG全盛でかなり映画がリアルですが、この頃のクローネンバーグは手作り感があり、作り物だと思い直せば気軽に観れたのでした。タイプライターに手を突っ込むシーンは不快でしたが、それ以外は被り物、コマ撮りだと思うようにしました。

D・リンチは初期が良かったのですが、「ツイン・ピークス」以降はストーリーが理解できなくて辛いです。意味の無い異様なシーンは好きなんですけどね。
やはり「ストレート・ストーリー」を観なくては。

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