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2005.05.15

■ハリウッド・ノクターン [小説 JE編]

Hollywood Nocturnes by James Ellroy
ジェイムズ・エルロイ/著『ハリウッド・ノクターン』(1994)文春文庫

7編の中・短編集。
最初の「過去から」は前書きのような感じでエルロイが自身の思い出などを語っている。
この文章がおだやかでとても感じが良く、アコーディオン弾きの歌手/俳優ディック・コンティーノとの逸話も書いている。ここで私の先入観が出来上がってしまった…
次の中編「ディック・コンティーノ・ブルース」が白々しく、あり得ない事のように感じてしまい、B級、C級小説のように薄っぺらく思えてしまったのがとても残念。
しかし、他の短編はそれなりに楽しめた。
「アクスミンスター6-400」オチがあっておもしろい、エヴァンズがいい感じ。
「おまえを失ってから」父と娘と犬の悲しいお話。特に最後3行のバズ・ミークスの言葉が好きだ。
「甘い汁」保護観察中の男とお犬さまバスコーとの愛の物語。

私はドロドロしたエルロイの小説が好きだから、サラッとした短編は物足りないけど、他の本よりもずっと読みやすく、エルロイ初心者向けと言えるのではないか。間違っても『ホワイト・ジャズ』を最初に読んじゃいけないよ。
次は『わが母なる暗黒』の予定だけど、ヘヴィーそうだからちょっと気が進まない。もっと気軽に読める本を間に挟みたいな~

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コメント

まずはお詫び。
すみません、TB2度送りしてしまいました。
お手数ですが一つ削除していただければ、と思います。

ごめんねぇ。

エルロイのこの本は読んでません。
軽いモノもあるんですね。
それから絶対間にはなにか挟んだ方が良いと思います。

私が更新を繰り返していたので、重くて表示されにくかったのだと思います。もしかしたら、私もTBを失敗してるかもしれませんので、お互い様です。

ちょっとハードな部分もあったのですが、文章自体が短く、すぐ次の場面に移ってしまうので、落ち込まずにスラスラ読める短編集でした。「甘い汁」が一番好きです。

ぜひ、「わが母なる暗黒」挑戦してください。
って私はこれしか読んでないのですが。
その解説とか小説の紹介とか読むと、
この、母の殺人事件、が後々のエルロイの作品の原点のような印象を受けました。

エルロイはきちんと完結するのですが、読後ドヨ~ンと落ち込みがち。おまけに実話となると、少々抵抗があるのです。
精神的に落ち着いた時じゃないと読みにくいのですが、いったん休んだし、心の準備が出来ました。明日から『わが母なる暗黒』スタート、一体何日かかるかしら? 記憶力との闘いです。

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