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2005.03.08

■ブラック・ダリア [小説 JE編]

James Ellroy/Black Dahlia
ジェイムズ・エルロイ/著『ブラック・ダリア』(1990)文藝春秋

ブラック・ダリアと呼ばれる女性の惨殺死体が発見された。この事件をきっかけに元ボクサーの警官、バッキー、リー、ケイの三角関係のバランスが崩れ、人生の歯車が狂い始める。実話を元にした警察小説。

やっぱりエルロイは面白いなぁ~。
何故、この本を10年以上も読まないでいたか考えてみたら、実際に起きた事件という事で私は怖かったんだと思う(それに生きたままだと思い込んでいた)。
本の内容じゃなくて、影響される自分が怖い。すぐに頭を切り替えられる時と、頭からしばらく離れない時とあり、小説に限らず悪夢のようなシーンがたまにフラッシュバックとして頭に甦る時があるから、自分に自信の無い時はサイコ物を避けるようにしていた。今は大丈夫、以前よりもかな~りふてぶてしくなっているから。

個性的な登場人物、描写がうまくてつい感情移入してしまう。リーどこに行ったのよ、早く戻って来て~
ハリーの豹変振り、フリッツィの胡散臭さ…脇役も一癖も二癖もあってかっこいい。だけど、自分が惨めだとしても愛してやまない人の為に投げ入れるかな、これは疑問だった。それと彼が一言もしゃべっていない、人伝えばかりで人物像が今一つ、分かるのはレクター風攻撃。

心に傷を負った男達バッキーとリーの戦いも、友情も、正義感も魅力的。でもエルロイ、そんなうまく事が運ぶわけがない、やっぱり来たよドロドロが。これで終わったかな~と思うと、また違う展開に次ぐ展開…
何かに突き動かされているかのように行動する主人公、私も読むのをやめようと思っても先を知りたくて夢中になってしまう、あぁ疲れた…また寝不足。

愛すべき不完全な人間達の暗黒物語。

追記:晴薫さん、私“ロイド・ホプキンズ・シリーズ”と勘違いしていて、“LA暗黒史4部作”まだ読んでません、すみません。これから読みますが、『LAコンフィデンシャル』は映画が先か、小説が先か、悩む…

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書籍 ジェイムズ・エルロイ」カテゴリの記事

コメント

ブラック・ダリア読了オメデトウ!

LA四部作は面白いですよ。


LAコンフィデンシャルはグッと読みやすいぞ。
でも映画が先でいいと思うぞ。傑作映画だから早く見なされ。

でもこれは劇場でみたら良かったかもだ。

本は順番通りが妥当だろうと思う。
「ホワイト・ジャズ」が最高峰だけど、これは最高峰だけあって、かなり踏破がシンドイのでちょっとリハビリをしてからがイイよ。

ありがとうございます。

スレイド等を読んだ後だったので、かなりエルロイが読みやすかった、そしてもう夢中、今頭がボーッとしてます。
『キラー・オン・ザ・ロード』を手に入れてあるので、いったん頭を休めてから読みます。そして『LAコンフィデンシャル』は映画を先に観てから小説を読むことにしますね。
Amazonでかなり中古本が安いことに気が付きました。うれしいやら、悲しいやら(人気が無い?)です。近所の書店には無いので、都心に買いに行くよりも通販の方が安上がりだわ。

「ブラックダリア」は読みたいなぁと思ってずっと手が出ないままの本です。おもしろそうだけどハードそうですね。
『LAコンフィデンシャル』、ホントに映画はよくできてます。この映画のラッセル・クロウだけは好きだったりするし。わたしは見てから本を読みたくなって読みました。LA四部作、他のはこちらも手が出ないままですけど。

ラッセル・クロウあまり好きではなかったのですが、『L.A.コンフィデンシャル』で好感を持ちました。
小説を読んで気に入ったのなら『ブラック・ダリア』も読めるのでないでしょうか。
エルロイの小説はハードですね、暴力に彩られているっつうか何て言うか…最初は淡々と読んでいくのですが、後半に行くとドロドロ。アメリカって人間って怖いなぁと思いながら読んでます。

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» 映画化 『ブラック・ダリア』 [ネバーギブアップ]
 1947年ロス市内の空き地で、若い女の全裸死体が発見された。その死体は、真っ二つに切断され、身体中に残酷な仕打ちが加えられていた。また、死体はすっかり血抜き、 洗浄され、遠目にはまるでマネキン人形のように見えた。 被害者は、22歳のエリザベス・ショート。スター... [続きを読む]

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