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2005.03.15

■キラー・オン・ザ・ロード [小説 JE編]

James Ellroy/Killer on the Road
ジェイムズ・エルロイ/著『キラー・オン・ザ・ロード』(1998)
扶桑社ミステリー

父親は家を出て、母親は睡眠薬漬け、孤独だった少年マーティン。成人した彼は行く先々で罪を犯し、旅の途中で出会った警官ロスには大きな影響を与えられた。FBI捜査官デューセンベリーの日記も交えた獄中回想録。

今まで読んだエルロイの小説は警官と探偵が主人公だったので、犯人の立場に立った小説(独白)は異質な感じ。
子供の頃から推理小説を読んでいるけれど、モーリス・ルブランの「アルセーヌ・ルパン」シリーズは好きじゃなく、悪人だと感情移入が出来ない。

だけど、さすがエルロイ。マーティンは淡々と凶行に及ぶが、根底には悲しみが沈んでいるのではないかと思わせる。恐ろしい行動をする犯罪者だけど、後半では同情までしてしまった。だからと言って彼は後悔や反省をするわけではない、しかし憎みきれない。
失われた家族を想像し、ロブには父親像を重ね合わせたのかな。デューセンベリーの最期も悲しく、これもまた一筋縄ではいかないエルロイの小説の魅力。

サイコパスと連続殺人犯についてのくだりは昨今の日本の事件に照らし合わせて、考えさせられてしまった…
表紙のタイトルを読むとThe Doors「Riders on the storm」が頭の中を流れ、イラストの頭の後ろのモヤモヤはヘンだと思う。

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コメント

「キラー・オン・ザ・ロード」
俺もこれ読んだけど、
驚くのは、エルロイ連ちゃんで読了なこと!
さすがにお若い!
俺にはとても無理だわさ。

ドアーズの曲イイですね。
雰囲気に合っている。
ドアーズも古びないよなぁ・・・

まとめて一気に読まないと後で、後でになっちゃうのですよ。でも、根詰めて辛くなるので、合間に休憩本を読むようにしてます。若くは無いですよ。

ドアーズのこの曲の歌詞にタイトルが入ってますね。最初に頭の中を流れたのは、明るいカントリーの曲だったのですが、アーティスト/タイトルが分からなかったのです。

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