■ハウス・オブ・ザ・デッド
『ハウス・オブ・ザ・デッド』(2003)ドイツ、アメリカ、カナダ
孤島で開かれるパーティへの船に乗り遅れた若者5人、近くに停泊していた漁船の船長カークに頼み込み乗船させてもらう。しかし船長は言う、その島は別名「イスラ・デル・ムエルテ」“ムエルテ”とは死を意味すると。
島に上陸するとパーティ会場は無人で、調べに行くと森の中に古びた建物があり、ドアを開けると…
ただのゾンビ撃ち映画だと思いお金を払って観るつもりは無かった。しかし、いつも読む読売新聞の映画評に「背筋が凍るラストシーンもお見事」と書いてあったので、ついノコノコ出かけてしまった…失敗だ~
出演者にはそれぞれ魅力があるが、ストーリーはありきたり。
追いつ追われつのチェイス・シーンは緊張感があったけれど、ゾンビに囲まれて撃ちまくる場面(+『マトリックス』風)ダラダラ長すぎ。
昔のスペイン人は英語を話すかなぁ、ゲーム画面が頻繁に挿入され、リアリティが削がれてシラけちゃう。
これはゲームの長編宣伝CM、シューティング・ゲームと定番ホラーが好きな人だったら気に入るかも。
ラストシーンについてはゲームはそんなモンだし、続編作りたいんでしょと思ったぐらい。
ロメロの『ゾンビ』は怖かった。しかし、マイケル・ジャクソンの「スリラー」を見た後はもう人間が化粧しているとしか思えなくなったし、どんなに怖ろしげに振舞ってもゾンビはボロボロの服を着た人にしか見えない、お化け屋敷もその通り。ただし、日本のホラー映画はいまだに怖い…あ、ゲームもね。
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